赤岳(地蔵尾根往復)
- GPS
- 25:16
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,598m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:53
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
茅野駅から美濃戸口までタクシー 5,300円 【復路】 美濃戸口から茅野駅までバス 930円 |
写真
感想
八ヶ岳の主峰赤岳に会社の仲間と登ってきました。
6年前のこの八ヶ岳レコは実は私ではなく息子と妻が行ったもので、家族では私だけ登っていません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-253941.html
その後も赤岳山行は何度も計画してはなぜか立ち消えになってしまっていたので、春頃にak10kさんから提案があった時には二つ返事で了承。赤岳だけでなく宿泊して白駒池まで南八ヶ岳走破縦走の計画を立てました。
秋シーズンの小屋の混雑も想定し、平日に休暇を取得することも示し合わせ、1ヶ月前には山小屋の個室も予約、完璧な計画です。
ところがまさかの台風接近。日本中のヤマヤを憤慨させたであろうこの台風18号の影響で縦走予定日の天候がはっきりしませんが、休暇を取った金曜日は大丈夫そうなので決行の判断をしました。
当日はスーパーあずさ1号で3人集合。茅野からタクシーで美濃戸口に到着です。
この3人で登るのは初めてですが、それぞれ山行の経験は十分あるのでこれまで登った山の話や山道具の話など話は尽きません。私はいつもは家族か単独行ですのでこういう情報交換はとても貴重で勉強になります。
美濃戸までの林道とそこからの樹林帯を無難に通過し、行者小屋へ。天気も良く、暑くもなく、目指す八ヶ岳の稜線がはっきりと見えてきてテンションも上がってきますが、ここからが本当の登りです。
高度をあげると展望も良くなり、急坂も淡々と登りますが、途中当然のように階段風ハシゴや岩場が出てきます。私としては普通に登っているつもりなのですが、「yoshiyanはハシゴや岩が弱点だねー」と先日ジャンダルムを走破してきたというak10kさんに喝破されてしまいます。
それでもコースタイムよりはだいぶ早く地蔵の頭に到着。赤岳天望荘からは槍穂の北アルプス稜線もはっきりと見えて大満足です。
そこから岩場をこなし、赤岳山頂へ。大絶景を楽しんだ後、今宵の宿赤岳頂上山荘にチェックイン。予約した個室の窓からは雲海の上に頭を出す富士山も見えました。
この日は平日とあって宿泊客も多くなく、とても快適に過ごすことができました。全てを見下ろせる山頂にあるっていうのがここの小屋の魅力ですね。
さて翌日。雲は多めではあるものの美しいモルゲンロートと雲の間からのご来光を小屋の中から堪能。台風が遅くなってくれたのではと期待をしながら5:40に朝食を取り、予定通り6:30には小屋を出発。
快調に天望荘まで下りてきたところでまさかの雨が降り出しました。台風影響の前線の雨でしょうからにわか雨とも思えず、風雨の危険を犯してまで展望のない雨の中尾根道を縦走してもつまらないのは3人ともわかっていましたのでここから元来た地蔵尾根を降りる判断をしました。
稜線を離れると雨もましになり、行者小屋ではもう雨は上がっていましたので、来た時とは違う赤沢鉱泉側のルートを取りましたが、この道も気持ちのいい道でした。
美濃戸口からはバスで帰路につきました。折り返しの茅野から来たバスにも悪天候のためお客さんは2,3人しか乗っていませんでした。早めの下山は良い判断だったと思います。
縦走できなかったのは残念ではありますが、展望を楽しめ、雨に当たったのも最小限でしたのでとても良い山行でした。八ヶ岳には温泉に入れるような良い小屋がたくさんあることもわかりましたのでまた別途計画してみたいと思います。
指摘された岩場についても宿題としてちょっと勉強、練習しておかなくては。。。
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