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Yamareco

記録ID: 1360116
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雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳 〜 穏やかな鈴鹿の冬景色、青空と雪原と

2018年01月14日(日) [日帰り]
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おーちく その他3人
GPS
--:--
距離
10.0km
登り
869m
下り
867m

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:55
合計
7:05
8:35
8:35
75
11:15
11:15
30
11:45
11:55
15
12:10
12:45
15
13:00
13:10
85
14:35
14:35
40
ルートは手書き
天候 晴れ (時折風が強いが、絶好の雪山登山日和)
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;宇賀渓・観光案内所前の有料駐車場(¥500,70台)
※ 有料駐車場を利用しない場合は入山料として¥200/人を支払う。
※ 観光案内所で登山届を記入。下山報告も必要なので注意のこと。
コース状況/
危険箇所等
■ 遠足尾根
特に危険箇所なし。(1/14状況)トレースがしっかりあった。展望の良い稜線に出ると時々踏み抜くが、山頂までツボ足で行った。

■ 金山尾根
特に危険箇所なし。(1/14状況)急下りなのでいちおうアイゼンを着用。陽当たりがよく、雪はかなり緩い。樹林帯に入ると雪が溶け、地道が出ている箇所が多くなるが、日陰に入るとまた雪道になるのでアイゼンの外しどころに迷った。
車窓より。ほのかにモルゲンロートの竜ヶ岳。
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車窓より。ほのかにモルゲンロートの竜ヶ岳。
宇賀渓に向かう道にはうっすらと雪が積もっていました。夜のうちに降ったみたいです。
宇賀渓に向かう道にはうっすらと雪が積もっていました。夜のうちに降ったみたいです。
山頂付近は真っ白です。天気も抜群の快晴で、楽しい雪山ハイクが期待できそうです。
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山頂付近は真っ白です。天気も抜群の快晴で、楽しい雪山ハイクが期待できそうです。
観光案内所で登山届を提出して出発。
観光案内所で登山届を提出して出発。
テント村付近の森には粉雪が掛かっていい雰囲気。
テント村付近の森には粉雪が掛かっていい雰囲気。
20分ほど林道を歩いて遠足尾根の取り付き。
20分ほど林道を歩いて遠足尾根の取り付き。
なかなかの急登で骨が折れます。凍ってはないのでアイゼンなしで登れました。
なかなかの急登で骨が折れます。凍ってはないのでアイゼンなしで登れました。
岩山展望台のちょっとした岩場。難しくないけど滑らないように慎重に通過。
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岩山展望台のちょっとした岩場。難しくないけど滑らないように慎重に通過。
展望台から見上げる山頂。まだまだ遠いです。
展望台から見上げる山頂。まだまだ遠いです。
四日市方面の眺望。伊勢湾が輝いています。
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四日市方面の眺望。伊勢湾が輝いています。
大日向分岐で大きく北西方向へ転進。ここから先は緩やかな尾根道で。広葉樹が増えて明るい雰囲気になります。
大日向分岐で大きく北西方向へ転進。ここから先は緩やかな尾根道で。広葉樹が増えて明るい雰囲気になります。
部分的に雪が深い箇所もあるけど、ツボ足でも問題はなし。静かな冬の森を行きます。
部分的に雪が深い箇所もあるけど、ツボ足でも問題はなし。静かな冬の森を行きます。
ちょっとトラバース区間。
ちょっとトラバース区間。
遠足尾根最大の核心部? 痩せ尾根を慎重に通過。
遠足尾根最大の核心部? 痩せ尾根を慎重に通過。
やがて開放的な風景が広がってきます。ここからが遠足尾根の本領発揮です。
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やがて開放的な風景が広がってきます。ここからが遠足尾根の本領発揮です。
最高の雪山ハイクのはじまり。
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最高の雪山ハイクのはじまり。
なかなか山深い鈴鹿の山並み。正面に位置するのは釈迦ヶ岳。
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なかなか山深い鈴鹿の山並み。正面に位置するのは釈迦ヶ岳。
時折、強い風が吹いて、まずまず寒いけど、こんな青空のもと歩くことができるのなら、これ以上の贅沢は言えないでしょう。
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時折、強い風が吹いて、まずまず寒いけど、こんな青空のもと歩くことができるのなら、これ以上の贅沢は言えないでしょう。
稜線には小さな雪庇が成長中。油断すると時々、ずっぽりと踏み抜くけど、それも楽しかったり。
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稜線には小さな雪庇が成長中。油断すると時々、ずっぽりと踏み抜くけど、それも楽しかったり。
振り返れば眼下に広々と濃尾平野の眺め。
振り返れば眼下に広々と濃尾平野の眺め。
青空、雲、雪原。どれもが主役の鈴鹿の冬景色。これは期待以上です。
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青空、雲、雪原。どれもが主役の鈴鹿の冬景色。これは期待以上です。
行く手には、なかなか手強そうな壁が。
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行く手には、なかなか手強そうな壁が。
雪山と海を同時に眺められるのもいいです。
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雪山と海を同時に眺められるのもいいです。
小規模だけど風紋も。
小規模だけど風紋も。
急斜面に取り付きます。グリップの利く雪質でアイゼンは不要でした。
急斜面に取り付きます。グリップの利く雪質でアイゼンは不要でした。
距離は短いけど、この斜度は流石に息が上がります。
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距離は短いけど、この斜度は流石に息が上がります。
右手には大きく藤原岳。
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右手には大きく藤原岳。
急斜面を登り切ると金山尾根のルートと合流。こちらから登ってくる登山者も多くいました。
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急斜面を登り切ると金山尾根のルートと合流。こちらから登ってくる登山者も多くいました。
たおやかだけど、どっしりと存在感のある竜ヶ岳の山頂。
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たおやかだけど、どっしりと存在感のある竜ヶ岳の山頂。
快適雪山ハイクはまだまだ続きます。
快適雪山ハイクはまだまだ続きます。
春のシロヤシオも良かったけど、冬の竜ヶ岳も甲乙付けがたし。
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春のシロヤシオも良かったけど、冬の竜ヶ岳も甲乙付けがたし。
山頂へのプロムナード。風の通り道になっているので、雪が吹き飛ばされている部分も。
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山頂へのプロムナード。風の通り道になっているので、雪が吹き飛ばされている部分も。
霧氷がないのは残念だったけど、雪原の斜面にシロヤシオの木々がいいアクセントになっていますね。
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霧氷がないのは残念だったけど、雪原の斜面にシロヤシオの木々がいいアクセントになっていますね。
右手に静ヶ岳を見ながら。ちなみに治田峠方面にトレースは付いていませんでした。
右手に静ヶ岳を見ながら。ちなみに治田峠方面にトレースは付いていませんでした。
山頂に向かって最後の登りに掛かります。
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山頂に向かって最後の登りに掛かります。
振り返って、シロヤシオの森。奥には御嶽山と中央アルプスが見えています。
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振り返って、シロヤシオの森。奥には御嶽山と中央アルプスが見えています。
山頂に続く登山者の列。冬でもこれだけの人が入っているとは思いませんでした。でも人気なのは納得。
山頂に続く登山者の列。冬でもこれだけの人が入っているとは思いませんでした。でも人気なのは納得。
そして、広々とした山頂に到着。
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そして、広々とした山頂に到着。
風が強くて寒いので、あまり長居はしたくない…ので、写真だけ撮って下ります。北側に見える平らな御池岳。雪景色のテーブルランドに行ってみたいけど、この冬、叶えることはできるか?
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風が強くて寒いので、あまり長居はしたくない…ので、写真だけ撮って下ります。北側に見える平らな御池岳。雪景色のテーブルランドに行ってみたいけど、この冬、叶えることはできるか?
南側は釈迦ヶ岳と御在所岳。雲が増えてきました。
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南側は釈迦ヶ岳と御在所岳。雲が増えてきました。
ランチ適地を探しに下りましょう。下りはじめの正面に広がる藤原岳と御池岳の眺望、最高です。
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ランチ適地を探しに下りましょう。下りはじめの正面に広がる藤原岳と御池岳の眺望、最高です。
下りは少し滑るので慎重に。同行者、派手に転びました。アイゼン付けても良かったかな。
下りは少し滑るので慎重に。同行者、派手に転びました。アイゼン付けても良かったかな。
濃尾平野の向こうに御嶽山と乗鞍岳。
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濃尾平野の向こうに御嶽山と乗鞍岳。
治田峠分岐あたりで山頂を見上げながらランチ。雲が日を遮って陰影ができて、それもまたいい感じ。
治田峠分岐あたりで山頂を見上げながらランチ。雲が日を遮って陰影ができて、それもまたいい感じ。
ランチの後、雪と戯れながら下山開始。
ランチの後、雪と戯れながら下山開始。
このあたりは空の上を歩いているかのようです。
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このあたりは空の上を歩いているかのようです。
帰りは金山尾根を下ります。なかなか急斜面だったので、いちおうアイゼン付けました。
帰りは金山尾根を下ります。なかなか急斜面だったので、いちおうアイゼン付けました。
樹林帯に入るので、これで山頂は見納め。
樹林帯に入るので、これで山頂は見納め。
南向きで陽当たりがよく、だいぶ雪は緩んでいました。
南向きで陽当たりがよく、だいぶ雪は緩んでいました。
1時間半で金山尾根を下り切りました。白滝丸太橋を渡ったら、あとは林道歩きで本日の山行は終了。
1時間半で金山尾根を下り切りました。白滝丸太橋を渡ったら、あとは林道歩きで本日の山行は終了。

感想

今シーズンの初登山は雪の鈴鹿へ。会社の同僚たちが雪山を始めたいとのことでアテンド。どこがいいか悩んだけど竜ヶ岳にしました。僕自身はシロヤシオの時期に一度、登っており、今回は2回目。

先日の夜に少し降雪があったようで、宇賀渓はうっすらと積雪してました。登りは遠足尾根から。植林の急斜面を登り稜線に出ると、遮るもののない素晴らしい眺望。思った以上に雪がたっぷり。トレースはしっかり付いているけど、ツボ足だと時々、大きく踏み抜きます。ただ、それも楽しかったりする。竜ヶ岳はたおやかだけど、どっしりと存在感のある山容。青空と雪原のコントラストが美しい冬の鈴鹿、ちょっと感動してしまうぐらいの風景でした。

拭き晒しの山頂は山頂は流石に寒く、早めに切り上げて、風の穏やかな南向き斜面を見つけてランチ。帰りは金山尾根を下りました。

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