ちょうど9時に栗原の奥の三差路を出発し、車止めの先の舗装路を霊仙山登山口へ。林道脇には秋の野花が咲いてきました。
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9/3 9:00
ちょうど9時に栗原の奥の三差路を出発し、車止めの先の舗装路を霊仙山登山口へ。林道脇には秋の野花が咲いてきました。
クズ(マメ科クズ属)紫の豆花です。きれいな花なのに、その繁殖力の旺盛さで、雑草・害草扱いされることの方が多いようです。花が咲くと、ブドウ系の甘い香りも楽しめます。また根からは葛粉が。葛餅おいしいですよね。
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9/3 9:04
クズ(マメ科クズ属)紫の豆花です。きれいな花なのに、その繁殖力の旺盛さで、雑草・害草扱いされることの方が多いようです。花が咲くと、ブドウ系の甘い香りも楽しめます。また根からは葛粉が。葛餅おいしいですよね。
ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)ボロギクの仲間は、筒状花のみで花ができています。いわゆる花弁のない菊。
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9/3 9:04
ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)ボロギクの仲間は、筒状花のみで花ができています。いわゆる花弁のない菊。
ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)濃いピンクから、ほとんど白のものまで、いろいろとバリエーションに富んでいます。夏〜初秋にかけて、フウロの中でももっともあちこちに咲いている花で、煎じて飲む腹痛の薬として知られているそうです。
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9/3 9:08
ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)濃いピンクから、ほとんど白のものまで、いろいろとバリエーションに富んでいます。夏〜初秋にかけて、フウロの中でももっともあちこちに咲いている花で、煎じて飲む腹痛の薬として知られているそうです。
ノリウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)ウツギの名がついていますが、タニウツギなどとは科が違います。これはアジサイの仲間。たくさんの虫たちが集まるおいしい花でもあります。中央の細かい花が円錐状に咲きます。
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9/3 9:08
ノリウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)ウツギの名がついていますが、タニウツギなどとは科が違います。これはアジサイの仲間。たくさんの虫たちが集まるおいしい花でもあります。中央の細かい花が円錐状に咲きます。
林道終点の無線中継所の鉄塔のすぐ前で「回れ右」すると、登山道の入口です。ここが、比良山系最南端の登山口でしょう。
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9/3 9:11
林道終点の無線中継所の鉄塔のすぐ前で「回れ右」すると、登山道の入口です。ここが、比良山系最南端の登山口でしょう。
富士山型の形の良い山は、基本急こう配です。この山も例に漏れず・・・登山口から山頂まで、標高は477mから750mまでの273mを水平距離780mで登ります。平均勾配は0.350なので、傾斜角は20.5度ですね。
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9/3 9:18
富士山型の形の良い山は、基本急こう配です。この山も例に漏れず・・・登山口から山頂まで、標高は477mから750mまでの273mを水平距離780mで登ります。平均勾配は0.350なので、傾斜角は20.5度ですね。
左に植林、右に二次林を見ながら登ります。
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9/3 9:23
左に植林、右に二次林を見ながら登ります。
ずいぶん上がったところで、植林帯のジグザグ登りとなります。でも、直登もできそうです。
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9/3 9:42
ずいぶん上がったところで、植林帯のジグザグ登りとなります。でも、直登もできそうです。
ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)の穂が色づいてきました。揺すれば煙のような胞子が飛びます。
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9/3 9:48
ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)の穂が色づいてきました。揺すれば煙のような胞子が飛びます。
着きました。霊仙山の山頂。三等三角点「山ノ内」標高は750.5m。
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着きました。霊仙山の山頂。三等三角点「山ノ内」標高は750.5m。
シコクママコナ(ゴマノハグサ科ママコナ属)秋口の登山道で時折咲いています。ママコナと違い、花序の苞に長い毛がありません。でも、ミヤマママコナのように全く鋸歯がないわけではなく、多少ギザギザしています。
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9/3 9:54
シコクママコナ(ゴマノハグサ科ママコナ属)秋口の登山道で時折咲いています。ママコナと違い、花序の苞に長い毛がありません。でも、ミヤマママコナのように全く鋸歯がないわけではなく、多少ギザギザしています。
山頂からの琵琶湖の眺望です。沖ノ島と奥島山。バックは鈴鹿山脈です。左から、ここと同じ名前の霊仙山1098m、御池岳1247m、竜ヶ岳1099m。
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9/3 9:54
山頂からの琵琶湖の眺望です。沖ノ島と奥島山。バックは鈴鹿山脈です。左から、ここと同じ名前の霊仙山1098m、御池岳1247m、竜ヶ岳1099m。
霊仙山の山頂からそのまま北へ下ります。
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9/3 10:00
霊仙山の山頂からそのまま北へ下ります。
昔、ズコノバンと呼ばれていた場所で栗原から上がってきた山道と合流して、権現山を目指していましたが、そこにはなんと、こんな林道が。びっくりです。
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9/3 10:19
昔、ズコノバンと呼ばれていた場所で栗原から上がってきた山道と合流して、権現山を目指していましたが、そこにはなんと、こんな林道が。びっくりです。
ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)先週の鈴鹿・釈迦ヶ岳に続き、今年2回目の出会いです。この不思議な色合いと造形は、何度見ても飽きません。
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9/3 10:21
ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)先週の鈴鹿・釈迦ヶ岳に続き、今年2回目の出会いです。この不思議な色合いと造形は、何度見ても飽きません。
林道の終点です。ここからはいままで通りの急登。
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9/3 10:23
林道の終点です。ここからはいままで通りの急登。
この区間はかなりの急登です。林道終点から権現山まで、標高770mから996mまでを水平距離530mで登ります。平均勾配は0.426、傾斜角は25.2度ですね。さっきの霊仙山よりきつく、標高差200m超では今日一番の勾配です。
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9/3 10:38
この区間はかなりの急登です。林道終点から権現山まで、標高770mから996mまでを水平距離530mで登ります。平均勾配は0.426、傾斜角は25.2度ですね。さっきの霊仙山よりきつく、標高差200m超では今日一番の勾配です。
ようやく、明るい空が見えてきたら、間もなく終了。
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9/3 10:46
ようやく、明るい空が見えてきたら、間もなく終了。
権現山の山頂に出ました。標高は996m。
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9/3 10:50
権現山の山頂に出ました。標高は996m。
さっき登った、霊仙山を見下ろします。
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9/3 10:50
さっき登った、霊仙山を見下ろします。
真南には、比叡山。手前は三石岳(左)、水井山、大尾山。
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9/3 10:51
真南には、比叡山。手前は三石岳(左)、水井山、大尾山。
大原の里が見えています。その向こうは瓢箪崩山。遠景は、京都の町です。
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9/3 10:51
大原の里が見えています。その向こうは瓢箪崩山。遠景は、京都の町です。
黒い山頂は大原の里の北に立つ焼杉山です。遠景は、京都西山。一番高いところがポンポン山。
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9/3 10:51
黒い山頂は大原の里の北に立つ焼杉山です。遠景は、京都西山。一番高いところがポンポン山。
手前が途中峰812m。その向こうにナッチョ813m。一番奥には、愛宕山〜地蔵山への尾根。
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9/3 10:56
手前が途中峰812m。その向こうにナッチョ813m。一番奥には、愛宕山〜地蔵山への尾根。
琵琶湖を見下ろします。ちょうど一番くびれているところ。望遠すると・・・
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9/3 10:53
琵琶湖を見下ろします。ちょうど一番くびれているところ。望遠すると・・・
琵琶湖大橋と三上山がはっきり見えてきました。
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9/3 10:53
琵琶湖大橋と三上山がはっきり見えてきました。
今から目指す方向です。右の山頂が、ホッケ山。その左から覗くのが蓬莱山1174mです。
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9/3 11:05
今から目指す方向です。右の山頂が、ホッケ山。その左から覗くのが蓬莱山1174mです。
オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)
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9/3 11:10
オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)
ホッケ山が近づいてきました。
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9/3 11:20
ホッケ山が近づいてきました。
ホッケ山
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9/3 11:26
ホッケ山
ここまで来ると、京都府の最高峰、皆子山971mがすぐ近くに見えます。
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9/3 11:26
ここまで来ると、京都府の最高峰、皆子山971mがすぐ近くに見えます。
双耳峰が、桑谷山931m。右手前の黒い峰が、峰床山970m。
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9/3 11:26
双耳峰が、桑谷山931m。右手前の黒い峰が、峰床山970m。
鉄塔の右が、桟敷ヶ岳896m。以上が、京都北山の名峰たちでした。
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9/3 11:28
鉄塔の右が、桟敷ヶ岳896m。以上が、京都北山の名峰たちでした。
ホッケ山から見上げる蓬莱山です。
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9/3 11:27
ホッケ山から見上げる蓬莱山です。
笹の間の道です。
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9/3 11:42
笹の間の道です。
笹がきれいです。
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9/3 11:45
笹がきれいです。
小女郎峠まで来ました。ここで、ちょっと小女郎ヶ池に寄り道。お昼にします。
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9/3 11:47
小女郎峠まで来ました。ここで、ちょっと小女郎ヶ池に寄り道。お昼にします。
小女郎ヶ池と蓬莱山です。
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9/3 11:54
小女郎ヶ池と蓬莱山です。
再び縦走路に戻って、蓬莱山を目指します。
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9/3 12:21
再び縦走路に戻って、蓬莱山を目指します。
ツマグロヒョウモンの♀。羽を動かしたときに、モルフォのような輝きが眼👀では見えたんですが、カメラ📷には写っていませんね。
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9/3 12:27
ツマグロヒョウモンの♀。羽を動かしたときに、モルフォのような輝きが眼👀では見えたんですが、カメラ📷には写っていませんね。
最後の登りです。
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9/3 12:29
最後の登りです。
山頂の三角点は、一等三角点です。点名は「比良ケ岳」標高は1173.9m。この山頂は6回目かな?
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山頂の三角点は、一等三角点です。点名は「比良ケ岳」標高は1173.9m。この山頂は6回目かな?
さらに続く比良山系。最高峰の武奈ヶ岳1214mとコヤマノ岳1181m。
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9/3 12:45
さらに続く比良山系。最高峰の武奈ヶ岳1214mとコヤマノ岳1181m。
日陰になっている比良岳1051m、その向こうで少し尖っている烏谷山1077m、その右が堂満岳1057m、右端が釈迦岳1060m。
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9/3 12:45
日陰になっている比良岳1051m、その向こうで少し尖っている烏谷山1077m、その右が堂満岳1057m、右端が釈迦岳1060m。
釈迦岳の全貌です。
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9/3 12:45
釈迦岳の全貌です。
白滝山1022m。後方は白倉岳連峰。左最遠方には、百里ヶ岳931m。
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9/3 12:45
白滝山1022m。後方は白倉岳連峰。左最遠方には、百里ヶ岳931m。
こんなウッドデッキができていました。さてと、ぼちぼち引き返します。
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9/3 12:47
こんなウッドデッキができていました。さてと、ぼちぼち引き返します。
昔ながらの光景も残っています。
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9/3 13:03
昔ながらの光景も残っています。
アセビの新芽。
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9/3 13:22
アセビの新芽。
バッタ1.ハネナガイナゴ。秋口は、バッタの季節。草原を歩くたびにぴょんぴょん飛び出す君たちの姿も、撮っておきましょう。
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9/3 13:23
バッタ1.ハネナガイナゴ。秋口は、バッタの季節。草原を歩くたびにぴょんぴょん飛び出す君たちの姿も、撮っておきましょう。
バッタ2.トノサマバッタ。大きいのは、このタイプ。何回か飛び出してきて、びっくりしました。
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9/3 13:33
バッタ2.トノサマバッタ。大きいのは、このタイプ。何回か飛び出してきて、びっくりしました。
下りは、霊仙山に寄らず、ズコノバンから林道で下りました。そっけないほど早く下れました。駐車地の手前で、花を見つけました。クサアジサイ(ユキノシタ科クサアジサイ属)です。
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9/3 14:42
下りは、霊仙山に寄らず、ズコノバンから林道で下りました。そっけないほど早く下れました。駐車地の手前で、花を見つけました。クサアジサイ(ユキノシタ科クサアジサイ属)です。
マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)秋、道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。
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9/3 14:43
マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)秋、道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。
オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)黄色いオミナエシに対して白いオトコエシ。でも、よく見るとなかなかきれいな花です。
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9/3 14:46
オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)黄色いオミナエシに対して白いオトコエシ。でも、よく見るとなかなかきれいな花です。
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)
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9/3 14:48
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)
林道途中の湧き水。美味しくいただきました。
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9/3 14:49
林道途中の湧き水。美味しくいただきました。
minaphmさん、はじめまして。
栗原の登山口からズコノバンまでの間は
林道になってしまいましたね。
殺風景になってしまいどこか寂しい思いでしたが
ちょうどその頃、工事をしている所に出くわしたので
尋ねてみると、地権者の方でしょうか木の伐採など山仕事の為に
拡張工事をしている。とのことでした。
山を守る為にも大事な仕事。
山に携わる方の高年齢化も進んでいるので
致し方ないことなんですね。
tamu-chanさん、初めまして。コメントありがとうございます。
確かに致し方のないことなんですよね。
でも、味のある山道がなくなっちゃうことには、一抹の寂しさを
感じちゃいますね。
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