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Yamareco

記録ID: 1363062
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

鹿俣山〜獅子ヶ鼻山(たんばらスキーパークコース)

2018年01月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:56
距離
7.4km
登り
396m
下り
690m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
1:27
合計
5:57
9:09
14
スタート地点
9:23
9:23
118
11:21
12:46
78
14:04
14:04
50
14:54
14:56
10
15:06
ゴール地点
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
たんばらスキーパーク駐車場を利用します。休日は駐車料金1000円です。
コース状況/
危険箇所等
スキー場の第1、2リフト(1回券500円×2枚)を乗り継いでゲレンデトップまで上がると、わずかな登りで鹿俣山にたどり着けます。チケット購入時に登山届の提出を求められるので、所定の書式に記入して受理証をもらい、下山時に用紙半券の下山届をボックスに投函します。

十分な積雪があるので、基本的にはスノーシューがベストだと思います。この日は雪が比較的安定しており、概ね歩きやすかったです。
鹿俣山へはあっという間に着いてしまうので、その先の見晴らしが良い1685mピークまで進むことをお勧めします。ここまでは簡単スノーハイクの領域です。
1685mピークの先で獅子ヶ鼻山の急登尾根に取り付く地点は、岩壁の上に樹木が茂っていて尾根上を進めないので左に巻く必要があるのですが(ピンクテープがあります)、ハイマツ帯の斜面で踏み抜きやすく、小回りが利かないスノーシューでは苦労しました。大回りして尾根に戻った後、上部でもう一箇所、同様に左に巻く必要がありますが、ここは短いのでさほど問題はありません。
また、尾根の所々で、スノーシューが苦手な膝高の段差が形成されていました。
尾根上は雪庇が発達しているので、歩く位置には注意が必要です。
獅子ヶ鼻山までスノーシューとストックで十分対応できましたが、雪質によってはアイゼン、ピッケルを持参した方が万全かと思います。
鹿俣山の少し下から、ゲレンデ脇の夏道沿いのブナ林を適当に下りました。下りもリフトが利用できるか否かは未確認です。

トイレは場内の各施設で利用できます。
携帯電話(au)は全域で通じます。
ゲレンデトップから登り始めてものの15分で鹿俣山に到着です。天気予報が外れてガスが立ち込めており、朝方は景色がほぼゼロでした。
2018年01月20日 09:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/20 9:26
ゲレンデトップから登り始めてものの15分で鹿俣山に到着です。天気予報が外れてガスが立ち込めており、朝方は景色がほぼゼロでした。
鹿俣山を早々に出発し、気持ちのいい尾根上を進みます。青空も覗くようになってきました。
2018年01月20日 09:32撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 9:32
鹿俣山を早々に出発し、気持ちのいい尾根上を進みます。青空も覗くようになってきました。
1685mピーク手前の雪庇がだいぶ発達しています。
2018年01月20日 09:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 9:59
1685mピーク手前の雪庇がだいぶ発達しています。
鹿俣山から30分程でたどり着ける1685mピークからは、獅子ヶ鼻山、剣ヶ峰、武尊山の素晴らしい眺めが眼前に広がります。後方には谷川連峰もきれいに望めますので、晴れていればぜひ足を伸ばしてほしい場所です。
2018年01月20日 10:01撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 10:01
鹿俣山から30分程でたどり着ける1685mピークからは、獅子ヶ鼻山、剣ヶ峰、武尊山の素晴らしい眺めが眼前に広がります。後方には谷川連峰もきれいに望めますので、晴れていればぜひ足を伸ばしてほしい場所です。
獅子ヶ鼻山へと続く稜線をアップで。雪庇の発達具合が一目瞭然です。上部は結構急なように見えますが、スノーシューでも十分対応可能でした。奥に鎮座する武尊山は威厳があります。
2018年01月20日 10:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 10:04
獅子ヶ鼻山へと続く稜線をアップで。雪庇の発達具合が一目瞭然です。上部は結構急なように見えますが、スノーシューでも十分対応可能でした。奥に鎮座する武尊山は威厳があります。
急登尾根の取り付き地点です。中央に見える岩壁は左に大きく巻く必要があり、コース取りに苦労しました。本コースの難所です。
2018年01月20日 10:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 10:26
急登尾根の取り付き地点です。中央に見える岩壁は左に大きく巻く必要があり、コース取りに苦労しました。本コースの難所です。
時間がかかってようやく尾根上に復帰できました。雪庇の左寄りを注意深く進みます。途中でもう一箇所、左に小さく巻く場所がありました。
2018年01月20日 10:59撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 10:59
時間がかかってようやく尾根上に復帰できました。雪庇の左寄りを注意深く進みます。途中でもう一箇所、左に小さく巻く場所がありました。
尾根を彩る樹氷と雪庇のコントラストが見事です。
2018年01月20日 11:04撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:04
尾根を彩る樹氷と雪庇のコントラストが見事です。
獅子ヶ鼻山から来た道を振り返ります。奥には谷川連峰を始めとする真っ白な稜線も見えてきました。
2018年01月20日 11:21撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:21
獅子ヶ鼻山から来た道を振り返ります。奥には谷川連峰を始めとする真っ白な稜線も見えてきました。
獅子ヶ鼻山から望む武尊山と剣ヶ峰の大展望は圧巻です。両側が切れ落ちているので、安全策で進むのはここまでとしました。
2018年01月20日 11:23撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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獅子ヶ鼻山から望む武尊山と剣ヶ峰の大展望は圧巻です。両側が切れ落ちているので、安全策で進むのはここまでとしました。
武尊山から中ノ岳、前武尊へと続く気高い稜線です。去年3月に中ノ岳まで登りました。
2018年01月20日 11:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:24
武尊山から中ノ岳、前武尊へと続く気高い稜線です。去年3月に中ノ岳まで登りました。
剣ヶ峰は手前の険しい稜線も含め、実に荘厳な装いです。
2018年01月20日 11:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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剣ヶ峰は手前の険しい稜線も含め、実に荘厳な装いです。
武尊山をアップで。肉眼でも人影が確認できました。
2018年01月20日 11:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:24
武尊山をアップで。肉眼でも人影が確認できました。
剣ヶ峰をアップで。こちらも次々に人が登っています。
2018年01月20日 11:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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剣ヶ峰をアップで。こちらも次々に人が登っています。
中腹以下が隠れていますが、谷川連峰から北へと伸びる豪雪の稜線群です。
2018年01月20日 11:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:26
中腹以下が隠れていますが、谷川連峰から北へと伸びる豪雪の稜線群です。
やや右にシフトすると、越後三山も視界に入ってきたでしょうか。
2018年01月20日 11:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:26
やや右にシフトすると、越後三山も視界に入ってきたでしょうか。
さらに右に目を移すと、尾瀬の至仏山と平ヶ岳も目に飛び込んできました。
2018年01月20日 11:26撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:26
さらに右に目を移すと、尾瀬の至仏山と平ヶ岳も目に飛び込んできました。
武尊山の肩に至仏山が浮かんでいる構図です。
2018年01月20日 11:27撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:27
武尊山の肩に至仏山が浮かんでいる構図です。
白さが際立つ至仏山と平ヶ岳をアップで。
2018年01月20日 11:27撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 11:27
白さが際立つ至仏山と平ヶ岳をアップで。
谷川連峰をアップで。ピークが多すぎて同定できません。
2018年01月20日 12:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 12:17
谷川連峰をアップで。ピークが多すぎて同定できません。
大迫力の谷川岳をアップで。尾根と谷の鋭さが顕著です。
2018年01月20日 12:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 12:17
大迫力の谷川岳をアップで。尾根と谷の鋭さが顕著です。
先ほどよりも若干雲が取れましたが、これが限界でした。
2018年01月20日 12:17撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 12:17
先ほどよりも若干雲が取れましたが、これが限界でした。
多分越後三山ではないかと思われます。
2018年01月20日 12:24撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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1/20 12:24
多分越後三山ではないかと思われます。
鹿俣山の少し下に分岐標識が埋まっていました。
2018年01月20日 14:09撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
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鹿俣山の少し下に分岐標識が埋まっていました。
朝方は望めなかった玉原湖方面の眺望です。
2018年01月20日 14:10撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/20 14:10
朝方は望めなかった玉原湖方面の眺望です。
キャンプ場付近で再び分岐標識を見つけました。この一帯はブナが実に見事で、樹林帯をスノーハイクするだけでも楽しめると思います。
2018年01月20日 14:57撮影 by  PENTAX K-50 , PENTAX
1/20 14:57
キャンプ場付近で再び分岐標識を見つけました。この一帯はブナが実に見事で、樹林帯をスノーハイクするだけでも楽しめると思います。

感想

ほぼ1週間おきの嬉しい好天サイクルが今週もやって来ましたので、先週の吾妻耶山よりも一段グレードアップした鹿俣山〜獅子ヶ鼻山に挑戦してきました。
鹿俣山へはあっけなく着いてしまいますが、1685mピークから真正面に望めるのっぽの獅子ヶ鼻山へはそう簡単にはたどり着けず、スノーシューの実力試しには格好の場となりました。
獅子ヶ鼻山からは間近に迫る武尊山や剣ヶ峰が大迫力の姿で望め、他所では得難い大展望を存分に楽しむことができました。

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コメント

トレースありがとうございました!
獅子ケ鼻でお会いしました二人組です。
てくてくAとBと申します。
先行トレースをありがとうございました。
谷川方面の雲が少し残念でしたが、晴天と無風に恵まれて良い一日でしたね。
お暇なときにでも、我々のブログを覗きにいらしてください。
http://tekutekudoujin.blog.fc2.com/
2018/1/23 13:09
Re: トレースありがとうございました!
てくてくAさんBさん、ご高覧ありがとうございます。
山中ではお世話になりました。下りは掘り出していただいた標識と情報のおかげで、無理なく無事下山できました。
初めてのルートなので若干不安でしたが、スタート時に他にも登る人がいると分かったので、大変心強かったです。
ブログ拝見しました。少し前に大雪でシューが埋没と言われた日の記事も見ましたが、ものすごい雪の量で驚きました。
今回スノーシュー一本で登れたのは幸運だったと思います。
いろいろな山に行かれているご様子ですので、山記事の更新を楽しみにしております。
2018/1/23 21:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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