閉山間際の上高地 槍沢と涸沢


- GPS
- 56:00
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:35
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:20
テント泊のつもりだったが初日夜から雨予報だったので横尾の避難小屋を利用させていただいた。
天候 | 初日(夜) 晴れ、二日目 雨(標高を上げるにつれ霙から雪)、三日目 霰から雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地ゆうゆう切符利用(8200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
本谷橋は撤去済み、新村橋は橋床板修繕のため11月いっぱい通行止め |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
初日(13日)
バスタ新宿から、高速バスと電車と路線バスを乗り継いで上高地に到着。
既に日が暮れはじめた時間帯なので、登山届けを出して早速出発する。
途中蛍のようにたなびく光が見えたがライトが反射した小動物の目だった。
営業を終了していた徳澤園に、まだ関係者はいるようで明りが灯っていた。
20時前に横尾の避難小屋に到着、食事をとって早々に眠る。
二日目(14日)
深夜からの雨、二日目は停滞日にして本でも読んで過ごそうと考えていた。
出発前から雨が降るのはわかっていたので今回は本を四冊持ってきていた。
6時すぎに雨がやみ、雪があるところまで行ってみようと槍沢方面に出発。
やんだのは一時的なものですぐまた降り始め、むしろ雨脚は強まった。
標高2000m手前で雨は霙に変わり、いつしか本格的な雪に変わった。
2400mを越えたあたりからさらさらの新雪でアイゼンが効きづらくなる。
大体三歩登って二歩下がるといった具合で一向に進まない。
この先展望は望めないし、濡れて身体も冷えてきたので引き返すことにした。
このとき予備の衣服に着替え、これにより乾いた衣服がなくなってしまう。
穿き替えた予備の手袋もインナーグローブまでぐしょ濡れになってしまった。
小屋に戻って炊飯して温めたメスティンをアイロン代わりに衣服を乾かす。
半乾きの冷たい服のまま早々に寝袋にこもると、そのうち眠ってしまった。
三日目(15日)
前日夕方に寝てしまい、23時頃に目を覚まして眠れなくなってしまった。
夕飯を食べてなかったのでご飯を炊き、びしょ濡れの手袋を余熱で乾かす。
ウィスキーを飲みながら本を読んで過ごし、明け方に少しだけ眠った。
7時すぎに山散歩に出発、蝶ヶ岳に登るには余裕がないので涸沢方面へ。
本谷橋は既に撤去されているだろうからそこで引き返すつもりではいた。
予想通り橋は撤去されていたが沢の水量が少ないため簡単に渡渉できた。
道が凍り雪も出始めたのでアイゼンを装着し、涸沢を目指し登山を続行した。
涸沢ヒュッテに到着、結構雪が深く涸沢小屋側にはまわれなかった。
穂高の稜線とカールを見納め下山する、常念岳山頂は陽に照らされていた。
ちょうどお昼頃に避難小屋に帰着、食事をとり掃除をして小屋を後にする。
徳澤を経て明神まで下山し、穂高神社に参拝するため明神橋を渡る。
上高地の猿たちにもお別れをしたいところだが、姿を現すことは無かった。
岳沢湿原ルートを通って15時半に上高地に到着、16時のバスで松本へ移動。
17時半に松本に到着、予約した高速バスは19時発なので時間を持て余す。
目に付いたイタリアンバルで食事をし、出発直前にバスに乗りこんだ。
避難小屋で使用した寝袋はmont-bellダウンハガー#3?避難小屋は2日間ひとりでしたか?(天気予報と時期が微妙なので登山者はいないですね?)
2泊とも寒かったと思いますがそれに耐えられたんですね。。。
(私は、はじめてのテント泊デビューが9月中旬の白馬岳の頂上宿舎(その時mont-bell#2
で、ちょうど良かったけど上はライトダウンでも頭が寒くて目覚めた記憶)
やっぱりHAKKIN買って下さいな(´・ω・`)!
因みに私はレギュラーサイズですが、
海外輸出向けのジャイアントもありました(元祖ハクキンおっさんキャラの通販サイトで購入出来ますよ!)
ニッピンのセールで購入した寝袋で−20℃まで使えると言ってました。
それが最低使用温度とするとmont-bellだと♯0に相当すると思われます。
避難小屋内の気温は体感で0度くらいでしたが少し不足な感じがします。
下は暖か系タイツ2枚重ねにダウンパンツとコットンパンツを重ね穿き。
上はTシャツ、ブレスサーモの長袖、羊毛のセーター、インナーダウン、
プリマロフトのジャケットを着て少し肌寒いくらいでした(濡れる前)。
二日目は下は一緒だけどオーバージャケット無しで長袖が湿ってたので
結構寒くて、ハクキンカイロのような熱源が欲しかったところです。
mont-bellは♯2しか持っておりませんが冬テントには無理そうです。
避難小屋に登山者は来なかったけど上高地に泊まってる老姉妹や散歩に
来た男の人が見学がてら立ち寄って行きました。
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