初めての北アルプス 西穂高岳でブロッケン現象

2017年12月18日(月) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 7.7km
• 登り: 934m
• 下り: 934m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:58
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:29

距離 7.7km 登り 934m 下り 935m

9:31 西穂高口(千石平)
9:51 旧ボッカ道分岐
10:32 10:33 西穂山荘
10:55 10:56 西穂丸山
11:45 11:49 西穂独標
12:15 12:16 ピラミッドピーク
12:32 チャンピオンピーク４峰
13:27 13:48 西穂高岳
14:21 チャンピオンピーク４峰
14:35 14:36 ピラミッドピーク
14:52 14:53 西穂独標
15:14 西穂丸山
15:20 15:21 西穂山荘
15:41 旧ボッカ道分岐
16:00 西穂高口(千石平)

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高温泉の登山者無料駐車場

コース状況／危険箇所等

視界不良により丸山〜独標間で尾根を間違え易く注意が必要

写真

登山者無料駐車場はP5です。

12/18 8:41

本日槍ヶ岳予定日でしたが西穂高岳の天候のほうが良さそうなので変更です。ロープウェイには中国人団体客で満員、日本人はガイドのお姉さんと私だけ、好奇の目で見られますが負けません！

12/18 9:27

気を取り直して、

12/18 9:36

さあ出発です。トレースありで助かります。本日日帰り予定です

12/18 9:37

初見でどこまで行けるか？ガイド資格を持たれている方に相談したところ独標までは大丈夫だろうがその先は注意するようにとのこと。状況見て引き返しますと答えました。

12/18 10:52

小屋から先はトレースはかき消されてます。
手持ちの温度計気温-14°C。予報風速20m/s

12/18 10:52

ゴーグルとバラクラバの僅かな隙間が痛み出す。体感-30℃以上で肌の露出は厳禁です

12/18 10:56

丸山到着。ここまで余裕です

12/18 11:34

お！あれがそうかな？

12/18 11:49

そうです独標です。しかしこの先のルートを見下ろすと一気に道が悪い(笑)じゃあ行きますか！

12/18 12:02

ピーク毎に数字が書いてあるようだ。宝探しみたいで面白い

12/18 12:02

西からの横風がガンガンフードを打ってくる

12/18 12:16

視界も悪いしどの辺がピラミッドなのかもよーわからん

12/18 12:28

これがピラミッドピークだったかな？うん。
きっとそうだな、それっぽいし！

12/18 13:07

とにかく風が強い

12/18 13:07

下から巻き上げ

12/18 13:07

渦を巻く、ちょっと落ち着けよ

12/18 13:07

初見だとすべてピーク越えしたくなるが直登後にルートミスに気付く。巻くのかよ！って突っ込みをする度にタイムロス

12/18 13:08

風は強くても、たまに見える青空に癒される。

12/18 13:27

西穂高岳山頂の標識が見えた途端に風が止み、鳥肌が立った！
こんなことがあるのかと思える程に風が収まる

12/18 13:30

登頂成功しました！

12/18 13:28

別アングルから見ると・・・画像右端に・・・

12/18 13:28

拡大拡大

12/18 13:34

人生初のブロッケン現象です。登頂を祝福されてるような気持ちになりました。

12/18 13:34

そしてここから山頂滞在した15分間ほど一気に晴れて来た。

12/18 13:40

舞う雪が照らされて星の様で綺麗だ

12/18 13:40

まるでご褒美のように

12/18 13:41

初めてのアルプスに心震わせる

12/18 13:42

勝手にシャッターを切ってしまう

12/18 13:42

来てよかった

12/18 13:45

山を始めたばかりの時に出会ったおじさんに教えてもらった、アルプスはやっぱりすごいよ、九州とは違うよと。大げさではなかった

12/18 13:45

悲しいかな山々の名前をまだ知らない。知れば知るほど好きになるのだろう

12/18 13:45

そろそろ下山の時、今日は山小屋にお世話になる計画は含まれていないのだ！

12/18 13:47

エビの尻尾がかわいい！

12/18 13:48

いやいや！そんな事して場合じゃないんです！ほんとに時間がないんです！

12/18 15:12

あの時間が嘘のようにあっという間に風の中、このあと丸山付近で警戒はしていたのだがつい尾根を20mほど間違え見知らぬピークが現れ軌道修正！やはり平たい形状の尾根は視界不良時は注意ですね

12/18 15:22

小屋泊予定者の数人とすれ違う、今度来るときは誰かとゆっくり小屋泊で楽しみたいです

12/18 16:00

16時ジャスト！ロープウェイ最終は15分後、片付け急ぐます！

12/18 16:50

なんとか間に合いました。無事下山です
このあと2日間滞在して天候の回復をねらい槍ヶ岳を目指します。

撮影機器：

SO-03F Sony

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 水筒（保温性） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ヘルメット

感想

Asagi-Madara

事前情報では山頂直下の岩場のトラバースが危険とのこと、私が登ったのはのそ横のラインを直登でしたが危険は感じずトラバースがどこのことだったのか疑問でしたが、下降ルートを変えたところ見事に岩場のトラバースに出会いました。確かに雪が付き岩の弱点が見えなくなり困りましたがガバやアンダー等のハンドホールドはあったので大股で次のステップに移動という形で乗り切りました。
高度感は無いのですが凍結等で難しくなることが予想されますので初めての方はアイゼン歩行に自信が無ければおすすめしません。