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Yamareco

記録ID: 132391
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

絶景の白馬岳とたくさんの雷鳥たち(大雪渓登って栂池に下る)

2011年09月08日(木) 〜 2011年09月09日(金)
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SnufkinSnufkin その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:20
距離
23.0km
登り
2,015m
下り
1,423m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9/8
6:15 猿倉
7:05 白馬尻小屋
11:20 白馬岳頂上宿舎(ランチ)12:00
12:15 白馬山荘
その後白馬岳山頂往復

9/9
6:15 白馬山荘
6:30 白馬岳
7:30 小蓮華山
8:55 白馬大池 9:05
11:35 栂池ロープウェイ栂池自然園駅
天候 9/8 快晴!(最近このあたりでは珍しいくらい晴れとこと)
9/9 ずーっと雨・ガス。逆にこの天気だからあいつらが出てきたのか
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
猿倉にとめて、栂池に回送サービス(4,500+栂池駐車料金300)
コース状況/
危険箇所等
大雪渓はアイゼン必要。
猿倉山荘で4本爪の簡易アイゼン1,000で充分でした。

栂池ゴンドラの山麓駅にある栂の湯は、ゴンドラの搭乗券を見せると100円引きの600円で入浴できます。
大雪渓登り始めです。白馬尻小屋から登ること30分ぐらい。
2011年09月08日 08:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 8:12
大雪渓登り始めです。白馬尻小屋から登ること30分ぐらい。
クレバス、結構深い。
2011年09月08日 08:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1
9/8 8:22
クレバス、結構深い。
注意じゃなくて事実だけを書いてあるのがいいですね。あとは自分で考えろ、と。
2011年09月08日 08:27撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 8:27
注意じゃなくて事実だけを書いてあるのがいいですね。あとは自分で考えろ、と。
ミヤマクワガタ

昆虫ではない
2011年09月08日 08:54撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 8:54
ミヤマクワガタ

昆虫ではない
シナノキンバイかな
2011年09月08日 08:57撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 8:57
シナノキンバイかな
クルマユリ
2011年09月08日 08:59撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 8:59
クルマユリ
何がしたかったんだ、自分?
2011年09月08日 09:13撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 9:13
何がしたかったんだ、自分?
トリカブトかな。
2011年09月08日 09:42撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 9:42
トリカブトかな。
意外と良い感じで撮れたんですけど、何かで使ってくれませんかね、白馬村役場さん。
2011年09月08日 11:53撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 11:53
意外と良い感じで撮れたんですけど、何かで使ってくれませんかね、白馬村役場さん。
白馬岳山頂から剣方面。
2011年09月08日 13:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 13:14
白馬岳山頂から剣方面。
白馬山荘のラウンジにて。
山小屋でこんなものまで食べられるなんてね。
2011年09月08日 13:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 13:29
白馬山荘のラウンジにて。
山小屋でこんなものまで食べられるなんてね。
快適な寝床でした。
2011年09月08日 16:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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9/8 16:38
快適な寝床でした。
2011年09月08日 17:55撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 17:55
また山においでよ失敗バージョン。
2011年09月08日 18:06撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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9/8 18:06
また山においでよ失敗バージョン。
遠くに街の灯が見えます。
方角からして、富山市。
反対側、白馬村の街の灯も見えました。
2011年09月08日 18:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/8 18:39
遠くに街の灯が見えます。
方角からして、富山市。
反対側、白馬村の街の灯も見えました。
翌朝の山頂は雲の中。
2011年09月09日 06:28撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/9 6:28
翌朝の山頂は雲の中。
山頂から10分下ったところにいた一羽目。
今年巣立ちしたのかな?
2011年09月09日 06:40撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/9 6:40
山頂から10分下ったところにいた一羽目。
今年巣立ちしたのかな?
雷鳥坂中腹にて。
3羽いつも行動が一緒。
2011年09月09日 08:30撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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9/9 8:30
雷鳥坂中腹にて。
3羽いつも行動が一緒。
ちょっと離れたところにいた恐らくひな鳥一羽。
2011年09月09日 08:31撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/9 8:31
ちょっと離れたところにいた恐らくひな鳥一羽。
その遠くから威嚇する成鳥。カエルのような声でなく、赤い斑点があるので、オスですね。ということは親鳥ではなく、たまたま近くにいただけ?
2011年09月09日 08:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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9/9 8:32
その遠くから威嚇する成鳥。カエルのような声でなく、赤い斑点があるので、オスですね。ということは親鳥ではなく、たまたま近くにいただけ?
天狗原から栂池に降りる途中でまさかの道迷い。その道迷い先にお花畑がありました。
2011年09月09日 10:47撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/9 10:47
天狗原から栂池に降りる途中でまさかの道迷い。その道迷い先にお花畑がありました。
いえ、一人で2つ食べたわけではないですよ〜
2011年09月09日 11:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
9/9 11:39
いえ、一人で2つ食べたわけではないですよ〜

感想

 猿倉から大雪渓を登って白馬山荘に泊まり、栂池に下るという王道の登山ルートです。コースタイムも両日6時間程度と比較的楽で、その割にはいろいろ楽しめた、よい山旅でした。

9/8
 前日夜からクルマを飛ばして、道の駅白馬で4時間程度仮眠をとり、それから猿倉に入りました。道の駅白馬は駐車場が国道に近いので騒がしく、あまり快適とはいえません。猿倉の駐車場まで行ってしまったほうがよかったかも。
 猿倉山荘で車の回送を頼み、アイゼンを\1,000で買います。4本爪で紐で結ぶ原始的なアイゼンですが、あるのとないのと大違いであることがあとでわかりました。(当たり前か・・・)
 白馬尻小屋を過ぎて30分ぐらい登って、アイゼン装着となります。自分用の6本爪アイゼンは同伴者に貸して、自分は4本爪を使います。初めての雪渓歩きでしたが、斜面の角度にあわせて靴を置くコツをつかむと全く滑らずに登れる、ある意味感動的でした。40分ほどで雪渓は終わり、あとは単調な急登が続きます。所々お花畑と沢渡りがアクセント。
 村営頂上小屋に到着し、お昼ご飯を食べます。今回も中華スープにアルファ米を入れて煮込んだもの。その後15分程度で白馬山荘に到着。一休みしてから白馬岳山頂に行きます。

 天気がよくて絶景!

 日本海から剣岳、槍ヶ岳、富士山、妙高の山々とぐるっと一周遠くまで見渡せました。その後白馬山荘に戻ってラウンジにてティータイム。贅沢な時間です。というか山小屋にあるまじき豪華な施設です。さすが日本最大の山小屋です。
 夕方は、夕日を見ながら変わり行く空を楽しみます。日が沈んだ後、富山方面と白馬方面の街の明かりまで見えました。澄んだ空気と天気のおかげです。

9/9
 朝から霧雨。ちょっとしたら晴れるかな〜と軽い気持ちでジャケットだけ羽織って再び白馬岳山頂へ。昨日絶景だった白馬岳山頂は霧の中です。まったく晴れる気配なしで、稜線は風が強くて飛ばされそう。レインウェアフル装備で着込んで、小蓮華山方面に降りていきます。
 山頂から10分下ったところで、最初の雷鳥に出会えました。ことし巣立ったひな鳥かな?1羽単独でした。
 小蓮華山、船越ノ頭を越えていくルートは、アルプス稜線らしいガレとハイマツの道です。歩いていて楽しい。
 そして雷鳥坂。ということで早速3羽の雷鳥親子を発見。残念ながら登山道から遠かった。次に雷鳥坂中腹で、登山道近くにいました。3羽の小鳥と少し離れて1羽の小鳥、そして親鳥。小鳥に近づいたら、親鳥に威嚇されました。たぶん威嚇だと思います。蛙のような鳴き声でした。さすが雷鳥坂、名前のとおりでした。
 そのまま降りていくと白馬大池です。茂みの間の登山道を抜けるとぱっと広がる大池。でかい。こんな高所にこの池はすごい。
 話は脱線しますが、大糸線に「白馬大池」という駅がありますが、駅から本当の白馬大池までクルマとゴンドラ、徒歩で半日以上かかります。駅名としてどうかと思いますよ、JR東日本さん。
 白馬大池を過ぎて乗鞍岳山頂からちょっと行った先に、またいました。1羽で遠目でした。今日だけで合計10羽。天気が悪かったのが幸いでした。悪い天気のなか歩くモチベーションを上げてくれる雷鳥君たちに感謝です。
 天狗原まで降りてくると、もう植生が変わって笹藪を切り開いた登山道です。気温もあがってきてムシムシしてきました。こうなってくると稜線の飛ばされそうなくらいの強い風が逆に恋しくなります。
 天狗原から栂池の間で、まさかの道迷いをしました。岩を超えたら結構しっかりした道があり、左手にお花畑。でもその先に道は続いていませんでした。戻って改めてみたら、もっとしっかりした道があります。それほど疲れていたわけでもないのに、こんなルートでも道迷いするリスクを改めて感じました。
 12時ちょっと前にロープウェイ栂池自然園駅に到着です。時間もあるので自然園散策も良いかなと思っていましたが、相変わらずの雨でモチベーションがあがらず。レストハウスに入ってソフトクリームをいただきます。前の山旅から下山後のソフトクリームにはまってしまいました。
 疲れた体にしみこむ甘さ。幸せです。
 ロープウェイとゴンドラを乗り継いで山麓駅まで降ります。
 中間駅で強制的に写真を撮って山麓駅で販売する、ディズニーランドとかでおなじみのサービスやってます。ゴンドラの中でいくらで販売しているのか予想して、「800円!」を決めて降りたら、正解は1000円。いくらなんでも高すぎるぞ。

 回送されたクルマが駐車場においてありました。
 山麓駅自体が栂の湯という温泉だったので、入ってさっぱり。中はガラガラです。季節もありますが、学生時代によく行った頃のスキー場のイメージからすると、寂れた感じの栂池でした。
 ちょっと軽めで快適な山旅でした。

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体力レベル
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