丹沢主稜縦走(塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 上り
- 2,378m
- 下り
- 2,119m
コースタイム
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
最終バス18:58 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉〜塔ノ岳 :特になし。 丹沢山〜蛭ヶ岳:ぬかるみ多し。 蛭ヶ岳〜臼ヶ岳:鎖場あり。 臼ヶ岳〜檜洞丸:特になし。 檜洞丸〜西丹沢ビジターセンター:ゴーラ沢出合で小さいながら1箇所渡渉あり。 |
その他周辺情報 | 「秦野温泉さざんか」 小田急線東海大学前駅下車。そこから徒歩5,6分。 最終入場22:30、営業終了23:00 URL http://onsen-sazanka.com |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
ヘッドランプ
予備電池
ストック
登山靴
靴下
長ズボン
Tシャツ
カッターシャツ
フリース
レインスーツ上下
グローブ
タオル
ロールペーパー
ツェルト
地図
コンパス
スマホ
スマホバッテリ
計画書
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感想
悪くない天気予報にほだされて、性懲りもなく丹沢へ出かけた。そして今日も一睡も出来なかった。
大倉でバスを降りると山の上の方はガスがかかっていた。今日は展望は諦めた方が良さそうだ。大倉を出発してバカ尾根を馬鹿みたいに登っていく。さすが日曜日、人は多かった。どんどん追い抜いていく。塔ノ岳ピークは冷たい風が強く吹いていて、寒かった。木には霧氷が貼り付いていた。他の登山者もみなさん寒そうにしていた。この天候と長い行程が面倒臭くなり、ここで引き返しちまおうかと本気で考えた。でも少し休むと、気力が満ちてきたので、行くことにした。これまで春山はあまり来たことがないので、霧氷を見るのは初めてだ。寒いが写真はしっかり撮っておこう。丹沢山に向かう途中で霧氷が風に剥がされ、たくさん飛んできた。フードをかぶっていないと、パシパシと顔に当たって痛かった。丹沢山で休憩したあと、レインスーツのズボンを履いて、跳ねる泥の対策とした。蛭ヶ岳までの稜線では風が好き放題吹いていた。蛭ヶ岳のピークは雲の中。宮ヶ瀬湖を眼下に望むと晴れていて暖かそうなのがうらめしい。蛭ヶ岳のピークからは何も見えなかった。他の登山客の方と写真を撮り合って、休憩したら早々に出発することにした。ここからが本番で、檜洞丸までの長くてアップダウンのある稜線を歩く。いったん、一気に標高を下げ臼ヶ岳に向かう。そそり立つ蛭ヶ岳が圧巻だ。所々、転んだらバイバイ、谷底まで真っ逆さまという足場の悪い箇所、鎖場もあり緊張した。これまで良いペースで来ていたが、左足を上げるたびに足の付け根に痛みを感じるようになり、それがだんだん酷くなってきた。臼ヶ岳の登りでは5,6歩進むたびにいちいち止まった。ヤバイ、こんなペースではバスに間に合わない。でも痛くて仕方がないのでペースは上がらない。気を紛らわすため、独り言をベラベラ喋りながら歩いた。途中で追い抜いていった方の歩き方を真似しながら、もうなんとか騙し騙し歩いてやっとの思いで檜洞丸に到着した。私の歩き方はきっとデタラメなのだろう。どこかで見直さないといけない。檜洞丸のピークは雲の中。ブナの巨木の立ち枯れがガスに囲まれている。これにて登りはおしまい、ここから下りが始まるが、これも結構長い。どんどんくだる。今度は右膝裏の筋が痛くなってきた。膝を曲げると鈍痛が。痛いけどくだる。なんとかさっき追い抜いていった方に追いつき、頑張って引き離されないようにした。ゴーラ沢出合に着く頃には辺りは暗くなっていた。ここからはほぼ平坦な道が続く。何とかバスに間に合うかもしれない。ヘッ電を装着して暗い道を照らしながら、しばらく歩いて林道に出た時には真っ暗になっていた。あとは西丹沢ビジターセンターに向かうだけ。バスの出発時刻にはまだ余裕がある。やった、間に合った。展望のないなか、足まで痛めてよく頑張りました。睡眠不足は大敵。集中力が落ちているのを感じました。また、ロングコースをサクサクこなすにはまだまだ経験や知識が足りないようです。
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