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Yamareco

記録ID: 1219678
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

笠ヶ岳(鳩待峠コース)

2017年08月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:21
距離
13.2km
登り
830m
下り
818m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
3:14
合計
8:20
6:22
42
7:04
7:05
18
7:23
7:27
47
8:14
8:16
50
9:06
12:10
45
12:55
12:55
46
13:41
13:42
20
14:02
14:04
38
14:42
14:42
0
14:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー規制対象日ではなかったので、鳩待峠まで車で入れました(1日2500円)。
この日は朝6時の時点でまだ若干空きがありました。
コース状況/
危険箇所等
一般ハイキングコースですが、隣の至仏山と比べるとびっくりするくらい人が少ない静寂ルートです。
悪沢岳以降に所々で登場する蛇紋岩が大変滑りやすく、曲者です。悪沢岳から下り始めて間もなく、足掛かりの乏しい蛇紋岩の岩場を下降する短い難所があり、ここはロープをしっかりつかんで慎重に下ります。
悪沢岳以降はぬかるみがかなりひどく、靴とズボンの裾が真っ黒になるので、スパッツ着用と靴に防水スプレー塗布を推奨します。

登山口に登山ポストが設置されていました。
トイレは登山口で利用できますが、道中にはありません。
携帯電話(au)は樹林帯以外であれば概ね通じます。笠ヶ岳山頂での電波状態はやや不安定でした。
その他周辺情報 戸倉から帰る途中に日帰り入浴施設が点在しています。
この日は寄居山温泉ほっこりの湯(550円)を利用しました。内湯だけですが、大変快適な施設でした。
まだ静けさが漂う鳩待峠からスタートします。
2017年08月10日 06:23撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/10 6:23
まだ静けさが漂う鳩待峠からスタートします。
せっせと高度を稼いでいくと、尾根の上部で燧ヶ岳と尾瀬ヶ原の爽やかな朝の景色が広がりました。特に尾瀬ヶ原は、笠ヶ岳へのコース中ここでしか展望スポットがないので、まことに貴重な眺めでした。
2017年08月10日 07:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
4
8/10 7:04
せっせと高度を稼いでいくと、尾根の上部で燧ヶ岳と尾瀬ヶ原の爽やかな朝の景色が広がりました。特に尾瀬ヶ原は、笠ヶ岳へのコース中ここでしか展望スポットがないので、まことに貴重な眺めでした。
分岐手前に広がる小湿原と青空のコントラストが鮮やかです。奥に小至仏山が頭を出しています。
2017年08月10日 07:22撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 7:22
分岐手前に広がる小湿原と青空のコントラストが鮮やかです。奥に小至仏山が頭を出しています。
至仏山・笠ヶ岳の分岐まで来ました。今日の天気だと至仏山にも足を伸ばしてみたくなりますが、今回は当初の目標の笠ヶ岳に早く着くことを優先します。
2017年08月10日 07:25撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 7:25
至仏山・笠ヶ岳の分岐まで来ました。今日の天気だと至仏山にも足を伸ばしてみたくなりますが、今回は当初の目標の笠ヶ岳に早く着くことを優先します。
程なくまことに地味な悪沢岳の山頂標識がありました。ここは登っているのか下っているのかよく分からないピークでした。
2017年08月10日 07:35撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 7:35
程なくまことに地味な悪沢岳の山頂標識がありました。ここは登っているのか下っているのかよく分からないピークでした。
笹道を下り始めると、お待ちかねの笠ヶ岳の登場です。標高は少々低いですが、実にいい形をしています。こういう山は山頂からの展望に期待がわきます。
2017年08月10日 07:41撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 7:41
笹道を下り始めると、お待ちかねの笠ヶ岳の登場です。標高は少々低いですが、実にいい形をしています。こういう山は山頂からの展望に期待がわきます。
笠ヶ岳の右には谷川連峰などもずらりと並んでいて圧巻の眺めです。
2017年08月10日 07:42撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 7:42
笠ヶ岳の右には谷川連峰などもずらりと並んでいて圧巻の眺めです。
小笠まで来ました。山頂へは行けません。
2017年08月10日 08:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:15
小笠まで来ました。山頂へは行けません。
日光方面は雲が多く、主峰の白根山は姿を見せませんでした。
2017年08月10日 08:15撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:15
日光方面は雲が多く、主峰の白根山は姿を見せませんでした。
笠ヶ岳がかなり近づいてきました。最後は急登で絞られそうです。
2017年08月10日 08:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:21
笠ヶ岳がかなり近づいてきました。最後は急登で絞られそうです。
蛇紋岩がゴロゴロした道を進みます。山頂へはいったん裏側に回り込むようにしてから直登します。
2017年08月10日 08:33撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:33
蛇紋岩がゴロゴロした道を進みます。山頂へはいったん裏側に回り込むようにしてから直登します。
最接近した武尊山をアップで。この後どんどん山頂部に雲がかかるようになってしまいました。
2017年08月10日 08:54撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:54
最接近した武尊山をアップで。この後どんどん山頂部に雲がかかるようになってしまいました。
ようやく分岐です。意外に遠かった印象です。
2017年08月10日 08:54撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:54
ようやく分岐です。意外に遠かった印象です。
最後の急登にかかります。
2017年08月10日 08:54撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 8:54
最後の急登にかかります。
雲がかかり始めた武尊山の手前に片藤沼が見えています。
2017年08月10日 09:06撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:06
雲がかかり始めた武尊山の手前に片藤沼が見えています。
静寂の片藤沼をアップで。
2017年08月10日 09:06撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:06
静寂の片藤沼をアップで。
ついに笠ヶ岳山頂を踏みました。越後三山等のすごい眺めが広がります。
2017年08月10日 09:07撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:07
ついに笠ヶ岳山頂を踏みました。越後三山等のすごい眺めが広がります。
ならまた湖を見下ろせるのがこの山のポイントでしょう。
2017年08月10日 09:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:08
ならまた湖を見下ろせるのがこの山のポイントでしょう。
ならまた湖をアップで。
2017年08月10日 09:08撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:08
ならまた湖をアップで。
カメラを北に振っていきます。奥利根、越後の山々が壮観です。
2017年08月10日 09:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:09
カメラを北に振っていきます。奥利根、越後の山々が壮観です。
越後三山が一際雄大です。
2017年08月10日 09:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:09
越後三山が一際雄大です。
平ヶ岳、至仏山も視界に入ってきました。
2017年08月10日 09:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:09
平ヶ岳、至仏山も視界に入ってきました。
至仏山を中心に、燧ヶ岳、平ヶ岳の豪華トリオです。
2017年08月10日 09:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:10
至仏山を中心に、燧ヶ岳、平ヶ岳の豪華トリオです。
カメラを東に振っていきます。尾瀬ヶ原が望めないのだけが玉に瑕でしょうか。
2017年08月10日 09:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:11
カメラを東に振っていきます。尾瀬ヶ原が望めないのだけが玉に瑕でしょうか。
日光方面は相変わらず雲が多いです。
2017年08月10日 09:11撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:11
日光方面は相変わらず雲が多いです。
燧ヶ岳をアップで。まるで独立峰のようです。
2017年08月10日 09:12撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:12
燧ヶ岳をアップで。まるで独立峰のようです。
至仏山にかかっていたガスが飛んだので、改めて尾瀬の主峰群をアップで。中央に見えるピーク付近から歩いてきました。
2017年08月10日 09:16撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:16
至仏山にかかっていたガスが飛んだので、改めて尾瀬の主峰群をアップで。中央に見えるピーク付近から歩いてきました。
至仏山、小至仏山、小笠をアップで。南から見る至仏山の形が新鮮です。
2017年08月10日 09:16撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:16
至仏山、小至仏山、小笠をアップで。南から見る至仏山の形が新鮮です。
山頂標識を入れて。
2017年08月10日 09:19撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 9:19
山頂標識を入れて。
帰りに行きの下りでちょっと緊張を強いられた悪沢岳下の岩場を撮影しました。登りだと難しくないのですが、下りだとうまくつま先立ちできるステップを見つけにくかったです。何しろ凶悪に滑る蛇紋岩なので、ロープを両手でがっちりつかんでいないとつま先立ちが怖かったです。
2017年08月10日 13:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 13:24
帰りに行きの下りでちょっと緊張を強いられた悪沢岳下の岩場を撮影しました。登りだと難しくないのですが、下りだとうまくつま先立ちできるステップを見つけにくかったです。何しろ凶悪に滑る蛇紋岩なので、ロープを両手でがっちりつかんでいないとつま先立ちが怖かったです。
笠ヶ岳の秀逸な山容も見納めです。
2017年08月10日 13:28撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 13:28
笠ヶ岳の秀逸な山容も見納めです。
帰りにも行きと同じ展望スポットから尾瀬ヶ原を遠望します。朝よりも緑が濃い風景です。
2017年08月10日 14:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1
8/10 14:01
帰りにも行きと同じ展望スポットから尾瀬ヶ原を遠望します。朝よりも緑が濃い風景です。
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原をセットで。実に絵になるコンビです。
2017年08月10日 14:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 14:02
燧ヶ岳と尾瀬ヶ原をセットで。実に絵になるコンビです。
尾瀬ヶ原をアップで。縦断した経験がないので、いつか歩き通してみたいです。
2017年08月10日 14:02撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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8/10 14:02
尾瀬ヶ原をアップで。縦断した経験がないので、いつか歩き通してみたいです。

感想

山の日の高速道路の大渋滞がひどそうだったので、一足先に比較的天気が良さそうであった尾瀬まで脱出しました。
尾瀬では8年前の秋に燧ヶ岳に、3年前のGWに至仏山にそれぞれ登っていますが、とんがり帽子のよく目立つ笠ヶ岳の存在は以前からずっと気になっており、何度か山行き候補に挙がっては消えた末、今回ようやく登頂の機会を得ました。
夏休み中の連休前日の尾瀬だというのに、行き交った人がわずか数名という想像以上のマイナーぶりでしたが、山頂からの大絶景は掛け値なしに素晴らしく、至仏山、燧ヶ岳を登った人が次に目指すべき隠れた名ピークだと思います。
あまりにも静謐で気持ちのいい山頂でしたので、つい昼寝をするなどして3時間以上も長居をしてしまい、尾瀬の2000m峰でありながらこういうのんびりした過ごし方ができるのもこの山の魅力だと思います。
尾瀬一帯では、今度は鬼怒沼山と栃木百名山の中でも最長ルートの一つに数えられる黒岩山をセットで登ってみたいと思います。

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