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Yamareco

記録ID: 1362546
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

本ピークを目指して草津白根山へ 〜目印のない道〜

2018年01月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:31
距離
3.6km
上り
132m
下り
237m
歩くペース
ゆっくり
2.12.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:34
休憩
0:50
合計
3:24
ロープウェイを下りた後リフトに乗っていますが、特に乗らなくても問題ないです。
100m程度標高を稼げるようですがもともとかなり楽なルートなので問題にはならないと思います。

また本白根展望所の付近の一部を除き、ほとんどがバリエーションルートを通っています。
基礎的なルートファインディング技術が必要になります。

直近ではまとまった積雪はなさそうなので、この週末に行く場合は私たちの足跡があると思います。
少し遠回りの場所もありますが、トレースしていただければロープウェー乗り場に戻ることができます。
ただし、ロープウェイ山頂駅に向かう直前、ゲレンデサイドを通るのは望ましくなく、また標高を稼ぐために通常スノーシューでは上がらないような斜度を駆けあがっています。
注意してお通りください。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
草津国際スキー場からバスで草津火山ロープウェイ乗り場まで行く。
草津国際スキー場までの道中に雪、凍結は無し。
ただし、周囲の駐車場などには凍結があるためスノータイヤが必要。
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイを下りた後リフトに乗っていますが、特に乗らなくても問題ないです。
100m程度標高を稼げるようですがもともとかなり楽なルートなので問題にはならないと思います。

また本白根展望所の付近の一部を除き、ほとんどがバリエーションルートを通っています。
基礎的なルートファインディング技術が必要になります。

直近ではまとまった積雪はなさそうなので、この週末に行く場合は私たちの足跡があると思います。
少し遠回りの場所もありますが、トレースしていただければロープウェー乗り場に戻ることができます。
ただし、ロープウェイ山頂駅に向かう直前、ゲレンデサイドを通るのは望ましくなく、また標高を稼ぐために通常スノーシューでは上がらないような斜度を駆けあがっています。
注意してお通りください。
草津国際スキー場の駐車場前からバスで草津火山ロープウェイ山麓駅を目指します。
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草津国際スキー場の駐車場前からバスで草津火山ロープウェイ山麓駅を目指します。
時刻表はこんな感じ。
出発時間は結構適当に感じたが・・・。
2
時刻表はこんな感じ。
出発時間は結構適当に感じたが・・・。
バスで約15分。
ロープウェイ山麓駅に着。
ここからロープウェイで一気に標高を稼ぐ。
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バスで約15分。
ロープウェイ山麓駅に着。
ここからロープウェイで一気に標高を稼ぐ。
ロープウェイ山頂駅からさらにリフトに乗り継ぐ。
※入山届は山頂駅のパトロール前の詰め所で出せます。
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ロープウェイ山頂駅からさらにリフトに乗り継ぐ。
※入山届は山頂駅のパトロール前の詰め所で出せます。
リフトに乗って草津国際スキー場の最頂部へ。
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リフトに乗って草津国際スキー場の最頂部へ。
一気に高度を上げてきたいので高度順応も兼ねてのんびりセットアップ。
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一気に高度を上げてきたいので高度順応も兼ねてのんびりセットアップ。
本白根山を目指して入山。
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本白根山を目指して入山。
どんどん青くなるそら。
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どんどん青くなるそら。
霧氷に覆われた樹木がたくさん生い茂る。
木ってたくましい!
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霧氷に覆われた樹木がたくさん生い茂る。
木ってたくましい!
ここから完全にバリエーションルート。
スマートフォンで現在地と方角と太陽の位置を定期的に確認したい。
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ここから完全にバリエーションルート。
スマートフォンで現在地と方角と太陽の位置を定期的に確認したい。
誰も歩いていない、目印もない道を進む。
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誰も歩いていない、目印もない道を進む。
時折強い風が雲を連れてくる。
3
時折強い風が雲を連れてくる。
この辺は霧氷は多いけど、モンスター化してないね。
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この辺は霧氷は多いけど、モンスター化してないね。
ロープウェイ山頂駅から本ピークまでは基本的に稜線上を進むと良い。
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ロープウェイ山頂駅から本ピークまでは基本的に稜線上を進むと良い。
風、空気、香りそれにそらの色とそこに描かれる雲のカタチ。
そのすべてが夏とは違う。
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風、空気、香りそれにそらの色とそこに描かれる雲のカタチ。
そのすべてが夏とは違う。
途中開けた場所で北アルプスが望める。
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途中開けた場所で北アルプスが望める。
北アルプスや妙高エリアも良く晴れている。
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北アルプスや妙高エリアも良く晴れている。
中野の方は曇りかな。今日は。
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中野の方は曇りかな。今日は。
日に日に厳しさ深まる北アルプスの峰々。
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日に日に厳しさ深まる北アルプスの峰々。
気持ちよすぎる!!
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気持ちよすぎる!!
雲海の先に浮かぶ北アルプス。
美しい!!
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雲海の先に浮かぶ北アルプス。
美しい!!
主稜線に出た。
稜線上は水分が少ないためか、比較的樹木が多い。
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主稜線に出た。
稜線上は水分が少ないためか、比較的樹木が多い。
夏ピークが見えた。
あそこからは西方が全く見えないので、やはりこちら側の稜線を歩いたほうが気持ちよさそうです。
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夏ピークが見えた。
あそこからは西方が全く見えないので、やはりこちら側の稜線を歩いたほうが気持ちよさそうです。
浅間。
その左は甲武信など奥秩父の山々。
右側は八ヶ岳。さらにその先にうっすらと南アルプス。
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浅間。
その左は甲武信など奥秩父の山々。
右側は八ヶ岳。さらにその先にうっすらと南アルプス。
ピークに向けて最後のひと登り。
雪庇が立っているので注意しましょう!
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ピークに向けて最後のひと登り。
雪庇が立っているので注意しましょう!
GPSで見る限りここらへんが本白根山ピークの模様。
頂標とか何も見当たらないです。
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GPSで見る限りここらへんが本白根山ピークの模様。
頂標とか何も見当たらないです。
本白根ピーク直下の開けた場所でランチ。
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本白根ピーク直下の開けた場所でランチ。
周りを見ても、踏み跡を見ても、この日ここの山域に立ち入っているのは自分たち4人しかいないと思われる。
独り占め感最高!
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周りを見ても、踏み跡を見ても、この日ここの山域に立ち入っているのは自分たち4人しかいないと思われる。
独り占め感最高!
次はココかね!
今日は全く元気がない浅間。
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今日は全く元気がない浅間。
渋峠と先日行った横手のスキー場。
渋峠と先日行った横手のスキー場。
ちょっとこの場所を借りて試したいことが・・・
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ちょっとこの場所を借りて試したいことが・・・
先日購入したワカンの試乗!
やはりツボ足と比較すると格段に浮く。
ツボ足の沈み量を10、スノーシューのそれを1とするとワカンは3〜4ってところか。
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先日購入したワカンの試乗!
やはりツボ足と比較すると格段に浮く。
ツボ足の沈み量を10、スノーシューのそれを1とするとワカンは3〜4ってところか。
絶景を全身に焼き付け、下山開始。
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絶景を全身に焼き付け、下山開始。
ここから夏道に向けて一気に下る。
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ここから夏道に向けて一気に下る。
やはり雪道は下りはかなり早い。
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やはり雪道は下りはかなり早い。
最低鞍部まで下りてきた。
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最低鞍部まで下りてきた。
下りてきた道を振り返る。自分たち4人の足跡だけが残されていた。
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下りてきた道を振り返る。自分たち4人の足跡だけが残されていた。
夏ピークを求めて登ります。
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夏ピークを求めて登ります。
夏ピーク登頂!
エビのしっぽが出来ていて記述が読めない。
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夏ピーク登頂!
エビのしっぽが出来ていて記述が読めない。
先日言った岩椙山が遠くにその姿を望ませていた。
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先日言った岩椙山が遠くにその姿を望ませていた。
夏道の遊歩道場を進む。
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夏道の遊歩道場を進む。
強風に飛ばされてきた雪粒が地面の雪に突き刺さっている感じ。
シュカブラよりすごい!
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強風に飛ばされてきた雪粒が地面の雪に突き刺さっている感じ。
シュカブラよりすごい!
遊歩道を歩き鏡池へ。
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遊歩道を歩き鏡池へ。
遊歩道から下った先は密林帯に入ります。
場所によっては通り抜けが難しいほどの密林
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遊歩道から下った先は密林帯に入ります。
場所によっては通り抜けが難しいほどの密林
スキーに行こうか迷っていたfatmama氏。
きっと尾瀬あたりの天気が気になるのだろう。
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スキーに行こうか迷っていたfatmama氏。
きっと尾瀬あたりの天気が気になるのだろう。
凍てつく鏡池。
ここを歩きたかったけど、また戻ってくるのが面倒なのでやめた。
ここまでは夏用ルート。
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凍てつく鏡池。
ここを歩きたかったけど、また戻ってくるのが面倒なのでやめた。
ここまでは夏用ルート。
ここから再びルートを外れロープウェイ山頂駅を目指します。
夏用ルートも積雪により枝がだいぶ近くなっています。
一般的な体型の男性であればちょうど目の高さに枝が来るので注意しましょう!
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ここから再びルートを外れロープウェイ山頂駅を目指します。
夏用ルートも積雪により枝がだいぶ近くなっています。
一般的な体型の男性であればちょうど目の高さに枝が来るので注意しましょう!
途中でゲレンデを横切る。
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途中でゲレンデを横切る。
ゲレンデに沿ってしばらくパス。
2
ゲレンデに沿ってしばらくパス。
途中で山頂駅よりも低い場所にいることが分かり標高を稼ぐ。
一か所かなり斜度のある所を直登した。
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途中で山頂駅よりも低い場所にいることが分かり標高を稼ぐ。
一か所かなり斜度のある所を直登した。
山麓駅が見えた。一直線だ!!
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山麓駅が見えた。一直線だ!!
ゲレンデを脇目に進む。
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ゲレンデを脇目に進む。
ようやく山頂駅に到着!
今回の山行終了!楽勝だ!
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ようやく山頂駅に到着!
今回の山行終了!楽勝だ!

感想

今シーズン雪山一発目は職場の同僚3人とともに草津白根山へ。
積雪期しか通れないルートで本峰のピークを目指し、旧火口を一周して帰る計画。

ルートのほとんどがバリエーション。
自分の目的地に向かい自分で決めた道で自分のペースで歩いていく。
誰にも決められていない道っていい!それだけで癒される・・・
やっぱり冬山には冬山独自の良さがあると思う。
空気も風も空も雲も地面や木々の様子も全てが夏とは異なる。
冬としては少し霞が多い日だったかもしれないけど、それでも夏には無い凛とした雰囲気を全身に感じ全身で癒された。

近々また冬山に行きたい。

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コメント

数日遅かったらヤバかったですね
今回の本白根山の噴火には本当に驚きました。
鏡池付近からとういことで当日だったら本当に危険だったですね。時間的には丁度歩き始める準備をしている頃かもしれません。
白根山は昔万座温泉から積雪時に登ったので、今度本白根山を表万座スキーパーク(閉鎖中)からBCで登ろうかと頭に描いて調べていたところでした。
これで当分行けそうもありません。
それにしても当日でなかったことをお喜び申し上げます。
亡くなられた自衛官には哀悼の意を表します
2018/1/24 10:13
Re: 数日遅かったらヤバかったですね
コメントありがとうございます。
ほんと、そう思います。
亡くなられた方がいる以上、不謹慎かもしれませんが自分は運がよかったと言わざるを得ません。
私にとっては4日前ですが、火山活動の歴史から言ったらそんなのほんの一瞬であり、ごく僅かにずれただけで自分が被災していたと思います。
当日は鏡池が美しいと思いながらクレーターの淵に立ってしばらく覗き込んでいました。
まさかあんな所が噴火するなんてその時点では全く思いもしませんでした。
気象庁が言う全くノーマークだったと言う言葉もある意味私も賛同できます。
私もノーマークでした。
今回の件で、気象庁の発表は全くあてにならない、活火山周辺はどこも全部危険だと言う認識に変わりました。
2018/1/24 12:35
犠牲者がいないといいが。
死ななくて良かった。
2018/1/24 12:15
Re: 犠牲者がいないといいが。
コメントありがとうございます。
今回の噴火は週半ばで天候が悪かったことが不幸中の幸いですね。
もしこれが晴れた週末だったら被害はもっともっと大きかったことと思います。
これからは雪崩だけでなく噴火と言うのも山に入る上でのリスクとして大いに考慮しなくてはならないのかもしれませんね。
2018/1/24 12:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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