雲取山と七ツ石山（はじめて編：小袖乗越からピストン）

2011年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 21.6km
• 登り: 1,780m
• 下り: 1,780m

コースタイム

6:55 駐車場(発)
7:00 登山口(小袖)
8:12 堂所
8:58 七ツ石小屋(休憩) 9:08
9:22 石尾根縦走路分岐
9:33 七ツ石山
10:16 奥多摩小屋
10:24 1813ピーク
10:31 富田新道分岐
10:53 小雲取山
11:13 雲取山避難小屋
11:16 雲取山(食事、休憩) 11:40
12:53 七ツ石山巻き道分岐(ブナ坂)
14:06 堂所
15:25 駐車場(着)

天候

はれ のち くもり
今日は、まだ夏の様相で蒸し暑かったですね。帰りの駐車場(小袖)で30℃ありました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小袖の駐車スペースを利用しました。

コース状況／危険箇所等

[登山口(小袖)〜七ツ石小屋]
・樹林帯、特に危険な所は有りませんでした。

[七ツ石小屋〜七ツ石山]
・樹林帯、特に危険な所は有りませんでしたが、急登り箇所が有ります。

[七ツ石山〜ブナ坂〜奥多摩小屋]
・爽やかな尾根道、特に危険な所は有りませんでした。

[奥多摩小屋〜小雲取山〜避難小屋/雲取山]
・小雲取山への登りは急峻(急登り)です。

[避難小屋/雲取山〜小雲取山〜巻き道(七ツ石山)〜登山口(小袖)]
・長時間ひたすら下りが続きます。体調が良くないとキツイと思います。
・台風の影響で登山道に小さな滝が降り注いでいる所が有りました。

写真

9/10 6:53

今日は久しぶりに天気が良くてワクワクします。

9/10 6:58

林道を「雲取山登山口・小袖」へ向かいます。

9/10 6:58

雲取山へは100m先を左へ

9/10 7:00

小袖の登山口に来ました。
こちらも「熊出没注意」ですね。

9/10 7:13

はじめは、このような登山道を登って行きます。

9/10 7:16

廃屋のようです。

9/10 7:21

道端に社がありました。

9/10 7:24

木漏れ日の中を進みます。

9/10 7:37

赤指尾根方面?の眺望

9/10 8:11

爽やかな樹林帯

9/10 8:12

「堂所」まで来ました。

9/10 8:18

ここからは尾根道なのでしょうか?

9/10 8:23

結構登りがきつくなってきました。

9/10 8:28

分岐のようですが、他方は「通行止、登山道ではありません」の看板が

9/10 8:48

七ツ石山の巻き道の分岐。今回は七ツ石山の登頂も目指しているので分岐を右へ。

9/10 8:49

呼ばれたような気がして見回すと、久しぶりに霊峰富士がクッキリと見えました。

9/10 8:58

そして「七ツ石小屋」に到着です。

9/10 9:03

小屋のご主人のおすすめの場所からの1枚。クッキリと見えてます。

9/10 9:04

少々アップで。

9/10 9:08

小休憩し、おいしいお水と山バッチをゲットして、七ツ石山の山頂を目指しました。

9/10 9:12

巻き道との分岐。
七ツ石山方面へ向かいます。

9/10 9:15

七ツ石小屋上分岐。
七ツ石山・雲取山方面へ向かいます。

9/10 9:22

ここで、石尾根縦走路と合流です。

9/10 9:22

鷹ノ巣山方面はこんな感じの登山道。

9/10 9:22

七ツ石山方面はこんな感じの登山道。

9/10 9:24

碑と共に大きな岩が登山道の真ん中に。

9/10 9:24

碑ですが、風化して読みづらくなってます。七ツ石山の伝説(平将門)?

9/10 9:30

山頂下の登り。

9/10 9:33

七ツ石山(1,757m)の山頂に到着です。山頂は開けていて眺望が良いです。

9/10 9:35

山頂からの眺望(1) これから向う雲取山方面

9/10 9:36

山頂からの眺望(2) だいぶ雲に隠れてしまいましたが富士山が見えました。

9/10 9:39

山頂からの眺望(3) こちらは飛龍山

9/10 9:42

赤い木の実がたくさんなってました。

9/10 9:44

七ツ石山を下って、雲取山へ向かいます。

9/10 9:49

七ツ石山の巻き道分岐(ブナ坂分岐)です。帰りは、この分岐から巻き道を使う予定です。

9/10 9:51

天気が良くて気持ち良いです。

9/10 9:53

振り返って、七ツ石山。

9/10 10:09

でも、ちょっと日差しが暑すぎるかも。

9/10 10:11

有名な、雲取山ヘリポートに来ました。そう言えば山行中にヘリコプターが2〜3機(回?)上空を飛んでましたね。

9/10 10:16

奥多摩小屋(トイレ有り)をスルーして、

9/10 10:19

尾根道(1,813mのピーク)と巻き道の分岐。せっかくなので、尾根道(1,813mのピーク)に突撃しました。

9/10 10:24

尾根道(1,813mのピーク)のご褒美の眺望(1) 七ツ石山

9/10 10:26

尾根道(1,813mのピーク)のご褒美の眺望(2) 七ツ石山と右手には三頭山?

9/10 10:31

雲取山方面と富田新道との分岐。ここから小雲取山へ向かって急登りになりました。

9/10 10:53

小雲取山(1,937m)を登り切ったところの道標。ここが、石尾根縦走路の起点でしょうか?

9/10 10:54

小雲取山からの眺望。だいぶ雲が出てきました。

9/10 10:55

小雲取山の山頂はこんな感じです。

9/10 10:57

はじめて雲取山避難小屋(ほぼ頂上)が見えました。後どのくらいでしょうか?

9/10 10:57

隣りの「飛龍山」がキレイに見えました。

9/10 10:57

だんだん避難小屋が大きくなってきました。

9/10 11:05

徐々に近づきます。

9/10 11:08

避難小屋ハンター?として、三頭山、御前山、鷹ノ巣山に続き、雲取山避難小屋のハントに成功です。

9/10 11:13

やまなし県(山梨百名山)の標柱。山頂から少し離れて立ってます。(避難小屋の近くにあります。)

9/10 11:13

避難小屋付近から、登ってきた方向を撮影。雲が多く出てきて少し遠くの景色は見えません。

9/10 11:16

雲取山の頂上が見えました。多くの登山者で賑わっていました。

9/10 11:16

さいたま県(秩父多摩国立公園)の標柱。雲が無ければ右手に富士が見えるのですが。

9/10 11:17

東京都の標柱。雲取山(2,017m)の頂上に到着です。
今日も山頂でおにぎりを美味しくいただきました。

9/10 11:17

せつめい

9/10 11:17

そろい踏み

9/10 11:34

お花(1)
イワオトギリ(オトギリソウ科)?
今日の山行はお花少なめでした。

9/10 11:37

雲取山避難小屋の屋外の温度は21℃でした。2000m超の山頂では高い気温ですかね。

9/10 11:38

避難小屋の屋内は整理整頓されていてキレイでした。

9/10 11:38

ちなみに、避難小屋の屋内は1℃低く20℃でした。

9/10 11:40

それでは下山しましょう。

9/10 11:42

お花(2)
ウメバチソウ(ユキノシタ科)?

9/10 11:48

歩きやすく爽快な尾根道です。

9/10 12:23

帰路も巻き道を使わずに、尾根道(1,813mのピーク)を降りてきました。

9/10 12:45

遠巻きに七ツ石山が見えてきました。

9/10 12:50

そろそろ七ツ石山の巻き道の分岐(ブナ坂分岐)です。

9/10 12:53

七ツ石山の巻き道の分岐(ブナ坂分岐)。計画通り右の巻き道「鴨沢方面」へ入ります。

9/10 12:55

七ツ石山の巻き道は、だいたいこんな感じのほぼフラットな登山道でした。

9/10 13:15

今日のキノコです。柄の高さ25cm程ありました。下界に近い樹林帯には、いろいろなキノコが生えてました。

9/10 13:21

差し掛かった沢のすぐ上に、とても大きな岩が崩落していました。こんな岩が沢を流れ落ちて行ったら、とんでもないことになりそうです。

9/10 13:22

沢はこんな感じで流れ出してます。

9/10 13:28

木製の橋の向う側に滝が出来ているようです。

9/10 13:29

近かよってみると、まだ通れますが登山道が滝ツボになっていました。

9/10 14:06

「堂所」まで戻ってきました。

9/10 14:18

引き続き樹林帯の登山道を下ります。それにしても長いです。気温もだいぶ高いです。

9/10 14:19

日光を浴びて透けている木の葉。私はこの色(薄い緑色)が大好きです。

9/10 14:51

お花(3)
今日もヘンテコりんなヤマジノホトトギス

9/10 15:21

無事駐車スペースに戻ってこれました。しかし、4時間の下りは評判通り長かったです。体調万全で臨まないと厳しいですね。

9/10 20:57

七ツ石小屋でゲットした山バッチ(その1)です。花はサクラでしょうか。七ツ石小屋の主人おすすめ品。

9/10 21:00

七ツ石小屋でゲットした山バッチ(その2)です。雲取山、七ツ石山、鷹ノ巣山、六ツ石山。花はレンゲショウマに見えます。私は結構これが好き。

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

今回は「はじめての雲取山(と七ツ石山)」トレッキングを計画しました。

ヤマレコ情報を確認し、”小袖登山口からの日帰りピストンルート”を選択しました。

雲取山は「東京都の最高峰」として紹介されることが多いと思いますが、
そんなことはどうでも良くて、七ツ石山を含めて単純に「山歩きルートとして良い山だな」との印象を持ちました。
他の奥多摩の山々と同様に、今後何度も登りたいと思います。

以下、今回の山行中の出来事を列記します。

・午後に山に入る登山者(多数)
こちらが下山中(すでに午後2時頃)に、登って来る登山者がかなり多く見受けられました。
時間的に下山が日没に間に合わないので、テン場や山荘/小屋で宿泊されるのでしょうか。
それにしても多かったです。

・マウンテンバイク(2名)
下山中に雲取山の山頂付近でスレ違いましたので、きっと山頂から小袖方面へマウンテンバイクに乗って降りてきたのでしょう。
そう言えば、登山道に「山歩きには不要と思われる巻き道」が何箇所か有り、不思議に思いましたが、マウンテンバイク用だったのですね。
しかし、よくマウンテンバイク(自転車)を持って山を登れたものです。

・トレラン者(数名)
トレラン者に関しては、毎回感心するばかりです。
山を走って登り降りできる身体が、山歩きが限界の私には理解不能です。

・久しぶりにサルの群れ
下山中の小袖付近で、突然、耳元で警戒音(声)がしたので、”やばい”と思いその方向に目を向けると、5mくらい離れた所に見張り役のサルが居て、こちらを伺っていました。
こちらが無関心を装うと、安心したのか丸太に腰掛けて何かパクつき始めましたので、こちらも安心しました。
また、群れの中には子連れもいたようですが、余計な刺激を与えないように写真は撮りませんでした。

・台風12号の影響
何年かぶりに奥多摩湖(小河内ダム)が満水状態、かつ放水門から豪快に放水しているところを見ることができました。
自然の力は強大です。

※GPSデータ⇒ 積算距離:23.21km、積算時間:8時間30分、累積標高(上り):1,742m、累積標高(下り):1,735m