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記録ID: 1204346
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 〜 夏山はじめ、アルプスの活ける山へ

2017年07月22日(土) [日帰り]
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おーちく その他3人
GPS
--:--
距離
10.5km
登り
1,013m
下り
892m

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
1:30
合計
8:00
7:30
40
大正池
8:10
8:10
15
8:25
8:25
95
10:00
10:00
30
10:30
10:50
10
11:00
11:05
65
12:10
13:15
55
14:10
14:10
80
ルートは手書き
天候 晴れ 時々 曇り (山頂はガス気味)
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
駐車場;平湯温泉・あかんだな駐車場(¥600/日)

登山口までの交通手段;タクシー
行き:あかんだな駐車場 → 大正池(¥5,040 ※ 定額)
帰り:新中ノ湯登山口 → あかんだな駐車場(¥5,050 ※ 上高地から配送、安房峠・旧道経由)
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はない。山頂近くは一部にザレていて、やや歩きにくい箇所あり。
平湯温泉からタクシーで上高地入り。焼岳の登山口へは帝国ホテル前が最短だけど、朝の風景を楽しむため、大正池スタートとしました。
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平湯温泉からタクシーで上高地入り。焼岳の登山口へは帝国ホテル前が最短だけど、朝の風景を楽しむため、大正池スタートとしました。
大正池に映り込む焼岳。目指す頂をしっかりと目に焼き付けて、いざ出発。
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大正池に映り込む焼岳。目指す頂をしっかりと目に焼き付けて、いざ出発。
大正池にはうっすらと朝もやが掛かり、立ち枯れした木と相まって幻想的。
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大正池にはうっすらと朝もやが掛かり、立ち枯れした木と相まって幻想的。
散策路を進み、田代湿原から見る穂高連峰。雲は多めだけど、相変わらずの迫力。
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散策路を進み、田代湿原から見る穂高連峰。雲は多めだけど、相変わらずの迫力。
梓川のせせらぎを聞きながら田代橋を目指します。
梓川のせせらぎを聞きながら田代橋を目指します。
田代橋を渡ってから左に折れて、焼岳登山口までは15分ぐらい。いよいよ登山道に突入。
田代橋を渡ってから左に折れて、焼岳登山口までは15分ぐらい。いよいよ登山道に突入。
はじめは笹の茂った樹林帯を行きます。しばらくはほとんど平坦です。
はじめは笹の茂った樹林帯を行きます。しばらくはほとんど平坦です。
このあたりの雰囲気は、清々しくて、瑞々しくて、好きな風景でした。
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このあたりの雰囲気は、清々しくて、瑞々しくて、好きな風景でした。
小さな沢を渡って。
小さな沢を渡って。
ギンリョウソウを見つけました。不気味がる人もいるけど、僕は好きです。
ギンリョウソウを見つけました。不気味がる人もいるけど、僕は好きです。
道は少しずつ斜度を増していきます。
道は少しずつ斜度を増していきます。
小さな梯子場も出てきます。
小さな梯子場も出てきます。
背後には少しずつ展望が得られるように。大正池の向こうに霞沢岳が聳えています。
背後には少しずつ展望が得られるように。大正池の向こうに霞沢岳が聳えています。
大正池は上から見るとびっくりするほど青い色。
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大正池は上から見るとびっくりするほど青い色。
焼岳の山頂方面が見えてきたけど、少しガスっぽい。
焼岳の山頂方面が見えてきたけど、少しガスっぽい。
行く手には大きな岩稜が。
行く手には大きな岩稜が。
ここはほとんど垂直の梯子で越えて行きます。なかなかの高度感あり。
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ここはほとんど垂直の梯子で越えて行きます。なかなかの高度感あり。
梯子を過ぎると樹林帯を抜けて、開放的な風景に。もっと青空、頑張って!
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梯子を過ぎると樹林帯を抜けて、開放的な風景に。もっと青空、頑張って!
笹に針葉樹の混ざる小ピークを巻くように進みます。
笹に針葉樹の混ざる小ピークを巻くように進みます。
行き先の鞍部が焼岳小屋の建つ新中尾峠。草付きの斜面をジグザクに登っていきます。
行き先の鞍部が焼岳小屋の建つ新中尾峠。草付きの斜面をジグザクに登っていきます。
霞沢岳の雄大な姿。
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霞沢岳の雄大な姿。
笹原の海を抜けて、峠までもう少し。
笹原の海を抜けて、峠までもう少し。
登山口から2時間で焼岳小屋に到着。
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登山口から2時間で焼岳小屋に到着。
焼岳展望台と名付けられたピークを目指して。背後の焼岳は、ガスが抜けそうで抜けないけど、夏山らしい風景で、これはこれで好き。
焼岳展望台と名付けられたピークを目指して。背後の焼岳は、ガスが抜けそうで抜けないけど、夏山らしい風景で、これはこれで好き。
焼岳展望台に到着。ガスがなければ、確かに絶好の展望台でしょうね。
焼岳展望台に到着。ガスがなければ、確かに絶好の展望台でしょうね。
笠ヶ岳方面も上の方はガスガスで、眺望は少し残念…
笠ヶ岳方面も上の方はガスガスで、眺望は少し残念…
ノアザミがたくさん咲いていました。
ノアザミがたくさん咲いていました。
出発しようとしたら、ずっと晴れなかったガスが抜けて、ドーム状の山頂部が姿を現しました。いざ、頂上へ。ここからは一旦の下りがあります。
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出発しようとしたら、ずっと晴れなかったガスが抜けて、ドーム状の山頂部が姿を現しました。いざ、頂上へ。ここからは一旦の下りがあります。
斜面にはオトギリソウ?のお花畑が広がっていました。
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斜面にはオトギリソウ?のお花畑が広がっていました。
ニガナ系の花もたくさん。
ニガナ系の花もたくさん。
最後の登りの途中から振り返って、穂高もやっぱり雲の中です。
最後の登りの途中から振り返って、穂高もやっぱり雲の中です。
ラスボス感が満天の山頂ドーム。あたりには硫黄の匂いが漂っています。
ラスボス感が満天の山頂ドーム。あたりには硫黄の匂いが漂っています。
なかなかの急登で足が止まります。
なかなかの急登で足が止まります。
ドームを回り込むように山頂にアプローチ。
ドームを回り込むように山頂にアプローチ。
眼下には上高地が広がっています。
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眼下には上高地が広がっています。
最後はちょっとした岩場です。
最後はちょっとした岩場です。
中ノ湯からのコースとの合流点。正面に見える南峰は、これから登る北峰よりも少し標高が高いけど、立ち入り禁止になっています。
中ノ湯からのコースとの合流点。正面に見える南峰は、これから登る北峰よりも少し標高が高いけど、立ち入り禁止になっています。
北峰はこっち。岩場をもうひと登り。
北峰はこっち。岩場をもうひと登り。
ルートのすぐそばに噴気孔。硫黄の匂いがかなり強くて大丈夫? 化学屋としては、硫黄の結晶に興味深々。
ルートのすぐそばに噴気孔。硫黄の匂いがかなり強くて大丈夫? 化学屋としては、硫黄の結晶に興味深々。
そして、焼岳(北峰)に登頂。展望はイマイチでも確かな達成感です。
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そして、焼岳(北峰)に登頂。展望はイマイチでも確かな達成感です。
いかにも崩れそうな南峰と火山湖の正賀池。
いかにも崩れそうな南峰と火山湖の正賀池。
穂高方面は明神岳の端っこが少し見えるだけで、やっぱりダメでした。残念…
穂高方面は明神岳の端っこが少し見えるだけで、やっぱりダメでした。残念…
これは火口跡? すごい迫力です。
これは火口跡? すごい迫力です。
昼食の間、晴れることを期待していたけど、西側からどんどんガスが流れ込んできて、最後まですっきりとはいきませんでした。
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昼食の間、晴れることを期待していたけど、西側からどんどんガスが流れ込んできて、最後まですっきりとはいきませんでした。
下山は中ノ湯へ。沢に沿ったガレ気味の斜面を一気に下っていきます。
下山は中ノ湯へ。沢に沿ったガレ気味の斜面を一気に下っていきます。
目の前には開放的な斜面が広がっています。
目の前には開放的な斜面が広がっています。
可愛らしいアカモノ。
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可愛らしいアカモノ。
どんどん焼岳が遠くなります。
どんどん焼岳が遠くなります。
樹林帯に入ったら、自分にはちょっと歩きづらい感じの急な下りが続き、修行の時間でした。
樹林帯に入ったら、自分にはちょっと歩きづらい感じの急な下りが続き、修行の時間でした。
2時間15分掛かって、新中ノ湯登山口に下山。ここからタクシーを呼んで、平湯のあかんだな駐車場に戻りました。
2時間15分掛かって、新中ノ湯登山口に下山。ここからタクシーを呼んで、平湯のあかんだな駐車場に戻りました。

感想

会社の後輩3人と夏山はじめ。最近、すっかり山にはまりつつある後輩たちにとってはアルプスデビューです。

周回コースをとる場合、中ノ湯:IN、上高地:OUTが多いようだけど、登る頂を眺めてからスタートしたかったので、大正池を起点としました。これが大正解。大正池に映る焼岳を見ることができて、後輩たちも登る気持ちを掻き立てられた模様。

気持ちのいい樹林帯から、長い梯子、笹原の海、そして、荒々しく険しい活火山の山頂へ。変化があって、登り応えもしっかりあるいいコースでした。穂高の山々は雲を被ってしまい、大展望とはならなかったのは少し残念だったけど、満足できる「夏山はじめ」となりました。

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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