聖岳（聖沢登山口〜上河内岳〜畑薙大吊橋）

2017年08月12日(土) 〜 2017年08月13日(日)

• GPS: 31:59
• 距離: 31.0km
• 登り: 3,035m
• 下り: 3,250m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:44
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:12

6:30 聖沢登山口
6:58 7:03 出合所小屋跡
7:42 7:47 聖沢吊橋
8:38 8:38 造林小屋跡
9:40 9:40 乗越
10:00 10:10 水場前
10:39 10:39 滝見台
11:39 12:18 聖平小屋
12:21 12:21 聖平小屋分岐
12:41 12:41 薊畑分岐
13:29 13:36 小聖岳
14:47 15:09 聖岳
15:48 15:48 小聖岳
16:24 16:24 薊畑分岐
16:42 聖平小屋

2日目

• 山行: 8:28
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:01

5:28 聖平小屋
5:32 5:32 聖平小屋分岐
7:09 7:09 南岳
7:55 8:02 上河内岳
8:31 8:31 竹内門
9:13 9:20 茶臼岳分岐
9:30 9:30 茶臼小屋
11:02 11:05 横窪沢小屋
11:48 11:55 ウソッコ沢避難小屋
12:51 13:00 ヤレヤレ峠
13:23 13:23 畑薙大吊橋
13:58 13:58 畑薙ダムゲート前
14:15 14:15 畑薙第１ダム
14:29 臨時駐車

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

静岡駅から畑薙第一ダムへはレンタカーで2時間40分
畑薙第一ダムから椹島へはシャトルバスで1時間

写真

8/11 15:14

畑薙第一ダムの臨時駐車場からシャトルバスで椹島に向かう。

8/11 17:05

椹島ロッジに到着。今日はここで一泊する。

8/12 6:05

レストハウス前から聖沢登山口までバスで移動。

8/12 6:29

聖沢登山口に到着。多くの人が下りる。

8/12 6:29

登山口の案内板。

8/12 6:37

登り始め立派なキノコの出迎え（サマツモドキ）。

8/12 6:46

いきなり樹林帯の急登。

8/12 6:58

出合所小屋跡で小休憩。

8/12 7:20

結構いろんなキノコが生えている。

8/12 7:31

トラバースの緩やかな道となった。

8/12 7:36

これも特徴的なキノコ

8/12 7:38

架けてある橋もガタガタで危うい。

8/12 7:41

聖沢が近付いてきた。

8/12 7:42

聖沢吊橋に到着。一人ずつ渡る。

8/12 7:43

聖沢の渓流。

8/12 7:47

ここでも小休憩。これからの急登に備える。

8/12 8:24

紫色の小さなキノコ

8/12 8:34

急登をつづら折りに登る。

8/12 8:38

登りきって架線小屋跡に到着。

8/12 10:15

この吊り橋前で同行者S氏の足が攣り一時離脱することに。とりあえず私だけで聖平小屋に向かうこととした。

8/12 10:23

キキョウ系の花？（シャジンと判明）

8/12 10:24

岩場のガレたところも出てきた。S氏は歩けるのか？

8/12 10:27

ホソバトリカブトかな。

8/12 10:39

滝見台に到着。二本の滝が見える。

8/12 10:51

木々の間から聖岳が見えた。

8/12 10:53

聖平小屋までは80分。このあたりからは穏やかな道となる。

8/12 10:57

レリーフのある見晴らし台

8/12 11:05

沢を渡渉。この後も橋で渡る箇所もある。

8/12 11:15

樹木の中の平坦な道。

8/12 11:20

巨大なキノコを発見。アンズタケかと思ったがウスタケかな。

8/12 11:26

小屋直前の橋。

8/12 11:39

聖平小屋に到着。テント泊の人もいる。

8/12 11:41

ここで弁当の昼食。S氏の状態を考えこれからのプランを再考する。

8/12 11:53

フルーツポンチのサービスで疲れを癒す。

8/12 12:21

今日の登頂をやめようかと思っていたところ、復活したS氏が到着。これから登頂する気満々だという。

8/12 12:22

早速要らない荷物を小屋に置き出発。これはハクサンフウロ。

8/12 12:29

マルバタケブキ。この花は多い。

8/12 12:34

S氏も快調に登り始める。

8/12 12:36

ここでもシカの食害防止の柵がある。

8/12 12:41

薊畑に到着。ここで西沢渡からのコースと合流。

8/12 12:49

マルバタケブキの花畑。

8/12 13:12

岩場にロープが現れる。

8/12 13:21

雄大な聖岳が見えてきたが頂上部はもやに隠れている。

8/12 13:24

小聖岳へのガレた登り。

8/12 13:29

小聖岳に到着。休憩して聖岳に挑む。

8/12 13:41

これから進む道はかすんで見えない。

8/12 13:48

タカネツメクサ。たくさん咲いている。

8/12 13:55

チシマギキョウ？

8/12 14:01

もやがとれてきて先の道が見えてきた

8/12 14:05

登ってきた道を振り返る。

8/12 14:05

最後にきて壁のような砂礫の道。体力を奪われる。

8/12 14:14

これはまた不思議な花。

8/12 14:19

おなじみミネウスユキソウ

8/12 14:35

伝わりにくいが高度感がある。

8/12 14:37

まだ続く砂礫の登り。

8/12 14:46

登り切り道標の出現。すぐ近くが山頂だった。

8/12 14:47

聖岳3013m。南アルプス最南端の3000m峰だ。

8/12 14:50

三角点も近くにあり。

8/12 15:02

予想どおり展望はなかったが今日登れただけラッキーか。向こうに見えるのは奥聖岳。

8/12 15:09

夕食の時間もあるので早々に下山にかかる。

8/12 15:32

来た道を引き返す。もやが立ち込めてきた。

8/12 15:34

こんな高いところに沢が見られる。

8/12 15:48

小聖岳まで戻ってきた。雨がパラつき始める。

8/12 16:25

薊畑まで下りてくるまでには結構な降りに。

8/12 16:39

急いで聖平小屋分岐まで下りる。

8/12 16:39

木道を戻れば小屋はすぐそこ。

8/12 16:42

聖平小屋に戻ってきて1日目の行程は終了。

8/13 5:02

2日目朝の聖平の様子。

8/13 5:03

向こうに今日向かう上河内岳が見える。

8/13 5:32

今度は分岐を左に曲がり上河内岳・茶臼岳方面に行く。

8/13 5:32

聖岳の頂上は雲に隠れている。

8/13 5:33

向かう上河内岳も雲に隠れてしまった。

8/13 5:46

まずは樹林帯を進む。

8/13 5:50

ウスタケもよく見かけた。

8/13 5:51

今回お気に入りの花だが、ピンボケ。トモエシオガマ

8/13 6:20

樹木がハイマツに変わってきた

8/13 6:36

これもよく見かけたウメバチソウ。

8/13 6:43

やはりもやがあって先が見えない

8/13 6:56

突然靄が取れ、青空が出始めた。これはもしや。

8/13 6:59

もやの中から聖岳の雄姿が現れた。

8/13 7:00

一瞬だけ現れた聖岳に感謝。

8/13 7:09

再びもやの中。少し道を間違え、南岳をはずれてしまった。

8/13 7:13

また変わった花がたくさん。イワオウギというらしい。

8/13 7:14

この辺りはタカネマツムシソウの群落。

8/13 7:23

キバナシャクナゲも

8/13 7:23

チングルマも登場。

8/13 7:31

割と平穏な道を行く

8/13 7:44

上河内岳肩に到着。デポして山頂に向かう。

8/13 7:50

荷物がないだけ随分身軽だ。

8/13 7:55

上河内岳2803mに登頂。

8/13 7:55

本来なら大展望だが残念。早々に引き返す。

8/13 8:12

上河内岳を振り返る。

8/13 8:16

ここからは茶臼小屋に向かって徐々に下りていく。

8/13 8:31

竹内門を通過。

8/13 8:39

シナノキンバイと思しき花。

8/13 8:40

ハイマツ帯から樹林帯へと変わっていく。

8/13 8:49

これも変わった花。

8/13 9:04

茶臼分岐前にまさかの登り返しあり。

8/13 9:11

もやに霞んだ茶臼岳が見えてきた。

8/13 9:13

茶臼岳分岐に到着したが、行程が遅れ気味なことがわかり茶臼岳に寄るのは見送った。

8/13 9:29

下山ルートに入り茶臼小屋が見えてきた。ガイドブックの時間表記が速いように思う。

8/13 9:33

ここからは本格的に畑薙に向けて下山する。

8/13 9:59

樺段を通過。結構な下り勾配だ。

8/13 10:15

水呑場を通過。それらしいものはなかったが。

8/13 10:24

1900m表示を通過。

8/13 10:46

1700m表示を通過。それなりの速さで下りているはずだが。

8/13 11:05

横窪沢小屋に到着。ガイドより15分ほど多くかかっており表記が速いことを確信。

8/13 11:13

S氏を説得して急いでもらうことにした。少し登って横窪峠を通過。

8/13 11:26

中の段を通過。急坂に入りS氏は矢のような速さで下りていく。

8/13 11:36

1300m表示を通過。S氏は視界から見えなくなった。

8/13 11:43

鉄の階段を下りる。

8/13 11:47

吊り橋から見た滝。昨日の雨で水量は多い。

8/13 11:48

ウソッコ沢小屋に到着。

8/13 11:48

すごいスピードで下りたため15分も短縮できた。

8/13 11:48

フシグロセンノウ

8/13 11:57

タマゴタケ。こう見えて食べられる。

8/13 12:03

吊り橋はここから4回でてくる。その1

8/13 12:07

水場でのどを潤す。

8/13 12:16

吊り橋その2

8/13 12:18

ウソッコ沢の渓流。

8/13 12:24

吊り橋その3

8/13 12:28

1000m表示。標高的にはほとんど下りてきた。

8/13 12:29

吊り橋その4

8/13 12:37

ここから最後の登り。ヤレヤレ峠に向かう。

8/13 12:51

ヤレヤレ峠着。ここでいなり寿司の弁当で昼休憩。

8/13 13:23

峠を下り最後のポイント畑薙大吊橋に到着。

8/13 13:24

大吊橋を渡る。

8/13 13:27

無事大吊橋を渡り切った。ここからは臨時駐車場までのロードとなる。

8/13 13:58

沼平ゲートに到着。目標の14時には間に合わないが、帰りのこともあるのでなるべく早く着きたい。

8/13 14:07

ダムの向こうにえん堤が見える。あれを対岸に渡る。

8/13 14:29

さらに結構歩いて、大吊橋から1時間かけて臨時駐車場に戻ってきた。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX77 パナソニック

感想

yoskimu

南アルプス南部の山はとにかくアクセスが悪くて遠いイメージだったが、何とか短い行程で行けないかと調べていたところ、聖岳なら2泊3日の期間で行けそうな感じが出てきたので計画を振ってみたところ、S氏も快諾？してくれたので今回実行の運びとなった。
天気は今一つで展望は望めなかったが、行程中は大きな雨には会わずに済んだ。S氏は準備不足だったのか途中で足が攣るというハプニングがあったが、復活して無事に当日登頂の目標を果たすことができた。
1900mの標高差を一日で登るのは初めてだったが、先週穂高岳に登っておいたことがよかったようで、特に大きな疲れもなく行程を終えることができたと思う。