世附川水系土沢の一ノ沢↓・三ノ沢↑・ニノ沢↓・雷沢↑

2017年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:33
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,500m
• 下り: 1,487m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:33

5:33 明神峠
5:52 5:52 三国山東登山口
6:02 6:12 沢に下降点（沢装備に変更）
6:32 6:32 一ノ沢本流合流点
7:20 7:20 林道と交差(一ノ沢橋)
8:02 8:02 三ノ沢・二ノ沢と一ノ沢合流点
8:30 8:42 三ノ沢と二ノ沢合流点
9:11 9:11 805m二俣(間違って左沢へ)
10:06 10:06 三国林道
10:19 10:19 二ノ沢下降点
11:13 11:13 林道
11:23 11:39 三ノ沢橋
11:46 11:46 三ノ沢・二ノ沢と一ノ沢合流点
12:47 12:47 雷沢と間違った支沢の登攀開始点
13:10 13:10 640m変形三俣
13:41 13:41 740m二俣
13:47 14:03 水枯れ（登山靴に変更）
14:37 14:37 登山道に合流
14:44 14:45 湯船山
14:59 14:59 明神山
15:06 明神峠

天候

曇り、15時頃から小雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

明神峠。駐車禁止の看板を避けると、1台しか止められるスペースは有りません。50mほど三国峠方面に行った所に簡易トイレが男女1つずつ有り。使えるかは未確認。三国峠方向に100mほど行った所の左側に広い駐車できそうなスペースが有ったので、そちらの方が良さそう。又は三国峠の駐車場を使うか。

コース状況／危険箇所等

＜土沢の一ノ沢の下降＞
県道147号の三国峠の手前から一ノ沢の支流に下りましたが、もう少し先か又は手前から下った方が良さそうでした。ここで支流に下ると直ぐに滝で下れなくなり、右岸か左岸に高巻く必要があるからです。ガイドブックは一ノ沢橋で終わっていますが、それから先の方が写真の様に沢下りを楽しめます。

＜土沢の一ノ沢とニノ沢・三ノ沢との合流点から三ノ沢の沢登り＞
一ノ沢とニノ沢・三ノ沢との合流点から三ノ沢橋までは、ガイドブックには載っていませんが、登れない滝も有って写真の様に沢登りが楽しめます。この区間は1級下くらいかな。三ノ沢橋から先の三ノ沢は癒し系の沢で特に危険個所は有りません。

＜土沢のニノ沢の下降＞
暫くは倒木が多くて下り難いですが、その後はナメていて沢の中を快適に歩けました。

＜土沢の一ノ沢とニノ沢・三ノ沢との合流点から雷沢との合流点＞
3つの支沢が合流して水量が増すので、釜の水深が少し深くなる等でそれまでより少し時間がかかります。ただ倒木があまり無く渓相が明るい分、晴れたら綺麗そうです。

＜雷沢の沢登り＞
雷沢の直ぐ手前にも支沢が有るので間違わない様に。間違ってそちらの支沢に入っても、小さな尾根を越えると直ぐ雷沢です。三俣まで滝が連続しますが、登れる滝も多くて楽しめます。中俣の連瀑帯は登れないので中俣と右㑨の中間尾根を高巻きますが、かなりの急斜面でお助けロープが無いと登れない人の方が多いと思います。

その他周辺情報

山北駅前のさくらの湯：2時間で400円と安価。露天風呂と内湯が一つずつ＋サウナと冷水風呂。別料金でプールも利用可。

写真

7/29 6:16

一ノ沢の支流に下ると不法投棄の品々が散乱していました。

7/29 6:16

道路の直ぐ下です。不法投棄監視中の立て札が立っていたのを納得しました。

7/29 6:16

これから下る方にも沢山散乱しています。悲しい。。。

7/29 6:33

一ノ沢の本流に出ました。

7/29 6:33

こちらの支沢から下って来ました。

7/29 6:44

本流も小滝が有る位でなだらかな沢です。

7/29 6:48

時々この様な堰堤があります。どちらの端を下るかがみそです。

7/29 6:51

7/29 6:58

倒木がたまに有りますが、まだまだそれ程ではありません。

7/29 7:01

大伐採地に出ました。

7/29 7:02

ここは倒木が多くて通過に時間がかかりました。

7/29 7:02

7/29 7:02

147号から見たところ、この上に林道の様な道が有りました。

7/29 7:08

7/29 7:18

林道に出ましたが、このまま沢を下ります。

7/29 7:20

これが一ノ沢橋でしょうか。

7/29 7:29

沢の幅が広くなりました。

7/29 7:32

堰堤を下るのが少し大変でした。

7/29 7:34

7/29 7:35

沢は良い感じになります。

7/29 7:37

時々小滝があり、下るのに少し時間がかかります。

7/29 7:38

7/29 7:40

少し大きな滝も有ります。

7/29 7:40

7/29 7:56

登りの方が楽しそうです。

7/29 7:58

まだ下っている途中なので、ずっと来し方を振り返って写真を撮っています。

7/29 8:02

ここは三ノ沢・二ノ沢が合流した沢と、一ノ沢の合流点から沢登りを始めた所です。

7/29 8:02

7/29 8:06

登り始めたので、振り返って写真を撮らずにすむようになりました。

7/29 8:07

7/29 8:08

この滝は登れないので右岸を短く巻きました。

7/29 8:12

7/29 8:18

この右岸のガレた急斜面を登ってきました。写真では分かりませんが、かなり急で石を落とさずに登るのは無理なので、グループだと時間がかかると思います。

7/29 8:25

三ノ沢と二ノ沢合流点はもう直ぐそこでした。

7/29 8:50

三ノ沢に入りました。良いナメです。

7/29 9:05

少し晴れ間が出て沢が綺麗です。

7/29 9:07

この直ぐ先の二俣で間違って左沢へ行ってしまいました。

7/29 9:15

左沢に入って直ぐまた二俣が有りました。ここも左に行きました。

7/29 9:31

ナメが続きます。

7/29 9:35

ここは右に行きました。

7/29 9:43

水が枯れた直後の枯滝です。右側を登りました。

7/29 10:32

二ノ沢を下降し始めた所です。

7/29 10:35

暫くは倒木帯が続きます。

7/29 10:38

こんな感じなので通過に時間がかかりました。

7/29 10:42

7/29 10:48

倒木帯を過ぎると良いナメになりました。

7/29 10:48

ナメの中央の水の中を歩くと涼しくて気持ちが良いです。

7/29 11:49

三ノ沢・二ノ沢の合流した沢と一ノ沢合流点を振り返って。

7/29 11:51

この堰堤は左から下りました。

7/29 11:54

一ノ沢・三ノ沢・二ノ沢の合流した後の土沢本流なので水量が多いです。

7/29 11:54

7/29 11:54

水につかりながら歩きます。

7/29 11:55

7/29 11:57

土沢本流を下ります。曇っていても明るい渓相です。

7/29 11:57

7/29 12:02

7/29 12:02

7/29 12:04

7/29 12:25

ここは左岸を高巻きして下りました。上流の高巻く出だしには、お助けロープが有りました。

7/29 12:25

7/29 12:27

高巻きしてここに下ってきました。

7/29 12:28

7/29 12:35

この花があちらこちらに咲いていました。イワタバコだそうです。綺麗です。

7/29 12:44

下っていると石垣が有りました。

7/29 12:45

下から振り返ると石垣には穴が開いていました。

7/29 12:48

ここを雷沢と思って登りました。ほんとの雷沢は直ぐ下でした。

7/29 12:55

間違いに気づいてすぐ横の雷沢に下った所の滝です。ここは右の岩の後ろを登りました。

7/29 12:57

直ぐその先にも滝が連続していました。

7/29 13:05

三俣の手前の滝。ここは滝のど真ん中を登りました。

7/29 13:09

三俣の左㑨か右㑨の滝かな？

7/29 13:10

三俣の中㑨の滝。ここは滝のど真ん中を登りました。濡れました。

7/29 13:13

その先の滝は登れないので、右の尾根を高巻きします。

7/29 13:24

高巻きの途中から。中俣は長い連瀑帯が続いています。

7/29 13:25

こちらは右㑨の滝です。

7/29 13:26

中俣と右㑨の中間尾根の巻道は、かなりの急斜面で木を頼りに登りますが、お助けロープが無いと登れない人が多いと思います。

7/29 13:38

連瀑帯が終わった所で沢に下りますが、暫くは倒木が多くて歩き難いです。直ぐ先の二俣を右に行って少し登ると水が枯れます。沢登りを楽しめるのは三俣までの様です。

撮影機器：

RICOH WG-5 GPS リコー

装備

個人装備

沢タビ ヘルメット 沢スパッツ チェーンスパイク ヘッドライト 雨具 GPS 地図 ガイドブックのコピー 脚プロテクター 惣菜パンx4個 おにぎりx3個 菓子パン2個 ぶどうパン6個入りが１つ 水1ℓ

備考

おにぎり1個、惣菜パン2個、ぶどうパン6個入りが１つ、水300ccが余った。
3時10分に目覚まし時計をセット。3時半に出発して5時5分頃着。3時5分に目覚ましをセットして5時着なら、ほぼ5時半に出発できた。

感想

風太郎

当初の計画は30日の0時に夜叉神峠を出発し、両㑨小屋〜廃道の野呂川右俣から間ノ岳に登り、バリルートの弘法小屋尾根で下山して夜叉神峠までの約50キロの周回コースでした。しかし天気予報が今一で、急きょ天気がまだましそうな土曜日の、近場の丹沢の沢登りに変更しました。前回の山行も丹沢の沢登りだったので2回連続になりました。勿論ヒルがいなそうな世附の沢です。

当初、土沢の4つの支沢プラス、old-diverさんのレコで知った棚沢を加えた5つの沢を歩く予定でした。でも4つ目の雷沢を登っている途中で空が暗くなり、夕立がきそうだったので最後の棚沢は諦めました。車に戻ったら雨が降り始めたので、撤退は正しい判断だっと思いますが、ちょっと歩き足らなかったのが残念でした。

天気もこのところ戻り梅雨の様で曇ったり夕立が来たりですっきり晴れません。今回のルートも、晴れたら随分違った沢に見えたと思うので、また晴れ予報の日に来たいと思います。ただ無雪期のソロ山行は同じルートは歩けない決まりなので、誰か他の人を誘って来てくれればですね。

コメント

old-diver

これで歩き足りないとは！
Futaroさん、こんにちわ。
このルートでまだ歩き足らないとはさすがです。雷沢の界尾根、二度と行きたくない所ですね。Futaroさんは尾根の中央を上がったみたいですが、私は左方向にトラバースして、偶然、連瀑の途中に降りました。ここの滝はきれいでした。Futaroさんが沢に戻った所（ボサが始まる所）を、私は逆に尾根に上がりました。ちなみに写真70は左股の滝ですね。右股の滝もきれいですね。それにしても、各々の沢はけっこう水量がありますね。

風太郎

old-diverさんのルートが正解かも
old-diverさん、こんにちは。

事前に雷沢で検索して、old-diverさんとkamogさんのレコを参考にしました。kamogさんのは当然ですが、ガイドブックどおりに中間尾根を登っており、アルパインクライミングに慣れた人ならそんなに難しくは無いとの記述でした。僕のレベルだと登攀用具無しでぎりぎり登れるくらいで、old-diverさんの感想とほぼ同じです。ここは難しく危険です。
ただold-diverさんがやった左方向にトラバースして連瀑の途中に下るのは、もっと危険に感じたのですがよく降りれましたね
歩いた感じではガイドブックどおりだと、三俣後はもう滝が無くって沢登りは終わっています。歩けるならold-diverさんのルートの方が幾つかの滝登りができる分だけ正解だと思います。