南八ヶ岳デビューは硫黄岳から 林道歩き長かった

2018年01月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,353m
• 下り: 1,348m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:43
• 合計: 9:09

7:52 夏沢鉱泉（桜平）入口
8:17 8:20 桜台駐車場（下）
9:11 9:12 桜台駐車場（中）
9:27 9:28 桜平
9:58 10:16 夏沢鉱泉
11:05 11:09 オーレン小屋
11:34 11:34 山びこ荘
11:41 11:58 ヒュッテ夏沢
13:03 13:12 硫黄岳
14:04 14:04 ヒュッテ夏沢
14:22 14:55 オーレン小屋
15:22 15:37 夏沢鉱泉
15:52 15:53 桜平
16:01 16:02 桜台駐車場（中）
16:40 16:40 桜台駐車場（下）
16:59 16:59 夏沢鉱泉（桜平）入口
17:01 ゴール地点

天候

晴のち曇　（稜線は強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行けたら桜平駐車場（下）まで入りたかったのですが、唐沢・夏沢分岐からの林道入口の緩い坂でタイヤが空転気味に。スタックまではしませんが、FFスタッドレスなので無理しないで分岐に駐車してスタートしました。でも桜平（下）まではここさえのりきれば、あとは四駆じゃなくても行けると思います。桜平(下)から先は四駆じゃないと厳しいでしょう。

コース状況／危険箇所等

これが普通だと思いますが稜線上は強風でした。稜線までの樹林帯は風もなく穏やか。

その他周辺情報

下山後の温泉♨は、玉宮温泉望岳の湯　＠６００円

写真

1/6 7:47

唐沢鉱泉・夏沢鉱泉分岐からスタート。もっと奥まで行こうとしたが写真奥の緩い坂でタイヤが空転してあきらめた。でも桜台（下）の駐車場までで空転するほどツルツルなのはここだけでした。

1/6 7:49

低速で慎重に行きすぎたのかなぁ。今思うと普通に走れば勢いで突破できたと思います。

1/6 7:51

林道入口には夏沢鉱泉の雪上車がありました。

1/6 7:52

今回は去年の立山室堂〜薬師岳・縦走以来のmaru-ch先生と。よろしくお願いしま〜す。

1/6 7:56

長い林道歩きのスタートです。少し歩くと狸岩。

1/6 7:56

狸岩です。歩いてこそ見物できるんだぞ〜・・・と抜いていく車を羨ましく見送りました。

1/6 8:17

桜台駐車場（下）。がんばってここまで入ればよかったな。

1/6 8:28

分岐のスタート地点からチェーンスパイク装着で歩いています。

1/6 8:29

この時間帯はよく晴れていました。ずっとこの天気が続いてくれることを願っていました。

1/6 8:50

長〜い林道歩きです。

1/6 9:01

天の岩戸。ここまでですでに1時間以上歩いています。

1/6 9:13

1時間20分あるいて桜平駐車場（中）。

1/6 9:26

1時間半以上林道を歩きました。やっとこ登山口の桜平に着きました。いいウォーミング・アップができました。（ホントは四駆で上まで来られる人が羨ましいです。）

1/6 9:26

ゲートを通って登山道に入ります！気合いれていこう！

1/6 9:30

ゲート通過したらカモシカが登場。

1/6 9:30

人には慣れてるみたいですね。

1/6 9:39

ずっと歩いてきた林道と変わらない登山道です・・・

1/6 9:59

分岐スタートから2時間以上歩いて夏沢鉱泉に着きました。これを帰りも歩くのか・・・と思うと先が思いやられる。

1/6 10:11

振り返ると霧ヶ峰でしょうか。林道歩きが長くてあまり感じなかったけどここまで500m以上登って、標高は2000mを超えています。

1/6 10:26

夏沢鉱泉からは登山道らしい道になります。

1/6 10:36

出だしは快晴だったけど予報通り曇ってきました。

1/6 10:40

乾いた雪をキュッと踏みながら進みます。歩きやすい道です。

1/6 10:52

おっ、晴れてきたぞ

1/6 11:00

ここではじめて稜線が見えた。

1/6 11:02

夏沢鉱泉から50分歩いてオーレン小屋に到着。小屋はクローズしています。

1/6 11:09

時間がおしてるのでオーレン小屋では水分補給だけで再スタート。稜線をめざします。

1/6 11:22

稜線までは樹林帯を歩くので風はほとんど感じません。登るにつれて雪は深くなってきました。

1/6 11:33

夏沢峠に到着。2つの小屋はクローズしています。

1/6 11:34

標高2440mです。稜線の向う側は晴れてますね。

1/6 11:56

ここではじめて強風を感じました。ニット帽からヘルメット・バラクラバ・ゴーグル、足元はチェーンスパイクから12アイゼンにチェンジ。

1/6 11:56

ポールをピッケルに持ち替えて稜線モードに入ります。

1/6 11:58

稜線にはいりました。夏沢峠からの取付はまだ樹林帯です。

1/6 12:16

程なくして森林限界を超える。

1/6 12:25

強風です。過剰かなと思いましたが、このスタイルで臨んで正解。背後には天狗岳が見えてきました。

1/6 12:32

写真ではよくわかりませんが雲が急速に流れていきます。

1/6 12:37

2600mを超えました。強風下で冬の高山の洗礼を受けてます。

1/6 12:38

振り返ると天狗岳がくっきり見えます。

1/6 12:48

標高2670m付近。頂上まであと100m足らず。13時までに登頂できそうになかったら断念すると決めてましたが、ここまで来たら行くしかない！

1/6 12:55

ケルンらしきもにが見えてきたぞ！

1/6 12:55

すごい風です。がんばれ、もう一息だ！

1/6 12:56

この辺ではじめて爆裂火口の縁を歩いていたことに気づきました。

1/6 13:02

2760m硫黄岳とうちゃく！

1/6 13:02

赤岳など南八ヶ岳主峰群の眺望はこんな感じでした。

1/6 13:03

頂上から爆裂火口

1/6 13:04

登頂おめでとうございます。

1/6 13:05

ありがとうございました。

1/6 13:09

強風で長居はできず写真だけ取って下山します。

1/6 13:12

上空は厚い雲に覆われてアルプスなど遠方の山は見えませんでした。

1/6 13:14

爆裂火口の縁を歩くmaru-chさん

1/6 13:18

ここで北八ヶ岳の峰々が見えた。この直後にカメラがバッテリー切れ。スマホも起動せずこの日の写真はここまででした。

撮影機器：

PowerShot D30 CANON

装備

備考

稜線の強風ではバラクラバとゴーグルが有効でした。

感想

ほやん

山行記録作成　2018年1月8日

年末の北八ヶ岳から1週間。2018年の登り始めはいきなり南八ヶ岳・硫黄岳にチャレンジしました。南八ヶ岳といえば赤岳・阿弥陀岳・横岳などの主峰群ですが段階を踏んでトライしようと思い、今回の硫黄岳、翌日の編笠山・西岳を冬季南八ヶ岳のファースト・ステップと考え臨みました。

今回のコース、四駆であれば登山口の桜平近くまで車で入れるのですが夏沢鉱泉のHPでは四駆スタッドレス以外は唐沢鉱泉・夏沢鉱泉分岐に駐車する旨載っており、それに従って分岐に駐車、長い林道を歩きました。山行として歩行距離は20kmと長いですがその半分は林道歩きです。

稜線の夏沢峠までは風もなく穏やかでしたが、予報通り稜線上は時折、体がよろめく位の強風で冬の高山の洗礼を受けました。強風に備えた装備で臨み登頂できた達成感は大きかったです。

下山開始後、程なくしてカメラ・スマホ・GPSともバッテリー切れ。冷え切った環境では電子機器は保温しないとダメだと改めて実感しました。GPSだけは予備電池を携行していたのでログだけは最後までとることができました。

それにしても林道歩き長かったなぁ。maru-ch先生、おつきあいいただきありがとうございました。

maru-ch

今年初の山行はhoyanさんに誘われての硫黄岳。
初めての八ヶ岳で、初めての本格冬山。
年末にフットサルで足首を痛めてしまって、直前まで山行をどうしようか迷ってましたが、回復できたので行ってみようと決心。

今回のは兎にも角にもhoyanさんがいなければ山頂に立てなかったと思います。
ヒュッテ夏沢からの1時間は、ペースがガタ落ちで何度も諦めそうになったんですが、hoyanさんの励ましで何とか山頂までたどり着けました。
感謝感謝です。

登山道の長さもあの1時間と比べれば大したことありませんでした。

とにかく記憶に残る山行がまた一つ増えました。

コメント

tsu-pm

全部歩いて…！
あけましておめでとうございます。

スゴイスゴイ！
あの長い林道歩き！それに強風！
（雲の感じで荒れていた様子、何となくわかります。）

以前、もう少し春めいた時期に同じようなコース歩きました。
夏沢鉱泉泊り（あそこは天国です。おまけに送迎付き）で
ラクしちゃいました。

それにしても、寒そうです。
今年は特別なのでしょうね。

ほやん

Re: 全部歩いて…！
tsu-pmさん　こんばんは

コメありがとうございます。

夏沢鉱泉お風呂 があるんですよね。
帰りに寄ったら（バッヂと手拭を購入しました。）、混雑してる雰囲気じゃなかったんで
時間と懐に余裕があったら泊まりたいなぁ・・・なんて思いました。

北アルプスの新穂高〜小池新道もそうですが、長い林道は帰りが長〜く感じます。
暗闇になる直前に車まで戻れた時は、ホッとしました。