雨の「甲斐駒ケ岳」 と 晴れの「仙丈ヶ岳」

2017年08月03日(木) 〜 2017年08月04日(金)

• GPS: 14:59
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,462m
• 下り: 2,451m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:13
• 合計: 7:10

7:59 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:09 8:12 北沢峠
9:35 9:38 双児山南峰
10:01 10:01 双児山
10:46 10:46 駒津峰
11:20 11:20 六方石
11:58 11:58 駒ヶ岳神社本宮
12:08 12:08 甲斐駒ヶ岳
12:11 12:13 駒ヶ岳神社本宮
12:40 12:45 六方石
13:08 13:08 駒津峰
14:13 14:13 仙水峠
14:40 14:40 仙水小屋
15:09 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:46

3:40 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
3:47 3:48 仙丈ヶ岳二合目登山口
5:17 5:20 薮沢大滝ノ頭
6:20 6:22 小仙丈ヶ岳
7:13 7:39 仙丈ヶ岳
7:58 7:58 仙丈小屋
8:45 8:53 馬の背ヒュッテ
9:53 9:53 薮沢大滝
10:35 11:00 大平山荘
11:15 11:17 北沢峠 こもれび山荘
11:21 11:21 仙丈ヶ岳二合目登山口
11:26 長衛小屋

天候

1日目：曇り時々雨　2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
ムーンライト信州　　新宿23：54 → 甲府（翌）2：21
山梨交通バス　　　　甲府 4：35 → 広河原　6：30
南アルプス市営バス　広河原　6：30　→ 北沢峠　7：00

■帰り
南アルプス市営バス　北沢峠　13：30　→ 広河原　13：55
山梨交通バス　　　　広河原　14：10　→ 甲府　15：55

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはないです。
・駒津峰→仙水峠　は岩が多く、雨が降ったのでツルツルでした。
・長衛小屋→仙丈ヶ岳2合目　ショートカットの道は、間違いルートへの足跡が結構ありました。

写真

8/2 23:36

初のムーンライト信州！　ほぼ特急だけど快速！　520円でお得！

8/3 4:20

しかし…甲府には2時半。後2時間は野宿だ！

8/3 6:23

広河原着。ここから乗り換え！　ちょっとメンドイっす！

8/3 8:03

長衛小屋着！

8/3 8:15

テントはかなりの数、張られてました。平日なのに！

8/3 8:19

仙丈ヶ岳登山口から水がドバドバ出てます！

8/3 8:24

霧の立ち込める北沢峠…つーかどこもほぼ真っ白。

8/3 8:25

こもれび荘ってペンションみたいだね！

8/3 8:27

甲斐駒登山口着。登るっ!

8/3 8:32

ジメジメとした道が続きます

8/3 9:33

開けても基本真っ白。残念ですね〜

8/3 10:04

ジャジャーン、双児山山頂。来たときは一人独占でしたが、この後高校生に囲まれます。

8/3 10:18

ハイマツ帯に突入！

8/3 10:29

あ！　俺のタオルが！　さっきの高校生だろうなぁ…ホントありがたい！

8/3 10:38

景色は抜群！　晴れてればなぁ〜

8/3 11:00

シャクナゲがまだ咲いてました

8/3 11:01

駒津峰着。あいかわらず真っ白ですよ！

8/3 11:31

道標にしては小さすぎでは？

8/3 11:35

甲斐駒らしい花崗岩の砂地が出てきました！

8/3 11:37

六万石着！

8/3 11:40

直登と巻道の分岐。甲斐駒の直登ルートはやばいと聞いてたので巻道いきますよん！

8/3 11:46

巻道ってたって結構大変。

8/3 11:53

タカネツメクサ？　岩場に映えるこの種類の花は似てるのが多いなぁ〜

8/3 11:56

標識すらもう見えません！

8/3 12:07

花崗岩の砂地を進む。雨も降ってきました！

8/3 12:15

後5分！　でも雨は本降りに；；

8/3 12:17

ジャジャーン！　甲斐駒ケ岳登頂！　なんとか1枚！

8/3 12:32

団十郎！　ちょっと降りたら雨が止むってどうなのさ!?　

8/3 13:36

駒津峰に戻ってきました。行きとは違う仙水峠ルートに進みます。

8/3 14:29

急坂で岩なので、雨のあとで岩がすっごい滑る！　かなり気を使いました。

8/3 14:36

仙水峠着。ふーーーここまでかなり緊張しました。

8/3 14:39

ここから等高線緩やかで、楽だと思ったら…岩場の連続…シクシク

8/3 14:57

お！　きれいになってる！…と思ったら…

8/3 15:05

仙水小屋着。　予約してないと敷地内にはいれません！　休もとう思ってたの残念！

8/3 15:06

水は声をかければもらえます！　
「水クダサーイ」
「ハーイ」…みたいな感じでした

8/3 15:33

長衛小屋！　戻ってきたぞ！

8/3 15:33

生ビール…ゴクリ。小屋内に缶ビールの自販機もありました。サッポロ黒ラベル500円！

8/3 15:49

テント増えてる！　あいかわらず干してますがか乾きませんね〜

8/4 4:03

■2日目：　おはようございます！　仙丈ヶ岳へ！

8/4 4:05

まぁ、まだ暗闇なので寄りませんでした。

8/4 4:38

2合目着。この手前でヘッドライト落としてかなり息が上がってました…ゼハセハ…

8/4 5:02

お！　天気いいんじゃない！

8/4 5:15

朝日がさしてきたぁぁぁぁあ！

8/4 5:15

モルゲンロートが美しく、森を朱色に変えていく！

8/4 5:36

大滝の頭着！　仙丈ヶ岳の五合目です。半分半分。

8/4 5:57

六合目着！　開けた！　2Cの構図が素晴らしい！

8/4 5:57

甲斐駒ケ岳にも雲ないやん！　鋸のギザギザもよーく分かるね！

8/4 6:14

北岳＆富士山〜♪

8/4 6:25

キキョウかと思ったらソバナというらしい

8/4 6:35

ジャーン！　小仙丈岳着。　富士山が白く飛んでしまった…

8/4 6:33

甲斐駒とその左奥に八ヶ岳！

8/4 6:34

あれが仙丈ヶ岳！…だと思ってましたこのときは

8/4 6:44

中央アルプスと左奥に御嶽山かなぁ〜

8/4 6:50

小仙丈岳からちょっと降りていきます。

8/4 6:52

降りたところが八合目。

8/4 7:05

千丈小屋への分岐。この辺の道は気持ちいい！

8/4 7:11

あ・・・ピークはあっちじゃないか…

8/4 7:11

千丈小屋も素晴らしいところにあるね！

8/4 7:14

ニセピークがたくさんある〜

8/4 7:28

ジャジャーン！　仙丈ヶ岳山頂着！

8/4 7:18

日本の山、1・2・3！

8/4 7:23

大仙丈ヶ岳と後ろにあるのは塩見岳かな？

8/4 7:27

甲斐駒越しの八ヶ岳！

8/4 8:05

雲の影がまだらに写って素敵！

8/4 8:14

千丈小屋を通過〜　

8/4 8:15

千丈小屋の水場は美味しすぎて、飲むのに夢中で撮り忘れてしまった…

8/4 8:37

鋸岳の厳しさがよーくわかります。この辺で雷鳥4羽の親子がいたそうです〜見たかったなぁ〜

8/4 8:51

お花畑は鹿に食べられすぎて保護さてました。

8/4 8:54

丹渓新道分岐を馬の背に〜

8/4 9:04

馬の背ヒュッテ着！　イスでちょっと休憩

8/4 9:16

最初の分岐は沢を渡らず、藪沢ルートへ進みます！　花だらけ！

オニユリ？　コオニユリ？

藪沢ルートは歩きづらいけど、景色が飽きなくていいです！

藪沢に合流する滝がいっぱいあります！

雪渓…カチコチの氷みたいでした。

すっごい上から落ちてきてます。

樹林帯に突入〜　岩バレって何かと思いました。

目玉のような銀龍草。ちょっと怖い〜

大平山荘まで降りてきました！　…留守でした。

水はガブガブ飲めます！　美味しい！

北沢峠までの登り返しが70m。最後のこれがちょっとつらい！

無事長衛小屋の戻ってきました。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Moto G4 Plus SIMフリー MOTOROLA

感想

Bluesmassive

台風が来るのか来ないのか…はっきりしろ！…という今週。
土日の出社は不可避だったので、その代休消化で平日に山に行ってきました！　
念願の「甲斐駒ケ岳」ついでに仙丈ヶ岳。
団十郎と女王。

そう、仙丈ヶ岳はついでのつもりだったんですよね…
（仙丈ヶ岳のことはあまり調べなかったという酷い有様）

こうも明暗が分かれるとは思わなかったよ…。

平日だけどさすが夏休み。結構混んでました。
でも、バスは臨時便（全3便）などが出たりして行きも帰りも座っていけました。
多分全員座っていけたんじゃないかなと思います。平日ですけどね。
甲府から2時間半の北沢峠まで、立っていくのはつらいですよね。

長衛小屋のテント場にベースを作って、
1日目に甲斐駒ケ岳、2日目に仙丈ヶ岳に軽身で登るというラクラク登山。

1日目は北沢峠についた時点で雲に覆われ真っ白でした。
どこまで行ってもまるで合成のように真っ白。
展望がないとペースが上がらず、休憩も多くなります。
だれにも会わず…双児山で休憩していると、
高校の山岳部？らしい団体が降りてきました。

先輩の掛け声の
「ヒトマル（多分10分）まで休憩！　反復！」
「ヒトマルまで休憩！」に
これは…た、体育会系だ！
…と恐る恐るその場を後にしたのですが、

その後下ること15分。汗をふこうとすると「手ぬぐい」がない！
どう考えても双児山に忘れてきた記憶しかない！
15分で結構下ってきてしまったので一瞬引き返すのを諦めましたが
この先「手ぬぐい」なしはきつい…
渋々引き返すと5分もしないうちに
木の枝に俺の手ぬぐいが！

これは、多分高校生が追ってきてくれたけどダメで枝にかけてくれたに違いない！
多分、先輩に命令された後輩が渋々追っかけてきてくれたんだと思いますが
とても嬉しかった！　まさに感謝！！
高校の名前が思い出せない！　修なんとか高校だっけなぁ…

嬉しくて気持ちもペースも上がりましたが…
それも雨が降るまでの話。
甲斐駒山頂は真っ白の上に本降りの雨で、一瞬しか滞在できませんでした。
そんでちょっと降りてくると止むんだよね〜。ホントに。


2日目は昨日の雨で濡れた服が生乾きで、その時点でやる気半減でしたが、
晴れるとどうかに一縷の望みをかけ、真っ暗な中を3時半に出発。
空に朝日がさし、青く見えてたので、やる気アーーップ！
六合目で樹林帯が終わると素晴らしい景色が！！！

ついでにっていってごめんよ！　女王様ぁぁ！！

六合目からは、サクサク登ってきた方に追いつかれました。
山形からきたそうで、昨日も朝、甲斐駒に登ったそうです。
なんでも、朝は晴れててたそうで・・・。
一緒にいくことになったんですが
還暦前だっていうのに早いのなんのって。
「飯豊連峰で鍛えられてっからなぁ」って言うけどすごいなぁ〜。

しかも、花に詳しいのでいろんな花の種類や木の名前を教えてくれて
とても楽しかった！！
山形のSさん、ありがとうございました！　またどこか出会えるといいなぁ。

雨に振られましたがとても充実した山行でした。
甲斐駒ケ岳はいつかリベンジしますよ！

コメント

akaisarubobo

行きますか！
また私が行こうと思ってたところに行ってる・・・＾＾；
高校生に感謝ですね！
こんど、黒戸尾根で甲斐駒ヶ岳行きますか！？

Bluesmassive

Re: 行きますか！
あれ？また被っちゃいましたか・・・；；
黒戸尾根かぁ・・・小屋泊ならぁ頑張れるかなぁ…しんどそうだなぁ〜ｗ

akaisarubobo

Re[2]: 行きますか！
行くなら小屋泊ですね(笑)