微風絶景の風不死岳
- GPS
- 06:00
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 803m
- 下り
- 792m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:00
天候 | 曇りたまに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根の上を歩くので、沢側の雪庇には注意が必要です。特に9合目から上の急崖は要注意。雪がとても軟らかく、下山時にはアイゼンの効きが悪いので、特に注意が必要です。また急崖を登り切った辺りには温風穴と思われる穴が多数あります。穴が深いので踏み抜きに注意して下さい。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉は「丸駒温泉」。とてもいい温泉で、1000円払う価値はあります。日帰りは15:00までの入館です。お気をつけください。 |
写真
装備
個人装備 |
アウター(厚)
フリース
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
アウター手袋
予備手袋
雨具(下のみ)
バラクラバ
毛帽子
薄手ダウンジャケット
ザック
登山靴(冬)
ゲイター(厚)
アイゼン
スノーシュー
ピッケル
ストック
スコップ
昼ご飯
行動食(チョコ
塩キャラメル
柿ピー)
飲料(900mlペット)
サーモス(900ml)
非常食
マグ
スティックコーヒー
シート
地形図
計画書
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付き腕時計
温度計
サングラスorゴーグル
タオル
ホッカイロ
ビニール袋数枚
カメラ
替Tシャツ
携帯トイレ
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
ツェルト
エマージェンシーシート
痛み止め
お風呂道具
着替え
サンダル
エアーサロンパス
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感想
【お山紹介】
今回は風不死岳。札幌の南方、支笏湖半にある標高1102.3mのお山です。すぐ隣に樽前山があり、双子のようなお山ですね。登山ルートは2つあり、一つは今回の北尾根からのルート、もう一つは樽前山から来るルートです。積雪期には足跡から複数あるようですね。
風不死岳はアイヌ語で、「トドマツの多い山」という意味らしいです。1954年の洞爺丸台風でかなり倒されたようで、確かにトドマツはほとんど無かった感じでした。
1976年には風不死岳事件というヒグマ遭難事件が発生し、3名が命を落としています。近年冬でも冬眠しない熊が多いため、熊鈴は携帯しましょう。
【地質】
気象庁のホームページでは、26000年前から活動を始め、直近では8500年前と4500年前に噴火しているようです。基本的には溶岩で形成されていて、そのほか集塊岩、溶結凝灰岩と火山性の噴出物で覆われています。
気象庁では樽前山と一緒に活火山として扱われているようですが、単体の山としての指定はされていません。しかし新しい火山には変わりません。登山時は注意していきましょう。
↓気象庁のホームページ
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/109_Tarumae/109_index.html
↓産総研地質調査研究センター
https://www.gsj.jp/data/50KGM/JPG/GSJ_MAP_G050_04041_1957_200dpi.jpg
【移動】
基本的に自家用車での移動となります。札幌市から直接行く場合は真駒内経由で国道453号を利用します。通常は1時間半程度ですが、この時期は余裕を持って入りましょう。
もう一つは高速を利用して千歳で下り、そこから道道16号を利用して美笛方面へ向かいます。高速を下りてから30分ほどで駐車場へ到着します。
【山行】
さて、山行です。今回は一年ぶりの山友Oさんとの山行。2週間ほど前からどこに行くか相談。樽前周辺に久しく行っていない、とのことから風不死岳ピストンに決定。7:00に駐車場で待ち合わせて行ってきました。
夏道とは違うところから山行開始。そのため一つ西側の沢から本来の登山道へアプローチします。登山道までは5分程度です。
五合目まではトレースが明瞭で、傾斜も緩くだらだらと登ります。スノシューで進み、五合目でアイゼンにチェンジ。傾斜が徐々にきつくなります。雪も軟らかく、少し悪戦苦闘。トレースも不明瞭になりだし、踏み抜きも多くなります。一度スキートレースについていき、ルートを間違えました。すぐに気がつけてよかった。
踏み抜きながらもルートを模索し、なんとか9合目に到着。高度感が出てなかなか眺めが良くなりましたね。支笏湖が見える度にレリーズモードです。
9合目からは急登になり、雪も緩いことからかなり慎重に行きます。なかなかしびれますね〜。ピッケル片手に木々の小枝をつかみながら慎重に登ります。登り切ると支笏ブルー支笏湖、恵庭岳、紋別岳による絶景がお出迎え。「素晴らしい!」の一言。またまたレリーズタイムで山頂直前にして進みません。
撮影に満足したところで先に進みます。ちょっとした斜面を登ると樽前山がこんにちは。太陽の光を反射した背後の海がなかなかの景色を生み出す。キレイだなぁ。
その後踏み抜きながらも先を進み、すぐに祝、山頂登頂。私も久しぶりだなあ。天気はいいのですが風が出てきたため、少し写真を撮って、少し戻ってお昼ご飯の場所を確保。支笏湖を眺めながらのカレーメシはもう最高!食後再び撮影会となり、一体今日は何枚撮ったのでしょうか。後で見て似た写真が多いなあ、というのが実感です。
名残惜しくも下山開始。途中雪に温風穴?らしき穴が多数あり、非常に危険。ご注意くださいね。更に、急崖では雪が緩いためアイゼンの効きがイマイチ。とにかく慎重に下りました。久しぶりにしびれましたね〜。
あとは淡々と下って、五合目で再びスノシューに交換。再び淡々と進んで無事下山となりました。
いやあ、仕事でイライラしていたこともあり、7周連続8山登山。ちょっとお疲れモードです。明日はゆっくり休もう!
あと一ヶ月もすれば春山が始まりますね。冬山、あっという間で終わりです。まだまだ冬山やりたいぞ。さてさて、次回は何処に〜!
コメント
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yo-shaさん、再び、こんばんは。
積極的ですね・・・
今日は秋田市も晴れました。
いいチャンスでしたが・・・起きたら9時過ぎていました。
来週は土日、仕事です。
なかなか時間がありません。(気力もありません)
支笏湖の外輪の中でも恵庭岳は圧倒的な迫力ですね・・・
良い感じのお山ですね。
支笏湖は何度も行っていますが・・・
なかなか登山のチャンスはありません。
750RSさん、何度もありがとうございます。。。連チャンで上げる方が悪いですね(_ _)
自分でも思いますが、ちょっと行き過ぎですね。来週は落ち着くと思っています(ホント?)
土日でお仕事ですか...仕事が少ないこともありますが(涙)、社内で働き方改革が進みだし、土日に出社しにくい雰囲気もあります。いいことなのでしょうが、なんか仕事に対するやりがいが希薄になってきている感があります
恵庭岳も登られますが、風不死からの景色の方が好きですね。その中でも恵庭岳の存在感には圧倒されます。順光になることもあり、いつも写真撮りまくりになります
札幌から千歳にかけては気軽に登ることができるお山がたくさんあるので、いらっしゃる際は是非連絡ください!
yo-shaさん、こんばんは〜!
天気が良く、鏡面のように周りの山々映す支笏湖が素敵ですね♪ 北尾根コースは初冬に登ったことがありますが、厳寒期のこの時期はアイゼン・ピッケルが必須ですか? シューでは厳しいかな。
ゲイター…よりも足の傷、大丈夫でしたか? 滑っていてアイゼンひっかかると危険ですよね、捻挫の心配も。 といいつつ、横着な私もシュー履いたまま滑ってます…。お互い、気をつけましょう
んでもって、滑りに景色に素敵な冬山をもう少し楽しみましょう
jei-boyさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
天気はまずまずでした。風も微風で、とても心地よく登れました。
雪質が軟らかいため、6合目くらいから上はスノシューてば多分苦労しそうです。また9合目からは確実にアイゼン、ピッケルですね。なかなかスリリングでした。
足のご心配、ありがとうございます。ゲイターが破れたのがショックで、やった時はあまり痛くなく、お風呂場で気が付きました。ズボンも貫通で、これまた(T_T)。修理しないとなぁ。お互い気をつけましょう!
昨日の丸駒温泉での露天長風呂が悪かったのか、本日午後から熱っぽいです。布団の中からスマホで返信しているので、誤字、脱字、ご了承ください。う〜〜〜、辛いなぁ(´;ω;`)。
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