甲斐駒ケ岳(黒戸尾根) 最後の最後にまたもや撤退


- GPS
- 10:10
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,352m
- 下り
- 2,353m
コースタイム
05:49 横手・白須分岐(笹の平)
06:52 刃渡り
07:15 刃利天狗
07:45 五合目小屋跡
08:35 七丈第一小屋着
09:24 八合目御来迎場
10:10 甲斐駒頂上下(下山開始)
11:13 七丈第一小屋
12:22 刃利天狗
13:26 横手・白須分岐(笹の平
14:24 駐車場着
天候 | 晴れだが、8時30分ころからガスが出て来て、10時ころは真っ白。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白州中学校東の交差点を竹宇駒ケ岳神社方面へ。 尾白渓谷駐車場(80台)。4時時点4,5台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾白渓谷駐車場〜刃渡り やや急坂が長らく続く。特に危ないポイントはなし 刃渡り 両脇は崖だが、滑るような岩ではない。また、鎖もしっかりしていて 危なくはない。 五合目〜七丈第一小屋 急な崖に垂直の梯子、など梯子が続く。危険ではないが注意が必要。 七丈小屋〜頂上下 梯子、鎖で乗り越える岩場が多数。 頂上下の急坂(岩)は絶壁と思えるほど。 笹の平〜8合目 アブが非常に多く、うるさい。まとわりつくので、困る |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
でも、これって絶壁じゃないか。もし違っていたら、降りることもできそうにないし。
感想
前回、同じ黒戸尾根をクサリ、梯子にビビって撤退しました。
今回は梯子やクサリはサクサク登りました。
いい気になっていたらゴール手前の関門にやはりビビってしまい、
なんと2回連続の撤退でした。
情けない!!
前回は下山が怖いだろうと思い撤退したのに
その下山時は思ったよりも怖くなかったく悔しい思いをしました。
これなら登れそうだと思い、再挑戦しました。
前回は登れるかどうかわからなかったので、
登りのタイムリミットを6時間と設定し、その時点で引き返すことに
していました。
そのため、10時間程度を目標にしてしまいました。
今回は前回の失敗を反省し、10時間以上歩くことを最初からの
目標として、時間のせいにして帰りたくなる心を抑えることにしました。
ビビったことは事実ですが、長時間に対する恐怖感のほうが強かった
のではないかという判断からです。
10時間以上歩くためには早く出発しようと4時過ぎの真っ暗から出発。
これはこれで怖いですね。
皆さんが何気にナイトハイクなど言われるので、
挑戦してみましたが怖い。
前回経験しているコースだから行けましたが、はじめてのコースでは
難しいです。
暗く怖いことと、ゆっくりめに心がけていたためか途中までは前回よりも
遅いペース。
おかげで梯子の前で止まることもなかったです。
連続した梯子を一気に登ると息が切れることはありましたが、
それでも安定していました。
ハイマツ稜線に出た時は、ほとんど達成感がありました。
目の前に鳥たちが出てくるので、鳥見休憩を何度か挟みます。
しかし、今回は軽量化を心掛けたので双眼鏡をはずしました。
痛恨のミスです。
近眼でメガネをかけていないので、よっぽど近づかなければ特定できません。
休憩しているとトレランの方でしょうか? 5時過ぎに出発された方に
あっさり抜かれます。
早いですね。
いよいよ頂上が見えたと思いましたが、案内板は元来た道を指しています。
道を間違えたか?
でもどう見ても他に道はないし、絶壁に見えるが踏み跡はある。
さらに赤い杭が見えるので、間違いはない様子。
これが登山道ならば登ることはできそうにも思えるが、
もし違った場合降りられない?
だれか来ないかなとキョロキョロしますが、誰も来ず。
結局2度連続の撤退です。
情けないなと思いつつ。
帰って来てから本当にこのコースがあっていたのか他の方のレコを
参照しますが、あっていたようですね。
疲れて撤退という方はわずかにいるようですが、
あの壁で撤退という方はいない様子。
皆さんは簡単に登ってしまうのですね、びっくりです。
次は常念岳を計画していましたが、
同じ失敗を繰り返さないためにコースをよく検討してから決めることにします。
本日の鳥
ホシガラス(初、10弱)、ルリビタキ(♀か若)、コガラ、ウグイス、シジュウカラ
ミソサザイ(沢もないが、目の前なのでまちがいない)
その他特定できなかった(大形ツグミ類、ヒタキ科)や声だけ多数
toratora48さん、こんにちは。
日本三大急登の黒戸尾根お疲れ様でした。
ほんの僅かでしたね
山頂手前とはいえ、標高差2000m超えていますね
toratora48さんが、まだ行けないと言うことは自分は何年も先でしょう
常念岳は、槍の展望が良いので晴れるとよいですね
ilbonさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今、私もilbonさんのレコを観てきたところでした。
ilbonさんが行けない?
いえいえ、感想でも書いたように、
あそこで引き返した方は他にいないようですよ。
どんだけ自分が憶病なんだと、
情けない気持ちでいっぱいです。
きっと行けますよ、間違いなく。
常念岳は本当に展望に期待しています。
もっとも、今回も展望期待でした。
晴れていたら、頑張らないとともっと悩んだかも
しれません。
もう、リベンジはしない予定です。
しばらく、鳥見、妻同伴後に常念岳でしょうか。
toratora48さんこんばんは。
ビビラー仲間ですね
黒戸尾根〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ケ岳コース画策中ですが、
車の運転が億劫なのでなかなか行けません。
貴重なレコをありがとうございます。
この9月には私も燕岳〜常念岳行く予定です
例のインチキ山岳会です。
kurihさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
kurihさんもビビラーなんですか?
レベルが違うかも。
私には穂高は無理ですね。
きっと、すぐに撤退してしまっていると思います。
もうきっと黒戸尾根は行かないので、
行かれた時は最後の登りがどんなものか
写真、レポをお願いします。
実は、この日はUターンラッシュで、
高速は使えず下で帰ってきたのですが、
どんな抜け道もすべて大渋滞でした。
それでも八王子近辺ですから4時間半で帰れました。
浦安からだと行きはまだしも、帰りが辛そうですね。
夏休みは厳しいかもしれません。
toratora48さん、こんにちは。
さっそくのリベンジ、お疲れ様でした。
山頂までは、あとほんの少しでしたね。
しかし、展望も無かったようで、10時間あるきの確認としては
よかったのではないでしょうか。体力的には何処でも行けますね。
課題は岩場ですか。どんどん慣れてしまえば何とかなりそう
ですね
冷静に状況を判断しながら登っている感じ、さすがです。
黒戸尾根はテント泊で何年か前に登ったのですが、山頂直下の道を
ほとんど覚えていません。。。
山頂直下のイルカみたいな岩を超えて少し進んでるという事は、
山頂はyoutaroさんおっしゃられる通り目と鼻の先ですね。
ゆっくり行っても5-10分くらいでしょうか。
ただ、ガスると見えず気持ちがなりますよね。
山頂を目指す上方志向も萎えるというか。
8/17の北岳山頂でも、登山者が全く関係ないところを下りようとしていて、
別の登山者もついて行きそうになっていたので注意しました。
ガスるとまったく別世界です。
toratora48さんの勇気ある撤退には、習うべきところ多いです。
コメントありがとうございます。
体力的にはどこへでも行けるとは、ありがたいお言葉です。
北岳を目標にしてから、10時間歩くことができる
体力づくりを目指してきました。
1年たってやっと到達です。
でも、あれから3日目ですがまだ筋肉痛、肩こりに
悩まされています。
youtaroさんがやられている泊まりで2日間ロングというのは、まだまだ夢の世界です。
岩登りは技術的な部分が大きいのでしょうか?
非常に疲れます。
自信がないから恐怖感を伴うのでしょうね。
積極的に岩登りは目指さないものの、
恐怖感が無くなる程度の技術力強化は目指してみます。
コメントありがとうございます。
あのコースがあっていたのか確かめるために、
黒戸尾根を登った方を順番に見ていきました。
その中でちょうど同じ岩場の写真があり、
頂上まで12分でした。
かなり早い方ですが。
私ならば20分弱なのでしょう。
ガスがなかったら無理をしたかもしれません。
頂上の眺めがあるとなしでは、確かにモチベーションが
違いますね。
ここで、ainuさんのレコの記憶がないので
見てきました。
46キロ、17時間、仙丈ケ岳までの往復ですか。
暗闇の中の下山で4時間半。
すごすぎます。
toratora48さん こんにちは
写真にもある赤い細長い標?の所が
ほんと、急なんです
でも意外と滑らな岩なので、下の所の鎖で体を
持ち上げるところよりちょっと楽だったかもです…
ちなみに私も高所恐怖症です…
連続の黒戸尾根でも膝が大丈夫だった事が
ほんと良かったですね!
to4さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
本当にあの絶壁が正解かどうかを調べていて、
to4さんとerikkoさんのレコで同じ赤い標の
写真を見つけ正しい道だったと確認しました。
to4さんたちはそこから12分だったんですよね。
私ならもう少しかかるので20分弱かと読んでいました。
to4さんは高所恐怖症なんですか。
私は違うはずなんですが。
急に始まったんですよ。
高所恐怖症と言うより臆病なだけではないかと思っています。
ビルの中の高いところは大好きですから。
膝の件心配していただいてありがとうございます。
おかげさまで快調です。
やっと正座できるようになりました。
3度目はやらないように、慎重にしていきます。
黒戸尾根、撤退といえど、もうすぐだったのですね。
しかも10時間超えも無事クリア
ガスがなかったら確実に山頂に行くことが出来たと思います。
toratora48さんには失礼になってしまうのかもしれませんが、
このレコを拝見して、とても嬉しいです
怖れていた梯子や鎖を少しずつでも克服しようとしている姿に感動しました。
私も高所恐怖症なので、勇気を頂けました。私も少しずつ頑張ります
次回は北ア山域に出掛けるという事で、また幅が広がりそうですね。楽しみにしております
私は、ホシガラスを見たことがないので、お写真で楽しませて頂きました。
常念岳でも新しい
pippiさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
苦手を克服しようとしているわけでもないのです、実は。
pippiさんのコメントを読んで思いついたのですが、
子供のころ極度の食わず嫌いでした。
なんか、今もそれ?
怖いと思ったからやめた。
でもやってみたら怖くなかった。
なんて、違うでしょうか?
先日の山行で高山の鳥見がおもしろそうだと感じて、
今一番狙っているのは実はこれです。
頂上は目指さずとも、鳥見中心で面白いところはないか
検討しています。
面白い場所をご存知でしたら教えてください。
toratora48さん、こんばんは!
ガスは残念でした。
撤退といっても頂上直下までですから、これだけ歩ければ膝も順調でしょうし、たいていの山は日帰りできますね
ナイトハイクは慣れないと怖いですね
ナイトハイクの怖さを和らげるには、強力なヘッデン(私はペツルのミオ)を使うこと(そして私は予備は必須です)、可能なら複数人数で歩くこと、一度は歩いた道を歩くこと、のように思います。
ただ私の場合、初めての道でも単独でやってしまったりするのですが・・・事前のリサーチは入念に必要ですね
北アに行かれるようでしたら、扇沢〜柏原新道〜爺ヶ岳〜鹿島槍(南峰まで)(ちょっと長いですが)か燕岳か、三股から蝶ヶ岳が危険箇所ないですし展望が抜群ですし、お勧めです。
コメントありがとうございます。
皆様に、いろいろ励ましのお言葉頂きました。
確かに、ビビリのため怖い山はいけないでしょうが、
平坦な山ならば(多少の角度は可)日帰りは
大丈夫のような気がします。
もちろん、膝の怪我もほとんど大丈夫です。
やはり、協力はヘッデンが必要ですか。
私は今回の山行で足りないものとして
明るいヘッデンは私も必要だと思っています。
私のヘッデンは、どこに明かりの焦点があるのか
わからないようなうっすらとしたものです。
登っているときには絶対に買いなおそうと思っていました。
でも、下山してみるとめったに使用しないのだから
諦めようと決めてしまいました。
北アはいろいろな方に良さそうな情報をいただきます。
shira-gaさんに推薦いただいた三股から常念岳・蝶ヶ岳は
現在の次回の有力候補としています。
丁度同じ日に黒戸登っていますね。
でも私は山頂まで8時間ほど掛かっていますが、7時間以内に行けていますね。 相当早いです。
山頂まであと少しでしたね。
この日は10時ころから山頂はガスでしたが15時くらいには晴渡りました。(私も山頂に居た間はガスでした)
8合目あたりですれ違っていますね。
しかし、2回とも撤退するとは凄いですね(感心しています) 私は再度来るのがイヤなだけで、先を考えずに撤退をしませんが、、、きっといつかケガすると思っています。
コメントありがとうございます。
七丈小屋の先で出会っているようですね。
2週間たっており、記憶が確かではありません。
ちょうじょうまでどれくらいですかと聞かれた記憶はあります。
それ以外の方は残念ながら。
2度も撤退するなんて、なかなかいないでしょうかね。
残念ですし、ちょっと恥ずかしいです。
登録しないようにしようかとも思ったのですが、
してしまいました。
別に危険と判断して、撤退しているわけではありません。
怖いな、頂上の眺望もないし、やめちゃえ、という
勢いです。
今までも、結構予定を変えていることは多いのです。
根性がない?
山は逃げません。
ゆっくりと高度・難度を上げて楽しい登山を。
勇気ある撤退、かっこいいですね。
でも、そんなんじゃないんですが。
ただ、単純に怖くて逃げだしただけです。
ま、危なそうなところは近寄らないようにしています。
でも、少しは技術をつけなければ、
危ない場面でなにも対処できないですね。
すこし、技術力向上手段を検討中です。
toratora48さん、こんばんは。
コースタイムは十分速いので、体力は問題ないですね。youtaroさんが書いている様に、大体のコースは行けますよ
高所恐怖症は、僕も同じで小学校の時はジャングルジムの一番上に上れませんでした。暗所恐怖症で、暗い道は一人で歩けませんでした。
でもこれらは慣れで克服できますので、もうちょっとの勇気ですね。それよりプロフィールを読むと怪我が多いほうが気になります。こけなくなる為には、片足バランスと反射神経を鍛えるトレーニングがお勧めです。
撤退はその回の登山で済みますが、怪我をすると次回の登山にも影響しますから。怪我をしない様に登山を楽しんでください
Futaroさん、コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、けがが多いのは大反省です。
なぜか中学・高校時代から怪我が多かったような気がします。
怪我でシーズンを棒に振ったことも多いので、
怪我対策は入念です。
それでも、
1回目は他のことを考えていて木の根に引っ掛かった
2回目は、酔っ払っていて転んだ
ということですので、酒はやめています。
怪我をしない体をツj食っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
toratora48さん、こんばんは。
人の怪我のおせっかいを書いた後、直ぐに自分が怪我をしてしまいました
先のコメントを書いて直ぐに、今年から始めたトレーニングジムに行ったのですが、背筋の運動で久しぶりなのにいつもどうり125キロにセットしてやったら、ギクッと持病の腰をやってしまいました
暫くは山に行けそうに有りません。もっとも月に1回だから10月までに治せば良いのですが、トレーニングが出来ないので辛いです。
Futaroさん、おはようございます。
125キロというのはすごいですね。
怪我をしない身体⇒筋肉の鎧
なのでしょうか?
片足バランスとか反射神経というのは
やろうかと思っていますが、
筋トレは昔から嫌いなんですよね。
怪我した脚だけはやっていましたが、
最近さぼりです。
すこしづつ、やっていきます。
Futaroさんも早く治るといいですね。
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