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Yamareco

記録ID: 1335160
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

絶景!西穂独標 ☆ハイキングのつもりが・・☆

2017年12月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:29
距離
6.4km
登り
620m
下り
625m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:44
合計
4:30
9:56
9:56
42
10:38
10:49
24
11:13
11:13
45
11:58
12:31
24
12:55
12:55
10
13:05
13:05
24
13:29
13:29
34
14:03
14:03
1
14:04
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高センター(奥飛騨温泉郷観光案内所、登山指導センター)手前の駐車場(冬期無料開放)を利用。
ロープウェイはモンベル会員証提示で片道300円オフ。
第一、第二ロープウェイ往復と荷物券を合わせて3,500円のところ2,900円。
(荷物券は300円のものを一枚しか渡されませんが往復使用できます。)
コース状況/
危険箇所等
危険個所は独標の山頂直下の岩場です。
岩と雪がミックスで慎重に足場と手がかりを確保して登ってください。
西穂高口から西穂山荘までは積雪ありますが、しっかりトレースついているのでワカンやスノーシューは不要でした。
その他周辺情報 ロープウェイ山麓駅に売店やレストラン有り、周辺には日帰り温泉有ります。
開門2時間も前に来てしまった!
平日のせいか15分前くらいにようやく人が並び始めた。
2017年12月15日 08:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
12/15 8:22
開門2時間も前に来てしまった!
平日のせいか15分前くらいにようやく人が並び始めた。
身支度整えて西穂高口の外へ
雪をまとった木立とちょっぴり見えているのはロープウェイ山頂駅舎の一部
青空が最高に気持ちいい!
2017年12月15日 09:37撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 9:37
身支度整えて西穂高口の外へ
雪をまとった木立とちょっぴり見えているのはロープウェイ山頂駅舎の一部
青空が最高に気持ちいい!
千石園地の散策コースでもあるので道が迷路のようですが、とにかく前に進めば登山道につながります。
雪がしっかりありますが、トレースもついているのでツボ足で歩けます。
少しでも端を歩こうとすると膝まで沈んだりします。
2017年12月15日 09:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 9:39
千石園地の散策コースでもあるので道が迷路のようですが、とにかく前に進めば登山道につながります。
雪がしっかりありますが、トレースもついているのでツボ足で歩けます。
少しでも端を歩こうとすると膝まで沈んだりします。
西穂山荘に近づくと樹林帯の中の雪道も傾斜が増します。
2017年12月15日 10:25撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 10:25
西穂山荘に近づくと樹林帯の中の雪道も傾斜が増します。
西穂山荘に到〜着!
2017年12月15日 10:35撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
12/15 10:35
西穂山荘に到〜着!
樹林帯の上に乗鞍岳と焼岳です。
このかっこいい山は何だろうって・・乗鞍岳と分かるまで時間がかかっちゃいました。
見る位置が変わると山の印象も変わりますね。
2017年12月15日 10:35撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 10:35
樹林帯の上に乗鞍岳と焼岳です。
このかっこいい山は何だろうって・・乗鞍岳と分かるまで時間がかかっちゃいました。
見る位置が変わると山の印象も変わりますね。
西穂山荘から最も印象に残った山
白山が海に浮かぶ巨大な氷の島のようです。
今まで見た白山の景色の中では一番かな!
2017年12月15日 10:39撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 10:39
西穂山荘から最も印象に残った山
白山が海に浮かぶ巨大な氷の島のようです。
今まで見た白山の景色の中では一番かな!
西穂山荘からはアイゼン装着して進みます。
写真で見るより傾斜があります。
2017年12月15日 10:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 10:51
西穂山荘からはアイゼン装着して進みます。
写真で見るより傾斜があります。
西穂丸山のあたりに長野県警のやまびこ2号
山岳救助隊員の方が降下されています。
訓練のようです。
暫く待つようヘリコプターから制止を受けたので、この場所に5分ほど足止めです。
2017年12月15日 11:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:05
西穂丸山のあたりに長野県警のやまびこ2号
山岳救助隊員の方が降下されています。
訓練のようです。
暫く待つようヘリコプターから制止を受けたので、この場所に5分ほど足止めです。
西穂丸山に到着!
奥に見えるのは笠ヶ岳
今年何回この美しい姿を眺めたことか!
来年は登りたいなあ!
2017年12月15日 11:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:15
西穂丸山に到着!
奥に見えるのは笠ヶ岳
今年何回この美しい姿を眺めたことか!
来年は登りたいなあ!
西穂丸山から独標方面に続く稜線上の登山道。
手前では救助訓練が行われています。
2017年12月15日 11:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:15
西穂丸山から独標方面に続く稜線上の登山道。
手前では救助訓練が行われています。
西穂丸山までの道を振り返っています。
奥の乗鞍岳が実に美しい!
2017年12月15日 11:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:15
西穂丸山までの道を振り返っています。
奥の乗鞍岳が実に美しい!
中央の黒い岩の露出したピークが独標です。
その左はピラミッドピーク。
登山道は写真の右辺り、独標右の尾根に出て進みます。
2017年12月15日 11:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:48
中央の黒い岩の露出したピークが独標です。
その左はピラミッドピーク。
登山道は写真の右辺り、独標右の尾根に出て進みます。
手前の痩せ尾根から独標山頂直下の岩場を登ります。
雪と岩のミックス、緊張感あります。
2017年12月15日 11:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 11:52
手前の痩せ尾根から独標山頂直下の岩場を登ります。
雪と岩のミックス、緊張感あります。
西穂独標到着です。
西穂高岳の11峰なのですね。
2017年12月15日 12:11撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:11
西穂独標到着です。
西穂高岳の11峰なのですね。
ピラミッドピーク、チャンピョンピークそして西穂高岳へと続いています。
ついでに行けるような感じじゃなかった!
次回行くときはしっかり覚悟してから臨みます。
2017年12月15日 12:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:08
ピラミッドピーク、チャンピョンピークそして西穂高岳へと続いています。
ついでに行けるような感じじゃなかった!
次回行くときはしっかり覚悟してから臨みます。
ピラミッドピークに向かう他の登山者さん。
独標からの下りも半端ないです!
2017年12月15日 12:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:06
ピラミッドピークに向かう他の登山者さん。
独標からの下りも半端ないです!
ピラミッドピークから西穂高岳への稜線と中央にはジャンダルムと奥穂高岳が重なり合うように見えます。その右に吊尾根と前穂高岳。
2017年12月15日 12:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:08
ピラミッドピークから西穂高岳への稜線と中央にはジャンダルムと奥穂高岳が重なり合うように見えます。その右に吊尾根と前穂高岳。
ジャンダルムと奥穂高岳をズームしてみた。
2017年12月15日 12:09撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:09
ジャンダルムと奥穂高岳をズームしてみた。
中央に前穂高岳、その左に明神岳。
左は奥穂高岳に続く吊尾根です。
2017年12月15日 12:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:08
中央に前穂高岳、その左に明神岳。
左は奥穂高岳に続く吊尾根です。
明神岳をズームしてみた。
迫力があります!
2017年12月15日 12:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:08
明神岳をズームしてみた。
迫力があります!
乗鞍岳、実にいつくしい!
あそこにも行きたくなりました!
2017年12月15日 12:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:10
乗鞍岳、実にいつくしい!
あそこにも行きたくなりました!
乗鞍岳と右手前に焼岳です。
冬の焼岳もいいなあ!
2017年12月15日 12:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:10
乗鞍岳と右手前に焼岳です。
冬の焼岳もいいなあ!
八ヶ岳です。
この雪山シーズンはまだ行ってません。
2017年12月15日 12:09撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:09
八ヶ岳です。
この雪山シーズンはまだ行ってません。
下山開始して途中から笠ヶ岳。
2017年12月15日 12:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:46
下山開始して途中から笠ヶ岳。
笠ヶ岳山頂付近をズーム
実に美しい・・惚れ惚れします!
2017年12月15日 12:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:57
笠ヶ岳山頂付近をズーム
実に美しい・・惚れ惚れします!
西穂丸山を過ぎて霞沢岳を望んでいます。
上高地、穂高周辺に来ると必ず目にする山ですが、雪の景色はさらに魅力的です。
2017年12月15日 12:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 12:57
西穂丸山を過ぎて霞沢岳を望んでいます。
上高地、穂高周辺に来ると必ず目にする山ですが、雪の景色はさらに魅力的です。
西穂山荘まで戻ってきました。
奥に乗鞍岳と焼岳
午前中にヘリで降下された山岳救助隊の方々の姿も見えます。
2017年12月15日 13:04撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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12/15 13:04
西穂山荘まで戻ってきました。
奥に乗鞍岳と焼岳
午前中にヘリで降下された山岳救助隊の方々の姿も見えます。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 手袋 アウター手袋 防寒着 雨具 アウターシェル スパッツ ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 携帯(GPS) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 時計 サングラス ストック ピッケル スノーポン カメラ バーナー ガス

感想

穂高岳の入門コースとされる西穂高岳独標に登ってみた。
一度、夏山シーズンに登ってみたかったが、気が付けば12月、しかも今年は雪が早い。

入門コースとされているので、甘く見てかかってしまう、さらにロープウェイの西穂高口(山頂側の駅)から独標までは往復で6Km少々、これまで歩いてきたコースからすると実に短く、累積標高差も600mに満たないなど数字的には軽いハイキングコースでしかない。

そんな心持で登ったせいか、かなりハードに感じた今回の山行だった。

ロープウェイの穂高岳口に降り立ち、身支度を整えて外に出ると、まさに白銀の世界。
直前になって行先決めたこともあり、事前の調査不足で穂高岳口周辺が千石園地として散策コース設定されていることすら知らなかった。
散策コースが入り組んで迷路に感じたが、スマホ取り出して方向確認して先に進む。
今後、積雪が増えると人の背より高い壁が出現した回廊になるらしい。

現在も既に新雪がもふもふ状態だが、コースは踏み固められトレースがついている。

しばらく進むと登山道入口、登山ポストが設置されている。
当然のことながら登山装備でないと先に進めない。
そこを過ぎてもトレースがしっかりあるので、持ってきたワカンは終始ザックの重り。
西穂山荘までは、樹林帯の中をアップダウン繰り返しながら徐々に標高を上げていく。
トレースの幅は約30cmで一本道、ぎりぎりトレースの外寄りを踏むとズボッとはまることもある。
雪をたっぷりまとった樹木の道は今シーズン初めて。
樹間越しに笠ヶ岳の姿を透かし見できたりするのでワクワクして楽しい。

歩くこと1時間でようやく西穂山荘。
ここでアイゼン装着、アウターシェル着用、ストックもここから使い始めるが、これから傾斜がきつくなるので、私としてはストックはさほど意味がなく、しばらく歩いたところでピッケルに持ち替えた。
ということで、今回はストックもザックの重りでしかなかった。
使うなら最初から西穂山荘までの間だったかな。

西穂山荘を過ぎると開けた稜線に出るので景色が開ける一方で冷たい風が吹き付けてくる。
決して強風ではないが、パーカーとアウターのフードを二重に被って寒さというより冷たさをしのぐ。
オーバー手袋はめていてもピッケルで手が冷える。

自分の脚の軟弱さを嘆きながら坂道を登っていくと、意外にあっさりと丸山の山頂標識が視界の中。
山頂にたどりつく少し前に県警のヘリ「やまびこ2号」から制止を受ける。
どうやら山岳救助の降下訓練がこの場所で行われている。
やはり歩いていないと一気に体が冷える感じ。

まもなくしてヘリが一旦去り、山頂付近では救助訓練が行われているようだった。

先を見ると西穂独標の姿、きつい傾斜の岩山じゃん。
黙々と歩いていよいよ独標最後の登り。
今回のコース唯一の岩場で、雪と岩のミックス。
アイゼンの爪を岩にかけたり手とピッケルでバランス確保しながら登攀、「これは登りより下りの方が大変だな!」などと考えながら山頂にたどり着く。
一部鎖有り。

山頂では嘘のように終始無風。
心の中では、「余裕があればピラミッドピークまで行けるかな!」などと考えていたのだが、独標から一旦崖を下って(私には崖にしか見えない!)、先ほどよりさらに急登の岩場をよじ登る、しかもピークの位置ははるかに高い場所、一気に行く気が消え去った。

山頂からは美しい笠ヶ岳や今年初めて登った奥穂や前穂、それに続く厳しい岩稜のジャンダルムや明神岳、かつて感じたことのない雄大さをみせる乗鞍岳とその手前の焼岳などの絶景にくぎ付け状態。
まさに至福の時間でした。

これは、夏山の時期にもきっちり登っておきたい山です。
そのうえで再度雪山に来てみたい・・・、いや、今シーズン二度目があるかも。

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