北横岳・三ッ岳・縞枯茶臼〜今冬八ヶ岳全山コンプリート
- GPS
- 05:13
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 674m
- 下り
- 683m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:10
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープウェイ:往復1,900円JAF、モンベル、ホームページチケット等で200円の割引あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
超有名なコースですので要点のみ。 積雪は豊富です、三ッ岳のコース以外トレースは完璧でラッセルは有りませんでした。 足下は、アイゼン・スノーシュー・ワカン・チェーンスパイク・つぼ足など様々でしたが、この日はアイゼンが最適と思われました。 ピッケルは必要有りませんがストックは有った方が良いと思います。 【三ッ岳〜雨池峠】 坪庭ー北横岳のメインルートから分かれ三ッ岳のコースに入ると一気に人がいなくなりトレースも薄くなります(この日は薄いトレース有り、分岐には難コースとの標識有り) 分岐から樹林帯を三ッ岳の岩峰目指して進みます、この日は快晴で視界はバッチリ薄いトレースも有りましたのでルーファイは容易でしたがトレースが無く視界が悪い場合は難コースになると思います。 三ッ岳は最初の第3峰だけちょっとした岩場です、夏道の鎖も有りますが特に悪場で無く簡単に上れます。 3峰の後2峰1峰と有りますが、途中のルートは視界が無いと難しいルーファイになると思います。 第1峰から雨池山との鞍部に向かって一気に下ります、ここは樹林帯に伐採が有りますのでルーファイは容易です。雨池山は樹林帯のだらだらした登り、ここもルーファイは容易です。 雨池山から雨池峠までは急な樹林帯の下り、降り立った雨池峠はロープウエイからの人が沢山います。 |
その他周辺情報 | 中央道ICに向かう途中の尖石温泉縄文の湯に入りました。茅野市民は400円その他は600円です。 内湯と露天風呂、サウナ有り。休憩室で簡単な食事も出来ます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
この冬の八ヶ岳第7弾、いよいよ冬期八ヶ岳全山コンプリートです(笑)
全山と言っても双子山と大岳が抜けているのが非常に残念ですが、この2山は猛ラッセルになる可能性が強く、泣く泣く断念しました(大げさ)
12月から3ヶ月かけて7回に分けて全山登頂ですから我ながら何とも緩い計画だったかと・・・。
さて最後まで残った北横岳周辺、このエリアは私が最も足を踏み入れていないエリアです。最後に行ったのは7、8年前の冬、そのときは天気が悪くあまり良い印象が有りませんでした。ただ、皆さんのレコを見ていると晴れた日の雪景色は素晴らしく、特に雪を被った樹林帯のモフモフ感が半端ない様子。行くなら天気の良い時だ!と思っていました。
南から順に登ってきたので本来はこちらが先で最後は蓼科山の予定でしたが、土曜日の天気予報が悪かったので蓼科山を先にして好天が期待できる今日にこちらを持って来ました。
この判断が大正解、一日中快晴、まさに八ヶ岳ブルーに染まる一日でした。
朝一番のロープウェイで坪庭へ、標高は一気に2200mまで上がってしまう為、山頂までの標高差残りは200m程と楽勝コースです。
駅舎から一歩出るとそこは冬山、天気は最高で全てが輝いていました。
早速準備をして出発、まずは北横岳を目指します。
登山者は多く大変な状態でしたがさっさと支度して出発、途中で数人抜かすと後は静かな冬山が広がっていました。
期待したモフモフの樹林帯を楽しみながら歩くとすぐに北横岳ヒュッテ、なかなか良い雰囲気です。先を急ぎ北横岳南峰へ、樹林帯を抜け出た山頂は広大な展望が広がっていました。続いて標高の少し高い北峰へ、昨日悪天候の中苦労した蓼科山が今日は真っ白い姿を表しています。すぐそこに見えて簡単に行けそうですが、この先はノートレース地帯、入って行くにはそれなりの準備と体力・技術が必要でしょう。
スタートが早かったため山頂は独り占め、思う存分展望を楽しみ写真を撮って後続者が登って来る頃に山頂を後にしました。
北横岳ヒュッテまで戻ってくると小屋の前は大変な事になっていました。辺り一面人人人、人気の山域とは聞いていましたがこれ程とは・・・。ちょっとビックリしました。とりあえず行動食を食べ先に進みます。
次の目的地は三ッ岳、今回のコースで唯一トレースが無い可能性が有り、先を急いでいた理由はここの通過に時間が掛かると思っていたからでした。
坪庭方面と別れ三ッ岳方面のルートに入ると一気に人が居なくなり、積雪もグッと増えました、幸い今日は快晴で目的の三ッ岳の岩峰は最初から見えていて、薄いトレースも有ったためルーファイは楽々、ラッセルも殆ど無くちょっと拍子抜けするようでした。
その名の通り三ッ岳の3つの岩峰を巡り雨池峠まで途中1名とすれ違っただけで静かな雪山を満喫しました。2峰の直下にはイグルーが作って有って、こんな所に泊まればどんなに楽しかっただろうと羨ましく中を拝見しました。
雨池峠からは登山者がグッと増え賑やかな道、ツアーの団体や若いカップル、熟年のご夫婦、私と同じような単独行、等々色々な人が登って居ました。みんな一様にニコニコしていて今日の快晴の山を楽しんでいる様子がうかがえました。
縞枯山に登り最後の茶臼山へ、ここまで足を伸ばす人は少ない様で、茶臼山も独り占めでした。茶臼山山頂は展望が無いものの少し先に大展望が開けた場所が有りここで大休止。
南・北・中央アルプス、乗鞍岳に御嶽山、八ヶ岳の山々も全て眺められました。
12月の権現岳に始まりこの茶臼山まで7回に分けて登って来た冬の八ヶ岳全山コンプリートもついに達成できました。まあ大した記録ではありませんがテーマを持って取り組みやり遂げられましたので自己満足ではありますが大いに満足しました。
まだまだ冬山は続きます、次は何処に行きましょうか?
yamayaさん、こんにちは。
明日は冬に後戻りするみたいですが、今日は春の到来を思わせる温かな陽気ですね
12月から南の権現岳に始まり、1月は厳冬期の赤岳、2月は北八ヶ岳を歩かれ、蓼科山でコンプリートかと思いきや霧ヶ峰のスノーシューに北横岳・縞枯・茶臼山周回と最後までレコを楽しませていただきました。
2月の下旬に入りましたが山はまだまだ雪山・冬山を楽しめる期間は続くので、yamayaさんのレコを待ってますよ〜
yamayaさん、冬期八ヶ岳全山コンプリートお疲れさまでした<(_ _)>
opiroさん、こんばんは。
早速のコメントありがとうございます。
見事大記録を達成しました
なぁ〜んて言えると良いのですが、全山縦走したわけで無く、いつもの様に冬の八ヶ岳に行っただけですので・・・
でも、一冬で八ヶ岳の主立ったピークに全部登ったのは私は始めてだと思います。
まあ八ヶ岳は近いし、冬でも比較的天気が良いので、「困ったときの八ヶ岳頼み」はこれからも続きそうです
これでちょっと一区切り付いてしまったので、実は次にどこに行こうか悩んでいます。
まだ3月なのでアルプスは敷居が高いし・・・・。
でもあれこれ計画を考えている時も楽しい時間ですよね
登山暦が凄いですね。私が生まれる前から登ってらっしゃるとは。
八ヶ岳全山制覇の響き、甘美に聞こえます。
私はまだ登山初めて3年ほどなのですが、冬の南八ヶ岳もいつか入ってみたいです。
kukaminnさん、こんにちは。
全山制覇なんておこがましい、1回の山行で全山縦走すれば立派な記録ですが、私は7回分割ですから
山は中学生の頃奥多摩の山歩きから始め、高校の部活で本格的に初めて今まで細々と続けています、最近はハイキングが多くなってしまいましたが、歳を重ねてもいつまでも楽しめるところが良いですよね。kukaminnさんも是非末永く山を楽しんでください。
冬の南八ヶ岳も天気さえしっかり確認して行けば、それほど難しくは有りません、お仲間の方と是非チャレンジしてみてください。
コメントありがとうございました。
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