奥多摩三山縦走(三頭山〜御前山〜大岳山)

2017年12月11日(月) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 31.6km
• 登り: 2,513m
• 下り: 2,816m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:59
• 休憩: 0:47
• 合計: 10:46

6:09 小河内神社前バス停
6:15 6:15 麦山浮橋
6:32 6:32 三頭山登山口（ヌカザス尾根）
7:19 7:20 イヨ山
7:58 7:58 ヌカザス山(糠指ノ峰・キタミノ峰)
8:04 8:04 ツネ泣峠
8:18 8:18 入小沢ノ峰(檜尾ノ峰)
8:32 8:32 鶴峠分岐
8:56 9:04 三頭山(西峰)
9:10 9:10 三頭山
9:12 9:12 三頭山東峰
9:29 9:29 見晴し小屋
9:43 9:43 鞘口峠
10:22 10:22 風張峠
10:50 10:53 月夜見山
11:02 11:02 月夜見第二駐車場
11:29 11:29 小河内峠
12:14 12:14 惣岳山
12:28 12:41 御前山
13:02 13:02 クロノ尾山
13:15 13:15 鞘口山(太郎指ノ峰・大平ノ峰)
13:28 13:30 大ダワ
14:26 14:46 大岳山
15:09 15:09 鍋割山分岐
15:10 15:10 芥場峠
15:20 15:20 綾広の滝
15:37 15:37 長尾平分岐
16:44 16:44 御岳苑地駐車場
16:55 御嶽駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

奥多摩駅近くの有料町営駐車場を利用。
(2017年12月1日〜2018年2月28日の3ヶ月間期間限定無料開放、台数に限りあり。)

奥多摩駅BSよりバス乗車、小河内神社BSで下車(￥520)。

コース状況／危険箇所等

小河内神社BS〜三頭山
麦山の浮橋は凍りやすいようなので、これからの時期は特に滑らないように気を付けたいです。
浮橋を渡り終えて奥多摩周遊道路に出たら右折して10分程車道を歩きます。
車道を挟んだ反対側にあまり目立たない登山口があるので、見落とさないように注意。
三頭山までのヌカザス尾根はなかなかの急登なので、体力を要します。
3つあるピークのなかでは西峰が最も開けていて休憩に適しています。

三頭山〜御前山
ブナの道は地図上にない巻き道も複数あります。
小河内峠から惣岳山まではかなりの急登で、行程中最もきつく感じました。
御前山は樹木に遮られて展望はいまひとつです。

御前山〜大岳山
大岳山直下までは平坦や下り主体で、安心して歩ける区間です。
途中の大ダワに冬季も使用可能なトイレがあります。
大岳山直下は岩場の急登で、体力を要するとともに足元にも注意しながら歩きたいです。

大岳山〜御嶽駅
こちら側も大岳山直下は岩場の急坂なので、転倒、滑落に注意。
御岳山までは分岐が多いので、進行方向の確認に努めたいです。
御岳山表参道は全面舗装路で、車等の通行もあります。
御岳山以降は多数自販機があります。

その他周辺情報

もえぎの湯は月曜定休なので、自宅近くの武甲温泉を利用。
(12月11日〜15日までの平日5日間￥300、食事も一部安くなっています。)

写真

12/11 5:04

3:30 am 自宅を出発し、奥多摩駅近くの町営氷川有料駐車場にきました。
予想外に嬉しいことに12月〜2月の期間限定で駐車場無料開放です。

12/11 5:08

限られている駐車スペースはいつからの駐車なのか既に半分程は埋まっていました。

12/11 5:28

奥多摩駅に歩いて向かい、バスの始発まで20分近く時間があったのでトイレに立ち寄ります。

12/11 5:30

5:34発鴨沢西行きの始発バスに乗車します。

12/11 5:33

平日の夜明け前とあって予想通りの貸切乗車。

12/11 6:07

約30分かけて小河内神社BSで下車します。

12/11 6:11

ヘッデン着用でまだ暗黒の麦山浮橋を一歩一歩楽しみながら進みます。

12/11 6:19

柵沿いの遊歩道を歩きます。

12/11 6:21

奥多摩周遊道路に出たら右折。

12/11 6:32

10分程の車道歩きを経てヌカザス尾根の三頭山登山口。

12/11 6:38

ようやく本格的に登山開始で樹林帯歩きです。

12/11 6:42

最初が奥多摩三山の最高峰なのでグングン登っていきます。

12/11 7:14

高度を上げて樹木越しに西側の奥多摩湖。

12/11 7:19

イヨ山を通過。

12/11 7:24

鹿倉山に行く途中の大寺山にある仏舎利塔はとてもよく目立ちます。

12/11 7:29

予想通り徐々に雪が現れ気分が高まります。

12/11 7:36

イヨ山から一旦下ったら急登の始まりです。

12/11 7:47

岩々の登り込みに苦しみます。

12/11 7:58

登り上げるとヌカザス(糠指)山です。

12/11 7:59

その先はムロクボ尾根との合流地点。

12/11 8:07

体力を削がれる雪と枯れ葉の登り。

12/11 8:19

小ピークの入小沢ノ峰。

12/11 8:34

鶴峠分岐を直進。

12/11 8:49

薄ら雪道となった登山道。

12/11 8:56

まずは広い三頭山西峰に到着。

12/11 8:57

名前の通り3つのピークを持つ山ですが、西峰が一番山頂らしい山頂です。

12/11 8:57

三頭山より望む富士山。

12/11 8:59

東京都最高峰雲取山。

12/11 8:59

奥多摩湖を挟んで対峙する鷹ノ巣山。

12/11 9:11

広くて展望のいい西峰で小休止したのち最高峰の地味な三頭山中央峰(1531m)に移動。

12/11 9:12

続いて三頭山東峰。

12/11 9:12

こちらには展望台があります。

12/11 9:13

展望台からの景色。

12/11 9:17

ブナの路は平坦で快適歩きです。

12/11 9:21

奥多摩三山二峰目の御前山までまだ9.0kmもあります。

12/11 9:24

ブナ林看板。

12/11 9:32

途中幾つか手持ちの地図上にない分岐がありますが、適当に選択して進みます。

12/11 9:44

鞍部の鞘口峠。

12/11 10:00

階段の登り返しが待っていました。

12/11 10:03

途中ベンチと看板がある小ピークを通過。

12/11 10:33

風張峠に気付かないまま暫く歩くと奥多摩周遊道路に放り出されます。

12/11 10:43

奥多摩周遊道路を左折して車道を歩きます。

12/11 10:44

すぐにまた山道に入っていきます。

12/11 10:51

展望が一切ない月夜見山で一休み。

12/11 11:03

奥多摩周遊道路まで下りきってすぐに月夜見第二駐車場。

12/11 11:04

月夜見第二駐車場の奥から御前山目指して山道に入ります。

12/11 11:08

防火帯の道を歩きます。

12/11 11:30

幾つかの小ピークを巻いて小河内峠。

12/11 11:40

再度上り返します。

12/11 11:52

奥多摩湖を視界に捉えます。

12/11 12:07

惣岳山に向けて今行程最もきつかった強烈な上り込みを強いられます。

12/11 12:14

汗をかきながらなんとか惣岳山まで来ました。

12/11 12:20

御前山へ向けて整備された登山道を登ります。

12/11 12:28

ようやく3年11ヶ月ぶり2度目の御前山(1405m)に到着。

12/11 12:28

御前山はあまり展望はよろしくありませんが、先がまだまだ長いので休憩します。
途中先を行かせて頂いた女性3人組がやってきましたが、意外に奥多摩のお昼時にしては大変静かな山頂。

12/11 12:41

御前山からの下りは日当たりが悪い残雪地帯なので慎重に下ります。

12/11 12:46

道標に従い大ダワ、大岳山を目指して歩きます。

12/11 12:58

日当たりが良いところはポカポカ歩き。

12/11 13:02

小ピークのクロノ尾山。

12/11 13:15

鞘口山も通過。

12/11 13:28

大ダワにてトイレを使用させて頂きます。

12/11 13:38

結構歩いてきましたが、まだ大岳山まで3.0km、御岳山までは7.1kmもあります。
本当に最後まで体力、メンタルが持つのか心配になってきます。

12/11 13:59

尾根道を淡々と歩き続けます。

12/11 14:05

静かで気持ちがいい平坦縦走路。

12/11 14:17

大岳山直下は強烈な岩場登りで必死に登り上げます。

12/11 14:26

そして奥多摩三山三峰目の大岳山(1267m)。

12/11 14:26

通算3度目となる大岳山では中国か韓国人っぽい2人組がいました。

12/11 14:27

山頂からの絶景。

12/11 14:27

富士山。

12/11 14:29

先程登頂してきた御前山。

12/11 14:45

最後にセルフ撮影。

12/11 14:55

休業中の荒廃気味な大岳山荘。

12/11 14:58

一歩一歩丁寧に岩場地帯を下ります。

12/11 15:10

鍋割山には向かわずに芥場峠に進みます。

12/11 15:20

芥場峠を左折して東屋まで来ました。
ロックガーデンにも向かわないのでそのまま直進。

12/11 15:31

御岳山が近づくと観光客っぽいハイカーもいました。

12/11 15:38

長尾平分岐。

12/11 15:41

御嶽神社もカット。

12/11 15:43

土産屋、宿坊が立ち並ぶ御岳山はまるで下界。

12/11 15:45

市街地方面の展望。

12/11 15:50

ケーブルカーは使わずに疲れた脚部に易しくない全面舗装の表参道を下ります。

12/11 16:16

山麓駅の滝本駅手前で丁度ケーブルカーが下りてきました。

12/11 16:17

御岳山ケーブルカー山麓の滝本駅。

12/11 16:20

バスも使わずに御嶽駅まで歩くため、ラストスパートに向けて温かい至福の微糖を頂きます。

12/11 16:38

赤鳥居を潜ったら右折。

12/11 16:55

御岳橋信号を左折して御岳橋を渡ります。

12/11 16:56

御嶽駅に到着。
電車の発車時刻を1分過ぎていたのでガッカリと思いましたが、女神は微笑んでいました。
なんと電車が遅れてやってきたのです。

12/11 17:30

終点奥多摩駅まで疲れた身体を運んで貰い、町営氷川駐車場に戻って車を改修します。

12/11 18:46

事前にもえぎの湯が月曜定休であったことがわかっていました。
こちらも事前にわかっていましたが、武甲温泉は本日11日〜15日までの平日5日間￥300で利用できるので地元まで来て温まりました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR60 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 防寒着 ズボン 靴下 軍手 予備手袋 雨具 靴 ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 地図（地形図) 携帯 保険証 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

tididi

奥多摩三山縦走は既に昨年の同時期に予定していましたが、日程の都合や故障で延期になりました。
今回年内最後の大物ロング山行に選択して歩きました。
普段あまり使わないバスと電車を利用しての縦走で、夜明け前から日没後まで歩く一日がかりの縦走は大変疲労感の残る一日でした。
今回の山行に向けて奥多摩三山縦走を歩かれている健脚ハイカーのOhMy_Naruさん、ruisuiさん、Mon-Dayさん等のレコを参考にさせて頂きました。
年内はここまでのロング山行はもうないと思いますが、これは決して終わりではなく始まりとして次に繋がる歩きができたと感じています。

コメント

Mon-Day

奥多摩三山、お疲れさまでした！
紅葉のウノタワでお会いした時に話題に出ましたけど、いよいよ決行しましたね。
初っ端の浮橋を暗い内に渡るのは、自分なら非常に怖く感じ抵抗があります（汗）

私の時は三頭山までを谷川岳連峰馬蹄形縦走の最初の関門の白毛門を想定して登りましたけど、結構な修羅場ですよね。
小河内峠から惣岳山までも地味にきつく防火帯をジグザクに登った記憶があります。
大岳山に登れば後は下りだから気が楽ですが、御岳山の参道の下りは傾斜があるので飛ばし過ぎると脚部が確実に崩壊します。。

当日は天気も良く気温もこの時期にしては高めだったのは日頃の行いが良いからでしょう（笑）
展望も良く気持ちの良さそうな山行で、散々にならずに良かったと思います。。

大いなる可能性を秘めたtididiさんが次はどこに（どの山に）向かって行くのか、これからも大変楽しみにしています。

by Mon-Day

tididi

Re: 奥多摩三山、お疲れさまでした！
Mon-Dayさん
なんとか年内に歩くことができました。
浮橋に降りようとすると、何もいないはずなのに音がしていきなり獣かと思い、怯えながら渡りました。

三頭山への登りはきつく、一峰目から苦しみました。
道標の距離を見るたびに目を疑いました。
御岳山以降はもう本当に嫌でした(笑)
当日は日中暑かったです。
雪も大したことなくほぼ問題なく歩けました。
青梅に抜ける名栗越えの走行が一番気を使いました。

年明けにでも大きなところを歩けたらと思っています。

コメントありがとうございます。