鹿島槍ヶ岳（柏原新道 冷池山荘一泊）
富山県
長野県
jun-ns
体力度について
- GPS
- 28:58
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,518m
- 下り
- 2,533m
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- 山行
- 7:45
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 10:48
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年10月の天気図 |
| アクセス |
柏原新道登山口の直ぐ近くに10台ほど駐車できる。 自分はそこへ駐車できず、200mくらい離れた所の無料駐車場へ停めた。 しかし、そこも夜中に一杯になり、朝来た人は更に離れた有料駐車場に停めるしか無かっただろう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
柏原新道はよく整備されていると思う。 |
| その他周辺情報 | 下山後、薬師の湯に浸かった。 冷池山荘に置いてある割引券（無料）を使えば、大人500円（通常700円）で入れる。 |
写真
登山口付近の鉄橋から撮影。この写真じゃ分かり難いけど、種池山荘が見えた。
前の写真の4倍ズーム撮影。朝日で紅く染まった山々が美しい。
足元に霜も霜柱も無かった。全く寒く無く、腕捲りをして登り始めた。
「モミジ坂」
ルート上にはこのような黄色の看板が多数設置してあった。
これも分かり難いけど、稜線沿いに種池山荘が写っている。
「石畳」ってのはこれのことかな？いずれにしても、柏原新道はよく整備されていて、歩き易かった。
遠くには富士山も見えた！
（・・・って、これじゃ分からないね。）
再出発。爺ヶ岳へ向けて稜線沿いを進む。
これはその途中で撮影した風景。
振り返ると、剣岳が綺麗に見えた。
その左に写ってるのは種池山荘。
4倍ズーム撮影。手前の山の稜線から僅かに顔を覗かせた槍ヶ岳（写真中央）。
爺ヶ岳 中峰（2,669m）
奥に見えているのは鹿島槍ヶ岳。
冷乗越
冷池山荘はここを下って登り返すので、一旦ここで小休憩。
11:46冷池山荘10号室。今夜の寝床。敷布団7枚＋0.5枚×2。掛け布団16枚。1枚の布団に2人で寝てね・・・という状態。汗
（実際にはこの部屋で9人だった。）
冷池山荘10号室。今夜の寝床。敷布団7枚＋0.5枚×2。掛け布団16枚。1枚の布団に2人で寝てね・・・という状態。汗
（実際にはこの部屋で9人だった。）
もうヘトヘト…。あと少しなのにキツかった。酸素が薄いせい？
15:02ブロッケン現象♪
中央下に虹のようになっているのがそれ。
ここ山頂と北峰の間に雲が入りこみ、ブロッケン現象が発生した。
5
ブロッケン現象♪
中央下に虹のようになっているのがそれ。
ここ山頂と北峰の間に雲が入りこみ、ブロッケン現象が発生した。
鹿島槍ヶ岳北峰。
さっきブロッケン現象が見られたところ。
剣岳。既に西日で黒いシルエットになってしまっている。
夕食。山でこのレベルの食事を摂れるのは本当にありがたい。
鹿島槍ヶ岳をバックに記念撮影！
（記念撮影ばっかだな。。。）
景色が素晴らしくて、だいぶ長居してしまった。
下山再開。
種池山荘
爺ヶ岳南峰から20分ちょっとで下りてきてしまった。
ここでも冷えたコーラ（350円）を美味しく戴きました！
「富士見坂」
その名の通り、富士山が見えた。（この写真じゃ分からないね・・・。）
ざるそば（600円）by 薬師の湯
あっという間に完食。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
折角の3連休ということで、1泊2日の山行にした。
当初は薬師岳を登ろうとしたが、
薬師岳山荘がいっぱいで宿泊予約が取れなかった為、
鹿島槍ヶ岳に変更した。
また、できれば連休初日（7日）から登りたかったが、
悪天候の為、8〜9日の山行とした。
両日とも、天気は最高だった。
多少ガスったり少しの雲はあったものの、基本的に終始快晴だった。
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、それぞれの山頂では青空の下、
360°パノラマの絶景を拝むことができた。
10月ということで、寒さを覚悟していたが、全く寒く無かった。
むしろ、暑いくらいだった。
この時期なら朝の登山道は霜が降りていて、
霜柱をサクサク踏むのが普通だが、
そういうことは全くなく、
早朝から腕捲りをして登っていった。
種池山荘以降、稜線に出れば風で少しは寒くなるかと思いきや、
無風で、丁度良い気温の中の山行だった。
冷池山荘には昼前に到着。
予定では、宿泊手続きをして、
直ぐに鹿島槍ヶ岳へ出発するつもりだったが、
その体力は無くなっていた。
1日目の登頂を半ば諦めて、割り当てられた部屋で暫く横になった。
しかし、天気は快晴。
時間的に余裕があったし、鹿島槍ヶ岳の山頂は晴れ渡っていた。
「明日も晴れ予報ではあるけど、どうなるか分からない。
今行かずして後悔するのは避けたい！」
との想いで、殆ど空身で13時過ぎに改めて出発した。
山荘から鹿島槍ヶ岳山頂まで約1時間半だった。
コースタイムよりは早かったけど、最後の200m（水平距離）くらいは本当にキツかった。
これでいつもの荷物を担いでいたら、登れなかったかもしれないと思うほどに。
山頂からの眺めは最高だった。
全てを見渡せたし、ブロッケン現象まで見ることができた。
冷池山荘は混雑していた。
自分が割り当てられた10号室には敷布団が7枚敷かれていて、
掛け布団は16枚セットされていた。
要するに、1枚の布団に2人以上寝かせる算段・・・。
実際、他の部屋では人が溢れて、廊下に布団を敷いて寝てる宿泊者も居た。
しかし結果的には同室の宿泊者は9名で、
ほぼ一人一枚のスペースで寝ることができた。
夕食前から消灯までの3〜4時間、この9名で大いに語らった。
皆山好きで、今回で100名山を達成される方や、
もう少しで300名山を達成する方も居て、
話題に事欠かなかった。
二日目、再度、鹿島槍ヶ岳を登ることも考えたが、
一日目に最高の景色を堪能できたので、それはやめた。
二日目、直ぐに下山を開始した。
写真を見て貰えれば分かる通り、好天に恵まれ、
最高の山行を楽しめた。
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