南アルプスを南下して中央部の塩見岳へ
- GPS
- 37:10
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 1,908m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:55
- 山行
- 11:26
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 11:37
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:31
天候 | 好天。 下山日に雲が多くなり、翌日から一部地方で大雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鹿塩温泉の湯元山塩館では「南アルプス登山 送迎プラン」というのがあり、宿泊すればゲート前駐車場か登山口まで送迎してくれる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
塩川ルート、塩見新道とも、道路崩壊とかで登山路は封鎖されていた。 |
その他周辺情報 | 下山後、鹿塩温泉の湯元山塩館か塩湯荘に泊まろうと思っていたが、平日なので予約もしていなかったのだが、下山後に電話すると両方とも団体予約で満杯。小渋温泉の赤石荘も満杯。これからは紅葉シーズンなので平日でも予約が必要かも。 やむを得ず、高速松川IC近くの「信州まつかわ温泉 清流苑」に宿泊。 鹿塩温泉のような「山奥の温泉」感はないが、町営のリゾート型旅館/ホテルで、快適で正解だった。 翌日は大雨の危険性も多少あったが、中央構造線沿いの国道152号線を辿って新東名高速の浜松浜北ICまで下ってから帰京(以前から、地図上で茅野付近から浜松付近まで長距離に渡って一直線に伸びる国道に注目しており、いつか通ってみたかった)。 峠2箇所で国道が繋がっておらず林道経由となり、そして一部狭い部分もあるが、殆ど全区間舗装されており、それほど苦労はしなかった。 雨などで「中央構造線」としての実感はあまり得られなかったが、平日と言うこともあり、「秘境感」は少しは味わえた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
去年、仙丈ヶ岳を皮切りに南アルプス諸峰への再挑戦(若いときには、ほぼ全山を縦走している)を初め、今年の7月には北岳/間ノ岳を登り、次は塩見岳を計画していた。
しかし最近は左足首の調子が悪いので10月に予定していたのだが、ちょっと調べてみると三伏峠小屋の営業が9月一杯で終了とのことで慌てて行くことに決めた。
鳥倉登山口へのバスは8月末で終了してしまっているので、車で行かねばならない。
本当は天気が回復した9/24(日)から行きたかったが車の手配が付かずに9/25(月)に出発となり、3日目の9/27 (水)からは天気が下り坂になりそうだったが3日目も何とか高曇りで済み、逆に好天による雲/ガスの発生がなかったので視界は前日よりも良かったみたいである。
塩見岳を目指した理由は、前記の通り、南アルプス挑戦で南下中と言うこともあるのだが、仙丈ヶ岳からは白根三山が邪魔して南アルプス中央・南部方面がよく見えず、北岳からは塩見岳まではよく見えたがそれ以南の南アルプス中央・南部方面の諸峰の相対的な前後・左右関係がはっきりせず、間ノ岳ではガス/雨に見舞われて展望が全く効かなかった・・・、と言う訳で南アルプス中央・南部方面の展望・位置的理解を得たいと言うのも今回山行の主要な動機の一つであった。
結果的には、比較的天気に恵まれて満足であったが、塩見岳山頂到着が10:30となり、雲が湧き出して白根三山、荒川三山の山頂部分が雲に覆われ気味になって完璧な展望までは得られなかったが、これぐらいの雲で文句を言ってたらバチがあたりそうである。逆に登山中、下山中のほうが山頂部分に雲がかからず、視界が良くて良い写真も多く撮れた。
また、念願であった「南アルプス中央・南部方面」の展望だが、塩見岳は白根三山と荒川三山の間にあって有名な峰峰に囲まれ、「南アルプスの中心部」という感じは実感できたが、今度は荒川三山が壁のように立ちはだかって赤石・聖方面がよく見えなかったので、「次は荒川三山」というモチベーションが強くなったので、その実現に頑張るつもりである。
後、毎回思うことであるが、南方面の山々を見るといつも逆光になってよく見えない。今回の南アルプス挑戦計画は仙丈ヶ岳からの南下作戦としたがいつも南方向の展望の明晰度が今一で、展望的には北上作戦の方が良かったかなどとも思うが、やはりアクセスが良い仙丈ヶ岳からのほうが入りやすかったので仕方が無かったと納得し、このまま続けようと思う。
次の目標は荒川三山だが、赤石・聖と繋げた方が入下山においてより効率的であるみたいだが、日程的、肉体的にもきつくなるし、荒川三山と赤石・聖を一気に終わらせるのはもったいないような気もして、迷っているところである。山岳古典文献によく出てくる伝付峠にも一度は行ってみたいし・・・など、「夢は夜開く」状態である。
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