宝剣岳・三ノ沢岳へ 体が震える
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 737m
- 下り
- 741m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス・ロープウェイで千畳敷へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 駒ケ根高原 早太郎温泉郷の日帰り天然温泉「露天こぶしの湯」 |
写真
感想
2011年(平成23年)9月23日(金)
宝剣岳・三ノ沢岳へ
「震える 宝剣山頂 三ノ沢より」
中央アルプスの稜線からわずかばかり外れ
孤高とまでは言わないがちょっと外れた位置にある三ノ沢岳
稜線から見ると独立している三角形が美しい。
千畳敷から極楽平へ登ると目の前に三ノ沢岳が現われる。
手に取るような位置にあるのだがこれが結構時間がかかる。
9月の後半青空が広がり
凛とした空気が身を引き締める。
中央アルプスの南にのびる広大な山稜も素晴らしい。
一端宝剣岳方面へ少し登りそこから分岐を三ノ沢岳に向かう。
目の前には宝剣岳、最高峰の木曽駒ヶ岳も眼にすることができる。
そして木曽谷を挟み御嶽山が雲に浮く姿も美しい。
広大なパノラマを目にしながらほぼ2時間かけて三ノ沢岳へ。
三ノ沢岳からは中央アルプスの稜線と共に
南アルプスが雲に浮かびその長い山並みが伸びるのが分かる。
三ノ沢岳を後にして同じほどの時間をかけ稜線に戻る。
ずっと目の前には宝剣岳が我々を待っていた。
早く登りなよと言わんばかりに尖がった三角形が合図を送る。
宝剣岳に手をかけると岩がさあ来いと待ち受ける。
大きな岩が積み重なり、急峻な岩登りが始まる。
ガスがかかり始めちょっと幻想的な雰囲気も作る。
不気味な岩肌に鎖が何本かあり、
鎖を頼りに大きな岩の登りを一つ一つクリアーしていく
真っ逆さまに切れる眼下には千畳敷のロープウェイ駅が見える。
山頂に何とか着き、一番高いところへと思う。
四角形の岩が山頂に突き刺さるようにある。
ちょうど乗れそうで少しがんばってよじ登ろうとしたが、
少しその岩に腰掛けるのが私には精一杯だった。
腰かけてみるは良いが下りる下りられない。
身体が震えてしまったのだ。
大した高さではないのだが恐怖感が勝ってしまったのだと思う。
何とか下りて安堵する。
この上に立つ人も見られたがすごい度胸だと感心する。
グッと高くなり足場が限られると動けなくなってしまう自分を感じる。
今日の三ノ沢からの絶景
宝剣岳での身体が震える恐怖
インパクトのある二座に登ることができたことへ感謝だ。
ふるちゃん
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