白山 美濃禅定道

2017年08月12日(土) 〜 2017年08月13日(日)

• GPS: 34:05
• 距離: 40.4km
• 登り: 3,495m
• 下り: 3,489m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:19

4:27 石徹白登山口
4:33 4:33 石徹白の大杉
5:46 5:50 神鳩ノ宮避難小屋
6:13 6:18 母御石
6:37 6:37 銚子ヶ峰
7:23 7:24 一ノ峰
7:54 7:54 二ノ峰
8:23 8:57 三ノ峰避難小屋
9:03 9:05 三ノ峰
9:50 9:50 別山平 御手洗池
10:23 10:26 別山
10:40 10:41 御舎利山
11:35 11:35 天池
11:45 11:45 油坂の頭
12:13 12:16 赤谷渡渉点
12:37 12:41 南竜山荘
12:46 南竜ヶ馬場野営場

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 2:40
• 合計: 11:35

2:43 南竜ヶ馬場野営場
3:29 3:32 トンビ岩
3:48 3:49 白山室堂
4:24 5:12 白山
5:27 5:29 白山室堂
5:42 5:42 平瀬道・展望歩道分岐
5:59 6:01 アルプス展望台
6:42 7:35 南竜ヶ馬場野営場
7:48 7:51 赤谷渡渉点
8:25 8:26 油坂の頭
8:26 8:26 油坂ノ頭
8:34 8:34 天池
9:25 9:31 御舎利山
9:47 9:58 別山
10:17 10:17 別山平 御手洗池
10:56 11:00 三ノ峰
11:05 11:23 三ノ峰避難小屋
11:41 11:41 二ノ峰
12:03 12:03 一ノ峰
12:39 12:40 銚子ヶ峰
12:52 12:52 母御石
13:11 13:18 神鳩ノ宮避難小屋
14:12 14:12 石徹白の大杉
14:18 石徹白登山口

天候

8/12　雨時々曇り。午後時々晴れ。
8/13　晴れ。昼前からガスの掛かる空模様。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・石徹白登山口の駐車場を利用しました（30台弱は停められそう）。
・登山口までは白山中居神社横から石徹白川沿いに舗装された林道を約6キロです。
　沢側にガードレールが無いので運転には注意のこと。

コース状況／危険箇所等

・コース上、少々草が覆いかぶさっている箇所もありますが、全体的には整備され
　た歩きやすいコースでした。
・銚子ヶ峰〜ニノ峰間の上り下りは足場が泥濘していて滑りやすいので要注意。
・三ノ峰〜大屏風間、東側が切れ落ちている箇所が多くなるので同様に注意のこと。

写真

8/12 4:17

登山口の案内板。コースタイムとか参考になるのでは。

8/12 4:18

登山口横の水場（沢水です）。ここで4L程補充して出発しましたが、道中涼しく2Lでも良かった感じ（天気次第だね）。

8/12 4:26

ポストは登山口の東屋にありました。入山中は届出済証（引き出しに入ってる）を持ち歩き下山時投函しろとのこと。届出だしっぱなしと違って分かりやすくて良いですね。

8/12 5:13

ここの道標は登山口からのカウントアップなのね。これがまた辛いこと辛いこと。できればカウントダウンも併記して欲しいな。

8/12 5:30

稜線が見えてきた。この程度のガスならと期待したけど甘かった。結局予報通りの雨模様に。

8/12 5:47

主尾根に乗るとすぐに神鳩避難小屋に到着。予想外に立派で驚きました。中も綺麗でしたよ。

8/12 5:47

小屋前から数分下ると水場があるらしいが。出てたのかな？この後、母御石の手前から雨が降ってきて雨具を装着。南竜まで晴れることは無かった。なので以降写真少な目です。

8/12 10:25

とりあえず別山到着。まだ先は長いんだけどね。

8/12 10:41

大屏風付近。コース中ここが一番お花畑だったかな。

8/12 10:41

時期的にはちょっと遅かった感じではありますが綺麗でした。

8/12 13:07

南竜ヶ馬場の野営場到着。早く着いたので草地の割と良い場所を確保。テント張ったらとりあえず乾杯でしょ。

8/12 13:09

天気は悪いですがテント場は盛況でした。

8/12 14:53

こちらは南竜山荘。テン場の受付もこちら。

8/12 14:54

小屋前に川が流れてて、なかなかの立地です。

8/12 15:03

で、やることないので小屋の休憩所でもう一杯（笑）小屋ではドライと一番絞りを売ってました（＠500）。

8/12 18:08

夕方になって、やっとガスが抜けてきた。明日は期待できるかな。

8/12 18:17

記念の一枚。

8/12 18:13

夕日が眩しい。翌日は早いので、この後すぐ就寝。

8/13 4:53

翌朝、ご来光にはなんとか間に合った。室堂から山頂まで凄い人出で大渋滞（疲れなくて良かったけど）。山頂も大勢詰め掛けてて驚きましたよ。

8/13 4:54

大汝峰方面。日程的に厳しくこちらは次回のお楽しみ（いつになることやら）。

8/13 4:58

それにしてもピーク側は凄い人だな。開山1300年記念だからか？

8/13 4:58

帰り方面の尾根。南竜からの登り返しがきつそう。

8/13 4:59

雲海の向こうは北アですかね。当初の予定では向こうだったのですが・・また来年かなぁ。

8/13 5:06

登頂記念に。

8/13 5:07

中央の方が神主さん。ご来光前にお山の謂れなどの講話があり、なかなか良かったですよ。

8/13 5:08

対岸、北アの峰々越しのご来光。槍の位置からすると水晶とか薬師の辺りなんでしょうかね。何にしても拝めて良かったです。この後、万歳三唱で早朝のイベントは終了。

8/13 5:24

混むのが嫌だったので、万歳と同時に下山。下りは誰もいなくスイスイでした。が、早く降りすぎて室堂の売店がまだ開いてなかった（朝は6時からみたい）。白山バッジ欲しかったな。

8/13 5:27

白山奥宮越しに見た白山御前峰。上部はかなり混み合ってるみたい。

8/13 5:34

登りはトンビ岩コースだったので、下りは展望歩道側から南竜に向かう。

8/13 5:38

早朝の清々しい時間帯。緑が鮮やかで心地が良かったです。

8/13 5:47

青空がバックだと山も一際映えて見える。

8/13 5:48

別山方面。いつまでもこの景色を見ていたい気分でした。

8/13 6:02

キャンプ場が見えてきました。トンビ岩コースより展望歩道の方が歩きやすかったかな（ちょっと遠回りだけど）。

8/13 7:40

キャンプ場下の湿原より。なかなか良い場所でした。

8/13 7:41

帰り方面、最初の山場の油坂。下の河原まで下ってからなので、結構きつかった。

8/13 8:03

油坂中腹より山頂方面。

8/13 8:23

時間的に余裕があるので、珍しく花を撮ってみたり。

8/13 8:25

大屏風の辺りから見た別山。

8/13 8:26

花の名前は全然分からない（覚える気がない？）ので、綺麗な花とだけ言っておく。

8/13 8:26

前に同じ。

8/13 8:28

前の前に同じ。

8/13 8:34

天上の楽園的風景かな。

8/13 8:36

楽園の先は千尋の谷。

8/13 8:45

前日見れなかった景色なので、何度振り返って見たことか。

8/13 8:51

登山道脇もお花一杯でした。

8/13 8:55

アッップダウンは多いけど、歩き飽きない景色が続く。

8/13 9:09

御舎利山。ここを越えれば別山間もなくです。

8/13 9:12

御嶽の後に設置された道標なんでしょうね。これだけ歩いてもまだ4キロか。

8/13 9:14

中央が別山。帰りの中間点までもう一息。

8/13 9:21

振り向くとこんな景色。だいぶガスが上がってきてしまいましたね。残念。

8/13 9:31

行きには寄らなかった御舎利山から白山方面。

8/13 9:31

同じく別山方面。

8/13 9:34

別山手前の岩室。緊急避難用らしいが、前日見た感じでは雨風吹き込んでて雨具だけでは厳しそうでした。

8/13 9:39

適当に撮ってたら花にピントが合ってない。

8/13 9:47

無事、別山到着。

8/13 10:05

なんとなく目出度い色合い。

8/13 10:11

とうとうガスに追いつかれた。涼しくて良いのだけど景色見れないのが残念。

8/13 10:15

御手洗池。稜線上、池が多いね。

8/13 10:21

別山の辺りで見かけた綺麗な花。

8/13 10:34

三ノ峰に向け急降下。あと何回登り返しあったっけ？

8/13 10:58

別山以降、若干草が生い茂り気味。早朝は雨具必須かもね。

8/13 11:00

三ノ峰無事到着。

8/13 11:00

登りのカウントアップ標識発見。下りは励みになって良いのだけど・・・

8/13 11:04

三ノ峰避難小屋。神鳩同様こちらも立派な小屋ですね。

8/13 11:31

小屋で大休止の後、二ノ峰に向かう。

8/13 11:34

花の写真にコメント入れるの難しいね（汗）

8/13 11:40

二ノ峰通過。ここからがコースの最難所だった気が（泥濘で滑りまくるよ）。

8/13 11:42

鬼ノ鼻面岩だそうです。鬼の鼻それとも横顔なのかな？

8/13 12:00

花の多い山だなぁ。

8/13 12:02

一ノ峰も無事通過（足元滑って大変でした）。

8/13 12:39

銚子ヶ峰通過。ここまで来れば主稜線歩きは間もなく終了です。

8/13 12:51

鞍部まで一気に下ったら、小屋まで一息です。

8/13 12:52

途中の母御石。

8/13 13:30

小屋からは支尾根に移行。仰ぎ見るピークは母御石付近かな。

8/13 13:37

ここはかなり急でした。

8/13 13:38

でかいやつ発見。

8/13 13:48

神鳩から登山口まではこんな感じの樹林帯が続く。日差しが遮られ、涼しく歩けて良かったです。

8/13 14:10

大杉到着。幹周りの太さが尋常じゃない。

8/13 14:11

比較対象が無いのであまり大きく見えないが・・・生で見るべしだね。

8/13 14:13

大杉からは石段。これが結構膝にくるのよね（涙）

8/13 14:19

やっと着いたぞ。長かったよ。

8/13 14:20

登山届届出済証を投函して下山完了です。

8/13 15:08

帰りは石徹白の白山中居神社に寄り道。

8/13 15:12

8/13 15:17

ここから歩いたら一泊じゃ無理だよなぁ。

8/13 15:19

境内には杉の巨木があちこちに。開山1300年のことだけあるな。

8/13 17:05

帰りがけ、クックラひるがので食べた鶏ちゃん。客に焼かせるのかと思ったけど、結構美味くてこれはこれで有りかと。

撮影機器：

iPhone SE Apple

感想

syasyu

前回の登山から1ヶ月空いてのお盆突入。
だいぶ鈍った足に鞭打ちながら白山登山を楽しんできました。

登山前日、登山口に着くまでは、開山1300年とのことでかなり混み合うかな？と思ってましたが、天候のせいか石徹白登山口には数台車があるのみでした（同行程で見かけたのはトレランの方2名と神鳩泊されたグループだけだった）。
深夜、一時的に土砂降りだったりと少々不安なスタート。母御石手前からは生憎の雨模様となり、静かで涼しいは良いのだけど、景色が見えずちょっと残念な道中となってしまった。でもまぁ思ったより早く南竜に着けたし、テント場では良い場所を確保できたので良かったかな。テント設営後はやることないので、ビール飲んでまたビール飲んで飯食ってウィスキー飲んで隣のテントの方と談笑して就寝。

翌日は御来光見物なので深夜起床で山頂へ。雲は少しあるが上々の天気。まだ数名が中腹を歩いているのが見えるだけなので、追いかけるようにテントを後にした。トンビ岩付近から山頂を眺めると、すでにヘッドランプの行列ずらりと（ちょっと1300年甘く見てたようだ）。室堂からは渋滞に身を任せてゆっくり山頂へ向かい、激混みのピーク側を避けて隣のピークに陣取って暫し夜明けの景色を堪能することにした。
日の出前に神主さんのご講話が始まり、気分が盛り上がった所でご来光（なかなか粋
な計らいですね）。北アの稜線越しに昇る朝日はとても素晴らしかった。
下りは急ぎ足で（渋滞は勘弁なので）南竜へ。前日と違い綺麗に晴れ渡った空の下、眼下に見える素晴らしい山並みは、下るのに後ろ髪を引かれる気分でした。テント撤収後は、石徹白への長い道のりへ。前日見れなかった登りの景色もと、ちょっと進んでは振り返ってと、なかなか歩みが捗らない。別山を過ぎガスの中となりやっとペースアップとなった感じでした。
以降、涼しさもあり、きつい登り返しもなんとかこなし、途中の小屋で休憩を入れつつ、割と良いペースを維持。最後の支尾根の急坂も一気に下り、大杉に驚き（前日は真っ暗で見えなかった）、石畳にやられつつも無事登山口まで帰り着いた。

毎年、この時期は数泊でロングが恒例だったので、一泊ピストンでは物足りないかと思ってましたが、全然そんなことはなくかなり満足度の高い山行でした。コースも面白く素晴らしい景色であれば、一泊でも全然楽しいんだなと改めて感じた二日間でした。