甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
- GPS
- 09:42
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,581m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:42
天候 | 曇りのち時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最奥の舗装部分は30台位、続く未舗装部分も合わせて100台位は駐車できそうです。 トイレが新しくなり、とても綺麗です。 売店は簡単な食事もでき、自販機もあり、土曜日は夕方6時まで開いていました。 ここは尾白渓谷周遊コース、キャンプ場などもあり土曜日はほとんど満車でした。 日曜日は午後の天気予報が思わしくなかった故か、下の広い未舗装の駐車場は大分空きがありました。 駐車場の最奥に登山口があり、登山届ポスト、記入用紙、筆記具も用意されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜尾白川】 5分程度で竹宇駒ヶ岳神社があり、その左側を抜けると、コンクリート支柱の吊り橋があり(最大積載5名)尾白川を渡ると、直ちに登りになる。5メートル程度登ると尾白渓谷と黒戸尾根の分岐があるので、標識に従って左側の坂を登る。 【尾白川〜笹平】 200m程度のいろは坂を登ると途中に再び二つ目の尾白川渓谷への分岐があるので、ここも左に進む。 これ以降は笹平にある横手神社からの合流点以外には分岐がない。 やがて平らな道を左に向かって700メートル程度トラバースすると、高さが2メートル位雨で削られたようないろは坂になり、ひたすら登っていく。 かなり長く続き、やがて深い溝のような道は終わり、踏跡は複数ある道に変わり、歩き易い所を選択して登っていく。 暫く、道は尾根の右側を歩くが、やがて尾根に乗り、続いて尾根の左側になって横手神社からの分岐に至る。 この間全体として広々した緩傾斜であり、高木の下の低笹の間を歩く。 【笹平〜刃渡り】 やはり全体として緩傾斜が続く。 やがて幾つかの鈍角の岩が出てきて、その間を通過すると、刃渡りが近い。 【刃渡り〜黒戸山〜元屏風小屋】 刃渡りは巨視的に見ると刃渡りだが、人が通る分には危険ではない。 但し、岩を抜ける付近から先の道の左側は、樹木、草の先は高さ数十メートル以上の垂直な岩壁であり、ふらふら歩くと危険なので、足下を注意したい。 多少狭くなった尾根を登っていくとやがてハシゴが出てくる。次に道の右側に小さな祠が二つ並ぶ「刀利天狗」の祠が二つ並んでいる。 やがて黒戸山の右側をトラバースして歩く。 黒戸尾根一体は親しめる高山植物が少ないが、イチヨウランなども咲いている。 これより約100メートル下ると元五合目小屋跡に出る。 さらに少し下ると巨岩の屏風岩が前に立ち、その根本には祠の他、石仏、石碑が一杯ならんでいる。ここにも元屏風小屋跡がある。 屏風岩の右側から回りこむようにして本格的な階段ルートが始まる。 【元屏風小屋跡〜七丈小屋】 この間は数え切れないほどのハシゴがある。 ルートのうち、1カ所ほぼ垂直なハシゴがあり、続いて岩の一部を削って階段様にしたところがあり、チェーンを頼りに登る。 ここがハイライトといえる。 まだかまだかと思って登っていくと、いきなり眼の前に七丈小屋が出てくる。 【七丈小屋〜八合目御来迎場】 今年より七丈小屋の経営者が変わり、雰囲気が賑やかになった。 宿泊は北アルプスのような自由ではなく、予約制なので注意。 トイレ(200円)の他、氷が混じっているかと思えるほどの冷たい水(1回100円で量は自由)が飲める。 私は往路、復路共に使用した(合計200円)。 小屋を過ぎるとまもなく二ヶ所のテン場が続く。 小屋から先はハシゴがなく、登りやすい道をひたすら八合目へ。 【八合目(御来迎場)〜山頂】 ご来迎場には折れた鳥居がある。 再び岩が多くなるが困難な場所にはチェーンが設置されている。 この辺りからライチョウの生息エリアか。 やがて急斜面に岩がごろごろしている所に出る。 ここはルート取りに迷うが、前半は真ん中かやや左を登り、中間辺りからは右端を登っていくのが良い。 上り詰めると駒ヶ岳神社の本殿があるところに出るので、そこから直角に右に曲がって間もなく北沢峠からの分岐を越して山頂に至る。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
22日(土)午後道の駅白州によった後、直ぐ横の道から入って北杜市尾白川渓谷駐車場(無料)に着きました。
甲斐駒ヶ岳登山者の他、神社手前にあるキャンプ場や、尾白川渓谷の周遊コースを楽しむ方々で大変な賑わいようです。
駐車場は最奥のトイレと売店のある舗装駐車場の他、続く未舗装の駐車場合わせて100台くらい収容できそうですが、ほぼ満車でした。
新しくできたトイレは快適でした。
翌朝、3時半頃バスが来て、登山者数人が下車。
私も起きて朝食を食べていると早くも暗い中を出発する方もいます。
まだ暗いけれども、涼しいうちにと、私も出発。
始めは森の中なので、ライトを消したのは5時近くだったと思います。
今日の天気予報は午前中曇り、午後50%の確率で雨とのことでしたが、昨日のにわか雨などで湿度は高く、とても蒸し暑い中をひたすら歩くのみ。
やがてアスレチックなハシゴを楽しんだ後、七丈小屋に着きます。
早速100円を箱に入れ、冷えた美味なる水をペットボトルに補充し再び登ります。
七丈小屋は今年から経営者が代わり、評判もとても良いようです。
再びアスレチックな岩場を過ぎると、風が強くなり、予報通り、5m〜6m位の風で少し寒くなり、長袖を着直します。
やがて山頂に至ると北沢峠からの登山者も合わせて、50人位の方々が楽しんでいました。
午前11時頃になると小雨が降り始め、下山が終了するまで、時々降り続きました。
下山中も沢山の登山者の方々と絶えずお会いし、駐車場まで続き、今迄で最も多かったと思います。
登山中、後半から極端にペースが落ち、苦しさも楽しさも相半ばでしたが、終わって見ると、楽しい事ばかり思い出されます。
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