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記録ID: 132729
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳〜穂高の大展望台〜

2011年09月10日(土) [日帰り]
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GPS
10:10
距離
22.7km
登り
1,581m
下り
1,571m

コースタイム

6:10上高地-6:45明神-8:10徳本峠8:20-9:05ジャンクションピーク-11:00K1ピーク11:20-11:50霞沢岳12:05-12:25K1ピーク-14:00ジャンクションピーク14:15-14:40徳本峠分岐-15:45明神-16:20上高地
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡の第一駐車場は満車だったので、第二駐車場に駐車
行きは明神岳に行くというクライマーのパーティーとタクシー相乗りさせていただく(1,000円)
帰りはシャトルバス(1200円)
コース状況/
危険箇所等
ルートは極めて明瞭で、手入れもされています。
K1手前のトラバースルート、K1〜霞沢岳のハイマツ&岩場の稜線は痩せており、注意が必要です。
朝日を浴びる西穂の稜線
朝日を浴びる西穂の稜線
上高地に来たという感じ
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上高地に来たという感じ
鋭い明神岳第5峰
徳本峠手前の最後の水場
徳本峠手前の最後の水場
分岐から3,4分で徳本峠
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分岐から3,4分で徳本峠
徳本峠展望台からの穂高
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徳本峠展望台からの穂高
左から奥穂高、明神岳、前穂高
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左から奥穂高、明神岳、前穂高
Jピークから南の展望
Jピークから南の展望
ガレ場を見下ろす
ガレ場を見下ろす
トリカブト
数少ないお花畑
大滝山方面
Jピークを振り返る
Jピークを振り返る
鋭鋒のK1
まさに吊尾根
手前の六百山もいい背景
手前の六百山もいい背景
大滝山〜蝶が岳〜常念岳の稜線
大滝山〜蝶が岳〜常念岳の稜線
K1への急登
K1からのK2、霞沢岳
K1からのK2、霞沢岳
笠が岳と帝国ホテル
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笠が岳と帝国ホテル
ここまで来ると六百山が低く見える
ここまで来ると六百山が低く見える
この景色が見れ大満足
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この景色が見れ大満足
雲が取れた笠が岳
雲が取れた笠が岳
K2からのK1
K2からの霞沢岳
シラタマノキ
地味なサイン
かすかに噴煙を上げる焼岳
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かすかに噴煙を上げる焼岳
K2を振り返る
ガレ場を通過
徳本峠分岐
明神岳を見ながら下山
明神岳を見ながら下山
何度見ても格好いい第5峰
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何度見ても格好いい第5峰
上高地から見る六百山
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上高地から見る六百山

感想

今年の夏は新潟・福島豪雨や台風12号の上陸もあり、また天候も不安定な日が多く、消化不良気味です。
この週末も南からの湿った空気が入る、また日本海側には前線が発生するとのことで、新潟・福島・栃木方面の予報はあまり良くありません。
そこで、目を付けたのが長野県の霞沢岳。
北ア南部の空白地帯です。
以前、前穂や西穂から見えていたはずですが、ほとんど印象に残っていませんでしたので、やはり一度は登らないとと決行です。
コースタイムの単純な合計は13時間、昨年10月の皇海山と近いタイムです。
朝出では厳しそうなので、その時以来の車中泊。
中央道の原PAで仮眠し、4時起床。
寝るときは曇天でしたが、朝は満天の星。期待できそうです。
沢渡5時20分に到着。13度と暖かい朝です。

上高地から明神までは賑わっていましたが、徳本峠へのルートに入ると、人と会うことが少なくなり、K1までの間下山の2組、登っている2組と会っただけでした。
徳本峠の30分手前に最後の水場があり、3.5l組みました。
ところがルートの8割が樹林帯であったため、あまり消費することはありませんでした。
日焼け止めもK1ピークの登りの前に現れるガレ場あたりで塗れば良かったかもしれません。

眺望は徳本峠の展望台、ジャンクションピークで南側が見れますが、その他は樹林の間からちらちら見える程度、肝心の霞沢岳は一向に姿を見せません。
ガレ場からはようやく眺望が見え出します。
K1ピーク手前はかなりの急登で、一向に足が進みません。
鞍部からの標高差は350m程度ですが、それ以上に感じました。
ようやく11時にK1ピークに到着。
眺望は素晴らしいの一言で、ここが最終目的地であっても全く遜色ありません。
山名がついてないのが不思議な感じです。
穂高をこの角度から眺められるのが特にお気に入りです。
唯一の難点は虫の多さ、この季節でも羽アリと思われる虫が無数に飛んでおり、Tシャツの隙間から入り込んできます。
刺されることはありませんでしたが、何とも厄介な代物です。
霞沢岳から戻ってきた人曰く、霞沢岳も同じような状態とのこと、シャリバテ気味だったので、ここで昼食とします。

虫に追われるようにあわただしく昼食を終え、霞沢岳に出発。
霞沢岳の頂上では、同じようなペースで登ってきた2組の日帰りの人としばし会話をしました。
既に12時となっており、ジャンクションピークまでは5つぐらいのピークをアップダウンしなければならず、下りもあまり時間短縮は望めなさそうだということで、最終バス17時に間に合うかということで、ゆっくりはしてられません。

下りはジャンクションピークでコーヒーブレイクを取った以外は、ひたすら歩き続け、何とか16時30分のバスに乗り込むことができました。
霞沢岳の頂上でご一緒した方とたまたま隣り合わせ、あっという間の沢渡までの30分でした。

駐車場脇に足湯があったので、しばし休息。
今まで観光地等にある足湯に入る気持ちがわからなかったのですが、この時ばかりはありがたさを実感しました。
土曜日なので、中央道の渋滞はそれほどでもないかと思いきや、横転事故のため車線規制が行われて大渋滞。家に着いたのは、出発からちょうど24時間後でした。

ハードな日程でしたが、K1からの穂高の山容は忘れがたいものとなりました。

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