花一杯!オベリスクな鳳凰三山 (地蔵岳ー観音岳ー薬師岳)― 周回
- GPS
- 35:21
- 距離
- 20.4km
- 上り
- 2,546m
- 下り
- 2,536m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 10:54
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:22
05:08 御座石温泉
08:46 燕頭山
10:42 鳳凰小屋
10:46 休憩(〜11:06)
11:28 鳳凰小屋
13:37 賽ノ河原
13:55 地蔵岳
14:17 オベリスク(〜15:29)
15:33 賽ノ河原
16:01 鳳凰小屋
[2日目]
09:31 鳳凰小屋
10:13 薬師岳山頂標識
10:35 休憩(〜11:29)
12:07 御座石
13:43 林道
15:13 青木鉱泉
16:05 御座石温泉
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場。トイレあり。 御座石温泉Pは無料。 青木鉱泉Pは1日750円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
難所なし。 ロープ場1ヶ所(中道:手使わなくても通過可、オベリスクは除く) |
写真
感想
今回も主催山行にて、南アルプスの一番甲府側にあり、いつも多くの人が目にしている鳳凰三山に!
鳳凰三山といえば地蔵岳にある大岩であるオベリスク、かなりの遠方からでも見られるというまさにシンボル的な存在でもあります。一説によるとこの大岩が鳳凰のくちばしに見えたからというのもあり、岩の特徴的な形を物語っているのかなという感じもします。
今回は御座石鉱泉から入り三山を回り、青木鉱泉に帰ってくるという周回コースを取りました。
御座石鉱泉の登山口付近にはオカトラノオの群生やキツリフネの花もあり、幸先良く花花が出迎えてくれました。
木々はトチノキやハウチワカエデやミネカエデ、ミズナラなどの雑木林からはじまり、程なくして、ツガが優先種となるなどなかなかに珍しい光景に。この光景は中腹あたりまで続き、次第にウラジロモミなども混じって来て標高2000m辺りからはシラビソの木が多くなり、ダケカンバやウラジロナナカマドも増えてくる。山頂部ではハイマツに混じり、ダケカンバとウラジロナナカマドも多く、紅葉の時期が楽しみな所でもあります。
今回もオベリスクのロープはなく残念ではあったものの、山頂部には花々も非常に多く、丁度、ハクサンシャクナゲが満開を迎えていたり、コケモノ、キバナノコマノツメ、クモマナズナや部分的にウラジロナナカマドが満開で、数は少ないが、バナナみないな花のタイツリオウギやヒメコゴメグサも咲いていました。
山頂からの眺めも最高で富士山を初め、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳と南アルプスの名峰もまじかに!
下界をみると甲府の町並みも素晴らしい物があります。観音岳でも360度の大眺望!
薬師岳に関しては山頂部は通行止めなので山頂標識まででおあずけ><
今回の鳳凰三山は山頂部全体を通して、花崗岩でできていながら、非常に崩れ易い岩質なのか、砂岩の様にぼろぼろと崩れ易い岩でできていて、岩だけでなく、落ちた砂も白く、山頂一帯を白く彩ってくれていて、非常に美しい山でもあります。この美しい景色を見るだけでも非常に価値のある山かと思います。
沢山の登山者が訪れる理由も分かる様な素晴らしい山でした。
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