空木岳から千畳敷カール 下から登り 日帰り作戦

2016年10月05日(水) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 16.9km
• 登り: 2,568m
• 下り: 1,074m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:57

5:00 空木岳登山道取付地点
5:14 5:14 空木岳登山口駐車スペース
5:14 5:14 林道終点
5:58 5:58 池山尾根水場
6:29 6:29 マセナギ
8:29 8:29 駒石(駒石山)
8:52 8:52 駒峰ヒュッテ
9:02 9:02 空木岳
9:52 9:52 木曽殿山荘
10:12 10:12 東川岳
11:23 11:23 熊沢岳
12:25 12:25 檜尾岳
13:21 13:21 濁沢大峰
14:16 14:16 極楽平
14:57 14:57 千畳敷駅
14:57 ゴール地点

天気の良い日は相当暑い中の山行になると思われます。水は多めにあったほうがいいですね。

天候

台風前日

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

空木岳登山道取付地点まで車　帰りはロープウェイ　菅の台バス停からタクシーで空木岳登山道取付地点

コース状況／危険箇所等

通常はロープーウエィから始まって、空木岳方面に「下り縦走」するのが一般的です。
逆方向の登りコースで日帰りが出来るかどうか、試してみました。
通常は空木岳に下り方面9時間代が多いですね。
コースタイムで0.6〜0.7が出せる人は逆方向の「登り日帰り」が出来ると思われます。
北アルプスの健脚向け、笠ヶ岳 のステータス（新穂高ルートピストン）
　往復の合計距離： 23.15km
　最高点の標高： 2864m
　最低点の標高： 1050m 高低差1834m
　累積標高（上り）： 2267m
　累積標高（下り）： 2261m

このコースのステータス。千畳敷まで。木曽駒入れずで
　合計距離： 16.85km
　最高点の標高： 2833m
　最低点の標高： 1140m 　高低差1693m
　累積標高（上り）： 2514m
　累積標高（下り）： 1009m

千畳敷までこのデータなので、木曽駒、宝剣岳を入れると登りのコースはとんでもないタフコースです。

雨天の際は絶対に中止をお勧めします。

有人の山小屋が二つしか無く、ほぼ前半で通り過ぎてしまいます。伊奈川ダム登山口駐車場から合流する木曽殿山荘に行く直前は空木岳からの激下りがあります、岩場で事故も多い箇所です。
そこを通り過ぎて長い縦走路に入ると千畳敷まで有人の小屋は無く、避難小屋があるだけです。アップダウンの連続で登山道はハイマツで狭く、ペースが上がりません。雷雨の際に身を隠す場所は一切ありません。
途中の避難小屋は登山道から離れているため、道標を見逃すと通り過ぎる可能性大。その避難小屋から下山するエスケープルートがあるのでミスすると相当痛いです。
更に体温が低くなった状態で極楽平に突入するのは危険です。あそこは常時冷たい風が吹くと思ってもらって間違いはありません。

大地獄に行く前の痩せ尾根の歩行にご注意。レベル的には雲取山の痩せ尾根程度。
その直前に道迷いしやすい笹の植生があります。登山道から外れたのはその一か所だけでした。

その他周辺情報

インターを降りて山の上の方面に向かってください。
すぐに売り切れてしまいますが、蕎麦屋「駒草屋」の細打ち麺は他には無いお蕎麦ですよ。
マルスウィスキーや、名店ガロ、明治亭のソースかつもお勧め。

写真

10/5 5:00

出発です。10月ともなると暗いですね。

10/5 5:14

一番上の駐車場には来るまで入れませんでした。アイフォン感度良すぎですね。こんなに明るくありませんでした。

10/5 5:15

登山道入り口

10/5 5:58

避難小屋近くの水船。微妙に早すぎるタイミング。

10/5 6:01

遊歩道コースを選択

10/5 6:01

買ったばかりのエプソンの時計。電池の持ちがスント等より数段優れています。高度補正してないので変な表示です。

10/5 6:19

遊歩道コースは登山道は整備されています。

10/5 6:29

10/5 6:29

痩せ尾根手前でコースを外れました。みんな迷う様で獣道が出来ていました。実はそのまま登っても登山道に合流できます。

10/5 6:58

雲取山っぽい痩せ尾根に入ってきました。

10/5 7:10

大地獄か小地獄か忘れてしまいました。

10/5 8:06

雲海の上に更に雲。

10/5 8:07

千畳敷はものすごく遠くに見えます

10/5 8:08

視界が開けました。

10/5 8:16

オームみたいな岩。奥に千畳敷

10/5 8:18

ここの眺望は素晴らしいですね。富士山もちょっぴり見えています

10/5 8:25

第二の岩場。オルメカ人の横顔に見えなくともない

10/5 8:31

伊那谷を背景に

10/5 8:50

やっぱり富士山だと思う。

10/5 8:52

空木岳前の有人小屋。空木岳山頂はもうすぐです

10/5 9:02

という事で山頂。ここから南木曽町まで藪こきまでして千畳敷から二日で縦走する猛者がおられます。

10/5 9:03

上に移ってる雲が不穏

10/5 9:03

御嶽山。噴火した年の3月と9月3日に登っていました。御朱印が山頂から国道19号まで13個も貰えるのですが、閉山祭の日に行ったら午前10時で既に神主さんお酒入ってて顔真っ赤。一つも貰えず下山しました（TT）
大滝村街中の遥拝所は、「滝旅館の中にあります」知らないとまず貰えない御朱印です。

10/5 9:03

いやぁー遠いなぁ。千畳敷

10/5 9:45

伊奈川ダム登山口駐車場方面からの合流地点までに岩場と激下り。千畳敷までの最後の有人小屋です。補給は万全に。

10/5 9:52

小屋を過ぎたら唯一の登山者とすれ違いました。下りコースの方でした。

10/5 10:04

小屋を過ぎたらきつめの登りになります。

10/5 10:12

最初のピークからの空木岳の眺め。大変よろしいです。

10/5 10:12

御嶽山

10/5 10:13

南駒縦走路方面

10/5 10:13

南アルプスじゃないですかね。仙丈とノコギリ。

10/5 10:46

大峰奥駆道ほどではありませんがアップダウンが連続しますのであまりタイムは削減できません。這い松も枝が伸びきってて結構歩きづらかったです。

10/5 11:22

とても景色がいいです。

10/5 11:23

熊沢岳

10/5 11:25

風越山方面

10/5 12:07

避難小屋見えてきました

10/5 12:16

見てるこっちも斜めになりそう

10/5 12:19

うおっ、ヤバ。雲の下が線を引き始めていますね。

10/5 12:25

檜尾岳だったかな。

10/5 12:25

檜尾岳から避難小屋。必ず頭に入れてください。エスケープルートの檜尾登山口まで降りれれば舗装路で下まで降りれます。

10/5 13:05

何度も何度もピークが現れます。

10/5 13:21

濁沢大峰

10/5 13:55

最期のピーク

10/5 14:16

極楽平。一気に体温奪われる場所です。必ず防寒具を。

10/5 14:18

駒ヶ岳の稜線からは富士山の眺望が素晴らしいです。

10/5 14:29

ロープーウェイ駅。上の雲の感じがヤバそうなので時間的余裕はありますが駒ヶ岳に行かず降りる事にしました。

10/5 14:57

駅に着いた途端にすごい勢いでガスに巻かれます。

10/5 14:58

駒ヶ岳神社。千畳敷の神社は近年になってからの物です。
宮田村、南箕輪村方面には駒獄神社が多く、修験道文化の痕跡が多く残っていますが、現在の信仰の中心は上松町側の方だと思います。
上松町方面、御岳海の実家の近くでは、決まった御一族から現在も巫女様が選ばれたり、家ごとの能の舞いが継承されています。御朱印の有無は確認しておりません。

10/5 14:59

駒ヶ岳神社〜

10/5 15:08

なんと10分もしないうちにこの騒ぎ。

10/5 15:09

登りだと体力使いますが、膝の関節を壊すリスクはなさそうな印象です。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ライター GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール

感想

narisawa110

空木から茶臼山方面まで通しで行ってみたいですね。