霞沢岳(徳本峠テン泊・上高地ピストン)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,722m
- 下り
- 1,709m
コースタイム
天候 | 7/15 晴れ 7/16 朝やや晴れのちガスガスのち雨風 7/17 朝方まで雨風のち晴れ雲多し |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(新宿22:25〜上高地5:20)7,250円 ・さわやか信州号3列シートグリーンカー (上高地15:00〜新宿19:42)9,050円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜徳本峠はハイキングレベル 徳本峠からしばらくは初級レベルの登山道 緑が多くお花も多いが虫も多い、虫対策必須 K1ピーク手前から急登、滑りやすいので下りは注意 全体的にはなだらかで大したことない感じなのに何故か距離より長く感じる |
その他周辺情報 | 徳本峠小屋 テント泊700円 携帯(au)圏外 トイレ(洋式1・和式1・男性用小便器1)1回100円 紙あり 水 1ℓ200円 うどん 800円 カップスターみそ味 400円ぐらい 忘れた なっちゃん 400円ぐらい 忘れた 小屋で買ったペットボトルは引き取ってもらえます 山頂では携帯(au)つながります 明神館 岩魚定食1,500円(25分ほどかかります) |
写真
装備
備考 | ドライレイヤー、メリノウール、オレンジ半袖シャツが行動着。 夜も暖かかったが、2日目の夜は雨風で少し冷え、フリースを着て寝た。 |
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感想
( ̄∀ ̄)
天気予報が微妙だったためギリギリまで迷ったのですが、
どこも混雑する連休の北アルプス、比較的人が少なく
テン泊も出来て私でも登れそうな山、ということで、
行って来ました、霞沢岳!
早朝に上高地に到着すると、ゆっくりお散歩しながら明神へ。
その少し先の分岐から、まずは徳本峠へと進みます。
人が少なく薄暗いため、熊鈴をリンリン鳴らします。
天気が良いし緑に囲まれた沢沿いの道は涼しく、快適な山歩き。
2回ほどプチ渡渉し、「最後の水場」と書かれた場所で
2リットルのプラティパスに水をたっぷり補給。
ヘタレだから息切れしながら、徳本峠に到着です!
小屋のおじさんにテントのおすすめの場所を聞きましたが、
おすすめはすでにみんな張られてしまっていました。
2泊するのだからいい場所を選びたい私、
穂高は見えるがテントとテントの間の場所か、
景色はなくともはじっこで落ち着く場所か、
迷いに迷いましたがはじっこにしました。
ギリ明神岳がチラ見えしますし。
まだ10時過ぎ、せっかくの天気なので今日のうちに霞沢岳に登っておきたいところですが、すでにへばっていた私、心の準備も出来ておりませぬ。
標準コースタイムで7時間かかるのに、私だったら10時間は下らないでせう。
テン泊だから少しぐらい遅くなっても…とは思いますが、途中でヘバって動けなくなっても困ります。
今日はテン場でのんびりすることにしました。
少し寝てから小屋でうどんを食べます。
すると、前日からのテン泊者が霞沢岳から戻り、テントを撤収!
すかさず、眺めの良かった彼の場所に自分のテントを移動させます!
その隣りのテントの男性も霞沢岳から下山し、テントを撤収中で、
「昨日は虫がすごかった。そんな風にテントの前を開けてられないぐらい」
「(霞沢岳は)とにかく長かったですよ」
と教えてくださいました。
虫は確かにここまででもけっこうウザかったけど、テントを開けていられないなんて!
なんで?天気が良すぎたのかな?
また、霞沢岳はアップダウンがあるから登りも下りもしんどいと覚悟はしているけれど、距離的には往復で9kmもないはずなのに、「長くてツラい」とみんな口を揃えます。
そ、そうなのか…(; ̄Д ̄)大丈夫かなぁ私?
その後、テントの中で4時間ほど寝ました(寝過ぎ!)
だって明日は早起きしなきゃならないし、今日は夜行バスで寝不足だったし、
つーかやることないンすよテン泊って一人だとヒマでさーあははは<(^∀^;)
徳本峠じゃ気軽にお散歩出来る場所がないしね(45秒で登れる展望台のみ)
私の後ろのテントの女性は、「ちょっとジャンクションピークまで」と出掛けてゆきましたが…(彼女はすでに島々谷から16kmも歩いて来たのですが…(-_-;))
夜はちょっと雷鳴が聞こえたり、雨がパラついたり。
ごはんを炊いてカレーを食べて寝ました。
7時ぐらいからすっかり静かになり、
多少の話し声やいびきは聞こえましたが、
まぁ良かったです。明日天気になあれ!
朝。というか3時とかそれぐらいから、周りはザワザワ。
私も出来れば4時に出発…なんて思っていたけど、
ゆですぎそうめんの朝食を食べたら、結局5時になってしまいました。
それでも私にしては奇跡的に早い時間の出発です!
さすが昨日昼寝した甲斐があった!気合い入ってます!
テン場から離れてから熊鈴を装着し、虫が飛び交う中、長丁場になることを考慮してゆっくりのんびりと登ります。
朝はまだ穂高が見えていて、周辺の小さなお花たちにも目をやりながら、たまの展望に心を躍らせつつ、順調に登ってゆきます。
ほどなくジャンクションピーク。名前だけは立派です。
ピラミッドピークとかジャンダルムとかザイテングラートとかオベリスクとか、なんかそんな感じのカッコ良さがある名前ですが、なんてことない場所です。
ここまではほぼコースタイム通り(当たり前)、先を急ぎます。
特に危険な箇所もなく、比較的なだらかなアップダウンを繰り返しつつ、
「P2」表示は発見、その後、「P4」っぽい消えかけたペンキ文字を見つけましたが
よくわからないまま黙々と進みます。
ちなみにとにかく虫がすごいです。頭振ってしのぎます。
やがてお花畑の間を縫う急登に。
下る時怖いなと思いながら頑張って登り、トラバース気味な狭い道を通ったり、
なかなかに高度感が出てきておりますが、実は空はガスガスってしまい、
景色は見えなくなってしまいました。
おかげで涼しいですが、雨が降ったら…雷が鳴ったら…そんな不安が頭をよぎります。
滑りやすい土ガレ?の急登をこなし、階段状に登ってゆくと、
やがて大展望のK1ピークに到着です!
……が、何も見えませぬ…(; ̄Д ̄)アイヤー…
何となく高度感はありますが、景色は真っ白。
太陽が隠れて寒いです。風もけっこうあります。
すでに、さっきの急登を下るのは怖いだろうな…という不安を持つつつ、
その上雨でも降り出したら、ますます滑って怖いのでは…?
も、もはやここまでか…
山頂まで行ってもどうせ何も見えないし…
もうやめてもいンじゃね?
そんななまけんぼうのサタンクロースが心の中でささやきますが、
地図を確認すると、山頂までもうたったの35分!(けっこう嘘でしたが)
35分なら、行ってみよう!
( ̄▽ ̄)ここから先は大展望の稜線歩き、ですがホワイトアウト。
目の前の小ピークがかろうじて見える程度ですが、頑張って進みます。
小さなアップダウンを繰り返しますが、どこがK2なのか私にはわかりませんでしたが
(K2の標識あったンでしょうか?ほんとなら「世界で一番難しい山…と同じ名前の山に登頂!」という名文句とともにレコに載せる気満々だったのですが…)
強風により熊鈴が勝手に鳴ります。
なんだかんだと一時間近くかかって(遅っ)山頂に到着!
……が、何も見えませぬ…(; ̄Д ̄) アイヤー…
大展望の山頂、圧巻の穂高連峰。
大迫力の焼岳、眼下に見える上高地。
そんなものは一切存在しない、ただの白い世界。
今までの苦労は何だったンだ…。
狭い山頂には他に4名おりました。
軽くフランスパンをかじって休憩し、皆が続々下山する中、束の間の「山頂独り占め」を堪能して、最後に下山開始します。
これで、私の後ろには誰もいないことになります。
ちょびっと怖いですが、追い立てられることもないので安心です。
急な下りは怖いです。ストックを使っていても怖いものは怖い。
時折しゃがんでお尻をつくような場面もありつつ、慎重に下ります。
私で最後かと思ったら、まだ続々と登って来ましたが、
それでも合計で15人程度だったでしょうか。
海の日の北アルプスとしてはかなり空いてる方でせう。
急登箇所では落石に注意、この程度の傾斜なら
その日の調子によっては平気で下れる気がするのですが、
今日は全然ダメです。怖いです。景色見えないから高度感ないのに…。
それでも道みちのお花たちに励まされ、何とか危険箇所を通過。
(普通の人は別に危険箇所ではない)
あとは大きな傾斜もなく、ダラダラと長いだけの虫だらけの道。
超亀足が功を奏して、今のところ全然疲れてはいませン。
問題なく下山出来そうです。
P4だかP2だかは木にペンキで書いてあるのですが、
これは下山時には見えにくい位置のはず。
たぶん気付かなかっただけで、もう通り過ぎたのだろう。
何だ、大したことないジャン、霞沢岳。
みんな長い長いって言ってたけど、バッカだなぁ。
ほらもうたぶんジャンクションピークだ!
…と思ったら、まだP2でした…(; ̄Д ̄)アイヤー…
皆が「とにかく長い」と言ってた意味が、わかりまひた…。
ガッカリしつつもお腹が空いたので
上高地で買った木の実あんぱんをかじりますが、
あまりにも美味しかったので、ここで食べ切るのはもったいない、
この続きはジャンクションピークで!と、先を急ぎます。
ジャンクションピークへの登り返しはダラダラと長く、
急登はないものの、なだらかな道が続いてウンザリしました。
しかし、道は必ずジャンクションピークへ通ず。
やっと辿り着いた時には、少し晴れて、景色が見えていました。
あんぱんを食べ切ったら出発、もうあとテン場まで一時間もかかりませぬ!
しかし記憶より急な下りでダラダラと九十九折り、
さすがの亀足でもなんだか足が痛くなってきました。
風も強いですが樹林帯なので問題なし。
まさかテントが飛ばされてないよな…という不安はありましたが…。
帰って来ました、徳本峠!
時間は3時を過ぎており、片道5時間、計10時間と予想通りの亀ペース。
昨日はほぼ満員だったテン場がスカスカになっていましたが、
無事に帰れたことにひと安心。
すぐにバタンキューすることが楽しみだったのですが、
超亀足だったせいか疲れておらず、眠くなかったのが残念でした。
荷物が軽かったからかな?
ひとまず小屋でカップ麺を買い、お湯を沸かして食べました。
風は強くてテントが揺れます。
いや、強さは大したことないかもしれませンが、音がやたらすごいのです。
ゴォオォォォーッ!ザザザザーッ!
しかし、こんなの去年の海の日の白馬岳に比べたらかわいいものです。
そのうち雨も降ってきましたが、私の後に登ってった登山者たち、大丈夫かしら?
夜になっても一向に収まらない雨と風、
そうか、だからみんな帰っちゃったのかしら…。
小降りになった時を見計らって寝る前のお手洗いに行きます。
昨日より少し冷えるのでフリースを着て寝袋の中へ。
雨風がうるさくて眠れません。何故に私は疲れてないのでしょうか。
スマホのKindleに入れてある「山怪2」を読んで過ごします。
ちなみに今日のごはんは何故かお茶漬け、今日は異常にお茶を欲したので、
とにかくごはんにもお茶だけかけて食べました。
塩鮭があるといいンだけどナー。
さて最終日。朝になっても雨風は変わらず。
しまった、昨日小屋で天気予報を確認するの忘れてた!
出発前に見た天気予報では悪くなかったはずですが…。
どうしよう? 島々谷に下りてみたいけど…。
しかしごはんを食べていたら雨も風も収まりました。
なんかそんな気はしていたけど…。
しかし晴れる保障はありませンし、ほんとはゆっくりしたいンだけど
今のうちにテント撤収!
テントの表面は虫だらけ、シマシマの尺取り虫みたいなのが這っていてぶきみです。
これがテントの中から影となって見えるのだからイヤになります。
タオルで乱暴に払いのけて、自分の方に落ちて「うわぁ!」と叫んだり。
それにしても、せっかく展望のいい場所ゲットできたのに、
穂高が見えたのは昨日の朝までで、その後はただの吹きさらしだった…(T_T)
さて、挑戦したかった徳本峠越え(逆コース)ですが、
島々谷へは16kmものロングコース、加えて渡渉箇所多数、
昨夜からの雨で増水してるかもしれないし危険です(たぶん)。
このルートは以前Mさんと一緒に行きたいねと話してたし、
ここはまたの機会に!
ってことで、上高地に下ることにします。
目の前で島々谷に下る男性を2人見送りながら、
後ろ髪をひかれつつ、楽チンな上高地に下ります。
(しかし、下ったところで時間が余ってしまいます。
それなら予約済みの高速バスをキャンセルし、路線バスで帰ろう…)
順調に明神館まで下ったら、お腹が空いたので岩魚定食を注文。
嘉門次小屋では以前食べたことがあるので今回はここで。
明神池も見学、穂高神社では以前御守りをたっぷり買ったから今日は自粛。
右岸コースで河童橋へ。
サルを撮影したりしながら特に寄り道はせず、バスターミナルへ直行。
晴れてるしまだ帰る人は少ないと思ったのですが、登山帰りの人多数。
すでに路線バスは2本先まで満席でした。
せっかく早く帰るつもりだったのに、一時間半待ちです。
しかもその後の電車の接続を調べてみたら、全然ダメ。
帰りは結局夜遅くになるため、やはりシンプルにさわやか信州号で帰る方が良い。
その代わり当初予約していた便より一時間早い、しかも3列シートの便に変更!
いったん買ってしまった松本までのバス&電車料金2,450円の通し券をキャンセル料170円で払い戻し、後は時間までのんびり過ごすことにしました(7/17日記参照)。
…なんかなぁ、ちょっと不完全燃焼だったかなぁ今回は。
こんな風に時間余るならやっぱり島々まで歩けば良かった…。
しかし下りは苦手だし16kmはキツい(登りもヤダけど)。
増水して危ないかもしれないし、紅葉の時期に歩いてみたいし。
どうせならまた霞沢岳にも、天気の良い日に登ってみたいけど、
もしかして今回、ガスガスで涼しかったから登れたのかな?
炎天下だったらヘバって撤退してたかも、それに虫ももっと多かったかも!
天気がイマイチで良かったのかわかりませンが、あまり夏向きの山じゃないかも。
いずれにしろ距離はともかくあの急登は、下るのが怖いなぁ…(←ヘタレすぎ!)
そんなことを悶々と考えながら、やがてバスの時間になりました。
3列シートのバスは独立ではなく、AB席はくっついていましたが、
隣りの席は誰も来なかったので広く使えてラッキーでした♪
渋滞も一時間ほどですみ、帰りはほんと順調でした。
上高地では風が吹くと肌寒いぐらいだったけど、新宿は暑い…
暑いというか、熱いよマジで!
という感じで、私の連休は終りました。
今回は景色が見えなくて残念でしたが、きっと次はイケるはず!
本格的な夏山シーズンはまだこれからです!
コメント
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imonee様
あれっ、最初から最後までちゃんと細かく読み通したけど、”誰かの車に乗っけてもらったり”、とか、”バス代”や”電車代”を浮かすような事案が全く書かれてなかったような気がするんだけど………。
(^^) aochanman777さんこんにちは。
上高地はマイカー規制されてるので仕方ないです。
ささやか辛抱号が一番安くてお手軽なのです。
>どこも混雑する連休の北アルプス
>比較的人が少なく
>テン泊も出来て私でも登れそうな山、ということで、
>霞沢岳!
ほぼ私と同じ条件なので 私も霞沢岳 狙っていました。
でも、難点は やはり道のり長いってことであきらめました。
1泊での計画はちょっと無理ですよね。
お天気は残念でしたが、2泊できてうらやましいです。
わたしは体力的にも禁入浴日数的にも1泊が限界です。
(^^)iga_1966さんこんにちは。
上高地からなら1泊でイケると思うけどなぁ
樹林帯が退屈なだけで、歩きやすい道がほとんどだし
徳本峠でまず1泊して朝3時とか4時とかに出発するか、
初日に霞沢岳まで登っちゃっても
徳本峠に1泊するなら天気さえ良ければ
夕方5時とか6時とかになってもいいですし…
なんて、自分が亀ペースだったクセによく言うよって感じですが
ただし虫にはご用心!
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