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Yamareco

記録ID: 134630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

立山

2011年09月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:20
距離
10.1km
登り
982m
下り
983m

コースタイム

08:20 室堂BT
09:20 一之越 09:30〜
10:30 雄山 10:40〜
11:10 大汝山(昼食) 12:00〜
13:00 真砂岳〜
13:45 別山(南峰) 13:50〜
14:15 剣御前小屋 14:20〜
15:45 雷鳥沢〜
16:35 室堂BT
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
07:10立山駅発
16:40室堂BT発
北陸自動車道、呉羽PAで1時間仮眠中。立山連峰の夜明けで、目が覚めた。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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9/21 13:27
北陸自動車道、呉羽PAで1時間仮眠中。立山連峰の夜明けで、目が覚めた。
立山三山から剱岳まで、はっきりと稜線が映し出されています。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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立山三山から剱岳まで、はっきりと稜線が映し出されています。
立山駅。第2便の7時10分発に乗車。乗客はほぼ登山客。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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立山駅。第2便の7時10分発に乗車。乗客はほぼ登山客。
ケーブルカーであがっていきます。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ケーブルカーであがっていきます。
美女平から室堂へ。満員ですが、登山者が多く静かです。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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美女平から室堂へ。満員ですが、登山者が多く静かです。
高原バスルートの名所、七曲り。同じようなカーブが7つ続きます。富山平野が見えます。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
9/21 13:27
高原バスルートの名所、七曲り。同じようなカーブが7つ続きます。富山平野が見えます。
室堂バスターミナル出発。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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室堂バスターミナル出発。
カンチコウゾリナ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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カンチコウゾリナ
チングルマ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマ
室堂平は、少し色づいています。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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室堂平は、少し色づいています。
室堂BTから一ノ越を目指す
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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室堂BTから一ノ越を目指す
チングルマ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマ
チングルマ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマ
まだ残雪あり
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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まだ残雪あり
ミヤマアキノキリンソウ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ミヤマアキノキリンソウ
イワツメクサ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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イワツメクサ
一ノ越への最後の登り。イワツメクサ。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一ノ越への最後の登り。イワツメクサ。
一ノ越からの眺望。燕岳から大天井、槍ヶ岳まではっきりと。うっすらと八ヶ岳、富士山、南アルプスまで見える。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一ノ越からの眺望。燕岳から大天井、槍ヶ岳まではっきりと。うっすらと八ヶ岳、富士山、南アルプスまで見える。
一ノ越山荘でみんな休憩。室堂からちょうど1時間。標高は2705m。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一ノ越山荘でみんな休憩。室堂からちょうど1時間。標高は2705m。
雄山までの前半はわりと急登です。浮石関連で先日も重症事故があったようで注意。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雄山までの前半はわりと急登です。浮石関連で先日も重症事故があったようで注意。
まるで空へ向かって歩いているみたい。とっても気持ちよい。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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まるで空へ向かって歩いているみたい。とっても気持ちよい。
イワギキョウ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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イワギキョウ
なかなかの高度感のある坂道です。下りだったら嫌だなあ。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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なかなかの高度感のある坂道です。下りだったら嫌だなあ。
一ノ越から雄山までの中間地点、三ノ越。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一ノ越から雄山までの中間地点、三ノ越。
雄山到着。標高3,003m。雄山神社が最高地点だと思いますが、拝観料500円は高いのでパス。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雄山到着。標高3,003m。雄山神社が最高地点だと思いますが、拝観料500円は高いのでパス。
雄山から、15分ほど歩くと大汝休憩所。ちょうど解体作業をしていました。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雄山から、15分ほど歩くと大汝休憩所。ちょうど解体作業をしていました。
別山へ続く縦走路。意外と登り返しがきつそう。背後には剱岳がそびえています。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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別山へ続く縦走路。意外と登り返しがきつそう。背後には剱岳がそびえています。
ルートから少し離れて、立山の最高地点、大汝山へ。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ルートから少し離れて、立山の最高地点、大汝山へ。
黒部湖および黒部ダムがよく見えます。小さいてんとう虫みたいなのが見えたのですが、大観峰と黒部平を結ぶロープウェイでした。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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黒部湖および黒部ダムがよく見えます。小さいてんとう虫みたいなのが見えたのですが、大観峰と黒部平を結ぶロープウェイでした。
大汝山3,015m。富山県の最高地点でもあります。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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大汝山3,015m。富山県の最高地点でもあります。
ちょっと岩を登って、記念撮影。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ちょっと岩を登って、記念撮影。
マーボー春雨とアルファ米の昼食。考えたら、春雨ってヘルシーだから、腹持ち悪かった。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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マーボー春雨とアルファ米の昼食。考えたら、春雨ってヘルシーだから、腹持ち悪かった。
別山越しに、剱岳がみえます。ノコギリのような稜線に、黒い色は、まるで人間を寄せ付けないかのよう。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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別山越しに、剱岳がみえます。ノコギリのような稜線に、黒い色は、まるで人間を寄せ付けないかのよう。
中央の尖峰が白馬岳。先月登った時は、雲の中で眺望ゼロだったのに。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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中央の尖峰が白馬岳。先月登った時は、雲の中で眺望ゼロだったのに。
雄山方面を振り返ります。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雄山方面を振り返ります。
だいぶ雲が沸いてきました。でも、まだ富士山はしっかり見えています。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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だいぶ雲が沸いてきました。でも、まだ富士山はしっかり見えています。
富士ノ折立からは下り坂が続く。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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富士ノ折立からは下り坂が続く。
稜線右側に、内蔵助カールと残雪。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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稜線右側に、内蔵助カールと残雪。
イワツメクサ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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イワツメクサ
午後にはいるとガスがかかりだしました。山の天気の鉄板パターンですね。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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午後にはいるとガスがかかりだしました。山の天気の鉄板パターンですね。
ガスがかかって薄暗い真砂岳。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ガスがかかって薄暗い真砂岳。
次の目的地、別山。また下って登るようだ・・・
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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次の目的地、別山。また下って登るようだ・・・
稜線歩きは気持ちが良い。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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稜線歩きは気持ちが良い。
別山南峰の社。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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別山南峰の社。
別山からは剱岳の眺望抜群のはずが・・・雲にさえぎられる。この後もまったく剱岳は顔を出してくれなかった。異様な存在感がある山です。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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別山からは剱岳の眺望抜群のはずが・・・雲にさえぎられる。この後もまったく剱岳は顔を出してくれなかった。異様な存在感がある山です。
北峰までは往復20分程度だが、時間的にきついのでパス。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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北峰までは往復20分程度だが、時間的にきついのでパス。
剱岳へ続く剱沢。剣澤小屋とテント場が見えました。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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剱岳へ続く剱沢。剣澤小屋とテント場が見えました。
剱御前小屋。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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剱御前小屋。
室堂へ続く雷鳥坂を1時間以上延々とくだる。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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室堂へ続く雷鳥坂を1時間以上延々とくだる。
色づき始めるナナカマド。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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色づき始めるナナカマド。
秋はすぐそこに来ているようでした。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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秋はすぐそこに来ているようでした。
チングルマの群生地です。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマの群生地です。
雷鳥坂では、秋を感じる風景がたくさんありました。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雷鳥坂では、秋を感じる風景がたくさんありました。
オンタデ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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オンタデ
ミヤマキンバイがまだひっそりと咲いてました。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ミヤマキンバイがまだひっそりと咲いてました。
チングルマ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマ
チングルマ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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チングルマ
雷鳥坂を下りきると、称名川へ出てきます。稜線にいても川を流れる水の音が聞こえていました。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雷鳥坂を下りきると、称名川へ出てきます。稜線にいても川を流れる水の音が聞こえていました。
歩いてきた稜線が一望です。右から、雄山、大汝山、富士ノ折立。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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歩いてきた稜線が一望です。右から、雄山、大汝山、富士ノ折立。
ノギク。高山でなくても、よく咲いている花です。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ノギク。高山でなくても、よく咲いている花です。
ヤマハハコ
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ヤマハハコ
地獄谷。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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地獄谷。
地球は生きていることを実感。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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地球は生きていることを実感。
有毒ガス発生地帯・・・ほんとうに吸い込むと、気分悪くなります。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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有毒ガス発生地帯・・・ほんとうに吸い込むと、気分悪くなります。
この頃には疲労度合いもピーク。いい泉質なんだろう・・・温泉に入りたい。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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この頃には疲労度合いもピーク。いい泉質なんだろう・・・温泉に入りたい。
室道平へのちょっとの登り返しが、この日一番つらかったです。階段をあがる足取りがすごい重たかった。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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室道平へのちょっとの登り返しが、この日一番つらかったです。階段をあがる足取りがすごい重たかった。
ようやく室堂ターミナルが見えてきました。ほんと閑散としています。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ようやく室堂ターミナルが見えてきました。ほんと閑散としています。
ここの湧き水なかなか美味しかったです。室堂ターミナル併設のホテル立山の蛇口からは、この湧き水が出てくるそうです。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ここの湧き水なかなか美味しかったです。室堂ターミナル併設のホテル立山の蛇口からは、この湧き水が出てくるそうです。
美女平からケーブルカーで立山駅へ。傾斜30度弱あるので、かなり急階段です。
2011年09月21日 13:27撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
9/21 13:27
美女平からケーブルカーで立山駅へ。傾斜30度弱あるので、かなり急階段です。
撮影機器:

感想

9月のシルバーウイーク最初の三連休。
天気予報がかなり思わしくないため、
1日前倒しの金曜日からの出発。
当初は山小屋もしくは室堂で1泊したかったのだが、
翌日の土曜日の天候が悪いため、
日帰りで立山三山を周遊することにした。

深夜に大津を出発して、
北陸道の富山手前のPAで1時間ほど仮眠。
トイレにいこうとすると、目の前に立山連峰の朝焼け。
思わぬ絶景にテンションがあがる。

富山インターで降りて、途中コンビニで朝食を調達。
平日とうこともあり立山駅の駐車場はすいていたが、
ケーブルカーの券を購入すると、
すでに2便目の7時10分発。

ケーブルカー、高原バスは、全員が登山客で満員。
朝が早いだけに車内は静かだった。
装備を見ている限りは、ほぼ7割が日帰り登山っぽい。
明日の天気予報が雨となれば当然かな。

室堂から一の越までは、整備された石畳の道。
室堂平は秋の気配が漂い、綿毛のチングルマがとても目にとまる。

一の越までくると、南東側の眺望が開け、
北アルプスの南側の山々や、遠くは富士山までもみえる。
室堂からわずか1時間歩くだけで、かなり絶景。

ここから雄山までは急登が続くが、
本格登山の人が少なく、のんびりと歩いているので、
思っていた以上に登りやすい。
雄山最高地点の雄山神社は500円の参拝料が必要なので、
当然スルーして、
立山最高地点の大汝山を目指す。
ここからは景色のいい稜線歩きが始まる。

雄山をすぎると極端に登山客が減った。
すばらしきかな平日。

立山の最高地点、大汝山まではすぐ。
ここからの眺望はすばらしい、ほぼ360度見渡すことができる。
眼下には黒部ダムがはっきりとみえる。
立山黒部アルペンルートの全貌を見渡せることになる。
景色と天気が気持ちよく、
昼食にゆっくり時間とったのが、失敗だった。

富士の折立からは、思った以上に下り坂が続き、
再び真砂岳へ少し登り返す。
この時点で、コースタイム的に室堂の最終バスまであまり余裕なし。
大走りコースという室堂へのエスケープルートがあったが、
剱岳を近くでみたいという思いと、
このぐらいの縦走ができないようではとの思いで縦走続行しました。

本当に稜線歩きというのは気持ちが良い。
目の前に剱岳、左に室堂平、右には北アルプス。
雲が湧き立つようになりましたが、
完全に眺望がなくなることはありませんでした。

別山へ最後の登り返しは、それほどでもなかったのですが、
最終バスの時間が気になり、精神的にこのあたりがきつかった。
別山南峰にのぼりきると、見事に剱岳が雲に隠れてしまいました。

ほぼ休憩なしで、剣御前小舎まで足を運び、
ここから雷鳥坂の長い下り坂です。
雷鳥坂に差し掛かると、剣岳を目指す登山客とよくすれ違うようになります。
ヘルメットをザックにつけているので、よく分かります。

雷鳥坂中盤以降は、
綿毛のチングルマをはじめ、
色づき始めたナナカマド、
再び秋の気配を感じながらの下りになりました。

称名川まで下りきると、室堂バスターミナルより150m標高が低く、
再び最後の登り返しがあります。

雷鳥沢のキャンプ場からは、地獄谷をとおりますが、まさに地獄。
ガスがあちこちから噴出して、硫黄の臭いが充満。
「有毒ガス注意」という看板を横目に、
遊歩道をガスを浴びながら歩きます。
思った以上に硫黄臭くて、タオルを口でふさぎながらも、
結構むせかえして大変でした。
でも、この地獄のような景色は一見の価値有。

そして最後に、室堂バスターミナルへの階段。
ほんとうにここが厳しかった・・・
ここまできてようやく時間的に、間に合うことが確実になり、
ほっとしました。
すでに、散策客はほとんどおらず、寂しい室堂への到着となりました。

臨時の高原バスで16時45分発、最終の1本前にて、
室堂を無事出発しました。

秋のこの時期は、室堂滞在が最大でも9時間弱。
あと1時間余裕があれば、のんびりとした縦走ができそうでした。
大汝山で昼食と、景色をゆっくり楽しみすぎたのが失敗。

すばらしい眺望を楽しみながらの縦走が楽しめる立山縦走コース。
次回は高山植物が咲き誇る、日の長い時期に、
のんびりと訪れたいものです。

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体力レベル
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