尊仏ノ土平あたりで寝る


- GPS
- 25:07
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,636m
- 下り
- 1,778m
コースタイム
【10月9日】7:00尊仏土ノ平-小丸北尾根-稜線-鍋割山-後沢乗越-寄大橋-寄バス停
天候 | 8日:くもり時々はれ 9日:くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは寄バス停と寄大橋のゲート先にある管理棟にあります。 ・寄沢沿いの登山道は、流れが変わって橋も流出していますので始めて通る人にはわかりにくいかもしれません。 ・雨山へ向かう尾根、鍋割古道、鍋割北尾根、小丸北尾根、後沢左岸尾根はバリエーションルートです。これ以外のところは一般登山道で、危険箇所はありません。 |
写真
感想
三連休なのでゆるりと山で寝ようと思い立ち広々とした尊仏ノ土平あたりでゴロ寝することにしました。
久しぶりに寄へ。バス停のベンチが補修されていた以外、特に変わっていないかな。日のあるうちに目的地へ着けばいいのでこの日は遅い出発です。
寄沢は流れが変わっちゃってますね。橋も流されてます。でも西丹沢ほどひどくないかも。
清兵衛ノ沢の向かい側にある小さな沢の左岸を登ります。踏み跡が結構ついています。これをたどりながら山稜に向かいますが長い。今日は荷物も多いし。ここでかなり疲れました。
雨山の近くに着いたら雨山峠に向かいます。雨山峠からは、素直に鍋割山方面に向わず寄のほうへ下ります。しばらく下っていくと以前に登ったことのある尾根に出ます。この尾根の左側にある沢をたどってみます。10分くらい歩いたところで倒木だらけになって進めなくなりますので右側の尾根に取り付きます。急な尾根を登りヤセ尾根を通りまた急登。ようやく登山道に合流します。ここからは登山道を通り鍋割峠まで。
鍋割峠からは古道を通って鍋割北尾根に出ます。古道は元々荒れ気味なので台風の影響はわかりませんでした。tetuJA11さんのロープを使って通過します。一旦谷に降り立つのですが、足元がゆるくてズルっとすべり緊張します。1mくらいガラガラっとずり落ちました。
鍋割北尾根は明日の行動を考えて、東よりの尾根を下ります。するとキャンプに最適な平坦なことろが。ここで寝ることにします。この場所は、尊仏ノ土平とは言わないのかもしれませんが、良しとします。
かんたんな晩飯を食べて、アルコール飲んで寝転がります。空は曇っていてちょっと怪しい天気ですが横になって、ぼんやりと空を見上げます。
1時ごろでしょうか。頬に冷たさを感じて目が覚めました。小雨です。どうせすぐに止むだろうと思いシュラフカバーの紐を締め、もぐりこみます。
3時ごろだったとおもいますが気がついたら、星空になっていました。さすがに都会よりもずっと多くの星が見えます。オリオン座が頭上にありました。
朝は5時過ぎに起きて片付けや朝食をとります。しかしライターがつかない。夕べも調子が悪くいやな予感はしていたのですが全くつかなくなりました。しかたなく水でアルファ米をつくりました。冷たくて硬い。あったかいものが食べたい。そうだ、鍋焼うどんをたべに行こう!
かくして鍋割山へ行くことにしました。小丸の北側に延びる尾根を登ります。ここも意外と踏み跡があります。杉や檜が多いですが上部になると自然林にかわり良い雰囲気の尾根になってきます。
稜線に出て鍋割山方面へ向います。この時間(8時台)でも何人かの人に会いました。さすがメジャールート。昨日は一人も会わなかったのに。
鍋割山に着いてすぐに鍋焼うどんを注文します。\980。10分くらいでできあがり。手馴れた感じです。外にでていただきます。期待していたあつあつの食べ物。体が温まります。
もう歩きつかれたので早く温泉にでもつかりたくなってきました。手っ取り早いのは、後沢の右岸尾根か左岸尾根。右岸は人工林のなかをひたすらジグザグおりるつまらない道なので左岸の尾根を下ることに。それにしても鍋割山は人気があります。何回こんにちはと言ったかわかりません。
後沢左岸は比較的安全なバリエーションルートです。出だしのロープが張られたところだけ嫌な感じです。何が嫌かというと右側の有刺鉄線。ロープは地面を這うように張られているので下りでは使えません。
後半は沢沿いになります。ここの沢は荒れていません。よく整備もされていて歩きやすくなっています。
林道に出たらあとは寄バス停に向って歩くのみ。
バス停付近にはたくさんの車が止まっていました。何かイベントがあったのでしょうか。
バス停の運転手さんとちょっとお話をしました。それによると、
1.西丹沢は道が狭いので運転手さんたちにはきらわれているらしい。
2.西丹沢の最終便は真っ暗になるのでこわい。
3.神縄のあたりに幽霊がでるらしい。
これ以外にもいろいろ話をしてもらったのですが、そうとう怖がりな運転手さんでした。
いいですねー♪
玄倉林道は来月から通れるらしいのであの辺りも結構人が入るでしょうね( ̄。 ̄;)
僕は重い荷物苦手なのでもっぱら登山道入口でオートキャンプです(^。^;)
tetuJA11さん、こんばんわ
玄倉林道は来月から通れるんですか。車が入ってくるってことですね。ガラリと様変わりしそうですね。喜ぶべきか、悲しむべきか・・・ あの静けさがなくなってしまうと思うと複雑な心境です。
尊仏の土平でテント泊。
楽しそうです。
20年近くも山の中で寝ていないので、一度ビバークをしてみたいです。
でも、これからは寒くて辛いでしょう。来年かな?
yanajinnさん、こんばんわ、おひさしぶりです
テントは重いのでもって行きませんでした。
寝袋ダイレクトです。
山で夜を過ごし朝を迎えるのは、なんとも気持ちよいものです。でも確かにこれからは寒いですね。今回は夏用の寝袋にシュラフカバーでしたがギリギリって感じでした。
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