感動がいっぱい‼鳳凰三山紅葉山行



- GPS
- 32:30
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
青木鉱泉からタクシーにて韮崎駅へ。 |
写真
感想
鳳凰三山は2度目になる。前回は3年前の7月22日から単独で、夜叉神峠登山口から今回と同じ薬師小屋泊、2日目は地蔵岳から夜叉神峠登山口までピストン。かなりハードだった。
10月9日 甲府駅、早朝4時35分のバスにて夜叉神峠登山口へ。降りた登山客は少ない。皆さん広河原方面に行くのかな。6時を過ぎているので明るい。朝日のこぼれるカラマツ林の中を歩き始めた。空気も冷たく、気持いい。3年前は一人でここを歩いていた。今回は4人、話が弾み元気だ。山仲間からの声かけがなければ、今頃コーヒーを飲みながら新聞を読んでいる時間だ。1時間ほどで夜叉神峠に着くと、北岳、間ノ岳、農鳥岳の展望。夏と違い空気が澄み渡りはっきりと見える。秋山はいい。秋山にはまりそう。
夜叉神小屋から先の登山道、2度も通っているのに記憶にない。時間に追われて下ばっかり見ていたのか。今回はゆっくり風景を楽しんでいる。
途中で会った登山者から、辻山を薦められた。当初の計画ではパスの予定だったが、コースを変更。少し寄り道をしたが、それが大正解。この日一番の絶景に全員、堪能した。富士山から白峰三山の眺望しながら昼食。贅沢な山時間。辻山からは苺平まで戻らなくても、南御室小屋まで行ける。
小屋の脇からの水場で明日の分まで補給。冷たくておいしい。
南御室小屋から急登になり、砂払岳付近は白砂地と大きな花崗岩が現れる。赤ペンキのマークを探しながら行けば迷うこともない。紅葉のピークは過ぎていたが、薬師岳岩峰の中腹から下方にかけてまだきれいだ。赤い薬師小屋の屋根が見える。8月に新築オープンしたばかりの小屋は、木の匂いがして居心地がいい。個室もあり、カーテンに仕切られている。予約制なので詰め込まれる心配もない。小屋のスタッフも親切。布団も新しくてふかふか、夜中に暑くて目が覚めた。夕食はおでん。
10月10日 4時起床。外に出てみると月が出て、星も見えた。今日の天気もいいぞ。弁当を小屋で食べ、5時過ぎに出発。ランプをつけ、ご来光を見に薬師岳に向かう。思っていたよりも寒くない。フリースだけでも大丈夫だ。ここ数日甲府は夏日という。浮かび上がる富士山のシルエットが美しい。今年初めての山で見るご来光。待っている時間は長いが、登り始めると速い。薬師岳山頂で元気印の山ガールさんに、シャッターをお願いした。お陰様で楽しい仲間の笑顔が良く撮れました。ありがとう。またどこかで会えるといいね。
薬師岳から観音岳までは、展望の稜線歩き。天気も良く、最高の眺望を見られた。甲斐駒ヶ岳、仙丈ガ岳、八ヶ岳、富士山等々、役者ぞろいの山々。
急斜面を降り、地蔵岳のシンボル、オベリスクの姿がだんだん大きくなる。翼を広げた鳳凰の姿は迫力があり、神秘的だ。地蔵岳から砂礫の急斜面は、登りに使いたくない。鳳凰小屋にて水補給。ドンドコ沢もきつかった。青木鉱泉から登ってくる多くのシニア登山者は、一様に疲れていた。タクシーの手配時間には一時間ほど前に着いて、一同ほっと一安心。青木鉱泉で汗を流す。
帰ってから、腿の筋肉痛。ドンドコ沢は長かった。最高の鳳凰三山紅葉山行。しばらくは、この余韻が続きそう。皆さんありがとうございました。
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