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Yamareco

記録ID: 1239673
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

チビ登山第71座72座 木曽駒ヶ岳と宝剣岳

2017年08月26日(土) 〜 2017年08月27日(日)
 - 拍手
子連れ登山 osamuel
体力度
2
日帰りが可能
GPS
17:09
距離
6.7km
登り
585m
下り
604m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:37
休憩
0:38
合計
1:15
距離 1.4km 登り 235m 下り 12m
16:52
33
17:25
17:32
3
17:35
17:46
0
17:46
18:06
1
18:07
2日目
山行
1:46
休憩
2:36
合計
4:22
距離 5.3km 登り 357m 下り 586m
5:32
0
5:32
5:37
0
5:37
5:48
1
5:49
5:50
8
5:58
6:10
3
6:33
7:16
7
7:45
7:48
1
7:49
7:58
2
8:00
8:46
7
8:53
9:01
2
9:03
9:09
45
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
宝剣岳直下のルンゼを渡る鎖場トラバース。大人にはステップが切ってあって安全なところですが、6歳児には脚が届かず、結構難儀しました。チビッ子はやめておきましょう(笑)
その他周辺情報 南箕輪町のまつくぼでソースカツ丼大盛り
大人×1
六歳児×1!!!!
11時半新橋スタート、駒ヶ根の菅の沼バスセンター到着は15時半だったか。
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11時半新橋スタート、駒ヶ根の菅の沼バスセンター到着は15時半だったか。
終バス一歩手前だったので、バスの乗客はたった5人(笑)。みんなロープウェイにのってさくっと山頂にいくそうです。
終バス一歩手前だったので、バスの乗客はたった5人(笑)。みんなロープウェイにのってさくっと山頂にいくそうです。
ケンカ(じゃれあい?)をしている二匹や、生まれたばかりの子ザルと母ザルを見つけたりして、チビ太大興奮。
ケンカ(じゃれあい?)をしている二匹や、生まれたばかりの子ザルと母ザルを見つけたりして、チビ太大興奮。
ロープウェイは当然ながらガラガラ。7分半で一気に標高2600mの高みへ。
ロープウェイは当然ながらガラガラ。7分半で一気に標高2600mの高みへ。
気温は16度でした。
気温は16度でした。
一気に高度を上げてきたので、高山病にならないよう、ゆっくりと行動開始。しかしながら、どうやら父の方に高山病の兆しが。ホテルの前で手動インスタをしたりして20分ほど時間をつぶし、5時少し前にスタート。
一気に高度を上げてきたので、高山病にならないよう、ゆっくりと行動開始。しかしながら、どうやら父の方に高山病の兆しが。ホテルの前で手動インスタをしたりして20分ほど時間をつぶし、5時少し前にスタート。
こんなところにも雷鳥が
こんなところにも雷鳥が
日没が気になりますが、まだまだ明るい。コースタイムは40分なので、大丈夫だな。西日さす静かな千畳敷カールを歩きはじめます。
日没が気になりますが、まだまだ明るい。コースタイムは40分なので、大丈夫だな。西日さす静かな千畳敷カールを歩きはじめます。
20分ほど歩くと岩場の急登になります。穂高のザイテングラートもこんな感じなのかな?
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20分ほど歩くと岩場の急登になります。穂高のザイテングラートもこんな感じなのかな?
頭上の青空があるところが乗越浄土、言い換えるならば峠天国。
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頭上の青空があるところが乗越浄土、言い換えるならば峠天国。
先行する韓国人パーティをパスして、快調に登っていくチビ太。
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先行する韓国人パーティをパスして、快調に登っていくチビ太。
一方そのころ父は高山病か頭痛に悩まされておりました。
一方そのころ父は高山病か頭痛に悩まされておりました。
っけなく乗越につくと、御嶽山に沈む夕日ショーがまさにはじまらん、という時間帯。
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っけなく乗越につくと、御嶽山に沈む夕日ショーがまさにはじまらん、という時間帯。
いそげ、いそげと山荘に入り、ソフトクリームを買い、山荘の裏側に行きました。
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いそげ、いそげと山荘に入り、ソフトクリームを買い、山荘の裏側に行きました。
山荘前の秘密基地にお店を広げ、スパゲッティカルボナーラを作って、そのあとはビール片手に夕陽を眺める優雅な時間。
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山荘前の秘密基地にお店を広げ、スパゲッティカルボナーラを作って、そのあとはビール片手に夕陽を眺める優雅な時間。
こんなゆっくりとした時間がすごしたかったんだよな・・・といいつつ風が強く外に長居はできなかった。(朝方は気温6度まで下がったそうです。)
こんなゆっくりとした時間がすごしたかったんだよな・・・といいつつ風が強く外に長居はできなかった。(朝方は気温6度まで下がったそうです。)
撮影:チビ太
いつもの山小屋ですと日中行軍の疲れで、8時前には既にねむくなっているはずなのですが、今日は1時間も歩いていないので、お目目パッチリ。パジャマに着替えて山荘内を走り回っておりました。宝剣山荘はなんとなく北岳山荘に似ています。我々があてがられた寝床は個室ではなく、雑魚寝スペース。既に多くの方が寝息を立てていて、自分たちのスペースに行くには布団を乗り越えていかなければいかず、『ここが今日一番難しい岩場』と言いながら遊んでいました。岩場歩きの要領で、踏み外すと「イテッ!」と声がする岩場です(笑)
いつもの山小屋ですと日中行軍の疲れで、8時前には既にねむくなっているはずなのですが、今日は1時間も歩いていないので、お目目パッチリ。パジャマに着替えて山荘内を走り回っておりました。宝剣山荘はなんとなく北岳山荘に似ています。我々があてがられた寝床は個室ではなく、雑魚寝スペース。既に多くの方が寝息を立てていて、自分たちのスペースに行くには布団を乗り越えていかなければいかず、『ここが今日一番難しい岩場』と言いながら遊んでいました。岩場歩きの要領で、踏み外すと「イテッ!」と声がする岩場です(笑)
深夜、木曽駒ヶ岳での御来光を見に行くといったグループが2時過ぎにごそごそし始めたので、つられてチビ太も起床。枕元に窓があったので、そこから頬肘ついて満天の星空を眺めていました。3000m近い山頂で息子と星空と流れ星を見る。これがやりたかったんですね〜。寒くてすぐに布団に引っこみましたが。
深夜、木曽駒ヶ岳での御来光を見に行くといったグループが2時過ぎにごそごそし始めたので、つられてチビ太も起床。枕元に窓があったので、そこから頬肘ついて満天の星空を眺めていました。3000m近い山頂で息子と星空と流れ星を見る。これがやりたかったんですね〜。寒くてすぐに布団に引っこみましたが。
朝4時過ぎに朝食(自炊)をして、軽くお腹を膨らましてから5時過ぎに出発。
朝4時過ぎに朝食(自炊)をして、軽くお腹を膨らましてから5時過ぎに出発。
まず、山荘のすぐ横に中岳があり、緩やかな岩場の斜面を登るとすぐ到着。
まず、山荘のすぐ横に中岳があり、緩やかな岩場の斜面を登るとすぐ到着。
そこから木曽駒ヶ岳の山頂と頂上山荘、テン場が見えます。
そこから木曽駒ヶ岳の山頂と頂上山荘、テン場が見えます。
テン場をすぎると木曽駒ヶ岳への登り返し。あまりにも楽チンすぎて物足りない。
テン場をすぎると木曽駒ヶ岳への登り返し。あまりにも楽チンすぎて物足りない。
広い山頂に出ると、北アルプス、槍さんと穂高さんがやっと姿を現しました。360度全部見渡せます。特に南アルプスは南部の山もしっかりとらえられていいですね。この山頂は長居しないと。
広い山頂に出ると、北アルプス、槍さんと穂高さんがやっと姿を現しました。360度全部見渡せます。特に南アルプスは南部の山もしっかりとらえられていいですね。この山頂は長居しないと。
ゆっくりしていたら団体さんが登ってきたり、ドローンで山頂の風景を録画し始めたり、なかなかにぎやかな山頂でした。
ゆっくりしていたら団体さんが登ってきたり、ドローンで山頂の風景を録画し始めたり、なかなかにぎやかな山頂でした。
この時点では宝剣岳は危ないと聞いていたのでチビ太と相談して決めよう、基本はパスのつもりでした。
この時点では宝剣岳は危ないと聞いていたのでチビ太と相談して決めよう、基本はパスのつもりでした。
中岳の山頂を巻く道を選択。
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中岳の山頂を巻く道を選択。
これが結構切り立った岩場のバリエーションルートで、冷や汗ものでした。
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これが結構切り立った岩場のバリエーションルートで、冷や汗ものでした。
これがいいウォームアップになってしまったのか、宝剣岳を目の前にチビ太が俄然やる気を見せ始めます。

父『小っちゃい子にはあぶないよ。お兄さんになったら行こうね。ね?』
チビ太『大丈夫!絶対安全登る自信があるよ。それに、ここまで来て登らないのもったいないでしょ』
父『その考えが遭難を生むの!勇気あるてったいが大事なのよ。』
うちの子もそんな生意気をいうようになったか〜
これがいいウォームアップになってしまったのか、宝剣岳を目の前にチビ太が俄然やる気を見せ始めます。

父『小っちゃい子にはあぶないよ。お兄さんになったら行こうね。ね?』
チビ太『大丈夫!絶対安全登る自信があるよ。それに、ここまで来て登らないのもったいないでしょ』
父『その考えが遭難を生むの!勇気あるてったいが大事なのよ。』
うちの子もそんな生意気をいうようになったか〜
まずはヘルメットをレンタル(700円)してテンション上げていきます。

まずはヘルメットをレンタル(700円)してテンション上げていきます。

そして『ばりえーしょんるーと』という登山用語を覚えてしまった六歳児ってなにw
そして『ばりえーしょんるーと』という登山用語を覚えてしまった六歳児ってなにw
実際岩場を登り始めてみると、普通の岩場と鎖場で大したことない。
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実際岩場を登り始めてみると、普通の岩場と鎖場で大したことない。
遠くから見上げた山頂直下の箇所も難なくクリア。これなら余裕・・・と考えていたら、最後の最後にヤツは待っていました。
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遠くから見上げた山頂直下の箇所も難なくクリア。これなら余裕・・・と考えていたら、最後の最後にヤツは待っていました。
あぁ、怖かった。そしてとなりのチビ太は達成感にひたってるw
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あぁ、怖かった。そしてとなりのチビ太は達成感にひたってるw
流石に岩の上に乗る勇気はなかったそうです。
3
流石に岩の上に乗る勇気はなかったそうです。
この後は、またしても冷や冷やトラバースして下山。
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この後は、またしても冷や冷やトラバースして下山。
宝剣山荘よさらば。
宝剣山荘よさらば。
千畳敷カールを下りながら、さっきまでいた宝剣岳のほれぼれとする雄姿に見とれます。
千畳敷カールを下りながら、さっきまでいた宝剣岳のほれぼれとする雄姿に見とれます。
乗越浄土から下り始めると、ロープウェイの時間と重なったか、下から登山客が次から次へと押し寄せてきます。
8月最後の土日、しかも好天なのでこの日は本当に人が多かった。お昼過ぎに下山する人は最長で2時間ロープウェイ待たされたとか。
乗越浄土から下り始めると、ロープウェイの時間と重なったか、下から登山客が次から次へと押し寄せてきます。
8月最後の土日、しかも好天なのでこの日は本当に人が多かった。お昼過ぎに下山する人は最長で2時間ロープウェイ待たされたとか。
本当に、最高の天気でした。
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本当に、最高の天気でした。
千畳敷ロープウェイ駅の土産もの売り場で、自身のマスコットキャラを発見。
千畳敷ロープウェイ駅の土産もの売り場で、自身のマスコットキャラを発見。
ママへのお土産はオコジョのバッジでした。
ママへのお土産はオコジョのバッジでした。
号外 チビ太ソースカツ丼大盛300gカツ部分は完食
木曽駒ヶ岳、宝剣岳に続いて日本三大ソースカツ丼に挑戦。『おらは絶対登りきる!』宣言通り二切れは残しましたがそれはお持ち帰りにして帰りの中央道、諏訪辺りでペロリ。
写真は去年の使い回し。一年前は大人一人前を二人でシェアしたのに、父子成長中!?
号外 チビ太ソースカツ丼大盛300gカツ部分は完食
木曽駒ヶ岳、宝剣岳に続いて日本三大ソースカツ丼に挑戦。『おらは絶対登りきる!』宣言通り二切れは残しましたがそれはお持ち帰りにして帰りの中央道、諏訪辺りでペロリ。
写真は去年の使い回し。一年前は大人一人前を二人でシェアしたのに、父子成長中!?

感想

すっきりしない天気が続いた2017年の夏山シーズン、最後の最後に極上の青い空を見せてくれました。
今シーズン最高の天気だったそう。

土曜日お昼11時半に新橋にいたにもかかわらず、午後五時には標高2900mの山荘前でコーヒーを飲んでいるという奇跡のタイムマネジメント。

週末のイモ洗い的大混雑とは無縁の楽しい山登りができ、下山もスイスイで快適でした。この日、千畳敷は下山できない観光客であふれ、ロープウェイ2時間待ちだったそう。

歩く距離も短いし、登りも大したことないやとなめてトレランシューズでいきました。確かに宝剣山荘経由の木曽駒ヶ岳往復はヤッホーハイキングでしたが、最後におまけとしてつけくわえた宝剣岳はスリリング。

本人に何度も意志確認して、本人が『絶対登りたい。安全に登る自信あるよ。』というのでヘルメットを借りてチャレンジ。

素晴らしい天気の中百名山、岩場遊び、そして最後はソースカツ丼で〆と夏の最後に素晴らしいハイキングとなりました。

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