蓮華岳、針ノ木岳
- GPS
- 18:02
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,644m
- 下り
- 2,279m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:07
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 6:36
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
例年、お盆の週の初日は大混雑。北アルプスだと2泊以上の行程を取る人が多いので2日目も危ない。今回は山の日がくっついているので更に危ないと思い、連休3日目(正確には2日目の夜)の出発にした。
23時頃、七倉の駐車場着。駐車場から車が溢れており、路駐だらけ。木の枝が覆いかぶさっている1か所だけが空いており、かろうじて停められた。『ここから入る人は3泊、4泊のコースを行く人が多そうなので、初日、2日目に入った車が停まったままなんだろう』と楽観的に考える。
初日の朝、天気予報は晴れだったはずだが、濃い霧。
登り始めて1時間ほどでN田さんの靴底が剥がれる!M野が持ってたテーピング用テープで補強。M野はいろんなものを持ってて便利だ。あれが無かったら、恐らく撤退しただろう。
1400mをひたすら登る。山と渓谷2012年8月号の『日本の名急登100』によると、七倉尾根は35位。平均斜度18.1°はベスト10に入ってる。確かに立派な登りだった。下りには使いたくない。
天気は終日曇り(ちょっとだけ小雨)。
船窪小屋。この前もNHKで取り上げられていた最近有名な小屋だが、確かに良い。場所が良い。飯が美味い。スタッフが親切だし楽しそう。この日はほぼ定員程度の宿泊者数で、布団一つ分のスペースが確保できて快適。
ロードレーサーを背負って来た人に会う。『チャリンコ愛』でチャリンコを担いで富士山に登るみたいなのは聞いたことがあるが、この人は、『基本的に山登りなんだけど、交通機関を使うと登山口までのアプローチが面倒だから、チャリにしている』とのこと。すごい。
2日目。徐々にガスが消えてきて、ほぼ360°の展望。槍ヶ岳から剣岳まで見える。なるほど、北アルプスの真ん中だ。
展望が開けたのは朝だけで、ほどなくガスに覆われたが、歩く分には、涼しくて良かった。
蓮華岳のコマクサ群落は見事。白いコマクサも2株見つけた。今年は雪が多かったせいか花の時期が遅い。8月中旬にもかかわらず、それなりに花を楽しめた。
針ノ木小屋も30人程度の宿泊者数で快適。
3日目。天気予報によると午後は雨。早めに下りたいので朝食前に針ノ木岳ピストン。頂上に着くと、立山と剣岳が(頭だけだが)ガスの上に見えた。慌てて写真を撮るうちに消えた。あと1分遅かったら立山は見られなかった。あと3分遅かったら剣も見られなかった。残念ながら黒部湖は見えなかった。
あとは針ノ木雪渓を下るだけ。初めて通るので、例年と比べて雪が多いのかどうかわからないが、白馬の大雪渓には及ばない。
扇沢に着くと同時に雨が降り出す。突き抜けた青空というわけにはいかなかったが、ほぼ日本全域が大雨にやられている中では奇跡的に良い天気に恵まれたと思える。
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