蓮華温泉から朝日岳、雪倉岳、周回


- GPS
- 15:38
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 3,005m
- 下り
- 2,980m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:27
天候 | 16日 小雨 17日 朝は雲が多いが晴れ、昼前から雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪倉岳から少し東に雪渓が2箇所あるがアイゼンなしで行けたが、トレースが浅くヒヤヒヤした。 |
写真
感想
2日休みが取れたが天気はどこも悪そう。3時間毎に更新される最新の天気予報は見る度に雨になったり、晴れになったり曇りだったり、ころころ変わる。一喜一憂するのがばからしくなってきた。結局、微妙な天気で予報は無理だという結論に。一番ましそうなのが、南風なので風下になる白馬岳より北側の地域。雨になったとしても、まだましだろうと思い、雨覚悟で晴れたらラッキーと思い、とりあえず行くことに。
5年くらい前に蓮華温泉から白馬大池経由で白馬岳、雪倉岳へ行き、鉱山道から蓮華温泉に戻ったことがあり、好印象だったので、今回は評判の良い朝日小屋のテント場経由で周回の予定を立てた。
初日は、歩き出して1時間程で雨が降り出し、その後はそんなに強くはないがずーっと雨。最初の1時間は下りでそこから登りなので見た目よりはきつい。ほとんど視界がなく、何となくしか、わからなったが、湿地が多く雰囲気は良い所だった。特に五輪湿原から朝日小屋までは多種多様の花が咲き乱れ、種類の多さは特筆物。知っている花はもちろん、見た事のない花がいっぱいだった。ないのはコマクサぐらいだなあと思っていたら、雪倉岳の北側にほんの少しと三国境の近くにコマクサまであった。花の勉強をしたければ、花に詳しい人と一緒に行けば良い勉強になるだろう。ここらへんは、雪が多い所なので、まだ当分は楽しめるはずだ。
6年前に買ったレインウェアーだが、もう寿命なのか防水効果が弱く、最後の方でおしりが冷たく感じて、触ってみると濡れていた。結局テント場についで脱いでみると。靴、靴下、下着、シャツ、全て濡れていた。着換えがあったのでよかったが、乾かず重い荷物になってしまった。
2日目、朝、起きると何と快晴。昨日の天気がうそのよう。雨も覚悟していたので、これはラッキーとルンルンで支度をして、巻き道を使わず、前日登った朝日岳に。登りだすと下から雲が上がってきて朝日岳は一気に雲の中。頂上から風下は雲が切れているだろうと思って頂上までいったが、全くだめ。5分くらいねばったが、晴れそうにないし、ぐずぐずしているとこの先も雲がかかってしまいそうなので、あきらめて雪倉岳方面に下山。下に降りてしばらく歩くと、何と朝日岳が晴れてる。ウーーン残念、しかしかっこいい。下から見れただけでもラッキーと思わねば。
その後雪倉岳へ。周りはかなり雲が上がってきて東側は雲がかかってきた。しかし高い山に囲まれているこの山だけは快晴。きつい登りを終えて頂上に。最高の眺めで白馬岳も雲はほとんどない。そこから白馬岳方面への稜線が美しい。5年前の記憶が甦ってきた。そこから本日のハイライトである稜線歩きを楽しみ、三国境へ近づくと白馬岳に雲がかかってきた。三国境へ到着して昼食を食べながら白馬岳の雲が切れるのを待つ。ところが切れるどころか黒い雲が近づいてきた。これはやばいと想い、すかさず、下山態勢へ。白馬大池への稜線も雲がかかってきた。少し早いペースで白馬大池に。5年前は雲と強風でほとんど何も見えなかった白馬大池だが今回はここだけ雲が切れ視界があった。やはり、キレイなところだ、チングルマが群生していてとてもキレイだった。そこから約2時間で蓮華温泉へ到着。
朝日岳は雲の中で、白馬岳は雲がかかったので断念したが、一度行った事があるし、朝日岳から三国境までたっぷり楽しめたので満足できた。2日共、雨にあうことも覚悟していただけにラッキーだった。やっぱり雪の多いところは少し雰囲気が違い、朝日小屋のテント場も噂に違わずの、良い所だった。少し、妙高山や火打山辺りに似てるなあと思った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する