憧れの月山縦走(肘折温泉口)

2011年09月24日(土) 〜 2011年09月25日(日)

• GPS: 27:00
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,798m
• 下り: 924m

コースタイム

24日　肘折温泉登山口10:40
　　　赤沢渡渉点13:25
　　　小岳15:35
　　　三日月池16:15　　　
　　　念仏ヶ原小屋着16:50

25日　念仏ヶ原小屋発6:05
　　　立谷沢橋6:00　　　
　　　水場8:45　　　
　　　千本桜9:55
　　　月山山頂12:35
　　　仏生池小屋14:20
　　　月山8合目レストハウス15:25
　　　車回収(肘折登山口17:30)
　　　入浴(肘折温泉共同浴場)
　　　帰路20:00

天候

24日　晴れ時々小雨
25日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車の移動時間
24日鳥海道の駅6:15発-月山8合目阿弥陀ヶ原駐車場8:30〜肘折温泉登山口着10:25

走行距離　738キロ

コース状況／危険箇所等

・肘折温泉口に登山ポストはありません。
・特に危険個所はありませんが熊対策はされた方がいいと思います。
・肘折温泉口は車8台くらいは止められそうです。
・林道は乗用車も通行可能です。
・コース内の水場は念仏ヶ原小屋までの間一箇所、その先月山山頂までの間1カ所あります。
・小屋の水場は月山方面10mほど先です。伏流水が溜まっている状態なのでプラティパスの様な柔らかい水筒は水を汲みにくいです。コップ等を持参して汲みに行くといいと思います。
・肘折温泉はいいお湯でした。共同浴場も6箇所あります。是非芯から温まってお帰り下さい。

http://hijiori.jp/higaeri/index.html

写真

9/24 10:39

月山登山口
出だしはこうですが・・・
この後登山道はよくなります

9/24 11:02

最初の展望地
小雨が降ったり止んだりで
汗が絞られました〜(~_~;)

9/24 11:57

道はしっかりしています

9/24 12:11

最初の渡渉点

9/24 12:16

たまにプチ急登
5分ほど頑張ります

9/24 12:23

秋探し・・・ナナカマド

9/24 12:31

展望は何よりのご馳走
しかし蒸し暑い〜(~_~;)

9/24 13:19

表土が剥げてちょっと滑りました
こんなところは必ずロープがあります

9/24 13:27

赤沢川の渡渉点
川というからもう少し広いかと思いました
確かに赤い川でした(ナットク(^^ゞ

9/24 14:10

熊の糞その一

9/24 14:25

小さな丸太橋

9/24 14:44

地図に紹介されていない水場
冷たく美味しかったです

9/24 15:02

登山道はこんな感じ
ゼンゼン大丈夫
安心して歩けます

9/24 15:25

ここから環境省管轄らしい
路もかわります

9/24 15:25

こんな指導板が随所にあるので安心ですね

9/24 15:27

木の階段を登って

9/24 15:29

湿原の中を歩きますが・・・
自然保護に問題有だと思います〜

9/24 15:33

小岳への稜線
気持ちいい歩きですが獣臭が凄かった

9/24 15:34

小岳周辺
いい所でした

9/24 15:34

小岳の指導柱

9/24 15:35

となりは朝日連峰入口

9/24 15:39

ウスムラサキのリンドウが咲いていました

9/24 15:44

秋探し
オオカメノキも秋色です

9/24 15:47

しばしの展望歩き
これまでの疲れも吹っ飛びます

9/24 15:59

片流れのザレ場
ちょっと慎重に・・・

9/24 16:05

秋探し

9/24 16:08

月山展望
ガスがかかっていました

9/24 16:15

三日月池
月山がよく見えました
ここも綺麗なところでした

9/24 16:50

念仏ヶ原避難小屋
今夜の宿泊者15名ほど
地元のおじさんから舞茸ご馳走になりました
美味しかったです

9/24 16:57

水汲み
小屋から10mほど月山寄りです
冷たい湧水でした

9/25 6:00

二日目の朝

出発準備
月山に向かうのは三人だけ

9/25 6:14

湿原にでました

9/25 6:13

ウルシと月山の展望〜

9/25 6:19

青い実
何の実でしょう?

9/25 6:25

池がありました

9/25 6:47

立矢沢へドンドンと下ります

9/25 6:50

滑る階段

9/25 7:00

立矢沢にかかる木の橋

9/25 7:02

清い水の流れのそばに
クロバナヒキオコシの葉っぱが沢山ありました

9/25 7:14

少し道が悪いけどちょっとの辛抱〜

9/25 7:21

おやまあ〜キノコさん達〜

9/25 7:41

立矢沢からの急登はキツイけど・・・
展望が開けるとキツサも忘れる〜

9/25 8:21

傾斜が緩くなるとまた湿原
癒されます〜
休憩して汗を乾かしました

9/25 8:45

水補給

9/25 8:50

地図にある水場
冷たい水でした

9/25 9:56

山頂まで1.3キロ

9/25 10:20

湿原の中を歩きます
ここでアサギマダラが飛んでいるのを見ました
9月下旬でもまだ飛んでいるんですね

9/25 10:46

山頂を見つめて・・・感慨無量の面持ち

9/25 10:53

空が綺麗で

9/25 11:09

秋ですねェ〜

9/25 11:26

山頂は近い

9/25 11:35

賽の河原を歩きます

9/25 11:42

チングルマ
種子も落ちた様子

9/25 11:42

振り返れば・・・数々の思い出がいっぱい

9/25 11:58

雲海

9/25 12:28

急登を登って・・・
月山神社です

9/25 12:38

ここが山頂でしょうか?
それにしても凄い人

9/25 12:39

山伏
下で聞こえたのは「ほら貝」でした

9/25 13:01

月山奥宮

9/25 13:24

さあ〜かえりましょう

9/25 14:06

露岩

9/25 14:08

オモワシ山
だそうです・・・

9/25 15:04

阿弥陀ヶ原湿原

9/25 15:23

月山8合目駐車場

撮影機器：

α NEX-C3 SONY

感想

citrus

月山を肘折温泉口から登ることは長年の夢でした。
このコースは想像以上に熊情報の多いコースで、「何が怖いって」やはり熊が怖くて単独ではどうしたものかと悩んでいました。
が、ひょんなことから同行者が現れ一件落着と相成り良かった良かった。

月山8合目駐車場に着くと、三連休なか日ですが生憎の悪天。それでも次から次と登山者はガスの中へと吸い込まれて行きます。
さすが月山の凄味ですねェ〜。
「この天気ではお気の毒」と思いつつ1台の車をデポし肘折温泉に向かいました。
肘折温泉は山の中の温泉街で1200年の歴史のある湯治場。その街並みを左手に見送り林道へ入ります。
登山口に着くと車が4台止まっていました。
「誰もいないのだろ」と心配していたので、急に気持ちが大きくなりましたが、いくら二人でも、やはり熊は怖いです。
天気は小雨が降ったり止んだりで、ブナの林は蒸し暑く大量の汗を掻きました。
でも休憩すると体が冷えはじめ秋の到来を感じます。

今回の目標は念仏ヶ原避難小屋に泊まる事でしたが、裾野に広がるブナ林とそこかしこに点在する湿原が月山という山の魅力ではないかと感じました。
また一ついいコースを発見できて夏の頃、花やチョウを求めに再度このコースを登りたいと思いました。

コメント

ゲスト

大変参考になります(^_^)
肘折からのアプローチ憧れでした(*´∀｀)
弥陀ヶ原・姥ヶ岳も登ったので次の月山は肘折と企んでいました(^^)
ただメジャーなコースではないので道の状況がわからず怯んでいましたが…
今回のレコを見て何だか一安心(*´∀｀)

湯殿山→装束場→姥ヶ岳→月山→肘折で温泉finish！と妄想が膨らみます(^_^;)

citrus

Ｕtaroさん、おはようございます
箒場でお話しを聞きましたので、少し多めに登山道の様子をアップしました。
急斜面の連続や酷いぬかるみなどはほとんどなく、また道もハッキリしているので安心して走られると思います（笑）
ひとつ月山からの縦走だと、立矢沢へ下り始めると一部雑草が酷く道が分かりにくい部分がありますが、そこだけ道迷いに注意して慎重に下って下さい。

山は三回楽しめると昔から言われています。
1回目は計画段階。2回目は実際の山行。3回目は記録を書く。この三つです。じゅうぶんお楽しみ下さいね(^_-)-☆

MATSU

citrusさん、こんにちは。
肘折温泉から月山に到達できるんですねえ。
知りませんでした。
地図を確認して非常に興味を持ちました。

肘折温泉は私も好きな温泉の一つです。
充実した山行を楽しまれたことでしょう。

citrus

MATSUさん、こんばんは
肘折温泉からのルートは以前からあった様ですが、あまり知られていないみたいです。
8合目まで車で行けてしまう時代ですからそうなるのは必要不可欠なのでしょうね。

震災があってから今年のコンセプトが東北に絞られ、東北の静かな山道を選んで登って参りました。
そして東北の山の素晴らしさを再認識いたしました。

MATSUさんも、東北遠征の際は是非ここ月山登山肘折温泉口をリストに入れて下さいね。