北八ヶ岳、紅葉と星空

2017年10月10日(火) 〜 2017年10月11日(水)

• GPS: 11:14
• 距離: 15.1km
• 登り: 954m
• 下り: 803m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:09

11:05 白駒の池 駐車場
11:18 11:18 白駒分岐
11:22 11:22 白駒の池
12:06 12:28 白駒にゅう分岐
12:59 13:03 にゅう
13:03 13:23 ニュウ
13:23 13:33 にゅう
14:30 14:31 中山分岐
14:47 14:47 中山
14:52 15:02 中山展望台
16:03 16:08 高見石小屋
16:09 16:13 高見石
16:14 高見石小屋

2日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:55

7:57 高見石小屋
8:18 8:22 丸山
9:20 9:39 麦草ヒュッテ
9:41 9:42 茶水の池
9:56 9:56 大石峠
10:10 10:16 中小場
11:03 11:17 茶臼山
11:35 11:40 縞枯茶臼鞍部
12:01 12:02 縞枯山 展望台
12:44 12:49 縞枯山
13:11 13:11 雨池峠
13:19 13:19 縞枯山荘
13:39 13:39 坪庭
13:52 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

10/10 11:15

白駒池の駐車場を出発すると直ぐに苔むした樹林帯となる

10/10 11:19

紅葉が始まっている

10/10 11:35

白駒池
対岸に赤、黄の紅葉が見られる。
（10/12の昼、自宅でNHKニュースを見ていたら、白駒池が紹介されていて、紅葉が見ごろとのこと）

10/10 11:25

もみじの紅葉

10/10 11:41

白駒池を離れニュウへ向かう

10/10 11:42

湿った岩は滑り、当分、これに悩まされることになる

10/10 11:48

白駒湿原
ワタスゲなど期待したが何にもない

10/10 11:49

サルオガセ
（白駒湿原）

10/10 12:03

登山道の岩は大きくなり、更に滑り易くなる

10/10 12:25

苔の一種

10/10 12:47

苔がびっしりの樹林帯

10/10 12:54

途中、大岩があり、その上には樹木があり、まるで盆栽

10/10 13:35

ニュウ

10/10 13:07

ニュウのピーク付近

10/10 13:09

手前は稲子岳、その奥左は硫黄岳、奥の右は天狗岳
（ニュウから）

10/10 13:12

東天狗岳（左）と西天狗岳（右）

10/10 13:12

富士山
（ニュウから）

10/10 13:13

岩場から見下ろす
（ニュウから）

10/10 13:14

岩場に立つと自分の影が現れた
（ニュウから）

10/10 13:14

白駒池、茶臼岳、蓼科山
（ニュウから）

10/10 13:19

ニュウの三等三角点

10/10 13:39

少し離れた位置から振り返ると、ニュウの断崖が眺められた

10/10 13:53

ナナカマド

10/10 14:06

シラビソに囲まれた登山道

10/10 14:10

硫黄岳がはっきり見える、手前は稲子岳、右は天狗岳

10/10 14:29

明るい登山道
これまでの湿った感じとはまた違う。

10/10 14:39

縞枯れ現象

10/10 14:43

雲が多くなってきた

10/10 14:46

中山山頂

10/10 14:58

中山展望台

10/10 14:54

蓼科山と（北）横岳
手前には縞枯れ現象が見える
（中山展望台）

10/10 14:55

東天狗岳（左）と西天狗岳（右）
（中山展望台）

10/10 14:55

硫黄岳の爆裂口も良く見える
（中山展望台）

10/10 15:00

この付近の特徴的な景色
（中山展望台）

10/10 15:08

ゴゼンタチバナの実

10/10 15:14

縞枯れと青空

10/10 15:19

湿った大岩がゴロゴロした道
下りはきつい。2,3回滑った。

10/10 15:35

北八ヶ岳の特徴である苔むした樹林帯

10/10 16:24

高見石小屋（泊）

10/10 16:29

白駒池
（高見石展望台）

10/10 16:31

西空。夕日が沈むのは見られそうもない。今夜の星の観測も心配だ

10/10 20:00

夕食後、ランタンの柔らかな灯りの中、お酒を飲みながら居合わせた方と消灯（20時）まで談笑。
素晴らしい空間だ。

10/10 20:09

星空が気になり、20時過ぎに小屋の外へ出ると、視界10m程度の濃霧（ストロボ使用）
この時、今回は、星が見られないかと思った。

10/10 20:20

天気が悪いので、小屋内のランタンをコンポジット撮影（重ね合わせ撮影）。暇つぶし

10/10 22:40

22:30頃目を覚ますと月の灯りが天窓から見えた。
外に出てみると東の月がまぶしいが、かろうじて西の空では天の川が観察できた。（西の夏の三角形方向）

10/10 22:47

小屋の様子
ランタンの灯りが柔らかだ
煙突が光っているのは月明かりのため

10/10 22:51

白鳥座とカシオペア座の中間付近の天の川

10/10 22:55

白鳥座と天の川
こと座のベガは煙突の右下にかろうじて見える

10/10 23:16

日周運動をコンポジットで撮影（15分間）
中心が北極星、上部の明るい星はカシオペア座
1時間くらいやりたかったのだが、コンポジット撮影の天敵である、雲が通過を始めたので打ち切った。
月のせいで空が明るいので、バルブ撮影だと真白くなってしまっただろう

10/10 23:44

秋の四角形
（中央右側から下に向かって）
この後、月が高度を上げてきたので、星の観察は0時前に中止した。

10/11 5:43

夜明け前の白駒池と雲海
（高見石展望台）

10/11 5:46

日の出
（高見石展望台）

10/11 5:50

南側の紅葉は、朝日を浴びてより赤くなっている
（高見石展望台）

10/11 5:55

朝日を浴びて雲海もはっきり見えてくる
（高見石展望台）

10/11 5:56

まぶしい朝日
（高見石展望台）

10/11 5:56

北側、蓼科山方面も赤く染まってきた（モルゲンロート）
（高見石展望台）

10/11 5:58

西の丸山方面
（高見石展望台）

10/11 6:02

小屋に戻りもう一度、朝日を眺める
（高見石展望台）

10/11 7:48

2日目
高見石小屋を出発
夕方から夜、日の出と楽しい時間を過ごすことができた

10/11 7:48

青空に月
昨夜はまぶしくて困った

10/11 7:59

楓の落ち葉

10/11 8:05

ヒンヤリとした朝のシラビソ林

10/11 8:17

丸山山頂
展望はない

10/11 8:20

昨日に続き、ゴゼンタチバナの実
このぐらいしか野草は見つけられない

10/11 8:22

丸山の三等三角点

10/11 8:40

黄色

10/11 8:41

黄緑

10/11 8:51

どこまでも苔むした樹林帯が広がる

10/11 9:17

浅間山方面
雲海がまだ残っている
左下は国道299号線
（麦草峠）

10/11 9:19

麦草ヒュッテと茶臼山
（麦草峠）

10/11 9:21

アザミの仲間だろうがこうなると不明
（麦草峠）

10/11 9:21

ヤマハハコと思わる
（麦草峠）

10/11 9:22

紅葉
（麦草峠）

10/11 9:23

紅葉
（麦草峠）

10/11 9:24

秋の雲
（麦草峠）

10/11 9:25

マツムシソウが1輪咲いていた
昨日から初めて出てきた花
（麦草峠）

10/11 9:29

雲の一部が虹色、彩雲
（麦草峠）

10/11 9:40

茶水の池

10/11 10:11

これから登る茶臼山
（中小場）

10/11 10:13

南側を振り返ると天狗岳
（中小場）

10/11 10:13

紅葉
（中小場）

10/11 10:56

茶臼山山頂
展望はない

10/11 11:08

茶臼山展望台

10/11 11:08

茶臼山展望台辺りから、北にかけて溶岩の色が赤くなる
（茶臼山展望台）

10/11 11:07

北八ヶ岳の峰々
（茶臼山展望台）

10/11 11:07

左から北岳、甲斐駒ケ岳、千丈ヶ岳
（茶臼山展望台）

10/11 11:07

中央が木曽駒ヶ岳、左は空木岳
（茶臼山展望台）

10/11 11:07

車山
車山気象レーダー観測所の白いドームが見える
（茶臼山展望台）

10/11 11:07

北アルプス
左から保高連峰、キレット、槍ヶ岳
（茶臼山展望台）

10/11 11:09

蓼科山方面
（茶臼山展望台）

10/11 11:08

西側に広がる景色
（茶臼山展望台）

10/11 11:12

秋空
（茶臼山展望台）

10/11 11:17

秋空
（茶臼山展望台）

10/11 11:18

秋空
（茶臼山展望台）

10/11 11:35

縞枯れ現象
明るい尾根で気持ちがいい

10/11 11:36

紅葉（ナナカマド）

10/11 11:43

苔むした樹林帯だが、陽が入る

10/11 12:01

縞枯山展望台から茶臼山

10/11 12:04

縞枯山展望台には三角点があるはずと探したが見つからなかった。
ふと、足元を見るとこれが三角点だった。四等三角点。
岩場なので、やむを得ないのかもしれないが、個人的には真鍮鋲型より石杭型が貫禄があって好きだ。

10/11 12:04

北八ヶ岳に雲がかかってきた

10/11 12:43

なんとミツバオウレン
この時期になると、これが精一杯。

10/11 12:45

明るい登山道
湿って、つるつるの岩だらけの道とは対照的だ

10/11 12:46

縞枯れ山山頂

10/11 13:19

縞枯山荘まで降りてきた

10/11 13:22

ナナカマドの紅葉

10/11 13:31

坪庭

10/11 13:40

坪庭

10/11 13:43

コウゾリナ
（坪庭）

10/11 13:45

ヤマハハコ
（坪庭）

10/11 13:46

ケーブルカー山頂駅が見えてきた。
楽しい二日間であった。

撮影機器：

EOS Kiss デジタルN CANON

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

四等三角点

【そもそも苗場山の予定】
3連休の後、予報がよかったので、1週間ほど前から苗場山に行くのを計画し、新幹線や山頂ヒュッテの予約をした。山登りだけでなく星をじっくり見ようとのことで、1泊とした。
直前になり、前線の影響で新潟県は雨の予報に変わってしまった。
今回は八ヶ岳や奥秩父の天気は良かった。これも不思議なのだが、北八ヶ岳を選択した。直前にもかかわらず中央線の35%割引切符も予約でき、連休後であり小屋もすいているとのことで、行くことにした。

【久しぶりの八ヶ岳】
ここのところ、八ヶ岳はご無沙汰で、入笠山から眺めることが多くなっていた。
そんなこともあり、出かけることにした。

【紅葉】
周囲で騒いでいるほどすごいとは思わなかった。ほとんどが針葉樹のためだろう。帰りにロープウェイの麓では色鮮やかな紅葉が見られた。

【白駒池の駐車場】
紅葉の季節のためか白駒池の駐車場は満車状態。駐車待ちの車が国道に列を作り、バスも駐車場に近づけない事態に。運転手さんが気を利かせてくれ、駐車場（バス停）手前で降してくれた。

【野草】
さすがに2500mの標高と、この季節では野草の観察はほとんどできなかった。
麦草峠でマツムシソウの薄青色を見つけたときには感激した。

【星空】
月の出が21時頃と分かっていたので、夕食後から21時までに観測を終わらせる計画だったが、夕方から生憎の曇り空。
この時点で夕焼け、日の入りの観察は断念。
19時前にはISS（国際宇宙ステーション）の通過も予報されていたが、これも断念。
その分、小屋の泊り客と談笑でき良かった。

一寝入りして目が覚めると月の灯りが見え、月明かりが気になったものの0時まで星空散歩をした。うっすらと肉眼で天の川を見ることができた。
月が東だったので、冬の華やかな星座をじっくり観察できなかったのが残念である。

（記　Yontousankakuten -Tokenzakai)