記録ID: 1298754
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ハイキング
近畿
大阪市営渡船巡り+安治川トンネル
2017年11月01日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:38
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
Out:JR西九条駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部歩道のない部分がありますが、全般に道は良好です |
その他周辺情報 | コンビニ自販機大量にあります トイレは、一部の公演や渡船乗り場にあります。あとはコンビニ利用。 |
写真
千歳渡船場
大阪港復興事業の一つとして大正区の内港化工事を行った際、既設の千歳橋が撤去され、その代わりの施設として設けられました。
上の橋は新しい千歳橋ですが、高すぎるので渡船が残されています
大阪港復興事業の一つとして大正区の内港化工事を行った際、既設の千歳橋が撤去され、その代わりの施設として設けられました。
上の橋は新しい千歳橋ですが、高すぎるので渡船が残されています
木津川渡船
昭和30年12月からカーフェリーが運航。
大正区にあった木材工場が住之江区に移ったため、通勤の便のために設置されたそうな。
乗用車から大型トラックまで運搬し得る能力を持っていたが、上流部に千本松大橋が開通した昭和48年の翌年からカーフェリーは廃止、人と自転車のみを運ぶ渡船に。
ここだけ大阪市港湾局の管理。(ほかは建設局河川・渡船管理事務所)
昭和30年12月からカーフェリーが運航。
大正区にあった木材工場が住之江区に移ったため、通勤の便のために設置されたそうな。
乗用車から大型トラックまで運搬し得る能力を持っていたが、上流部に千本松大橋が開通した昭和48年の翌年からカーフェリーは廃止、人と自転車のみを運ぶ渡船に。
ここだけ大阪市港湾局の管理。(ほかは建設局河川・渡船管理事務所)
千本松渡船場
大正時代の中頃に初めて設けられたものと思われます。昭和48年に上の千本松大橋が完成し、渡しは廃止されることになっていましたが、住民の強い要望で存続することに。
木津川の川尻に近く、江戸時代には諸国廻船の出入りの激しい所であった。幕府は、舟運の安全のため水深を確保し、また防波堤のとしても役立つよう、天保3年(1832)ここに大規模な石の堤を築いた。千本松の名は、この堤防の上に植えられた松並木に由来する。「摂津名所図会大成」にも記載あります。
大正時代の中頃に初めて設けられたものと思われます。昭和48年に上の千本松大橋が完成し、渡しは廃止されることになっていましたが、住民の強い要望で存続することに。
木津川の川尻に近く、江戸時代には諸国廻船の出入りの激しい所であった。幕府は、舟運の安全のため水深を確保し、また防波堤のとしても役立つよう、天保3年(1832)ここに大規模な石の堤を築いた。千本松の名は、この堤防の上に植えられた松並木に由来する。「摂津名所図会大成」にも記載あります。
最後は安治川隧道です。
1944年(昭19年)9月15日に開通しました。
安治川隧道の開通により安治川にあった4つの渡船が廃止され。この交差点の名前となった『源兵衛渡船』もその一つ。
安治川隧道は、幅2.4mの歩行者・自転車用通路と幅4.5mの自動車用通路(2車線道)の2種類の通路が設けられました。地上から地下への移動はエレベータによって行われるという珍しい方法が取られました。しかし、1963年(昭38年)に安治川大橋(現R43)が開通したことにより自動車の通行量は減少。自動車用通路は、スロープ を設けて川底トンネルとする計画が持ち上がり、その工事開始を前提として1977年(昭52年)2月に閉鎖。しかしその後、地元住民の反対などにより計画は頓挫してしまい、以来自動車専用通路は閉鎖されたまま。
1944年(昭19年)9月15日に開通しました。
安治川隧道の開通により安治川にあった4つの渡船が廃止され。この交差点の名前となった『源兵衛渡船』もその一つ。
安治川隧道は、幅2.4mの歩行者・自転車用通路と幅4.5mの自動車用通路(2車線道)の2種類の通路が設けられました。地上から地下への移動はエレベータによって行われるという珍しい方法が取られました。しかし、1963年(昭38年)に安治川大橋(現R43)が開通したことにより自動車の通行量は減少。自動車用通路は、スロープ を設けて川底トンネルとする計画が持ち上がり、その工事開始を前提として1977年(昭52年)2月に閉鎖。しかしその後、地元住民の反対などにより計画は頓挫してしまい、以来自動車専用通路は閉鎖されたまま。
右側のシャッターのようなところが、自動車をおろすエレベーターの跡です。よく見ると、上下向きの三角のマークがあります。
中央の警備員さんのいるところが歩道へ降りるエレベーター。
その左側に階段があり、階段を利用すれば24時間渡れます。
エレベーターは夜間は止まります。
中央の警備員さんのいるところが歩道へ降りるエレベーター。
その左側に階段があり、階段を利用すれば24時間渡れます。
エレベーターは夜間は止まります。
撮影機器:
感想
大阪は水の都です。
河川のみならず、縦横にめぐらされた運河を渡るために、昔から多くの渡船が設置されていました。
昭和10年ころには31もの渡船があったそうですが、現在は8か所残っています。
河口付近は、付近に橋が設置されてもその下を通過す船舶があると橋を高くするしかなく、人が渡るには不便なため、渡船が残ります。
また、付近に便利な橋がないために、渡船が残されているところもあります。
基本的に通学や通勤、買い物に使われる生活感のあふれる大阪の渡船は、観光化された渡船とは違う味があります。
大阪にいらしたら、ぜひ渡船を楽しんでみてください。
海遊館など天保山に行くときも、地下鉄やバスで行くのではなく、桜島から渡船で行くのも楽しいですよ。
なお、渡船の情報(場所や歴史、時刻表など)は
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011242.html
木津川水門の試験運行日の情報は
http://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/river/riv-gate.html
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