記録ID: 1238756
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無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
【北八ツ】あなどれません！双子池から大岳直登
2017年08月27日(日) [日帰り]
Shindai1987
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:45
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 828m
- 下り
- 809m
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日帰り
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:33
5:53
5:55
37分
双子池迂回路分岐(池畔)
6:32
6:33
40分
カラ川橋(林道合流)
12:34
麦草峠 駐車場
| 天候 | 終日晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
双子池からの大岳直登コースは、(個人的感想ですが)以下3つの観点から経験者向きと思います。 �．沺璽�ング(テープ、ペンキ)が古く、道標も天狗ノ露地・北横岳縦走路の2ケ所のみ。中盤以降はシャクナゲやハイマツが旺盛でルーファイ力が必要。 �⊇�・終盤は苔生す急登で踏み跡がわかりにくく、朽ちた梯子を含め非常に滑りやすい。 �Ｃ翦廚�核心部。明るい岩稜の急登が続くが、鎖・ロープ類が一切ないため岩の大きさ・段差・ホールドを見極め、フリクションとテンションで登るしかない。乾いた岩の間に湿った苔付の岩があるなど、終始緊張。 というわけで登り推奨、雨中行動は回避、子供不向き、関節痛の方も不向き、トレランは意外と身軽に登れるかもです。 私は晴天の7:00スタートだったのでルーファイや岩稜を楽しんで歩きましたが、雷雨が来そうな午後だったら退散したかもしれません。 ■追加 滑落するほどの高度差はないものの、岩のスリップやバランス崩しによる1m程度の転落に備え、ヘルメット推奨します。とにかく温厚な北八ツのなかで唯一トガッた奴(八ツ)と心して臨むことが必要です。 |
写真
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この時間だと八ヶ岳PAからゆっくり飛ばして？1:10程度で麦草峠駐車場。
なおひと安心。(この後、やや荒れ気味で根と苔と土が交叉し踏み跡をロスト)
5:22で約13℃。防寒のレインウェア脱ぎ、半袖アンダー+Tシャツで行動。
カラ川橋。(林道合流)
ご覧のように、ここまで大河原林道の"正規"迂回路ながら、道標は最初と最後しかないバリ風ルートでした。
ご覧のように、ここまで大河原林道の"正規"迂回路ながら、道標は最初と最後しかないバリ風ルートでした。
岩が続きます。「本当にこっちか？」「正規ルートがあるんじゃないかと？」と自問しつつ、
振り返ったところ。右上大岩の基部に⇔、その下をクネっと辿りました。
この辺の岩も、間と高さが離れていて苦労しました。落とし物も厳禁です。
わかりづらいですが蟻の戸渡り状の一枚岩。滑るので左のクラックを手掛かりにします。
これが最後の岩場。(もう岩場はお腹イッパイなので、この辺で三ツ岳はキャンセルに決めました)
坪庭に合流、縞枯山。
順路に逆行して歩き難かったため、遠回りでも順路方向に歩くほうがよいかもしれません。
順路に逆行して歩き難かったため、遠回りでも順路方向に歩くほうがよいかもしれません。
オトギリ平。右折してR299に出るほうが少し近いですが、のんびり大石峠を目指します。
感想
累積標高上り812m・下り812m、 距離16.9km、行動時間8:45。
麦草峠2127mからの周回で未踏の北八ツ最深部がつながりました。最高点こそ北横岳2480m留りですが、4:00スタートの漆黒の森歩き(実際1回ロスト)、バリ雰囲気の雨池越えルート、想定外にスリリングな岩稜の大岳直登と非常に充実した山行でした。当初、帰路は三ツ岳〜雨池山〜縞枯山〜茶臼山を辿る予定でしたが、大岳で集中力を使い果たし、五辻〜出逢いの辻の平坦路をのんびり歩きました。
※コースタイム0.9-1.0は「遅過ぎっしょ」と検証したら、麦草ヒュッテ〜雨池東分岐までCT1:00に対し1:43かかってました。理由はスタート45分間の月明りない漆黒。はじめは木道ながら、やがて前日の雨がぬかるむなかヘデンと手元の2灯で照らしながら牛歩で踏み跡を辿った次第。なお林道手前でロスト、GPSで位置確認しコンパスでN方向へ突っ切ってリルートできましたが、たぶん30分遅いスタートでも着時間は変わらなかったでしょう。尾根道ならいざ知らず、森の中は注意が必要でした。
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