奥利根の中央分水嶺 丹後山〜大水上山〜藤原山


- GPS
- 43:59
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,879m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:17
天候 | 4日:曇りのち雨. 5日:雨時々霧一時晴. |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大水上山までは明瞭な登山道なので問題ない.大水上山から笹竹と灌木のやぶ漕ぎになるが,下りの笹竹は低く部分的に踏み跡もある.1590m鞍部付近から笹竹のやぶがひどくなる.1610m付近は灌木も加わりやぶで思うように進めなくなり山頂をまいたがこれも大変だった.1550m鞍部から1659m峰の登りは比較的やぶが薄いが,1659m峰から藤原山まではまたやぶがひどくなる.藤原山付近はつる性のやぶも加わり辛い. 帰りの方が登りが多く疲れも溜まるので時間がかかる.帰りは1610m峰を巻かず稜線を歩いたがこれも大変だった. |
写真
感想
2週間前に平ヶ岳から藤原山を歩いたので今回は丹後山から藤原山までを往復することにした.藤原山付近のやぶはひどいので日帰りは無理と考え前日に丹後山まで登った.丹後山避難小屋は快適で一人での宿泊だった.外のポリタンクに雨水が貯めてあり炊事に使用できるがそのままで飲む気はしない.そこで2日分の飲み水は持ってきた.荷物はそれなりに重くなり天気も悪いのでゆっくり歩いた.
翌日は不要な荷物を避難小屋に置いて比較的軽装で暗いうちに小雨の中を出発した.この区間の分水嶺は1590m鞍部付近から1610m峰を越え1550m鞍部までと1659m峰から藤原山までのやぶがひどい.藤原山付近はつる性のやぶも加わり辛い.前回南側から藤原山までを歩いた経験から今回は剪定ばさみを首にかけ,つるが引っかかり大変な時は使用したので前回よりは楽に通過できた.
帰りも同様に登り下りがあり疲れも溜まるので時間がかかる.大水上山を登りきりやぶから解放されて避難小屋に着いた時は夕方だった.避難小屋には今日登ってきた登山者がいて会話をしながらカップ麺を食べた.荷物を整理し暗くなる前に小屋を後にしたがすぐにヘッドランプをつけた.霧雨が降っており疲労も溜まっていたのでゆっくり休み休み下山しようやく林道に出た.登山口にデポしていた自転車に乗り車に着いた時に分水嶺がつながった喜びが込み上げてきた.
大水上山から藤原山までの分水嶺はやぶなのでGPSはあった方が良いと思う.小屋以外では誰とも会わなかった.
この記録は2018年に公開.
ここから南東に続く中央分水嶺山行:
奥利根の中央分水嶺 平ヶ岳〜劔ヶ倉山〜滝ヶ倉山〜にせ藤原山〜藤原山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1354923.html
ここから南西に続く中央分水嶺山行:
奥利根の中央分水嶺 丹後山9合目〜越後沢山〜本谷山〜小穂口ノ頭
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1367174.html
ここから北に続く分水嶺山行:
奥利根の分水嶺 中ノ岳〜兎岳〜大水上山〜丹後山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525531.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する