塩見岳 南アルプスの中央部に鳥倉登山口から往復
- GPS
- 17:03
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 2,197m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:47
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:53
GPSログは2日目の塩見小屋から塩見岳山頂の登りがoffだったので、若干正確さを欠いています。
帰路の鳥倉登山口から林道ゲート駐車場までは、特別バスで移動しています。
天候 | 1日目 曇り、霧、一時小雨 2日目 曇り、晴れ間、霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●鳥倉登山口から三伏小屋まで急登が長く続く。時折、細丸太の階段があり、湿り気を帯びていることが多いので滑らないように注意する。 ●三伏峠から塩見小屋までの間は緩やかにダウン、アップを繰り返すが、途中に泥濘が多い。 ●塩見小屋から先の天狗岩を越えると、塩見岳山頂までは岩場で西峰、東峰がある。 ●三伏小屋手前の水場は細い。塩見岳小屋でミネラルウォーター販売。 ●トイレは駐車場、登山口に仮設、三伏小屋(有料)、塩見小屋(携帯トイレブース、シート200円)、男性小用は別。 ●塩見小屋は新築したばかりの小さな小屋で、寝袋が置いてある。 食事は悪くなく、お弁当も頼める。 トイレは携帯トイレブースまで少し歩く。(シートは持参か200円で販売) 回収BOXもすぐそばにある。皆さんマナー良く使用され、清潔感がありました。 |
写真
感想
南アルプスの中央部に突き出て見える塩見岳に、一泊の山行。
私は、この山域に踏み入るのは初めてで、緑色の山や谷は大きく深く、山頂までの道程は遠く感じました。
山腹は霧が生じやすい環境らしく、シラビソの森はしっとりと苔に覆われ、キノコも種類が豊富。そして様々な花が咲き、新たに覚えた花の名はコバノイチヤクソウ、シャクジョウソウ、トモエシオガマ、セリシオガマ、ミヤマホツツジ、シコタンソウ…。
一日目は霧で、ほとんど眺望は無かったけど、二日目早朝には霧も晴れ、塩見小屋から朝露に濡れたハイマツ帯を抜け、雄々しい岩山の塩見岳山頂を目指すと、高雲りながら、南アルプス北部の仙丈ヶ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、南側の蝙蝠岳、荒川岳、赤石岳、兎岳と緑色の山々が間近く連なる。尾根筋に一本の縦走路が続いて、その先を歩いてみたくなる。
山頂からは富士山のシルエットも、遮るものなく見えた。
360度の視界は、雲海の上に中央アルプスと乗鞍岳、槍、穂高も見えていて、一週間ほど前に北穂高岳からこちら側を眺めていたのが不思議な感じがする。
復路も長いので、早々と下山して行きます。本谷山手前まで下ると、往路では霧で見えなかった塩見岳の姿も現れる。なかなか姿の良い岩山で印象的です。
シラビソの森を再び歩くと霧が出てきた。登山道は所々ぬかるんでいる。木階段は水気を含み、滑りやすい。苔がふわふわと育っている。
周りが明るい緑色になったと思ったら、カラマツ林になっていた。マルバダケブキの黄色い花が鮮やかに幾つも咲いていて、ちょっといい感じ。写真を撮ろうかと迷ってるうちに通り過ぎてしまいました。
※後述 塩見岳を登ってみようと思った時の下調べで、三伏山からの眺望が楽しみでしたが、1日目、2日目共に霧で眺望は得られず、シラビソ林を歩き続けるような時間が長く感じました。
登り時に三伏山、あるいは本谷山から塩見岳が望めたら、登山の印象は違っていたかもしれません。
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