燕岳(あこがれの山探検隊)

2011年07月09日(土) 〜 2011年07月10日(日)

• GPS: 36:00
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,368m
• 下り: 1,381m

天候

7/9 曇り→晴れ　7/10 快晴(梅雨明け)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは毎日アルペン号で中房温泉(燕岳登山口)まで直行。
今回の毎日アルペン号は八ヶ岳ルートと合同運行だったので、車窓から八ヶ岳山荘やヒエ平(常念岳登山口)を見ることになり、今後の参考とする。

帰りは中房温泉から路線バスで穂高駅へ行くが、時間に余裕があったので信濃大町駅に移動して大町山岳博物館を見学する。信濃大町駅からは新宿行きあずさ号にて帰京。

コース状況／危険箇所等

間違いなくあこがれの山荘の一つであろう燕山荘の攻略を我が隊は昨年から狙っていた。しかし、我が隊は一日に1000mを超える高低差を経験したことが無い。果たして1300mもの高低差を誇る合戦尾根を無事登れるのか?しかも空いている時期に登りたいと言うキャッシー隊員の要望により、わざわざ梅雨の末期に登る計画を立ててしまった。どうなるのだ我が隊は!

写真

7/11 21:15

毎日アルペン号は中房温泉バス停に5:30に到着。天気もそれほど悪くない。

7/11 21:17

中房温泉の立ち寄り湯の脇に登山道入り口がある。

7/11 21:19

最初から急登の洗礼を受けるが、約30分で水場のある第一ベンチに到着。初心者でも30分おきにベンチ休憩ができるように良く整備されている。

7/9 7:57

第2ベンチを超えても樹林帯の階段が続く。

7/10 23:45

小柄なキャッシー隊員にはちょっと段差が大きいか。

7/9 8:21

第3ベンチを超えると、視界が徐々に開けてくる。

7/10 23:47

この辺りはちょっとした岩登りで面白い。

7/9 9:38

富士見ベンチ先の岩登り。

7/9 9:41

雪渓の残る北アルプスの尾根が見えてきた。

7/10 23:49

合戦小屋名物のスイカ売り場。
当然ながら、我が隊は燕山荘Gpの戦略にはまる。甘くておいしいスイカである。

7/9 11:05

三角点のある無名ベンチポイント(第5ベンチ?)。森林限界を超え、燕山荘が見えるようになる。天気も晴れてきた。

7/9 11:58

数は少ないが、未補修の木道もあるので注意。

7/9 12:03

20mほどの雪渓ポイントがある。

7/11 22:10

アイゼン不要だが、転ばないように慎重に歩く。
ここはテント場のようだ。

7/11 22:13

6時間かけてようやく尾根に到着。北アルプスの山々が我が隊を歓迎してくれる。

7/11 22:13

そして、あこがれの燕山荘へ。

7/9 12:31

贅沢とは思うが、今回も個室を利用。まるで旅館に宿泊しているような気分になれる。

7/9 12:31

窓から見える燕岳。なお、夜は布団の中から星空を眺めることもできた。

7/9 13:14

荷物を置いて燕岳山頂へ向かう。

7/9 13:18

この辺りは印象的な風景の登山道だ。

7/9 13:25

異国の山を歩いている気分になる。

7/9 13:30

やったぞ、燕岳山頂に到着だ。

7/9 13:37

キャッシー隊員の「岳」ポーズ!

7/9 13:37

山頂から北燕岳を望む。

7/9 13:40

こちらは燕山荘方面。

7/9 13:31

狭い燕岳山頂を20分以上も二人だけで過ごす。贅沢なひと時だ。

7/9 14:14

燕山荘への帰路、槍ヶ岳をバックに。

7/9 14:14

ご満悦の隊長。

7/9 14:33

これが噂のイルカ岩か。槍をバックに撮影する。目の窪みは出来すぎな気もしないではない。

7/9 14:36

イルカにキスされる隊長。

7/9 15:00

今日の登山は終了!
我が隊も「奇跡のマリアージュ」(ビールとケーキ)を味わうことにする。

7/11 23:13

飽き足らず、ケーキと珈琲を追加する。(珈琲無料のモンベルカードは忘れずに)

7/11 23:12

更にケーキを追加し、結局4種類全てのケーキを頂く。どのケーキもおいしいが、我が隊はマンゴーに2票かな。

7/9 15:27

デパートのブティックコーナーのようなTシャツ売り場。試着も可能。さすがは人気日本一を誇る山小屋!

7/9 15:43

燕山荘から見た表銀座ルート。我が隊もいつかは制覇したい。

7/9 15:51

「高山植物の女王」コマクサが咲いている。

7/9 15:52

駒草の名前通り、馬の顔に似ている。

7/9 16:00

こちらは雪渓の上に咲くテント。

7/10 4:37

翌朝4:30、雲海に浮かぶ富士山。

7/10 4:37

雲海からのご来光となった。

7/10 4:39

今日は快晴だ。我が隊は燕岳で梅雨明けを迎えたに違いない。

7/10 4:46

表銀座のモルゲンロート。

7/10 4:46

燕山荘のモルゲンロートかな。

7/10 4:47

表銀座を縦走できるのはいつの日だろうか?
大天井岳から槍ヶ岳の間の高低差が大きいことが分かる。

7/10 4:48

ここは燕山荘の裏あたり。

7/10 23:02

ここが冬季小屋の入口。塞がれているようだ。

7/10 4:50

そう言えば小槍を見るのは初めてだ。

7/10 4:50

ダリの絵画のようなシュールな雲。

7/10 4:56

山男の像も朝日を浴びている。

7/10 6:36

クラシックホテルのような燕山荘の内装。過去の帝国ホテルとの関係を感じることができる。

7/10 6:47

いよいよ燕山荘ともお別れだ。

7/10 6:49

名残惜しく、出発前に30分ほど景色を眺めてしまった。

7/10 6:56

テント場も撤収が進んでいる。

7/10 7:00

この快晴が続けば、雪渓も程無く消えるであろう。

7/10 7:02

燕岳を背景に。

7/10 7:05

青い空と石壁に、20年前に訪ねたエジプトの神殿をふと思い出す。

7/10 7:20

さあ、下山だ。
ここは鎖場だが、大したことはない。

7/10 7:45

道標の上に現われた槍。

7/10 7:46

青空と新緑が目に染みるようだ。

7/10 10:11

第一ベンチの蝶たち。

中房温泉でひと風呂浴びたら、かき氷だ。
練乳がけ(500円)が我が隊のお勧め。

7/10 11:49

こちらは中房温泉の地熱で作った蒸し鶏が入っているチキンカレー(840円)。

7/10 13:29

路線バスで穂高駅に着く。

7/10 22:36

キャッシー隊員の希望により、大町山岳博物館の「岳」展示コーナー(〜8/28)を訪れる。

7/10 22:35

この他にも氷壁のモデルとなったザイルの展示など興味深いものが多々ありましたので、皆さんも是非どうぞ。

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

DSC-TX5 SONY

PMB SONY

感想

e-sansaku

(編集中です)
キャッシー隊員です。
あこがれの燕岳ですが、梅雨の雨の中、三大急登を登るのはどうなのかなと思いながら、当日を迎えましたが、予想に反して、天気に恵まれ、登るにつれ、アルプスの山々が見えてきて、気分上々、燕山荘に着いた瞬間、目の前に北アルプスの山々のダイナミックな景色が広がり、感動しました。
そして、誰もいない燕岳山頂を隊長とふたりで、心ゆくまで眺めた後、ビールのお供に、燕山荘おすすめのケーキ4種食べ比べて、また新たな人生最高の日となりました。山頂とケーキに気を取られていて、すっかり雷鳥探しを忘れていました。次回は雷鳥探しと、表銀座目指して、がんばるぞ!(お気に入りの”岳ポーズ”)