木曽駒ヶ岳 〜コガラ登山口・高山と深山の素敵な花々

2017年07月31日(月) [日帰り]

• GPS: 00:51
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,658m
• 下り: 1,647m

コースタイム

旧スキー場P（福島Bコース登山口） - 幸ノ川渡渉点 - 四合目 - 四合半力水 - 展望地 - 七合目避難小屋 - 八合目・水場 - 九合目・玉ノ窪小屋 - 木曽駒ヶ岳 - 八合目水場 - 七合目避難小屋 - 四合半力水 - 幸ノ川渡渉点 - 旧スキー場P

天候

曇 のち 晴

アクセス

利用交通機関：

電車

福島Bコース登山口（コガラ登山口）の旧スキー場の駐車スペース利用

コース状況／危険箇所等

・幸ノ川の渡渉点が流木と土砂で少し埋まっていましたが、この日は容易に渡れました
・四合目半の力水では湧水が導水されていて、冷たい水が入手できました
・七合目避難小屋の綺麗な水洗トイレが利用できました
・七合目半の山姥の岩場の穴部周辺には残雪があり、天然のクーラーとなっていました
・八合目の水場は水量豊富で冷たい水が入手できました

写真

コガラ登山口（福島Bコース登山口）
下山時には麦草岳や木曽駒ヶ岳の前衛の山が見えていました

幸ノ川渡渉点
林道から尾根道への取付地点
流木と土砂で少し埋まっていました
増水時は危険なようです

四合目上部の岩屋

四合目半の力水では湧水がうまく導水されていて、冷たい水が入手できました
ここから五合目までは急登が続きます

五合目の針葉樹林帯

六合目の針葉樹林帯

七合目手前の見晴らし台からの麦草岳

見晴らし台からの西側の展望

雲海に浮かぶ御嶽山

穂高岳

七合目避難小屋
綺麗な水洗トイレが利用できました

木曽駒ヶ岳

麦草岳

茶臼山と行者岩

木曽駒ヶ岳

七合目半・山姥の岩場の穴部周辺には残雪があり、天然のクーラーとなっていました

麦草岳の岩壁

大棚入山

九合目からの玉ノ窪小屋と木曽駒ヶ岳

登山道から振り返る玉ノ窪小屋

木曽駒ヶ岳への最後の上り
頂上木曽小屋

上部から振り返る木曽前岳-牙岩-麦草岳

宝剣岳

恥ずかしがり屋の三ノ沢岳が一瞬姿を現しました

木曽駒ヶ岳山頂の一等三角点
夏山シーズン本番となり、ツアー登山者などで山頂は賑わっていました
コガラ登山口からのコースでは誰とも出会いませんでした

木曽側の駒ヶ岳神社では売店が営業中でした

頂上木曽小屋

伊那前岳と中岳

頂上山荘とキャンプ指定地
少し雪が残っていました

山麓の木曽駒高原と青空

コイチヨウラン
葉を根元に1枚付け、小さな花を数個付けるようです

コイチヨウラン

コフタバラン

コフタバランの花の細部

キソチドリ

ホソバノキソチドリ？

アリドオシラン

ノビネチドリの花は終わっていました

コバノイチヤクソウ
コイチヤクソウの蕾

ゴゼンタチバナ

シナノオトギリ

マルバダケブキ

サワギク

タカネグンナンフウロ

トリカブト

モミジカラマツ
ミヤマカラマツ
カラマツソウ

コガネイチゴ

ミツバオウレン

セリバシオガマ

エゾシオガマ

ヨツバシオガマ

ミヤマシオガマ

ミヤマホツツジ

シラタマノキ

コケモモ

ジムガデ
アオノツガザクラ
イワヒゲ
厳しい高山帯に生育するツツジ科の常緑矮性低木

キバナシャクナゲ

ハクサンシャクナゲ

オオバタケシマラン

タケシマランの果実

ミヤマバイケイソウ

ハクサンイチゲ

チングルマ

ミヤマダイコンソウ

ミヤマキンバイ

ウサギギク

キバナノコマノツメ

イワウメの咲き残り

ヒメウスユキソウ
（コマウスユキソウ）
将棊頭山〜仙涯嶺のみに分布する中央アルプスの固有種

コマウスユキソウ
☆星形の花がありました

ミネウスユキソウ

チシマギキョウ

コマクサ

コマクサ

タカネツメクサ

イワツメクサ

ムカゴトラノオの咲き始め

ヒメクワガタ

ツマトリソウ

ゴヨウイチゴ

シロバナノヘビイチゴ

センジュガンピ

ハナイカダの葉の上の若い果実

トチバニンジンの果実

クルマユリ

コオニユリ（オニユリ？）

ヤブカンゾウ
山麓にて

ウバユリ

ギンリョウソウ

オヤマボクチ

ツクバネソウ

ハクサンオミナエシの蕾

ヤマハハコ

クロクモソウ

タカネナナカマド

ナナカマド

オオヒョウタンボクの双子の花と若い果実

ハリブキの果実

タマガワホトトギス

シモツケ

エンレイソウ

タマアジサイの蕾

イケマ

ヤマホタルブクロ

キバナノヤマオダマキ

キツリフネ

キノコ

クガイソウを吸密中のイカリモンガ

ミヤマアキノキリンソウを吸密中のクモマベニヒカゲ

交尾中のクモマベニヒカゲ

ミヤマアキノキリンソウを吸密中のシロチョウの仲間

オオヒョウタンボクを吸密中のシロチョウの仲間

感想

アルプス岳

登山口に向かう途中では、雨が降っている場所もありました。
コガラ登山口の到着した時は、山上には雲がかかっていました。登っているに山上は青空となってきました。七合目手前の見晴らし台からは、雲海上の山頂に少し雲がかかった御嶽山、乗鞍岳と穂高岳が見えていました。九合目に到着する頃には、南側の三ノ沢岳には雲がかかっていました。山頂や宝剣岳には雲がかかったり切れたりしていました。
木曽駒ヶ岳山頂に到着すると、上空は青空となり、山麓の木曽駒高原も見えていました。御嶽山、北アルプス、南アルプスなどの遠景は雲隠れしていました。雲の切れ間から三ノ沢岳が見える瞬間がありました。
高山帯や針葉樹林帯の深山では色々な花が見られました。
気温が高い日で、山上は思った程涼しくありませんでしたが、ほとんど汗をかかない快適な山歩きとなりました。

【 バックナンバー　木曽駒ヶ岳 】 季節ごとに色々な花が見られるようです。
・7月3日 (2011年)『木曽駒ヶ岳にエーデルワイス咲いてる?　宝剣岳〜上松A』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-119849.html
・7月31日 (2017年)『木曽駒ヶ岳 〜コガラ登山口・高山と深山の素敵な花々』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1212171.html
・8月8日 (2013年)『木曽駒ヶ岳　誰も知らない秘密の花園・山頂になぜ駒草？・福島Bコースの駒薄雪草』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-330736.html
・8月10日 (2016年)『木曽駒ヶ岳〜トランスジャパンアルプスレースの選手と共に登頂〜福島B』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-936601.html
・8月14日 (2015年)『木曽駒ヶ岳・宝剣岳 〜福島B(花図鑑：駒薄雪草、白花駒草)』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-698292.html
・9月22日 (2014年)『木曽駒ヶ岳（福島B・野鳥図鑑・駒薄雪草と駒草）』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-515749.html
【木曽駒ヶ岳山頂からの展望360度】


【木曽駒ヶ岳の福島Bコース七合目（御嶽山見晴台）からの展望】、御嶽山→乗鞍岳→穂高岳→槍ヶ岳


・9月23日 (2011年)『木曽駒ヶ岳〜福島B　クイズ『この実何の実?気になる樹になる実』』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-135858.html
・9月26日 (2010年)『木曽駒ヶ岳・ツガサクラ咲く (上り:福島B、下り:将棊頭山-茶臼山)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79815.html