ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1235707
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

千枚岳 (悪沢岳・赤石岳を目指すも強風で撤退) (´_`。)(椹島〜千枚小屋〜千枚岳)

2017年08月24日(木) 〜 2017年08月25日(金)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:28
距離
21.5km
登り
2,197m
下り
2,196m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:49
休憩
0:06
合計
7:55
8:10
3
8:13
8:15
140
10:35
10:36
82
11:58
11:59
81
13:20
13:21
13
13:34
13:35
94
15:09
15:09
56
16:05
2日目
山行
6:55
休憩
0:25
合計
7:20
5:21
58
6:19
6:21
31
6:52
6:59
32
7:31
7:31
45
8:16
8:17
17
8:34
8:34
101
10:15
10:19
116
12:15
12:21
15
12:36
12:41
0
12:41
ゴール地点
GPSログ
1日目=9.5km
2日目=11.7km
天候 晴れ(稜線では体験したことのない強風)
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙第1発電所(夏季臨時臨時駐車場)にバリバリマシンを停める。
http://www.t-forest.com/alps/park.html
駐車場にはトイレもある。

新東名新静岡から70kmくらい。
いくつもの限界集落を通り、ようやくたどり着く。
狭い林道(夜はこの道はおっかない)。
コンビニはインター周辺に3軒くらいある(インター周辺で逃すもうアウト)。
ガソリンスタンドもない。
新静岡ICを下りて、畑薙と逆方面に2kmくらい走るとENEOSやすき家がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■往路
圏央・八王子西IC−新東名・新静岡IC 3460円
■復路
新東名・新静岡IC−圏央・八王子西IC 3460円

千枚小屋
小屋5500円、寝具 500円、夕食2000円、朝食1000円
弁当1000円、トイレ100円。

畑薙第1発電所(夏季臨時臨時駐車場)から椹島までのバスは3000円。
入山時は、乗車の際に「宿泊施設利用券(3000円)」を宿泊の前金として払う。
この券は、東海フォレストが運営する宿泊施設にて、宿泊代金の一部として利用できる。
http://www.t-forest.com/alps/attention.html#name-park
コース状況/
危険箇所等
南アルプスの森林限界は高く2600m位なので、千枚小屋付近まで樹木帯の道が続く。
序盤のつり橋を渡って少し歩いた辺りが急登りだが、それ以外は全体的になだらな道。岩頭の見晴し付近は若干急です。
鉄塔付近は広い尾根で道を見失いやすいので注意。
オハヨー(゜∀゜)ノ。夏休みをずらして取って畑薙第一ダムに来ました。高速を下りてから超遠いです。
1
オハヨー(゜∀゜)ノ。夏休みをずらして取って畑薙第一ダムに来ました。高速を下りてから超遠いです。
臨時バスに乗る。定期便は7:30らしいが、臨時便は満員になったら発車するらしい。6:30頃出ました。
3
臨時バスに乗る。定期便は7:30らしいが、臨時便は満員になったら発車するらしい。6:30頃出ました。
椹島ロッジに着きました。
椹島ロッジに着きました。
大倉喜八郎。東海パルプ創業者らしい。
88歳の高齢で赤石岳に登頂しているそうだ。高齢で3000m越えの本格的な高山に登頂しているのもすごいが、1926年当時の平均寿命を考えるとさらにすごい。
1
大倉喜八郎。東海パルプ創業者らしい。
88歳の高齢で赤石岳に登頂しているそうだ。高齢で3000m越えの本格的な高山に登頂しているのもすごいが、1926年当時の平均寿命を考えるとさらにすごい。
お花、。
行きましょうかね。
行きましょうかね。
一旦、車道に出る。
一旦、車道に出る。
ここからが本格的な山道が始まる。
ここからが本格的な山道が始まる。
名もない滝?ここで顔を洗った。
1
名もない滝?ここで顔を洗った。
沢沿いの道を歩く。
沢沿いの道を歩く。
タマゴダケ。食えますよー。
(゜∀゜)
タマゴダケ。食えますよー。
(゜∀゜)
気持ちのいい森。(^∇^)
1
気持ちのいい森。(^∇^)
吊り橋。すごく揺れておっかない。(>_<)
2
吊り橋。すごく揺れておっかない。(>_<)
千枚小屋まで標高差1500mもあるんだね。
千枚小屋まで標高差1500mもあるんだね。
ナギナタタケ。カエンダケ(猛毒)じゃないですよー。
1
ナギナタタケ。カエンダケ(猛毒)じゃないですよー。
ここは急登り。
急登りが終わった。
急登りが終わった。
苔むした南アルプスっぽい森。
苔むした南アルプスっぽい森。
ドクツルタケ
ヽ(´∀`)
1
ドクツルタケ
ヽ(´∀`)
岩頭見晴しから悪沢岳を眺める。
ガスってる。ヽ(´∀`)
1
岩頭見晴しから悪沢岳を眺める。
ガスってる。ヽ(´∀`)
樹木帯の道をひたすら進む。
樹木帯の道をひたすら進む。
林道に出た。
ここからまた登山道。
ここからまた登山道。
またタマゴダケ。夏のキノコだね。
イタリア料理やフランス料理では高級食材なんですよー。(^o^)
2
またタマゴダケ。夏のキノコだね。
イタリア料理やフランス料理では高級食材なんですよー。(^o^)
きのこが多いね。
きのこが多いね。
ベニテングダケ(毒)。
タマゴダケに似ているが食えません。
1
ベニテングダケ(毒)。
タマゴダケに似ているが食えません。
少し植生が変わってきたかな。
少し植生が変わってきたかな。
リスさん!
(*゜ー゜)
4
リスさん!
(*゜ー゜)
せっかくベンチがあるので休憩していく。
1
せっかくベンチがあるので休憩していく。
また林道を横切る。
また林道を横切る。
トラバース気味の道が続く。
トラバース気味の道が続く。
清水平。
行動食にかりんとうを持ってきた。かりんとうは登山に必要な栄養を効率的に取れる。チョコレートは暑いこの時期はお勧めしない。
3
行動食にかりんとうを持ってきた。かりんとうは登山に必要な栄養を効率的に取れる。チョコレートは暑いこの時期はお勧めしない。
まだまだ長い。
やっと半分?この道標の所要時間は合ってるのかしらん。
(*゜ー゜)
やっと半分?この道標の所要時間は合ってるのかしらん。
(*゜ー゜)
木馬道跡らしい。昔は木材をこの道で運搬したらしい。
木馬道跡らしい。昔は木材をこの道で運搬したらしい。
タケカンバの森を歩く。
タケカンバの森を歩く。
ハングリー、アングリーだからピーナッツを食べる。
2
ハングリー、アングリーだからピーナッツを食べる。
駒鳥池。なんにもいなかった。
駒鳥池。なんにもいなかった。
千枚小屋まであと1時間。
1
千枚小屋まであと1時間。
ヤマトリカブトでいいのかな?
1
ヤマトリカブトでいいのかな?
千枚小屋まであと15分。
1
千枚小屋まであと15分。
黄色いのはマルバダケブキ。雲取山に多いね。
毒があるので鹿も食わないです。
黄色いのはマルバダケブキ。雲取山に多いね。
毒があるので鹿も食わないです。
やっと千枚小屋。(*´v`)
だらだらと樹木帯の道が続いて結構長く感じた。
2
やっと千枚小屋。(*´v`)
だらだらと樹木帯の道が続いて結構長く感じた。
小屋からは富士山/^o^\がとっても美しい。
(*´v`)
5
小屋からは富士山/^o^\がとっても美しい。
(*´v`)
夕飯はハンバーグ。これで2000円也。
17:20から。
2
夕飯はハンバーグ。これで2000円也。
17:20から。
夕暮れの富士山/(^o^)\。
カメラを抱えた人が多かった。
4
夕暮れの富士山/(^o^)\。
カメラを抱えた人が多かった。
小屋のすぐ後ろはお花畑がある。
小屋のすぐ後ろはお花畑がある。
翌朝。朝食。4:20からにしてもらった。
3
翌朝。朝食。4:20からにしてもらった。
富士山/(^o^)\。
2
富士山/(^o^)\。
5:20頃小屋を出る。
5:20頃小屋を出る。
ようやく森林限界を超えそうな雰囲気になってきた。
1
ようやく森林限界を超えそうな雰囲気になってきた。
マツムシソウかしらん。
2
マツムシソウかしらん。
稜線に出た。風が超強い。
何度も吹き飛ばされそうになる。
2
稜線に出た。風が超強い。
何度も吹き飛ばされそうになる。
なんとか千枚岳の山頂まで行った。
2880m。高さでいうと鹿島槍とか笠ヶ岳と同じくらい。
2
なんとか千枚岳の山頂まで行った。
2880m。高さでいうと鹿島槍とか笠ヶ岳と同じくらい。
誰もいない。
こっちは悪沢岳、赤石岳方面。
(・ω・`)
こっちは悪沢岳、赤石岳方面。
(・ω・`)
小屋に戻ってきた。悪沢岳や赤石岳への縦走を予定していた人もほとんどの人はは引き返していたようだった。
(・ω・`)
1
小屋に戻ってきた。悪沢岳や赤石岳への縦走を予定していた人もほとんどの人はは引き返していたようだった。
(・ω・`)
展望台。
やっぱり稜線はガスってる。
1
やっぱり稜線はガスってる。
ズーム。
椹島まで1時間30分?
もっとありそうだけど、バスの時間に合わせて下りる。
椹島まで1時間30分?
もっとありそうだけど、バスの時間に合わせて下りる。
岩頭の見晴し。
やっぱりガスってる。
やっぱりガスってる。
鉄塔で千枚小屋で用意してもらったお弁当を食べる。
登れなかった悪沢岳が恨めしい。(・ω・`)
1
鉄塔で千枚小屋で用意してもらったお弁当を食べる。
登れなかった悪沢岳が恨めしい。(・ω・`)
お弁当のおにぎり。
2
お弁当のおにぎり。
椹島に戻ってきた。
椹島に戻ってきた。
13時のバスで駐車場まで戻る。
来年再チャレンジしよう(・ω・`)
2
13時のバスで駐車場まで戻る。
来年再チャレンジしよう(・ω・`)

装備

個人装備
ザック(1) ザックカバー(1) コッヘル&バーナー(1) カセットガス(1) ライター(1) 割り箸(1) ヘッデン(1) 予備懐中電灯(1) 地図(1) コンパス(1) GPS(1) 筆記用具(1) テープ(1) タオル(1) 帽子(1) スパッツ(1) 合羽(1) 折りたたみ傘(1) 手袋(1) 飴玉(1) 行動食(1) おやつ(1) 非常食(1) トイレットペーパー(1) ごみ袋(3) ストック(2) 予備充電器(1) サブバッグ(1) 水(1) お昼ごはん(1) デジカメ(1) 熊鈴(1) 笛(1) 腕時計(1)

感想

今年の夏は雨ばっかりで梅雨みたいな天気だ。逆に梅雨の時のほうが雨が少なかったような気がする。
悪沢岳と赤石岳に登ろうとしたが、強風で撤退した。
撤退レコだが、2880mの千枚岳まで登っているので記録に残しておこうと思う。

この山域は金があって、時間もあって、体力がないと行けないようなことをレコで誰か書いていた。間違いではないだろう。

夏休みを23日から取った。火曜の夜に家を出ようとしたが、寝坊してしまって、水曜の昼過ぎに家を出発して、臨時駐車場で前泊して、24日から登り始めた。
椹島から悪沢岳と赤石岳をぐるっと一周、2泊3日コースの予定だった。
一日目は千枚小屋、二日目は荒川小屋に泊まる予定だった。
一日目ではひたすら樹木帯の道。南アルプスは2600mくらいが森林限界なので、ひたすら樹木帯の道を歩く。苔むした南アルプスらしい道だった。きのこが多かった。
ずっと仕事に追われていて、しばらく山歩きをしていなかったので、なんとなく足取りが重かった。

千枚小屋に着くと、富士山の眺めがすこぶるよかった。夕暮れ時にはみんなカメラを持って外に出て写真を撮ってました。
夏山シーズンだが、平日なのでそれほど混んでなくて快適だった。ちゃんと一人一枚の布団が確保されてました。

翌日、4:20から朝食。早い人はもう出発している。
僕は準備を整えて5:20ごろ出た。上に行くほど、風が強くなってきた。
すれ違う人が多くなる。どうやら稜線上で風が強くてみんな引き返しているようだった。二間小屋との分岐付近まで行くと、飛ばされるくらいの強風が吹いていた。
稜線上はさえぎる物が何もなく、ダイレクトに風が容赦なく吹き付けられる。
僕は千枚岳まで登ってから引き返そうと思った。

下りてくる人で「縦走は取りやめですかぁ?」と聞くと「死にたくありましぇーん」と答えてくるくる女性もいました。ベテラン風の人も「これまで経験したことがないくらいの強風」と言っている人もいました。

たぶん風速20m/sくらいだと思う。転倒している人もいた。
少し風が弱くなるのを見計らってようやく千枚岳まで行った。誰もいなかった。
風がものすごく強い。おまけにガスっていて、悪沢岳方面も見えない。
千枚岳は2880mの山だ。百名山ではないが高さは鹿島槍とか笠ヶ岳とか八ヶ岳と同じくらいだ。千枚岳まで行けただけで満足だ。

悪沢岳と赤石岳に登れなかったのは心残りだが、来年再チャレンジしようと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:696人

コメント

暴風・・
&nbsp;yamayama2013 さん、こんにちは。

私も同日、千枚小屋に宿泊しておりました。
身の危険を感じる程の暴風でしたね。
お陰でザックに装着したザックカバーが知らぬ間に吹き飛んで無くなっていました。

千枚小屋から見た夕方・早朝の富士山は見事でしたね!
2017/8/27 20:04
Re: 暴風・・
jundaigoさん
こんにちは。千枚小屋に宿泊されていたんですね。
夜中も風がすごかったですね。
あの暴風のなかで縦走されたとはすごいです。何人も引き返しているのを見て、さすがに僕はそのまま進む気にはなれませんでした。
2017/8/27 21:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 塩見・赤石・聖 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら