木曽駒ケ岳(ロープウェイ利用で楽々のはずが・・・)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 473m
- 下り
- 465m
コースタイム
9/9⇒ ?頂上山荘-8:40千畳敷
時間はちょっと曖昧です・・・。
天候 | 8日:晴れ→夜から強風 9日:(暴)風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台〜しらび平:バス しらび平〜千畳敷:ロープウェイ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 危険個所なし。 【登山ポスト】 ロープウェイの千畳敷駅を出たところにあります。 【テント場の状況】 9月は、頂上山荘は週末中心の営業で、平日は営業していません。 幕営料は、宝剣山荘で支払うか、夕方宝剣山荘の方が回収に来るのでそのときに。 山荘営業していなくても、水場(トイレ棟の水道・飲用可)と、外の仮設トイレが使用できます。 ビールは、山頂に登ってから、頂上木曽小屋で買いました。 |
写真
感想
ロープウェイで上がって、楽々テント泊しましょう〜。
ということで、木曽駒に行ってきました。
翌週、またテント泊の予定が入っているし、今回は、楽していい景色や満天の星を眺めながらお酒を飲む、というのが目的だったんですが・・・。
1日目は、文句なしの晴れ! 「日ごろの行いですね♪」とか言いながら高速を気持ちよくビュンビュン走り(運転してたのは私じゃないですが・・)、観光気分でロープウェイに乗ります。
平日ですが、意外と人がいました。でも、バスにも座れてロープウェイも待たずに乗れたのは、やはり平日だからでしょう。
楽々ハイキングのつもりだったんですが、宝剣山荘までは意外ときつい登りで、私はバテバテ。こんなんで来週も山に行けるのだろうか・・・。
宝剣山荘で、テントの手続きをします。山荘の人が、「今日は寒いな〜」と言うのを聞いてちょっとドキドキ。夏とほとんど変わらない装備なんですけど・・。
宝剣山荘からはほぼ下りで楽ちん。でも、風が強いです。
テント場からは、東も西も思いっきり展望が開けて、夕暮れも朝陽も楽しめそう〜。と期待が高まります。ちょっと苦労しながらテントを張って、山頂へ。
山頂の景色は抜群! 北アルプスから八ヶ岳から南アルプスから木曽御嶽山まで、ぐるりぜ〜んぶ見渡せます。
風が強いのが気になりながら、頂上木曽小屋まで行き、缶ビールを購入。
小屋のおじいさんが、奥へごそごそ入っていき、「おいしいかわからないけど」と言って、おつまみの袋をビールの本数分くれました。なんていい人!
巻き道を通ってテント場まで。この道、細いトラバースなんですが、なんだかとても好きです!日差しはもう秋・・・。
さて、テント場に戻ると何だか寒い。早めに夕ご飯の支度をして、食べて・・・とやっているうちに、風も強くなり、どんどん寒くなる。ダウンもその上からレインウェアを着ても、ああ私震えてる・・・。
というわけで、せっかく用意してもらった夕ご飯も全部食べられず、専用プラティパスに入れてきてくれたワインも少ししか飲めず、ガタガタ震えながらやむなくそれぞれのテントへ撤収。
テントへ戻ったとたん、酔いが回って眠くなって、そのまま就寝・・・。
と思いきや、シュラフに入ったと同時に目が冴えてしまい、ものすごい強風にあおられるテントが気になって眠れません。ワインが恋しい・・・けど、出ていく元気もありません。
このテントはいったいどこまで耐えられるのだろうか?アライテントの謳い文句は「ウラヤマからヒマラヤまで」。そう、「ヒマラヤまで」! だから大丈夫だ! と、頼りない根拠で自分を励まします。
ペグは外れていないだろうか? 外れたらどうなってしまうんだろうか? 張り縄は? 外れたらフライだけ飛んでいく? ポールは? 折れたらどうなる?
しなる壁がバシバシ頭に当たるのを感じながら、色々考えてしまいました。
でも、朝になればおさまるんだろう。明け方になったら、月も下がるし星を見に出てみよう、と頭の半分では考えてました。
が、朝になっても風はいっこうに止まず、しかも雨まで吹きつけてきました。
同行のYさんが、「明日雨になるかもしれないから、低いところにテントを張るのはやめよう」と言うのを、万が一の話だと聞いていましたが、本当に降るなんて・・・。
テントを開けてみると、前室に置いてあったサンダルは砂にほとんど埋まり、靴もストックも砂だらけ。フライのペグはほとんど外れ、張り縄も緩んでました。(ポールは折れませんでした!)
待ってみても雨も風も止まないので、暴風雨(雨はそれほどでもないけど)の中、テントを撤収。これが本当に大変!
買い直して初めてのレインウェアを上下着て、これまた買ってから初めてのザックカバーをつけて下山。
こんなに風雨の中を歩くのは初めてかもしれません。しかもテント装備で。
これが木曽駒でよかった〜。一人じゃなくてよかった〜。下山の日でよかった〜。
何とか無事に千畳敷まで戻ってきました。
帰りは、「日ごろの行いかな・・・」と反省。思い当たる節は多数。
今回のために断った会社の山の会の山行、飲み会。。。ごめんなさい。。。
でも、終わってみれば楽しかったわけで・・・。
1日目は最高のお天気で絶景だったし、プラマイ0でしょうか。
地元に戻ると、真夏のような暑さ。残暑にしては度が過ぎているような・・・。
あのテント場の寒さとは別世界でした。
こんばんわ。
好天と悪天を両方経験して忙しかったですねぇ。
悪天に対する経験値も上がって結果オーライって
所でしょうか。
あっという間に防寒に気を使わないといけない
季節になりましたね。
紅葉が楽しみ!な今日この頃です。
そうなんですよ〜。
現地でしっかり期待できちゃう(夕日とか朝日とか星空とか)天気だったので、
だんだん寒くなってきたときには本当にがっかりでした。
でも、そうですね。悪天候に対する免疫を一つつけたということで・・・。
秋も楽しみですね!最近は秋山が一番好きです。
そうそう、薄タイベックですが、ちょっと濡れたりするとドロドロになって、撤収時、くしゃくしゃポイ! としたくなる感じになります。
でも、くしゃくしゃのまま持って帰り、家でお風呂場でシャワーで流すと、サーっと泥・砂落ちていくし、穴も全く開いていないので、結構優秀かも、と見直したりします。
でも、あんなに薄くていったい何の役に立っているのかは謎です。
同じ日に木曽駒へ登って、檜尾岳まで縦走しました。
初日は本当によい天気でしたね
稜線歩きも風が強くて、やたら寒かったです。
中央アルプスは雨にやられまくってるので、また再チャレンジを狙っています。
mizuhoさんもよい山旅を
はい、すぐに記録見させていただきましたよ〜!
単独でマイナーなコースを・・・、
しかもあの男前な書きっぷりで、てっきり男性かと・・・
後でプロフィール拝見してびっくり!女性だったんですね〜!かっくいーです!
本当に風が強くて寒かったですよね。
2日目は、ずっとトムラウシ遭難のことを考えていました。
でも、心残りがあるから、また次の山が楽しいんですよね。
私もリベンジしたいです
kiyokiyoさんの次の中央アルプスが、晴れますように
やっと低山ですが山いけました、satoru-ktです。
タイベック問題ないとの事でなによりですねぇ。
テント底面の保護になっているはずなので
役に立っているのでは?
私は、早くレスキューシートのグランドシートのインプレできるよう
精進いたしますw
これからも、よい山行を〜。
お忙しですか?
この時期なのに山に行けないのはつらいですね〜。
せつない・・・。
こちらは3連休でまた山に行ってしまいました。
涸沢でテント張りましたが、また雨に降られ、またタイベックはくしゃくしゃで持って帰ってきました。
そうですね、テントの底に穴があかないのは、タイベックが守ってくれているからかも。
satoru-ktさんも、早くテント山行に行けますように!(もうすぐ寒くなっちゃう!)
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