八ヶ岳 赤岳・横岳・硫黄岳へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,666m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:20
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:55
天候 | 8月5日(土) 朝から昼頃までは晴れ。 時々ガスがかかり、暑すぎず快適。 地蔵尾根通過の14時頃から雨が降り出すが、1時間ほどで上がり、 15時以降はガスったり晴れたりで、山荘からの景色を楽しめた。 8月6日(日) 朝は快晴。 8時頃から発生したガスは、濃くなったり薄くなったり。 風がガスを流し、青空が見えたと思うと一瞬にして真っ白な世界になったりして幻想的。寒くもなく暑くもない、心地よい霧の中を進む。 13時頃から小雨〜本降りになるが1時間ほどで雨も上がり、下山頃には青空。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
7:46茅野駅着。バス始発まで1時間ほどあるため、事前にアルピコタクシーを予約。 約30分で5,400円。 ※美濃戸まで車道があるが、タクシーは美濃戸口までしか行けない。美濃戸までは1時間ほどの林道歩き。 <帰り> 美濃戸口発茅野駅行きバス最終16:20に間に合わず、たまたま停まっていたタクシーで茅野駅へ。 ※通常は予約が必要。値段・時間は行きと同じ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根の階段が急で、雨の為滑りやすい。 赤岳へのアプローチは鎖も多いが丁寧に管理され、安全に登れる。 地蔵の頭から横岳を越すまではハシゴや鎖の連続で、すれ違いに時間がかかる。 カニの横ばいと縦ばいは慎重に。 硫黄岳の火口付近は近寄らないように。 |
その他周辺情報 | 登山道に山荘が点在し、トイレには困らない。※チップ制 水も補給も出来、食事も可能なので、心強い。 宿泊は、 赤岳天望荘1泊2食付き9,000円。モンベルカード提示で500円引き。 食事はバイキング形式で美味しい。男性と女性入れ替え制の五右衛門風呂あり。 |
写真
装備
備考 | *鎖が続く箇所で、ザックのポケットに入れたストックが気になった。今回ストックは使用しなったが、いざという時のために必要なので、短くたためザックに仕舞えるストックを探そう。 *紫外線が強くサングラスが必要だが、視界が狭くなるので危険箇所では使用せず。視界が広くて使い勝手の良いサングラスも探したい。 *山荘は大部屋だったため、耳栓を持参し正解。 |
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感想
一年前の8月6日に登山を始めた私。
今年もこの日に山行したいとソロ赤岳を計画していたのだけど、一緒に来てくれる友人が見つかり女子3人での八ヶ岳山行となりました。
当初、美濃戸〜赤岳の往復のつもりが、山の先輩方から勧められた赤岳、横岳、硫黄岳縦走に計画変更。先輩方曰く「キツイところもあるけれど、よく管理された道だから慎重に歩けば問題ない。」
でもね、本など読むと横岳から硫黄岳へは「八ヶ岳屈指の難所」なんて書いて有るし、内心ドキドキだったのです。なにせ、3人とも初心者に近いメンバーだったから。台風の影響も心配だったし。
でも、日頃の行い?
不安だったことが嘘のように、幸運続き。ご褒美続きの山行となりました。
まず天候。ガスがかかっている時間は長かったけれど、全体的には恵まれた天候で、あのお方(富士山)、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、奥秩父、遠くの浅間山まで見えました。
赤岳が朝日に赤く焼けている様は雄大で神々しく、心うたれました。
難所と言われる横岳を巻くコースは厳しかったけれど、梯子や鎖が丁寧に付けられ、危険箇所にはロープが張られ、慎重に歩けば安全に過ぎることが出来ました。
オンシーズンのため混雑し、すれ違いには時間がかかりましたが。
難所の合間にはお花畑。
緊張の後に可憐な小さな花を見ると癒されます。
横岳を過ぎて霧の中に広がる幻想的なコマクサの群落。
ケルンが並ぶ緩やかな大ダルミは牧歌的で、そびえる硫黄岳の山容は壮大で美しく。
オコジョとの出会いや、
警戒心が強いはずのウグイスが目の前にチョコチョコと跳ねながら現れて鳴き声を奏でるという、珍しい場面にも遭遇しました。
山荘での時間も贅沢でした。
五右衛門風呂では笑いが絶えず、山荘前のベンチでのんびり過ごした時間はかけがえがなく、出会った人たちとの会話も印象的で心に残りました。
そして、ご来光。
言葉にできないほど美しかった。
ここでは書ききれないほどドラマチックな山行でしたが、
一人で行くより、信頼できる仲間と一緒に歩けたことが何よりの宝となりました。
また一歩、山歩きの魅力を知り、ますますやめられなくなっちゃいました。
あこね〜
やったね〜
いいな〜
俺っちも有給とって混ぜてもらえば良かったと思わせられる程、天気、絶景、ルート、女子3人、、、なんて気持ちの良さそうな山行なんだろ〜
あこね〜の今回のヤマレコは、雰囲気のよい写真も、長すぎないのに良く情景が浮かぶコメントも、ユーモアも入ったレコ構成も、何もかも素晴らしい〜
気持ちがメチャ込められているね〜
名カメラマンにして、名コピーライターだね〜
たかさん、ありがとう(^^)
そんな風に言っていただけると、また嬉しくなっちゃいます🎶
今回はガスが深かったり、雨が降ったり、ツラいルートもあっただけに、ふと垣間見える景色やお花や動物や鳥の声がこれほど感動を与えてくれるんだと知りました。
同じ出会いは2度とないと思うと、その時間が愛おしくってね。
そうそう!
たかさんの大好きな槍もガスの合間にチラリと見えましたよ🎶丸見えよりもチラリズムの景色がまたたまらないんですよね(笑
槍ヶ岳、気をつけて行って来て下さいね!
懐かしー。10月のテン泊+夏シェラフで寒さで悶絶し一睡も出来なかった記憶が。
これ以降、山道具には十分投資する様にしました。-30℃仕様はやりすぎ??
横岳のトラバース楽々の様でしたね。劔の横這い、縦這いも行きましょう。
行者小屋テン場は人気みたいですね。
10月に夏用シュラフは無謀ですね(笑)かと言って、-30℃仕様はどうでしょう??
横岳トラバースは緊張しましたが、楽しかったな^^劔も視野に入れておきます🎶
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