また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1206379
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

餓鬼岳・唐沢岳 北アルプス屈指のマイナールート・屈指のキツさ

2017年07月22日(土) 〜 2017年07月23日(日)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
29:57
距離
27.9km
登り
3,366m
下り
2,900m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:03
休憩
2:43
合計
13:46
6:01
109
7:50
8:14
125
10:19
10:19
160
12:59
13:01
4
13:05
14:00
4
14:04
14:07
25
14:32
14:43
19
15:02
15:11
80
16:31
16:58
60
17:58
18:18
25
18:43
18:46
22
19:08
19:08
5
19:13
19:22
25
19:47
宿泊地
2日目
山行
7:23
休憩
0:18
合計
7:41
4:17
237
宿泊地
8:14
8:14
34
8:48
9:04
98
10:42
10:44
73
11:57
11:57
1
11:58
ゴール地点
天候 22日 晴れ
23日 小雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
信濃大町駅からタクシー4,100円
コース状況/
危険箇所等
白沢登山口〜餓鬼岳小屋:歩きやすいように気を使って整備されているように感じました。
餓鬼岳小屋〜唐沢岳:ザレ場が多く、ここにロープが張ってあったらなぁという場所が何ヶ所もありました。
餓鬼岳小屋〜東沢乗越:結構樹林帯の多い縦走路です。
東沢乗越〜中房温泉:最初のうちは完璧に刈り払われているのですが、そのうち疎になります。渡渉点で向こう岸のペンキマークを見落とさないよう気を使う必要はあります。
その他周辺情報 安曇野しゃくなげの湯
http://syakunagenoyu.info/
ここの湯は、中房温泉近くの国民宿舎有明荘から引湯しているそうです。中房温泉で立寄り湯に入るのもよさそうですが、バスの乗車を優先しました。
ひっそりとした登山口
2017年07月22日 05:59撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 5:59
ひっそりとした登山口
ガクアジサイ
2017年07月22日 06:12撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/22 6:12
ガクアジサイ
魚止ノ滝
2017年07月22日 07:15撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 7:15
魚止ノ滝
赤みを帯びたアジサイ
2017年07月22日 07:25撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 7:25
赤みを帯びたアジサイ
イワオトギリ
2017年07月22日 07:40撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 7:40
イワオトギリ
ブルーベリーなんだろうけどちょっと大きい
2017年07月22日 07:49撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 7:49
ブルーベリーなんだろうけどちょっと大きい
最後の水場
沢の水です
2017年07月22日 07:58撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 7:58
最後の水場
沢の水です
ゴゼンタチバナ
2017年07月22日 11:02撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 11:02
ゴゼンタチバナ
アカモノ
2017年07月22日 11:26撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/22 11:26
アカモノ
コオニユリ
2017年07月22日 12:04撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 12:04
コオニユリ
カラマツソウ
2017年07月22日 12:06撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 12:06
カラマツソウ
オオヒョウタンボク
2017年07月22日 12:15撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/22 12:15
オオヒョウタンボク
ハクサンチドリ
2017年07月22日 12:47撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
7/22 12:47
ハクサンチドリ
チングルマ
2017年07月22日 12:50撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
7/22 12:50
チングルマ
アオノツガザクラ
2017年07月22日 12:55撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/22 12:55
アオノツガザクラ
ハクサンシャクナゲ
2017年07月22日 13:16撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 13:16
ハクサンシャクナゲ
テン場からの眺めなかなかのもの
2017年07月22日 13:41撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
7/22 13:41
テン場からの眺めなかなかのもの
ケンズリ
2017年07月22日 13:46撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 13:46
ケンズリ
昔ながらの山小屋の雰囲気
餓鬼岳小屋
2017年07月22日 13:47撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/22 13:47
昔ながらの山小屋の雰囲気
餓鬼岳小屋
有明山
ここからだと低く感じるけど、どこから見ても台形のきれいな山
2017年07月22日 14:05撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7
7/22 14:05
有明山
ここからだと低く感じるけど、どこから見ても台形のきれいな山
餓鬼岳とはあんまりな名前だけど「崖岳」が転訛したものとか(諸説あり)
2017年07月22日 14:07撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
7/22 14:07
餓鬼岳とはあんまりな名前だけど「崖岳」が転訛したものとか(諸説あり)
コマクサ
2017年07月22日 14:36撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
7/22 14:36
コマクサ
ハクサンシャクナゲ
キツいルートだけど花に癒される
2017年07月22日 16:25撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
7/22 16:25
ハクサンシャクナゲ
キツいルートだけど花に癒される
唐沢岳
ここまで本当にしんどかった
2017年07月22日 16:47撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
7/22 16:47
唐沢岳
ここまで本当にしんどかった
ロープで囲って保護されているわけではなく登山道に自生してます。踏みつけないように注意が必要。
2017年07月22日 16:52撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/22 16:52
ロープで囲って保護されているわけではなく登山道に自生してます。踏みつけないように注意が必要。
朝焼けに浮かぶ富士山
このあと雨になり画像を撮る余裕がありませんでした
2017年07月23日 04:45撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5
7/23 4:45
朝焼けに浮かぶ富士山
このあと雨になり画像を撮る余裕がありませんでした

感想

北アルプスで未踏の餓鬼岳に行ってみようとプランニング。餓鬼岳に行くなら唐沢岳も行ってみたい。燕岳から餓鬼岳までのルートをつないでみたいと夢は膨らみ、2日間で初日に唐沢岳までの往復、2日目に燕岳まで行って合戦尾根を下りるという計画になりました。

ムーンライト信州を信濃大町で降り駅で待機していたタクシーで白沢登山口へ。代金4,100円。意外にも餓鬼岳登山者は多いらしく、しばしば登山者を乗せるそうです。登山口の駐車スペースはかなり手前から満車状態。ここって本当にマイナールート?

道路の左側から入山。しばらく行くと「最後の水場」。でも、結構水量の多い小川。本当に飲んで大丈夫なの?

標高が上がるといろんの高山植物が咲いています。いちばん目立ったのはカラマツソウかな。

登山口からずっと、2人の女性パーティーに抜いたり抜かれたり。こちらはテン泊装備で重量があるとはいえ、ふつうの登山道で抜かれることってあまりないんたけど。うーん、やはりここはエキスパートが来る山なのか。

それほど広くないテン場に先客1組。この日は4組で、スペースはゆったりしてました。

テントを張って、まだ2時前。唐沢岳までのCTは往復ともに2時間40分で、行ったら帰ってくるのは7時を回る。日の長い時期とはいえそれはどうなのか。逡巡しつつも、荷物はないしスピードアップできるかもしれないと、行ってみることにしました。

まずは餓鬼岳。長野県によくある黄色の標柱。少し行くとコマクサの群生地があって癒される。でも癒しはここまで。その先はアップダウン、岩場、ロープのないザレザレの急坂が限りなく続きます。唐沢岳に着いたのが午後4時半。引き返してテントに着いたのは7時を過ぎてました。かろうじてヘッデン山行にはならなかったけど、日の長い時期じゃなかったらまずいところだった。遅い夕食を作って食べ、就寝は山では遅い方の9時過ぎ。翌日の行程も長いので、当初2時起き4時出発を考えてましたが、寝るのか遅くなったので3時起き5時出発。

日出(4時40分)の頃は朝焼けに浮かぶ富士山も見えましたが、予報は昼から雨。昼どころか午前5時からパラパラと降り始め、雨具を着て出発。この時点で燕岳まで歩くモチベーションはかなり下がり、前日小屋番さんに訊いておいた東沢乗越からダイレクトに中房温泉へ下りるショートカットルートが現実味を帯びてきました。

東沢乗越まで、標高2500メートルを境に樹林帯を出たり入ったりする縦走路。雨はそれほど強くなりませんでしたが、風がでてきました。

このルートでも、燕岳まで行って合戦尾根を下りるという単独行の女性に抜かれました。やはりここはエキスパートの山か。

東沢乗越からはしばらくきれいに刈り払われた道ですが、そのうち刈り払いが疎になってきます。何度か渡渉するところがあり、ペンキマークを確実に見つける必要があります。

中房温泉に着くと、山ガールでいっぱい。バスはお客さんが揃えば出発しているようでした。途中、「しゃくなげの湯」(700円)に寄って帰りました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3349人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら