4時30に登山口を出発。
茅葺屋根の保存住宅を左手に入山する。4時30に登山口を出発。
茅葺屋根の保存住宅を左手に入山する。
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すぐに鳥居があらわれる。この道は雲取山への登山道であると同時に三峰神社の奥の宮への参拝路でもあるのだ。すぐに鳥居があらわれる。この道は雲取山への登山道であると同時に三峰神社の奥の宮への参拝路でもあるのだ。
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「二股桧」という場所に出る。
なにが二股なのかよくわからない…。「二股桧」という場所に出る。
なにが二股なのかよくわからない…。
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1時間強ほどで炭焼平に到着する。炭焼平とは文字通りかつて炭焼きが行われていた場所で炭窯の遺構も残っている。1時間強ほどで炭焼平に到着する。炭焼平とは文字通りかつて炭焼きが行われていた場所で炭窯の遺構も残っている。
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炭焼平を過ぎると林相が変化し明るい樹林帯になった。
勾配も穏やかで静かで平和な山歩きが楽しめる。炭焼平を過ぎると林相が変化し明るい樹林帯になった。
勾配も穏やかで静かで平和な山歩きが楽しめる。
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道は少しずつ傾斜を増し地蔵峠に至る。
その名のとおりお地蔵様が一体佇んでいた。道は少しずつ傾斜を増し地蔵峠に至る。
その名のとおりお地蔵様が一体佇んでいた。
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地蔵峠を過ぎると馬酔木の林の中を抜け進んでいく。
なだらかな尾根筋の道は幅も広く歩きやすい。地蔵峠を過ぎると馬酔木の林の中を抜け進んでいく。
なだらかな尾根筋の道は幅も広く歩きやすい。
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唐突にトイレが現れる。
霧藻ヶ峰休憩所かな?と思ったらトイレだけだった。
このあたり、景色も開放的だが、トイレも開放的なトイレだ。唐突にトイレが現れる。
霧藻ヶ峰休憩所かな?と思ったらトイレだけだった。
このあたり、景色も開放的だが、トイレも開放的なトイレだ。
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秩父宮様のレリーフの下を通りぬけると…秩父宮様のレリーフの下を通りぬけると…
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霧藻ヶ峰休憩所に到着。
時間が早いからか小屋には誰もいなかったが飲み物の無人販売をしていた。霧藻ヶ峰休憩所に到着。
時間が早いからか小屋には誰もいなかったが飲み物の無人販売をしていた。
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藻霧ヶ峰からの展望は東側に限られるが、なかなかの好展望。藻霧ヶ峰からの展望は東側に限られるが、なかなかの好展望。
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藻霧ヶ峰を過ぎると、道はいったん下りに転じる。藻霧ヶ峰を過ぎると、道はいったん下りに転じる。
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藻霧ヶ峰と白岩山の間の最低鞍部、お清平に到着。
ここは太陽寺・大日向への分岐点ともなり標柱が設置されている。ベンチや三峰雲取自然研究路案内図も設置されている。藻霧ヶ峰と白岩山の間の最低鞍部、お清平に到着。
ここは太陽寺・大日向への分岐点ともなり標柱が設置されている。ベンチや三峰雲取自然研究路案内図も設置されている。
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お清平から先には見上げるような斜面が待っていた。
藻霧ヶ峰の山頂に「ここから先は本格的な登山道」みたいな事が書かれていたが、いよいよその「本格的」が本領を発揮してくるらしい。お清平から先には見上げるような斜面が待っていた。
藻霧ヶ峰の山頂に「ここから先は本格的な登山道」みたいな事が書かれていたが、いよいよその「本格的」が本領を発揮してくるらしい。
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お清平から白岩山への登りは登るほどに斜度を増していく。お清平から白岩山への登りは登るほどに斜度を増していく。
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このしんどい急坂の頂上付近には鎖場もあったりする。
もっとも鎖が無くても通行に支障はない程度ではある。
高度感もないので、それほど心配するような場所でもない。このしんどい急坂の頂上付近には鎖場もあったりする。
もっとも鎖が無くても通行に支障はない程度ではある。
高度感もないので、それほど心配するような場所でもない。
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この急傾斜を登り詰めると「前白岩の肩」に着く。
白岩の「前」のさらに「肩」である。本命はまだまだ先だよ、と暗に宣告されている(笑この急傾斜を登り詰めると「前白岩の肩」に着く。
白岩の「前」のさらに「肩」である。本命はまだまだ先だよ、と暗に宣告されている(笑
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そしてこのあたりがコースの中間点でもある。
登山口から5.5キロ歩いてきたが、山頂までもまだ5.2キロある。そしてこのあたりがコースの中間点でもある。
登山口から5.5キロ歩いてきたが、山頂までもまだ5.2キロある。
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前白岩の肩を過ぎると先ほどまでの急傾斜は影をひそめ
樹林帯の稜線上をゆったりと登る道に変化する。
続いて前白岩山に到着。前白岩の肩を過ぎると先ほどまでの急傾斜は影をひそめ
樹林帯の稜線上をゆったりと登る道に変化する。
続いて前白岩山に到着。
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前白岩山からゆったりと高度を下げていくと白岩小屋に着く。
昔は営業小屋だったらしいが、現在は無人の避難小屋となっているようだ。前白岩山からゆったりと高度を下げていくと白岩小屋に着く。
昔は営業小屋だったらしいが、現在は無人の避難小屋となっているようだ。
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白岩山山頂手前はそこそこ斜度がきつく、気温が上がってきたこととあいまって、たっぷり汗を絞られた。白岩山山頂手前はそこそこ斜度がきつく、気温が上がってきたこととあいまって、たっぷり汗を絞られた。
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坂を登りきったところにベンチと椅子が設置してあった。
霧藻ヶ峰出発以来、到着を心待ちにしていた白岩山山頂であった。坂を登りきったところにベンチと椅子が設置してあった。
霧藻ヶ峰出発以来、到着を心待ちにしていた白岩山山頂であった。
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白岩山から道は再び下りに転じる。
雲取山との鞍部、大ダワまで標高差にして200mほど下ることになる。白岩山から道は再び下りに転じる。
雲取山との鞍部、大ダワまで標高差にして200mほど下ることになる。
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いったいどんな場所なのかと恐る恐る踏み込んだが、ご覧のように桟橋がかけられていたりと整備が行き届きそこまで危険な場所とは思えない。注意書きをよくよく読んでみると残雪期・凍結時に事故が多発しているようだ。いったいどんな場所なのかと恐る恐る踏み込んだが、ご覧のように桟橋がかけられていたりと整備が行き届きそこまで危険な場所とは思えない。注意書きをよくよく読んでみると残雪期・凍結時に事故が多発しているようだ。
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小一時間ほどで大ダワに到着。
大ダワからは日原林道へ抜ける道があることになっているが廃道になったようだ。
雲取山へ向かう道も2つに分岐しているがどちらを通っても雲取山荘手前で合流するので好きなほうを歩けばよいらしい。小一時間ほどで大ダワに到着。
大ダワからは日原林道へ抜ける道があることになっているが廃道になったようだ。
雲取山へ向かう道も2つに分岐しているがどちらを通っても雲取山荘手前で合流するので好きなほうを歩けばよいらしい。
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地道に高度を稼いでいくとやがて右手上方の丘の上に建物が見えてくる。雲取山荘にしては手前じゃないか?と思ったら別の建物のようだ。道はその建物へは向かわず、ひたすら山頂方向を目指して進んでいく。地道に高度を稼いでいくとやがて右手上方の丘の上に建物が見えてくる。雲取山荘にしては手前じゃないか?と思ったら別の建物のようだ。道はその建物へは向かわず、ひたすら山頂方向を目指して進んでいく。
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そこからしばらく行って男坂からの道と合流すると雲取山荘着。
昨夜泊まった人を吐き出し、山荘は一時の静寂の時間のようだ。そこからしばらく行って男坂からの道と合流すると雲取山荘着。
昨夜泊まった人を吐き出し、山荘は一時の静寂の時間のようだ。
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山頂に向け最後の登りに挑む。
標高2000m近いのに巨木に囲まれた登山道は見通しがきかないが、それでも木々の隙間にのぞく青空がピークが近いことを教えてくれる。山頂に向け最後の登りに挑む。
標高2000m近いのに巨木に囲まれた登山道は見通しがきかないが、それでも木々の隙間にのぞく青空がピークが近いことを教えてくれる。
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体が…自分の体が重い!
目の前の景色が明るくなってきた。
あそこが山頂であってくれ! 祈るような気持ちで一歩を踏み出す。体が…自分の体が重い!
目の前の景色が明るくなってきた。
あそこが山頂であってくれ! 祈るような気持ちで一歩を踏み出す。
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明るい広場へ出た。
祈りは通じたらしく、そこは間違いなく雲取山山頂だった。
富士山は見えるとテンションが上がる山だ。明るい広場へ出た。
祈りは通じたらしく、そこは間違いなく雲取山山頂だった。
富士山は見えるとテンションが上がる山だ。
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周りの人の会話からすると、今日は春先にしては遠くの山々がすっきり見えているようだ。
昨日の大雨のせいで空気がきれいなのかもしれない。周りの人の会話からすると、今日は春先にしては遠くの山々がすっきり見えているようだ。
昨日の大雨のせいで空気がきれいなのかもしれない。
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がんばって歩いた甲斐あって、山頂からは富士山や南アルプスの山々を望むことができた。がんばって歩いた甲斐あって、山頂からは富士山や南アルプスの山々を望むことができた。
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あんまり気持ちの良い天気だから根が生えそうだが帰りの行程も長い。気持ちを奮い立たせて休憩を打ち切り、下山の途に就く。あんまり気持ちの良い天気だから根が生えそうだが帰りの行程も長い。気持ちを奮い立たせて休憩を打ち切り、下山の途に就く。
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帰路ではまず最初に先ほどパスした富田翁レリーフを見に行く。帰路ではまず最初に先ほどパスした富田翁レリーフを見に行く。
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下りは男坂を下ることにした。
分岐を左手に進む。下りは男坂を下ることにした。
分岐を左手に進む。
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そういえば、今朝見た雲取山荘ではない方の建物はなんだったのだろう?
そう思いながら歩いていくと半ば朽ちかけた廃墟があった。
雲取ヒュッテの残骸だった。そういえば、今朝見た雲取山荘ではない方の建物はなんだったのだろう?
そう思いながら歩いていくと半ば朽ちかけた廃墟があった。
雲取ヒュッテの残骸だった。
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下から見たときはまともな建物に見えたのだがそれは壁の一部だけだった。人が手入れをしないと建物はこうやって朽ちていくものなのだなぁ。下から見たときはまともな建物に見えたのだがそれは壁の一部だけだった。人が手入れをしないと建物はこうやって朽ちていくものなのだなぁ。
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下山ではあるがけっこうな頻度で登り返しがある。
重力に身を任せて下れるわけではないので体がキツイ。下山ではあるがけっこうな頻度で登り返しがある。
重力に身を任せて下れるわけではないので体がキツイ。
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前白岩山あたりから本日のゴールである三峰神社が見え始める。
遠い…。一応、あと5キロなんだが5キロってあんなに遠いのか?前白岩山あたりから本日のゴールである三峰神社が見え始める。
遠い…。一応、あと5キロなんだが5キロってあんなに遠いのか?
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やっとこさ藻霧ヶ峰まで戻ってきた。
ここまでくればあとは下るだけ。やっとこさ藻霧ヶ峰まで戻ってきた。
ここまでくればあとは下るだけ。
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登山口に少しだけ残っていた石楠花の花が、我々のゴールを祝福してくれた。登山口に少しだけ残っていた石楠花の花が、我々のゴールを祝福してくれた。
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