奥利根の中央分水嶺 丹後山9合目〜越後沢山〜本谷山〜小穂口ノ頭
- GPS
- 18:40
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,829m
- 下り
- 1,859m
コースタイム
- 山行
- 17:08
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 18:50
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丹後山の9号目までは登山道なので問題ない.ここから笹やぶに突入する.踏み跡はない.最初は胸高程度のやぶだが1792m峰近くは背丈を越えるやぶになる.ここを下ると東側に草原が近づくのでそこまで下って歩けば楽だが長くは続かず稜線に戻るのに苦労する.稜線に戻るとまたやぶ漕ぎが続く.1710m峰から1692m峰の間が一番やぶ漕ぎがひどい.越後沢山の登りも笹やぶが続く.本谷山までもやぶだが今までよりはやや楽.本谷山から踏み跡があるがやぶで覆われている. |
写真
感想
このコースはネットで検索した古い記録から考えて日帰り出来そうだったので試みたが,今は過去にあったと思われる踏み跡がほぼ完全に消失しておりやぶ漕ぎに終始した.さらに10月下旬にも関わらず気温が高く途中で飲料水が枯渇したため脱水症になり食欲もなくなり大変だった.本谷山の登りで日没を迎えあとはGPSと地形図を頼りに真っ暗な中を藪漕ぎした.昔,日高の楽古岳からピロロ岳,ピロロ岳から広尾岳までの主脈を日帰りで縦走した時も途中で日が暮れて真っ暗な沢ややぶ尾根をヒグマに怯えながら単独で下ったこともあるがこの時はGPSがなく不安で大変だった.今はGPSがあり現在位置がわかるので真っ暗なやぶの中でもルートを外すことはない.本谷山から登山道があるのを期待していたがここからの踏み跡もやぶに覆われていた.小穂口ノ頭に着いたのは19時近くであとは登山道を休み休みゆっくり下った.林道に着いて沢の水をがぶ飲みしてようやく落ち着いた.1日で約19時間の行動時間は過去最長記録になったが,この後しばらく体調不良になった.
テントを担いでこのコースに挑戦するのであれば丹後山と小穂口ノ頭で泊まる2泊が適当だが重荷でのやぶ漕ぎも辛いと思う.やや軽量の1泊で試みるのであれば1792m峰と1710m峰の間の稜線東側にある草原にテントが張れる.池塘もあり直接飲む気はしないが炊事には使えると思う.ただしガスの時は池塘を見つけるのが難しいかもしれない.今回のような場合もあるのでGPSと地形図は必要と思う.今回も誰とも会わなかった.
この記録は2018年に公開
ここから北に続く中央分水嶺山行:
奥利根の中央分水嶺 丹後山〜大水上山〜藤原山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1355146.html
奥利根の分水嶺 中ノ岳〜兎岳〜大水上山〜丹後山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525531.html
ここから南に続く中央分水嶺山行:
上越国境の中央分水嶺 小穂口ノ頭〜下津川山〜小沢岳〜三ツ石山〜巻機山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1367212.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する